ヤギパドックのネットをまた張り替えた(2020年7月26日) - 2020.08.01 Sat
ヤギ小屋パドックのネットを張り替えました。
再び。
つい最近張り替えたばかりですよ。
張り替えが完了したのはほんの1~2週間前。
なんてこった。
一応経過を説明しますと、
最初の1年以上はトリカルネット(25mで1万円くらい)を張っていたのですが、強度に難があったので、つい最近防獣ネット(50mで2000円ちょっとだったかな)に張り替えました。
しかしこの防獣ネットがまたヘボくて。
「こんな防獣ネットじゃあ獣は防げないよ!」って言いたくなる代物でした。
数日でヤギに破られた。
で、また新しいネットを購入したわけです。

こちらがその防獣ネット。
緑色で保護色になっているので、見えづらいですが。
あ、ちなみにこの日は長雨の4連休の最終日。
この日は午前中は持ったのですが、組長の仕事。
午後からまた大雨。
大雨の中、決行しました。
合羽を着て、長靴を履いて。
長男が手伝ってくれる予定でしたが、次女の友達が遊びに来ていて一緒に夢中になって遊び始めてしまったので、強力は得られず。
ひたすら一人でやっていきますよ。

外しまして。
この一角を解くだけでも1時間以上かかりました。
縛ってあるのをラジオペンチで解いていきます。

新しく買ってきた強力ネット。
20mで5000円くらいだったかな。
微妙に足りなかったので、あとで5m買い足しました。
こいつは本当に丈夫なので、最初からこれにすればよかったです。
6000円ちょっとで済んだところを、無駄な出費で18,000円くらい使ってしまいました。
お金もだけれども、労力も無駄だったな。
ヤギに何回か脱走されて、果樹や野菜を齧られたな。
うう・・・・。

張り替えました。
大雨の中での作業だったので、写真は少ないです。

作業の邪魔だったので、ヤギは軒下あたりに繋いでおきました。
蔵からこちらを見ているヤギ沼さん。
・・・?
なんか、模様?

このね、雷で半焼した蔵に入っているものだから、それでヤギってあちこちで体や顔や角を擦るものだから、炭で黒くなっています。
うふ。
可愛い♪
ヤギ沼さんはユチャをいじめるけれども、人懐っこい、可愛いヤギです。
さて、写真はないけれども、2区画まで終わりました。
残りは5mを買い足して、後日にやります。
大雨なりに作業できて、かなり進みました。
でも、今思うと大雨でこの作業は良かったのかもしれません。
大雨だと電動工具は使えないし。
大工仕事なんかは屋根の下なんかに限定されるし。
畑も土木作業もドロドロだし。
という中で、この紐をひたすら解いて、またひたすら縛るという作業。
大雨をあまり気にせずにできました。
5月くらいに合羽を新調したのだけれども、やっぱりそういう合羽とか長靴とか、そういうのが揃っていてよかったです。
雨の日にぴったりの作業ができました。
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ヒヨコを育雛箱に移す・1羽が夭逝(2020年7月31日・8月1日) - 2020.08.03 Mon
7月31日。
ヒヨコたちが生まれて丸1~2日経ちました。
同じ日に孵卵を始めても、生まれる時間は1日くらいは前後するものです。
このタイミングで育雛箱に移しました。

ついでにヒヨコに触るちび達。


ほんの数日間しか見られない、ヒヨコらしいヒヨコの姿です。

さて、翌朝の8月1日。
出勤前にヒヨコたちの顔を見ます。
ん?

うーん。

死んじゃってますね。
実はこの子、前夜に育雛箱に移した時も弱々しくて、心配していた子です。
心配だったのでヒーターのすぐ横に置いてあげたのですが、ダメだったようです。
寒い思いをせず、暖かい場所で眠るように死ねたのがせめてもの救いです。

やっぱり、こう、夭逝する子はおなかの綴じ目がうまく行っていないように見えます。
ヒヨコは孵化直前に、最後に黄身をおなかの中にしまって生まれます。
それがうまく行かない場合があるようです。
しかし、綴じ目がうまく行っていないように見えても、ちゃんと育つ子もいますし、一概には言えません。
こういうのはたくさん経験を積まないと見えてこないと思います。
死んでしまったこのことを子どもたちに報告し、撫でてもらってからコンポストに入れました。
生き物を飼うことの意味の半分くらいは、こういうことだと思います。
こう、儚く死んでしまう命に触れると、生きていることの奇跡を感じずにはいられません。
今のところ、残った7羽のヒヨコは元気に育っています。
現在は3羽の大びなと、7羽の中びなと、7羽のヒヨコがいます。
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動物を飼っているといつかは訪れる問題 - 2020.08.04 Tue
今までは書かなければならない作業や出来事のストックが溜まっていて、それを消化するので精一杯でしたが、ひと段落しました。
ストックはそれほどなく、書きたいことが書けます。
こういうことって、むしろ珍しいかも。
あと、梅雨が明けて、再び夕方の農作業ができるようになって、忙しいと言えば忙しいので、まあ、ブログもぼちぼちでやっていきますわ。
7時過ぎまで作業して、シャワーを浴びて、夕食を作る日々です。
さて、さっきの出来事。
いつも通り次女をお迎えに行きながら一緒に帰宅して、ヤギとニワトリと野菜の世話。
次女もツナギに着替えて手伝ってくれます。
しかし!次女が突然泣き出しました。
ニワトリのオスに突かれたようです。
よほど痛くて怖かったようで、そのまま大泣きして土間に入り、家に上がってしまいました。
うーん。
いつかはこういうことが起こるんだろうな。
こういうことってのは、一言では言えないけれども。
①動物の成長(可愛かったヒヨコから、立派な成鶏への成長)
②動物の性成熟(ニワトリのオスの場合は雄たけびと、縄張り争いと、攻撃性)
③ ①・②の結果として、子どもと動物の関係の変化(攻撃された、以前のように仲良く遊べない、怖い)
というようなことです。
でも、これってごく自然のことで、乗り越えるというよりも、受け入れなければなりません。
受け入れた先に、時間がかかってもいいから、子どもと動物の関係が再構築されます。
以前と違う形であれ。
これがどれくらい自然かというと、「どの家庭でも起こっていること」と同じくらい自然です。
それは親子の関係。
親子の関係は、
①子供の成長に戸惑い(喜びと紙一重で)
②子供の性成熟に戸惑い(精通・初潮・性欲など)
③反抗期を通過する中で、親子関係が再構築される(場合によっては何度も)
これ、上記2つの①②③を見比べると、同じ構造であることに気づきます。
だから何も怖がることはありません。
ただ、「そういうもの」として受け入れるだけです。
なーんて、小難しく書いちゃいましたが、結局僕が言いたいのは「次女とニワトリが以前と違う形であれ、再び仲良くなってくれればいいな」ってことです。
時間がかかってもいいからね。
そんなことを父ちゃんは考えているよ。
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蔵再生の準備として、蔵の薪を片付け始める(2020年8月2日) - 2020.08.05 Wed
翌8月2日(日)の話です。
この日は嫁さんの同僚の2家族が遊びに来てくれました。
僕はお昼ご飯を作る担当。
とは言っても、梅雨も明けて、貴重な晴れなので、作業もしました。
農作業と、あとは蔵の再生準備です。
蔵には7年前に作った廃材薪が山積みになっています。
それらは予備として恒久的にストックしておいてもよかったのですが、蔵の再生で邪魔になるだろうと判断しました。
邪魔というか、再生によって蔵が一時的に屋根がなくなるので、雨ざらしになってしまいます。
蔵の中はできるだけ空っぽに近づけたいところです。
という事情がありまして、薪を移動させることにしました。

