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010 BUILDING
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OVERVIEW
福岡市博多区住吉に開業した、世界トップレベルのクリエイターと共に食、アート、エンターテイメント、建築が交差するカルチャー発信型複合施設「010 BUILDING」。地上3階建てのこの空間では、世界的シェフやバーテンダーが集い、イマーシブシアターなど体験型コンテンツも備え、福岡の街に新たな“体験の場”を創出しています。建築/飲食/アート/エンタメを横断しながら、都市のにぎわいや文化発信を再構築する拠点として展開中です。
photo:©GION
010 BUILDING
DATA
- クライアント
- 自社事業
- 実施年
- 2022
CREDIT
- 企画プロデュース/クリエイティブ監修
- 榎本 二郎 ( Zero-Ten )
- 施工管理/企画制作
- 黒松 祐紀 ( Zero-Ten )
- 運営業務/広報
- 吉冨 達雄 ( Zero-Ten )
アジアに誇る“ナイトエンターテイメント”の発信拠点
010 BUILDINGのある住吉は、天神と博多の中間にあり、街の中心部を流れる那珂川に隣接したリバーフロントエリアです。
川面に映るネオンと中洲の屋台街は福岡の夜の象徴的な光景となっています。
一方で、リバーフロントエリアでは、夜に空いている娯楽・文化施設がないため、インバウンド需要があるにも関わらず、人流や消費が停滞しているという課題がありました。
現在、世界のさまざまな国で、夜間の活動を通じて、地域の魅力や文化を発信し、消費拡大につなげる「ナイトライフエコノミー」への取り組みが行われています。
これまでも、世界中のあらゆるカルチャーや才能を福岡の街にインストールしてきたプロデューサー集団であるZero-Tenならば、福岡の街でナイトライフエコノミーにつながる新たなカルチャーの創造を実現できると考えました。
新しいカルチャーを生む、福岡×世界の感性の融合
010 BUILDINGを作る上で決めていたことは2つ。
1.世界水準の食とエンターテイメントを届けること
2.福岡と世界、異なるフィールドで活躍する人のコラボレーションから新しいカルチャーを生み出すこと
夜の時間を上質に彩るエンターテイメント、食、お酒、そして私たちのポリシーの象徴となる建築。そのすべてにおいて、福岡と世界それぞれのトップによるコラボレーションを実現することができました。
【建築】CLOUDS AO×NKS2×中原拓海氏
トルネードをイメージした螺旋状の外装とエントランスのスカーレットレッドが印象的な010 BUILDING。
デザインアーキテクトを担当したのは、NASA火星住居プロジェクトやNY市9.11メモリアルで知られる建築ユニットCLOUDS AOでした。斬新なデザインと社会課題解決の提案を含んだ彼らの建築は常に世界を驚かせてきました。
まるで一つのアート作品のような視覚的にインパクトのある建築にしたい、リバーフロントから世界水準のカルチャーを発信する010 BUILEDINGのエネルギーを感じてほしい、というZero-Tenの思いを体現するように、建築家・曽野正之氏は010BUILDINGを強いエンタメ性をまとった、見る角度によって姿の変わる建物としてデザインしました。
設計監理とTHEATER 010の内装は福岡のチームが担当。九州でさまざまな建築に携わるNKS2、エースホテル京都や御園座など最先端の商業・文化施設を手がけた中原拓海氏がタッグを組みました。
建物内部のデザインは先進性とオーセンティックの融合を感じられるものになっています。
【THEATER 010】OTBA×Zero-Ten
現実と非現実が融合したような幻想的な体験ができる、没入型エンターテイメント「イマーシブシアター」を導入したTHEATER 010。
目玉となったのは、ニューヨークやロンドンの最上級クラブ「THE BOX」を手がけるOTBAがプロデュースするショー。なんと、日本に初上陸となりました!(アジアでも初)
シルクドゥソレイユやゴットタレントなどでも活躍する、世界トップレベルのパフォーマーたちのショーを間近で見られることに、福岡に住む人のみならず海外から訪れた人たちからも驚きの声が上がりました。
【GohGan】福山剛氏×ガガン・アナンド氏
「Asia’s 50 Best Restaurant」に度々選出されたフレンチレストラン『ラ・メゾン・ドゥ・ラ・ナチュール・ゴウ』のオーナーシェフである福山剛氏と「Asia’s 50 Best Restaurant」で過去4回、1位に輝いたバンコクのインド料理店『ガガン アナンド』のオーナーシェフが初タッグを組んだGohGan。
新感覚のアジアンフレンチが楽しめるレストランとして、食の感度が高い福岡の人々もまだ出会ったことのないさまざまな料理を提供しています。
テラス席では、川辺の雰囲気と博多の夜景を眺めながら食事を楽しむことができます。
【BAR 010】
「WORLD CLASS 2015」でBARTENDER OF THE YEARに選ばれた世界一のバーテンダーである金子道人氏がバーをプロデュース。「BAR 010」オープンのためにシグネチャーカクテル「010」を開発しました。また、ワールドクラスの4名が開発した当店オリジナルカクテルも提供しています。
深夜はDJ BARへと変貌し、アルコールと音楽を楽しむ新しいスタイルのナイトライフを提案する空間となっています。
若者や行政と協力してリバーフロントを盛り上げる
010 BUILDINGでは、それまでの福岡では見ることのできなかったイベントを毎週のように実施してきました。石野卓球氏やオカモトレイジ氏、ヨーロッパの有名DJを招いたDJイベントやポーカー大会、HIP HOPにまつわるイベントなど。
「こういう場所がほしかった」「こういうショーやイベントを福岡でも体験できるんだ」というお客様の声を非常に多くいただきました。
なにより嬉しかったのは、感性豊かな、活気あふれる若者たちとたくさん出会えたことです。なかには、010 BUILDINGで働くようになった人もいました。
自分の住んでいる街に、自分の感性に響くエンターテイメントがあるかどうかは、若者に大きな影響を与えるのではないでしょうか。
010 BUILDINGが、これまでの福岡の街では発揮できなかった才能や感性を表出させることができる場になっているのであれば、Zero-Tenとしてもこんなに嬉しいことはありません。多様な人が活躍できることは福岡の街にとっても大きなアドバンテージになるはずです。
福岡市では、那珂川沿いの須崎公園から清流公園までのエリアにおいて水辺を活かしたまちづくり「リバーフロントNEXT」を推進しています。
010 BUILDINGは、リバーフロントNEXTの理念に賛同した民間開発の第一号に選出されました。
住吉エリアにはキャナルシティ博多など他のカルチャー発信拠点もあります。今後は、エリア全体で刺激を与え合ってカルチャーをアップグレードしていきたいと考えています。
また、福岡にはポテンシャルのあるエリアがたくさんあります。そうしたエリアにも新しいカルチャーをフィットさせて、福岡市全体を盛り上げていきたいです。
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