とは言っても、肝心の薪スペースがこんな状態(汗)
5月くらいにいただいたウッドボイラー用の燃料が満載です。
これらを玄関前の軒下に移していきます。
玄関前の軒下もまた燃料が満載のはずでしたが、梅雨が長引いたおかげでウッドボイラーを毎日のように点火していたので、きれいに消費できました。
こういう燃料の需給バランスって難しいです。

こんな風に長男と動かしまして。
そういうしているうちに、来客がいらっしゃったので、午前中の作業はここまで。

午後から、いよいよ薪を運び始めます。
これがその薪。
薪といっても、古民家再生初期の解体材なので、板材がほとんどです。
どちらかというとウッドボイラーに使った方がいいような代物。
これもまた需給バランスで、ウッドボイラー用燃料が過剰になっていたらこれらは薪ストーブで使うと思います。
無垢材だからどちらで使ってもいいです。
さて、運ぶ前に周辺をきれいにしないと。

あれこれ片付けて、とりあえず薪に近づけるようにしました。
一応縛って置いておいた薪ですが、何せ7年の年月が経っていますし、紙ひもや麻ひもを使ったので、半分くらいは切れています。
2~3時間くらい作業したかな。
思ったように進みませんでした。
アフターの写真はありません(汗)

こちらは午後からの作業を手伝ってくれた伊藤さん。
えーっと、伊那市の移住講座の担当者である伊藤さんです。
伊藤さんの奥さんが嫁さんの元同僚でもあったのです。
伊藤さんとは同い年なので、仲良くさせてもらっています(笑)
この日は一緒に働いてもらって、最後に伊藤さんの希望で薪割り体験をしました。
ごく短時間ですが、薪割りの楽しさを垣間見てもらえたようで良かったです。
また明日の記事で、この日の農作業の部分をお伝えします。
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白菜が壊滅・夏野菜消費メニュー(2020年8月2日) - 2020.08.06 Thu
8月に入ったのと同時で梅雨明け、そしてオンライン文化祭も終わったので、ようやく農作業ができます。
といっても、野菜は長雨で大ダメージ。
メロンは一つも収穫できず、全滅。
キュウリも最盛期のはずが、もう終末期。
トマトは割れて、腐って、そして水っぽい。
ナスも元気がない。
トウモロコシ・オクラ・空心菜・ツルムラサキあたりは長雨とはあまり関係ないかもしれないけれども、どれも失敗気味で遅れている。
枝豆も追加で蒔いた分が長雨で全滅。
という状況です。
元気なのはモロッコインゲン。
余った場所になんとなく蒔いてみたら、ほぼ全部発芽し、絶好調になっちゃいました。

そして、白菜。
3月後半に育苗を開始し、防虫ネットをかけて大事に大事に育ててきたはずです。
最近まで元気でした。
葉先だけカメムシみたいなのに食べられて枯れていましたが。
徐々に巻いていました。
それが、梅雨が終わった瞬間に腐りました。
やっぱり葉先が枯れた状態で巻いていたのがよくなかったのでしょうね。
直射日光に照らされて、あっという間に腐りました。

これとか。

これはひどい。

白菜だったはずの、なにか。

6株くらいあった白菜ですが、収穫できたのはたったこれだけ。
コスパ悪すぎです。
全滅よりはいいですが。
オンラインセミナーでも少ししゃべりましたが、無農薬有機栽培の家庭菜園ってこんなものですよ。
気候に恵まれないと失敗率も高いです。
ただ、多品種少量栽培なので、なんのかんので豊作の野菜が常にあり、トータルとしては野菜の自給率は高いままでいられます。
リスクを分散しているわけです。

これも面倒を見れなかったトウモロコシのヤングコーン。
ヤングコーンというには大きすぎるものもありますが(笑)
さて、こんな夏野菜ですが、冷蔵庫の中にはストックがたくさんあります。
文化祭直前はなかなか料理をする暇もなかったですから。
ということで、頑張って消費しましょう。

最近はまって、よく作っているのがこちら。
鶏もも肉と、夏野菜を適当に刻んでオリーブオイルで炒めます。
夏野菜は今回はモロッコインゲン・キュウリ・ナス・ピーマン・アスパラ・ヤングコーンが入っています。
炒まったら水を入れまして。

ココナッツミルク、ナンプラー・レッドカレーペーストで味付け。
これだけでタイカレーが完成。
日本のカレーと違ってあれこれの手間がかからないし、野菜を選ばないし、隠し味も不要です。
しかも安い。
業務スーパーのレッドカレーペーストは30皿分で500円くらいだったかな。
安いです。
タイカレーというとグリーンカレーが有名ですが、あれは辛すぎるので、レッドカレーくらいの方が日々の食事には向いています。
僕の場合は辛すぎると汗だくになってしまうのと、お腹の調子が悪くなってしまいますから。
今までは「こんなに辛いの、30皿分も消費できないよ」と敬遠していましたが、もっと早く導入すればよかったなと思っています。
それくらいおすすめですよ!
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穀物の自給を考える - 2020.08.07 Fri
キノコと果樹と鶏卵・鶏肉も始めているけれども、まだ実現には至らず。
ニワトリ飼育によって鶏糞の自給が可能になるから、そうするとまた家庭菜園も真の自給に近づきます。
という暮らしの中で、当然ながら次に考えるのは穀物ですよね。
穀物の広い定義でいうと去年、大豆に挑戦したけれども失敗。
一昨年は胡麻を栽培して、そこそこ採れたものの調整の手間を考えるとまるで割に合わず。
本丸はやはり米ということになります。
田んぼなあ。
いつかはやりたいなあ。
という夢はずっと秘めたままで。
実は先日、隣の畑のおじさん(畑友達)から田植え機をいただけるという話がありました。

頂けるという話になった田植え機。
手押しで、2条植えとかいうものだったと思います。
もちろんありがたい話で、嫁さんは乗り気。
ついでにおじさんにいろいろと聞きました。
水田に必要な機械について。
1反くらいの水田を管理するとして。
まず必要なのはトラクター。
そりゃ、1反の規模を手持ちの豆トラ(しかも電動)で耕すのは大変でしょうから。
そしてさっきの田植え機。
それで、収穫にはバインダー?
手押しで収穫しながら、稲を束ねてくれる機械のようです。
で、束ねたのをはざ掛けして干す。
収穫しながら脱穀までやってくれるコンバインというものもありますが、個人で持てるような機械ではなさそう。
はざ掛けが終わったら今度はバーべスターで脱穀。
これで籾の状態までできます。
そのあとは籾を外さなければなりませんが、それはコイン精米で籾摺り機能付きのものがあるから、それで間に合いそう。
ということで、最低限の機械でやろうとしても、
①トラクター②田植え機③バインダー④ハーベスターという4つの機械が必要そう。
もちろん、昔の人はすべてが手作業だったはずですから、そういうことも可能かもしれません。
手か豆トラで耕して、手で植えて、手刈りして、千歯扱か足踏み脱穀機で脱穀。
ただこれは、別に本業を持ちながらの片手間では、やはり難しいと思います。
可能かもしれませんが、天候や、仕事の都合もあって、そういう条件が常に都合よく行くとも限りませんから。
つまりは、片手間の農業ではほとんどの作業を機械に頼らなければならないのです。
そう考えた時に、「やめておこう」と思いました。
それだけの機械を買って維持するのであれば、コスト的にはコメを買った方が安上がりですから。
わが家のコメ消費が1か月で5千円として、1年間で6万円。
上記の道具をそろえて、さらに軽トラも必要でしょうが、6万円だったら軽トラの1年分の維持費で終わってしまいます。
それに家庭菜園は無農薬有機栽培でできても、水田に関しては無農薬というわけにはいきませんでしょうし。
機械を使うということは、化石燃料を使うということです。
そうなったときに、スケールメリット的にはより大規模にやった方がエネルギー当たりの収量が増えます。
穀物の産地はいずれも大規模経営が可能な場所に集中しています。
僕が1反の水田を頑張っても金銭的にも、労力的にも、環境的にも、メリットがないような気がします。
ましてや、前述のように無農薬という優位性すらないわけですから。
そういうわけで、お米は買った方がいいのではないかという結論に至りました。
しかし、自給的な暮らしを目指す僕としては、この話はここでは終わらないのですよ。
次回に続けます。
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陸稲も大変である・飼料米 - 2020.08.08 Sat
ニワトリも飼ったことだし、その飼料米を自給してみたいなと。
大麦の栽培はしているから、麦と陸稲の二毛作が可能ではないかと。
そんなことを考えていたら、ちょうど読んでいた中島正さんの「農家が教える自給農業のはじめ方―自然卵・イネ・ムギ・野菜・果樹・農産加工」にも同じことが書いてありました。
厚手マルチを10年くらい敷きっぱなしにしながら、麦と陸稲を二毛作していく方法です。
で、まあ、間に合う時期でしたので、急いで種籾を注文して6月7日から陸稲の栽培を始めたわけです。
まあでも、陸稲の栽培も当然ながら楽ではありません。

本日撮影の陸稲。
あちこちに書いてあることですが、陸稲というのは雑草に負けてしまいます。
つまり、草取りが大変。
水田というのは、水稲が水を好むという性質に加えて、水田では雑草が生えづらい・限られるというのがメリットとしてあるのでしょうね。
初期の除草さえすれば、水田で雑草に悩まされることは少なそうです。
わが家の場合でいえば、初期の段階で雑草に負けてしまって、欠株が多いです。
まあ、それでもなんとか育ってくれて収穫には至れそうかな。
こういう小規模の実験でいいから繰り返すことによって、自分なりの穀物栽培の在り方を考えていきたいです。
昨日の記事の続きですが、僕なりの現在の結論は、「飼料米を栽培する」というものです。
昨日の記事で書いたように、人間の食糧としての米をそれなりの品質で栽培するのは大変そうです。
化学肥料や農薬を使い、各種の機械を使い、時期や天候に気を揉みながらの栽培になるでしょう。
スケールメリットがない中でそれをするのは大変そうです。
さらに、自分でやるからには「無農薬有機栽培」とか「市販品よりもおいしい」とかいう優位点が無ければ意味がいないですから。
一方、ニワトリの飼料米に限ってしまうと、ありがたいことに彼らは何でも食べますから、粗放的な栽培のコメでも大丈夫そうです。
面倒な調整だってほどほどでよいと思います。
食糧としてのコメは買って、飼料を自給しようというのが我が家の今のところの方針です。
いや、本当、そう考えたくなるくらいニワトリってよく食べるんですよ。
現在小屋で飼っている3羽の大びなと7羽の中びなだけで、20キロの配合飼料が1か月持たない気がします。
単純な穀物消費だけで考えると、4人家族のわが家よりも多くの穀物をニワトリが食べています。
配合飼料は20キロで1000円ちょっとなので、決して高いものではありませんが、それらが遠い外国で作られて輸入されていると考えると、やはり少しでも自給したいところです。
そんな、飼料米の自給を考えていた僕に、もう一つ思いつくことがありました。
次回に続く。
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今日は結婚10周年の記念日です - 2020.08.08 Sat
結婚してから2人の子どもを新たに授かって、古民家再生を始め、思い描いていたものがどんどんと形になっています。
結婚当初には思い描いていなかったことさえ、次々と実現しています。
そんな僕の人生の奇跡を生み出してくれた結婚と、家族に感謝します。
本当、古民家再生は一人でもできますが、一人じゃできないですよ。
どっちやねん?!
というのも、一人でも金銭的にも技術的にも体力的にもできるとしても、一人だったらやる意味がないですから。
家族がいて、「家族のために」という動機が無ければできません。
さらに、そんな家族の理解や協力がなければできません。
そんな鈴木家が誕生した10年前の今日に思いを馳せながらの一日です。

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雑穀の栽培に興味を持つ・どこで栽培するか - 2020.08.09 Sun
昨日書いたように、飼料米を栽培しようと考えている我が家ですが、よく考えたらニワトリの餌ですから、コメでなくてもいいのです。
雑穀なんてどうでしょうか?
ちなみに僕は雑穀には興味がありませんでしたよ。
ほぼ、食べたことがないです(笑)
自給的な暮らし、地球との調和を目指す僕ですが、一方でナチュラル志向・オーガニック志向への違和感?馴染めなさ?があり、雑穀ご飯とか、玄米?マクロビオティック?古代米?みたいなものとは関わらない生活をしています。
素材の味が活きた美味しいごはんであれば、極端に自然志向でなくても心身に健康的であると思っています。
そんな僕ですが、飼料に雑穀っていいんじゃない??
なんて、思ってしまっています。
雑穀の方が陸稲よりも強い?雑草に負けない?みたいです。
そして雑穀では避けて通れない面倒な調整も、飼料であれば適当でいいです。
僕の求める条件
①雑草に負けにくい(何度か除草するとしても)
②収量が多い
③なるべく大粒
④鳥害を受けにくい
⑤栽培時期的に麦との二毛作ができる
⑥ニワトリの飼料のメインにできる
というくらいかな。
興味を持って雑穀栽培を調べると、いろんな雑穀があることがわかります。
【アマランサス】
上伊那でよく栽培されている雑穀。
しかし雑穀の中では最も小粒で、飼料には不向き?
【アワ・キビ・ヒエ】
多分、今の僕ならばぱっと見せられても区別がつかないことでしょう。
これらも多少の違いこそあれ、麦やコメに比べたら小粒です。
【シコクビエ】
1反あたり4石(720リットル)採れることが由来になったという説があるヒエ。
それだけ採れればラッキーですが、ネットであれこれ検索するとどうもそれほど極端に収量が多いわけではなさそう。
あ、ちなみに麦やコメに比べて雑穀は品種改良が進んでいないので、収量そのものでは敵わないと思われます。
誰か詳しい人、教えてください。
【ソバ】
調べて分かったんですが、ソバってすごく栽培期間が短いんですね。
だから雑草に負けず、休耕地に蒔くのにもってこいだとか。
ただし、収量は少ない。
わが家の場合は雑穀→麦→雑穀の二毛作には入り込む隙間がないから、栽培することはなさそうです。
【タカキビ】
今のところの本命。
雑穀の中では一番の大粒。
2~3メートルの高さになり、途中からは雑草に負けない。
あとは、収量次第かな。
とまあ、あれこれ調べたことを書きましたが、何せ雑穀栽培はネット上にも情報が少なくて、いまいちわからないのです。
誰か詳しい人がいたら教えてください。
で、栽培場所ですが、我が家のすぐ北の空き地を借りようかと思っています。
あそこは、我が家が貰う話になって、宙に浮いて、現在は完全に空き地。
時々管理を頼まれている方が、草刈りに来ています。
広さはちょうど一反だったはず。
麦→雑穀の二毛作の良いところは、麦を栽培すると雑草がかなり抑えれるということ。
麦は10~11月くらいに蒔いて、春に急成長し、初夏に収穫を迎えます。
冬に蓄えた力で春に急成長するから、雑草よりも早く伸び、雑草を抑制します。
6月末に麦を収穫するとすれば、雑穀はそれに合わせ育苗した方が切り替えがスムーズかもしれませんね。
いずれにせよ、麦を栽培した場所では雑草がかなり抑えられるのです。
そうすれば雑穀も雑草に負けにくくなるかもしれませんし、そうやって雑草を押さえていけば土地そのものの管理も楽になります。
現在管理していただいている空き地を管理させてもらうわけですから、責任と覚悟が必要ですが、なんとかやってみたいなと思っています。
順調にいけば、今年の秋に麦を蒔くところから、二毛作を始めていきたいです。
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手作業で脱穀することの大変さ - 2020.08.10 Mon
つい最近、生まれて初めて穀物を脱穀するという貴重な機会がありました。
脱穀したのはライ麦と大麦です。

ライ麦についてはまず、ネットで見かけた情報をもとにペット用の櫛でやってみました。

うーん。
確かにきれいに脱穀できるけれども、すごい手間。
3時間くらいやって脱穀できたのは1キロ半くらい。
全く割が合いません。
大麦も同じ方法でやってみました。
うーん。
ダメ。

こんな風に穂ごと外れてしまいます。
ネットで情報を仕入れながら、後日に再挑戦。
ゴム引きの手袋で揉んで脱穀すると良いようです。
ライ麦を揉んでみる。
穂からライ麦がポロポロとこぼれ落ちる。
この状態ですでに、モミが外れている玄麦の状態になっています。
うーん。
ペット用の櫛よりは良いけれども、大変です。
ライ麦は脱穀をすればもう玄麦になりますから、調整はそこから粗い篩でふるって藁屑を捨て、風選するだけ。
適度な風さえ吹いていれば至極簡単です。
続いて、大麦を揉んでみる。
なるほど。
ライ麦と違って籾と麦がくっついたままですが、穂そのものがばらばらになってくれます。
大麦独特の長い毛が邪魔ですが、これもからからに乾いているので、粉々にしてしまいます。
当然ながら、ライ麦よりも脱穀後の異物は多くなります。
ライ麦と同じく、ふるって、風選をして完了。
6時間くらいを使って、ライ麦が2~3キロ、大麦が5~6キロというのが脱穀の成果でした。
割が合わないですね。
脱穀だけでも割が合いませんが、これが半年間の栽培の成果なのでもっと割が合いません。
最近書いたように、20キロ1000円ちょっとの配合飼料がいかに安いかがわかります。
ここ最近書き連ねているように、穀物の自給を考えている僕ですが、栽培はできたとしてもまた脱穀・調整の段階で壁にぶち当たりそうです。
しかし、ここでも大切なのが「あくまで飼料用」という部分です。
調整だって、人間が食べられるようにするためには完ぺきにやらなければなりませんが、ニワトリが食べる分にはほどほどで大丈夫です。
それでも、足踏み脱穀機は欲しいし、唐箕は自作するかな。
大掛かりな機械を持たなくてよい範囲で。
以前に書いたように、機械と化石燃料を使ってやるくらいなら、配合飼料を使った方が環境負荷は少ないと思います。
さて、長々と書いてきた穀物自給の方針をまとめましょう。
①飼料用
②北の空き地を借りる
③雑穀(多分タカキビ)と麦(種類はこれから考える)の二毛作
④手持ちの豆トラで耕すかもしれないけれども、不耕起を基本とする
⑤麦の収穫に合わせて、育苗した雑穀を植え付け
⑥耕耘の豆トラ、除草の刈り払い機と三角ホー、収穫は手刈り、足踏み脱穀機で脱穀し、唐箕で調整
⑦今年の秋から、麦栽培から始めてみる。
なんてことを考えていますが、うまく行きますかね・・・。
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家畜を飼うのを急いではいけません - 2020.08.11 Tue
大喜びで飛び出していく3羽の大びなと、7羽の中びな。
それからは夕方まで、彼らは敷地の思い思いの場所で過ごしています。
茂みの中でのんびりしたり、畑の雑草や虫を啄んだり、広場で虫を追いかけたり。
面白いことに彼らは同期というか、同じタイミングで生まれた同士で連れ立っています。
そうやって集まって、どこかしらに出かけていく様子が可愛いです。
ふと見ると、日陰でヤギが反芻しています。
モリモリ草を食べる姿もいいけれども、やっぱり満ち足りて昼寝しているとか、反芻している姿がいいですね。
穏やかな光景です。
家畜を飼うようになって、このような光景を毎日見られるようになってうれしいです。
「自分が求めていた風景」が本当に実現してきました。
思えば、古民家を買ってから考えると、ここに至るまで7年半がかかっています。
古民家移住で考えても、そこから4年以上かかっています。
我ながら遅いというか、気の長い話ですね。
ざっくり書くと、
2013年1月~2016年3月、移住前の再生
2016年3月、移住
2016年春~夏、敷地の片づけと薪づくり
2016年秋、畑を本格始動
2017年1月、残り5部屋の再生を本格始動
2018年11月、5部屋の再生が大体完了・母家内側がほぼ完成
2018年暮れ、土間の再生
2019年1月~4月、敷地の片づけ
2019年4月29日、ヤギを飼い始める
2019年5月、ヤギ小屋づくり・敷地の片づけを続ける
2019年9月~2020年5月、軒天づくり
2020年3月28日、ヒヨコの第一弾が誕生
という感じです。
ざっくり過ぎてスカスカですが。
何が言いたいかというと、7年半越しというととても遅い感じがしますが、やはりそれだけの時間がかかったことには必然性があったということです。
家畜がいる生活を早くしたいからと言って、急いで飼ってもいいことはなかったと思います。
家畜も古民家も、そして菜園も、手がとてもかかるものですから。
菜園の野菜は手をかけられずに失敗しても自分が反省すればいいですが、家畜の場合それがそのまま動物の苦痛につながってしまいます。
責任の大きさが違います。
そしてなぜこのタイミングで、こんなことを書いているのか。
今、蔵の再生を始めています。
けっこう大変です。
それだけでも大変なうえに、今の僕にはヤギ・ニワトリの世話と、忙しい夏の菜園があります。
蔵の再生は母屋の再生と違って生活に直結するものではないのでいいのですが、それでもダラダラやらずにサクッと片付けてしまいたいものです。
しかし、家畜・菜園の世話に手を取られてそうもいきません。
いや、それほど大げさな話でもないですけれどね、でも家畜の世話というのは地味に手間と時間がかかるものです。
僕は決して賢い人間ではありませんが、家畜を急いで飼わなかった部分に関しては懸命だったなと思います。
これから古民家再生とか、家畜のいる暮らしを考えている方は、参考になさってみてください。
特に、古民家再生を始めるのなら早いうちがいいですよ。
「落ち着いたら」なんて言っていると、人生なんていつまで経っても落ち着きません。
特に家族は。
早くに古民家再生を始めれば、家畜の飼育も早まって、小さな子供たちが家畜と戯れる風景が見られる日も近づきます。
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軒天を作ったことによる弊害? - 2020.08.12 Wed
ここで、軒天を作ったことによる弊害らしきものの報告をします。
まず、軒天のことを書くのは久々なので、何のことかわからない方のために説明してみます。

わが家の屋根はこんな感じでした。
ボロボロの茅葺屋根の上に、さらに木下地を組んで、ガルバリウム鋼板を貼って屋根を作っています。
すると、茅葺屋根とその上の屋根の間に狭くて数センチ、広くて数十センチ、あるいは画像のように茅葺が抜け落ちているところだと数メートル単位で隙間ができます。

そこを塞ぐように板を張ったのが軒天です。
なぜ軒天を張ったのか。
一つには見栄えの問題です。
きれいな茅葺ならばともかく、大部分のボロボロの茅葺は見るに堪えませんから。
もう一つは隙間問題で、主には蜂が巣を作ります。
毎年初夏には蜂の巣を駆除するパトロールが欠かせませんでした。
幸いにも危険なスズメバチが巣を作っているということはなかったですが、それだって長期的に見ればわかりません。
なにせ隙間が多い場所なので、目につかない場所に作られて手遅れとか、あるいは自分が高齢になって駆除できないということもあるかもしれません。
そういう安全面でも軒天を作る必要があったのです。

わが家の屋根を模式図で示すと、ざっくりこんな感じです。

すると、隙間だらけなことの利点として、風が入り放題なのですね。
どの家でも屋根裏に熱気が溜まって、それが徐々に室内に降りてくるというのはありますが、その屋根裏に風が吹き抜けてくれて、多少は熱気を和らげてくれていたようです。

それが、軒天を作ったらこの状態。
隙間がなくなりましたが、風が通り抜けなくなりました。
多分そのせいだとは思いますが、室温が少し上がりました。
1℃くらい。
わが家は5シーズン目の夏を迎えていますが、今まではせいぜい30℃台までの上昇でしたが、昨日初めて31℃台まで上昇しました。
昨日は夜もなかなか外気温が下がらず、さらに無風だったことも関係するかもしれません。
ともかく、我が家としては室温の最高記録だったように感じます。
まあ、31℃なので、扇風機があれば過ごせますけれども。
本当に軒天が原因なのか?
どうやったら過ごしやすくなるのか?
ということについては、もうしばらく観察してみなければわかりません。
という、今日は軒天を作ったことによる僅かながらの弊害をお伝えしました。
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室温を下げるための工夫 - 2020.08.13 Thu
今日はその続きです。
原因はともあれ、軒天はすでに完成してしまっているのだし、できるところでの工夫をしていきます。
わが家の夏の室温管理は「朝晩は窓を開け、日中は窓を閉める」ということを基本にしています。
朝晩の冷たい外気を取り入れ、日中は熱い外気が入ってこないようにするのです。
最も、開けっ放しで寝ると風邪を引くくらい冷えてしまうことがあるので、大体夜中に閉めますけれどね。
昨日の記事で書いた暑さというのは、軒天以外にも、このセオリーに反してやっていたということもあるのです。
というのも、長雨で室内にたまった湿気を飛ばしたくて、昼夜問わず窓を開けてきたのです。
すると日中で31℃を超え、さらに夜が無風だったせいもあり、10時くらいまで29℃くらいの室温が続いてしまいました。
それが一昨日の出来事。
昨日はその反省を生かして、朝9時には窓を閉めて、冷気を閉じ込めました。
そのおかげで日中の最高室温は30℃ちょっとまで。
しかし、夜がまた無風で、せっかくの冷たい外気が入ってきません。
わが家は緑に囲まれているせいか、9時くらいにはすでに外気温は24℃くらいまで下がっています。
そこで考えた工夫がこちら。

薪ストーブの吸気穴を開けました。

こちらも。
煙突効果があるので逆流はしないはずですが、一応控えめに開けています。
煙突効果で、室内の熱気を追い出し、冷気を取り入れようという算段です。

模式図で示すとこんな感じです。
冷たい外気は青で、温かい室内は赤で、そして熱気が溜まっている屋根裏は濃いめの赤で示しました。
こんな風に、煙突効果で室内の空気を追い出すことによって、冷たい外気を取り入れようという作戦です。
換気扇でも同じような効果が生まれますが、どうせならエネルギーを使わずにやりたいところです。
煙突効果でそんなに変わるのか?ということですが。
実はこういうことがありました。
4年以上前の記事で書いたことです。
移住前の真冬の夜に天井板の塗装をしていました。
しかし、寒すぎて塗ったそばから古色が凍って拭きとれなくなってしまうので、ヒーターを焚くことにしました。
ですが、いくら焚いても5℃くらいまでしか上がらないのです。
壁も床も天井もあるときですから、不思議でした。

自分なりの推論はこの煙突。
薪ストーブ設置前だったので、この煙突の室内側の施工が終わっていなく、煙突の管がむき出しになっていたのです。
むき出しといっても、せいぜい直径15センチくらいのもの。
まさかと思ったのですが、わずか15センチの管が生み出す煙突効果はかなりのもので、しっかりと室内の熱を追い出していたのでした。
試しに翌日に煙突をビニールで塞いだら、たちまち室温は11℃くらいまで上がりました。
11℃から上がらなかったのは、天井のグラスウールが敷いてないとか、いろいろと理由があったからです。
まあ、そんな経験がありまして、夏は室内を涼しくするための煙突効果に期待しています。
冬を快適に過ごすための煙突が、夏にも役に立つとしたら素敵じゃありませんか?!
いかにも古民家らしい、パッシブな方法だと思います。

もう一つ、これはずっと前から考えていること。
この今の天窓。
夏はやっぱり日光を取り入れてしまって、暑くするよなあ。
遮光のロールカーテンなんてつけたいなと思いながら、叶わずにいます。
前述の煙突効果でもまだ暑かったら、次の取り組みとしてやってみるか。
繰り返しますが、パッシブな調温をする古民家生活では、いかに夜間の冷気を生かすかが大切ですよ!
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僕がアウトドアが好きだった理由と、アウトドアから離れている理由 - 2020.08.14 Fri
高校は山岳部で、そして野宿の無銭旅行を始め。
高一の夏に全半会を結成して。
高校生はお金がないから、ちょっとした装備を買うのもいくつもの店をはしごして、少しでも安いものを買ったりして。
アウトドア雑誌に、カタログ、いろんな装備を買っては庭や近所の公園で「試運転」と称して野宿していました。
アウトドアのいいところって、いろんな人がいろんなことを書いているから僕がここで書く必要はないと思うのだけれども、一ついうなれば「自然と付き合う」ということだと思います。
自然に文句を言っても仕方ありません。
自然はただ受け入れるしかありません。
これって、人間にとって良い修行になるし、心のバランスを取りやすくなります。
文句を言ってどうにかなるのなら、文句を言いたくなります。
働きかけて変えられるのなら、そうしたくなります。
これが人間社会の苦しみです。
自然相手にはただ「受け入れる」という潔さがあります。
雨一つとっても、雨に文句を言ったり、雨を止ませようという人はいませんよね。
人は雨宿りをするか、傘を差すだけです。
状況を受け入れて、自分にできる僅かばかりのことをするだけです。
(松下幸之助さんの言葉の意味はこういうことではないかと、僕は解釈しています)
僕がアウトドアが好きだったのはそういうところでした。
自然の中にいると自分の傲慢さに気づき、自分の小ささに気づき、謙虚さを学ばせてもらえました。
それは人間社会での疲れが癒されるのと同時に、清々しい体験でもありました。
ああ、そうそう、アウトドアといっても、そういえば僕はキャンプ場にお金を払って泊ったことは一度もありません。
あれこれの用事で(なにせ大学が「野外教育専攻」でしたからw)利用したことはたくさんありますけれどもね。
いつも野宿ですし、全半会での数々のキャンプも神島の砂浜などの場所でやっています。
電気水道が通っていて、周囲に違うキャンパーがいるという「文明化された自然」という環境にわざわざ出かけて、お金を払おうとは思いません。
「お金を払ってサービスを受ける」というのは、いかにも文明的、都会的な構図ですかね。
やはり、飲み水を運び、流木を集めるところからやりたいです。
ところがですね、歳をとるごとにアウトドアに対する熱が冷めていくのを感じるのです。
そのことを考えるに、やはりこの古民家の環境ではないでしょうかね。
自然に囲まれて、毎日のように火を焚いて、自然と関わって暮らしています。
だから、わざわざ「アウトドア」しなくても自然と関われるし、前述の心のバランスも取れるような気がします。
それでもやはりアウトドアっていいものですよ。
家の中では匂いの問題とかでやりづらい焼肉も、屋外のバーベキューであれば気にせずにできます。
あとはやっぱり仲間かな。
仲間と過ごすアウトドアは楽しいし、アウトドアであれば仲間といい時間が過ごせます。
無理に話さなくてもいいからかな。
友達を招いて、家の中で二人で黙っていたら変だけれども、アウトドアならばそういうこともないですからね。
話したいときだけ話せばいいです。
息が詰まりません。
こう、書いてみると思ったほど僕の中のアウトドア熱は冷めていませんね(笑)
今年も庭でキャンプしたし、来週も庭でバーベキューする予定だし。
結局庭かよw
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「アウトドア熱が冷めた」と言った奴が、その直後にやったこと - 2020.08.15 Sat
最近は神島に行けない夏休み中なので、朝に記事を書いて予約投稿し、それから作業を始めます。
そんな昨日。
予約投稿をした直後の出来事。

この、プールの穴を埋める作業をしていました。

嫁さんは仕事。
次女は友達の家に遊びに行ったので、長男と二人で。

いかん。
まだ9時半だというのに暑すぎる。
気温は高くないけれども、この日射は危険。
長男も危険だし、僕だってこんな中であんまり作業すると危ないです。
と思っていたら、宅配便が来まして。

届いたのがこちらのトウモロコシ。
そう言えば、嫁さん方の親戚から毎年送っていただけるのでした。
トウモロコシといえば、鮮度が命。
いつもは時間がないからなかなか茹でられないけれども、今日はまとめて茹でてしまいましょう。
しかし、暑い。
こんな日に台所で大鍋で茹でてしまったら、せっかくひんやりしている室内が暑くなってしまう。
そこで考えたのがこちら。

久々にロケットストーブの登場。
2012年に作って、時々は使っていたけれども、最近は出番がありませんでした。
蔵の中に保管して、防災グッズになっていました。
それを使います。

太陽熱温水器が湧いているので、いきなり60℃くらいのお湯からスタートです。
自然エネルギーをあれこれ使っています。

燃料となる板材も潤沢にある。
なんとも恵まれた環境。

炎が上がってきて、理想的な火力が得られました。

どんどん茹でていきます。
とりあえず、いただいた16本全部。

続いて、我が家のトウモロコシ。
そうなんです。
例年ならトウモロコシは7月中~下旬に収穫できるのですが、今年は育苗に失敗して、この時期になっちゃいました。
トウモロコシを送っていただける時期と丸被り!
でも仕方ないから、収穫して茹でます。
トウモロコシの美味しい時期は限られているから、とにかく茹でるところまではやってしまいます。
あとは冷蔵してもいいし、粒を外して冷凍してもいいです。

う。
採り遅れ?
じゃなくて、これはよく見ると授粉不良でした。
今年は長雨のせいで、トウモロコシの授粉がいまいち。
やっぱり風の力で授粉するから、雨が続いていると授粉が難しいようです。

さらに、大量に採れているモロッコインゲンといんげんもついでに茹でます。


下ごしらえをして。
下ごしらえは長男と一緒に土間で、ハサミだけでやりました。
すべての工程が土間と軒下だけでできて、快適な調理場でした。

大量に出たトウモロコシの皮はヤギの大好物。

どんどん茹でます。

こんな風景。
ここで僕は気づいちゃったんです。
これが「アウトドア熱が冷めた」と書いた奴の、ほんの1時間後の姿かと。
我ながら、滑稽でした。
まあでも、これこそが昨日の記事で書いた真意。
アウトドア熱が単に冷めたのではなく、日常生活にアウトドア的な要素が満載になったから、それで満たされている状態なのかもしれません。
これがキャンプでもなんでもなく、日常のための調理なのですから。
(こんなことを日々やっているわけではありませんよ。この日は時間があって、さらに家の中で火を使いたくなかったから。)

さて、マメ2種類も茹で終わりました。

さっきの授粉不良の自家製トウモロコシ。
やっぱり、収穫時期はバッチリでしたが、授粉はダメでしたね。
でも、他のは大体授粉できていたので、大丈夫です。

左がいただいたもの。
右が自家製。
やっぱりプロが作ったものは立派です。
トウモロコシは特に肥料を欲しがる瞬間があるので、有機肥料だけの栽培だとイマイチです。
まあ、大きさはともかくとして、味はバッチリなので問題ないですけれどね。
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熱中症予防・現場に欠かせない飲み物 - 2020.08.16 Sun
わが家は暑いうえに、1週間以上も日照りが続いているので、そろそろ雨が欲しいです。
さて、ニュースでも日々「熱中症に注意」ということが流れていますが、考えてみると僕は熱中症というものになったことがありません。
夏場も休まずに古民家再生などの作業を続けているのにもかかわらず。
それは、若さ?体質?運がいいだけ?と、理由はよくわからないのですが、僕なりには「無理をしないこと」と「水分補給」ではないかと思っています。
何のひねりもない答えですみませんね。
ただ、こういう単純なことが一番大切で、それ以上の裏技みたいなものはないような気がするのですよ。
そのうえで、今回は水分補給のコツをお伝えします。
皆さんは暑い中で体を動かすとき、何を飲みますか?
お茶?
水?
ジュース?
スポーツ飲料?
とまあ、選択肢はいろいろあります。
僕の場合はこれです。

アクエリアスビタミン。
箱買いして、たくさん常備しています。
って、ここまでは普通すぎる話。
じゃあ、記事にして皆さんにお伝えするほどの価値ある情報は何かというと、これを2倍に薄めて飲むということです。
1袋で1リットル作れるものですから、それで2リットルを作って飲みます。
飲み物の糖分って良くないと思うのですよ。
僕は甘いものは好きだけれども、甘い飲み物はほとんど飲みません。
水分補給にジュースを飲むというのは糖分的には論外だけれども、普通のスポーツ飲料だってジュースほどではないにせよなかなかの糖分が入っています。
ええっと、調べてみると。
カロリーオフではない普通のジュースや炭酸飲料で40~65g。
スポーツ飲料で20~34g。
僕の飲んでいるアクエリアスビタミンで23g。
いずれも500ml中の含有量です。
これを半分に薄めるから、アクエリアスビタミン1ℓで23g。
2ℓくらい飲むから46gとなります。
そんなに糖分が嫌ならお茶を飲めって話になりますが、やはり適度なミネラルと糖分が入っていた方が吸収がいいですからね。
それに、飲み物を通して糖分を補給しながら働くので、血糖値も下がらず、調子がいいです。
2倍に薄めると味も薄まるので、たくさん飲めます。
これを前述のように、作業中だけで2ℓくらいは飲みます。
大したひねりもない情報ですが、なかなかよく、ずっとこのスタイルです。
良かったらお試しください。
あと、これのいいところは、冬場もこのスタイルで行けることです。
冬は、僕は特に古民家移住直前はずっと現場に籠って作業していました。
夜中まで。
そういう時もアクエリアスを飲みました。
冬場の場合はこうします。
500mlのペットボトルにアクエリアスビタミンを1袋入れて、水で溶きます。
これで濃度2倍です。
当時は現場に電気ポットを置いて、お湯を沸かしていたので、飲むときにはアクエリアスビタミン(濃度2倍)をコップに入れて、お湯で4倍に薄めます。
これで従来に比べて、濃度半分になります。
温度も5~60℃くらいになって、ごくごく飲めます。
寒い現場にちょうど良い温度です。
あんまり熱すぎると、飲むのに時間がかかって作業が遅れてしまいますからね。
寒いとエネルギーをどんどん消費するので、これを飲んで、クッキーなんかを齧って頑張りました。
どれだけ食べても体重はどんどん減っていきました。
真冬の作業はそれくらいエネルギーを消費するものです。
そんな中でも低血糖にならない、現場のお供でした。
このスタイルができてから、現場で体調不良になることがなくなり、快調ですよ☆
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どのニワトリを食べるかという問題 - 2020.08.17 Mon
わが家の飼っている品種では食べごろは生後4~5か月といったところ。
オスはそろそろ食べなければなりません。
そもそも、方針の転換がありました。
もともとはメスだけを10羽くらい飼うつもりでしたが、やはり群れをまとめるためにオスがいた方がいいという判断があり、オスを1羽だけ残すことにしました。
さて、そういうわけで3羽のオスのうち2羽を食べなければなりません。
どれを食べようかということを日々考えていました。
3羽のうち、一番立派なのがいて、これを「ボス」と呼んでいます。
トサカも肉ぜんも立派で、すぐに見分けがつきます。
あとの2羽は同じような顔つきなので、見分けがつきにくいです。
最近、一番弱い奴が首を誰かに突かれたみたいで毛が抜けたので、見分けがつくようになりました。
それぞれ強い順に2号、3号(毛が抜けてる)とします。
まず、家族で順当にボスを残して、2号3号を食べるということ。
ボスのような立派なオスは残しておきたいです。
しかし、ブログで以前に書きましたが、困ったことが起こりました。
ボスが次女を突いたのです。
それからは次女はボスが怖くなってしまって。
早朝、僕に代わって鶏小屋を開けてくれた嫁さんも2回ボスに突かれました。
という、僕に対しては大丈夫ですが、家族に対して攻撃性が出てしまったのです。
そんなわけで、ボスと3号を食べて、2号を残そうということになりました。
やはり多少立派でなかろうと、リーダーとしてイマイチでも、攻撃性のない子を残そうというわけです。
しかし、そのことを聞いた次女は反対しました。
「ボスは残してあげて」と。
どの子を残すにしても食べるにしても重大事なので、よくよく考えて、観察することにしました。

こいつが2号。
ボスほど立派でないにしても、バランス型のオスだと思っています。

その奥がボス。
立派です。
さて、ここで鶏小屋にしばらく滞在して、彼らの関係を観察して分かったのが、2号が弟分たちに対して横柄で、恐れられていること。
これは意外でした。

こう、弟分たちが餌を啄んでいるところに向かって行って。

すると弟分たちは逃げます。
明らかに嫌がっている様子です。
ボスはこういうことはしません。
仲間が餌を啄むのを見守って、あとから食べ始めます。

これもよく見かける光景。
他の9羽は左奥の茂みで休んでいます。
そういうときにもボス1羽だけが茂みの外でこうやって見張っています。
群の安全を確保するための行動です。
ボスはえらいなあ。
こいつは1期生で、誰に教わるわけでもなくこういう行動を身に着けています。
この日の観察を通して、「ボスは残し、他の2羽を食べる」という結論になりました。
命の選択をするというのはなかなか大変なものです。
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ニワトリを2羽絞めました(2020年8月16日) - 2020.08.18 Tue
可哀そうだけれども、やりたくないけれども、仕方ありません。
家畜としてニワトリを飼うために、家族で事前に覚悟してあったことです。
1期生のオス3羽のうち、ボスだけを残して、2羽を絞めます。
そりゃもう、何日も前から憂鬱でした。
連れ立って遊んでいる3羽を見て、「こうやってできるのもあと数日か・・・」と。
まずは、前日のうちに絞める2羽を隔離して、餌を断っておかないと。

と思って鶏小屋を訪ねると、運よく絞めるべき2羽だけが小屋にいるところに遭遇しました。
千載一遇のチャンスです。
もう、躊躇している暇はありません。
急いで小屋を閉めて、2羽を捕まえて、移動させました。

同期2羽の異変に気付いて小屋を離れないボス。
怖いよう。

2羽の隔離先はこちら。
鶏小屋から離れた敷地の北側にチキントラクターを置いて入れておきました。
餌断ちといっても、これでは雑草を食べてしまいますが、それは仕方ありません。
さて、それで翌日。
まず、ゲストとして嫁さんの同僚であるSさんが来てくれました。
Sさんは青年海外協力隊で海外に何度も行っており、ニワトリを絞めた経験こそないものの、こういうことに興味を持って参加してくれそうな方です。
Sさんと僕は初対面。
初対面の方と「初めまして」であってからすぐに「では、絞めますか」というのも変な感じがしますが、仕方ありませんね(笑)
それで、問題が。
子どもたちは立ち会うのかということ。
家の中からは次女の、
「売っているニワトリは仕方ないけれども、飼っているニワトリを食べるのはかわいそうだよ」
という声が聞こえます。
僕は、子どもたちは積極的に立ち会わせるべきではないと思っています。
ニワトリを絞めるというのは、命と向き合うこと。
それは生き物である人間としては避けて通れないはずなのですが、現状は避けて通れてしまっています。
僕たちの買う肉、食べる肉はすでに生命感を失っているものばかり。
その裏側にあるはずの生命、誕生して育って屠殺されて解体されてという過程は、僕たちの知らない遠い場所で済まされてきます。
でも、それが当たり前、それが普通の世界。
その中で、あえて自らの手で命を孵し、育て、殺して食べるというのは、本来は自然のことなのだけれども、現代社会ではとても特異なことになってしまっています。
その特異なことを、僕は自分の人生の選択として選びました。
嫁さんも歩みを合わせてくれています。
しかし子供たちは親や家庭を選んで生まれてきたわけではないし、いろいろと対話はあったけれども、十分な判断力で選び取ってきたとは言えないことです。
「巻き込まれた」と言われても反論はできません。
なので、大切なことであっても、本人たちが望まないことはさせませし、見せません。
それは僕にとっての「大切なこと」であって、子どもたちには子どもたちの価値観があって然るべきだからです。
こういうことに対してよく「素晴らしい教育方針ですね」と言っていただけますが、それも実は違うのです。
これは教育方針ではありません。
僕は自分の大切だと思うこと、必要だと思うことをやっているだけです。
子どもというのは教育・養育をするべき存在であると同時に、生活の仲間です。
古民家再生とか、家庭菜園・家畜のことなどはすべて教育方針としてではなく、僕が生活の過程を仲間に「一緒にやってみる?」「手伝ってくれる?」と誘っているに過ぎません。
その結果、興味を持ってくれたり、手伝ってくれたり、何かを感じたり、影響を受けたり、成長してくれたらうれしいです。
こういうのって、広義でいえば「教育方針」と言えるのかもしれませんが・・・。
さて、話が逸れてしまいました。
あまりこういうことを書くと幼馴染のデビル伊藤なんかに「おお、また吠えてるな、うへへ」なんて言われそうなので、これくらいにしておきます(笑)
話しを戻しますと、長男は参加するようでした。
で、次女は不参加の見込み。
いつも抱っこして可愛がっていた鶏だもんな。
と思っていたら、次女は急遽参加を表明。
長男は急遽(違うことで期限を悪くして)家に籠ってしまいました。
その長男を嫁さんが連れてきて、始めます。

ニワトリと最後のお別れ。


Sさんと長女。
こんなに可愛い、可愛がっていた鶏をついに絞めます。
ニワトリを絞めるのは僕は3回目。
でも、ずっと育ててきたニワトリを絞めるのは初めてなので、僕もドキドキですし、複雑な気持ちでした。

さて、決定的シーンは省略しまして、すでに血抜きです。
ニワトリを苦しめないように一息に頸動脈を切りました。

バタバタするのを1分くらい押さえて、血を抜きます。
「ごめんね。苦しいよね」
って声をかけながら。
こんな声かけ、当のニワトリにとっては何の救いにもならないでしょうが、かけずにはいられません。

向こうには囚われの2号と、そして異変を感じてやってきたボスが。
ボスは2号のそばを離れません。
群れのリーダーとして、何とか助けようとしているのでしょうか。
本当はこういうところは鶏には見せてはいけないのですが、異変を感じてどうしても来てしまいました。
特にボスはやっぱりすごいな。
最後の最後まで仲間に寄り添う姿、立派です。

さて、血抜きが終わったので、今度は65℃くらいのお湯に1分くらい漬けて、それから羽根を毟ります。
このお湯は太陽熱温水器がちょうど適温だったので、そのまま使いました。

だんだんと売っている丸鶏に近づいていきます。

1羽目が終わったので、続いて2羽目。

2羽が終わったら血やら羽根やらの始末をして、家に入ります。
ここまでやってしまえばもう大丈夫。
僕にとっての挑戦も峠を越しました。
解体は明日の記事で。
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ニワトリ1羽をから揚げとしていただきました(2020年8月16日) - 2020.08.19 Wed
羽根を毟った後のニワトリを台所に持ち込み、解体を始めます。

もも肉を取ったところ。
次女がニワトリの本を片手にレクチャーしてくれました。
優しくも逞しい娘です。

肉を取った後は内臓です。
これはハツとレバー。
撮影係の嫁さんがあれこれに夢中になって撮影を怠っているので、ところどころしかありません(笑)
単純に言えばもも肉を取り、手羽とむね肉を取り、ささみを取れば肉の解体はおしまいです。
それから内臓に取り掛かります。
内臓を後回しにするのは、肉を汚さないためです。

砂肝を解体しているところ。
中は雑草がびっしりと詰まっていました。

さらにもも肉を骨から切り取ろうとしましたが、歩留まりが悪く成りそうだったので、諦めました。
また勉強しておきます。

これが1羽から取れた肉です。
もも肉は何とか骨から外しましたが、すね肉は骨付きのままで調理します。
続いてSさんに「やってみます?」と聞くと「もちろん☆」との素敵な回答。
いやあ、こういう素敵な女性っているんですね。
嬉しくなっちゃいました。

ということで始めてもらいます。

あれこれ難しいので、嫁さんも手伝います。
2人とも美しい手をしていますね♪

慣れれば一人でサクサクできる作業ですが、不慣れなので二人掛かりで取り組んでもらいます。

僕はその間にから揚げを作ります。

内臓は2羽分をまとめて焼き鳥に。

いい感じのから揚げができました。

そうこうしているうちに、女性2人も解体を終えました。
市販鶏肉よりも色が濃いです。

これでから揚げは完成。

季節の野菜とみそ汁を添えていただきます。

あと、焼きあがった焼き鳥。
それでは、いただきまーす!!
味の感想。
やっぱり鶏肉は硬めでした。
そりゃそうです。
ブロイラーが品種改良とホルモン剤によって55日で出荷するのに対して、今回のニワトリは140日くらい生きていて、さらにあちこちを走り回って育っていますから。
引き締まっていて筋や腱も立派なのは当たり前です。
しかし、食べられないというほどではありません。
以前に2回絞めたのはいずれも廃鶏だったので、もっともっと硬く、特にモモの皮などは皮財布並みの固さでした。
それに比べたら十分に食べられます。
しかし、美味しく、楽に食べるためにはまだまだ改良の余地ありです。
内臓の焼き鳥は美味しかったです。
やっぱり鮮度がいいから、臭みもなく、絶品でした。
2羽のニワトリで結構な肉が得られたので、鶏肉料理はまだまだ続きます。
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鶏ガラでラーメンスープを取りました - 2020.08.20 Thu
残っているのは
・2羽分の鳥ガラ
・1羽をから揚げにした残り
・1羽分のお肉
です。
既にから揚げで1食食べて、このニワトリの特性がわかりました。
肉は硬めです。
よく言えば締まっています。
味は濃いですが、臭みもあります。
そりゃ、55日くらいで出荷のブロイラーに比べて、2.5倍くらい生きていますから。
そういう特性を理解したうえで、美味しい調理法を考えていきます。
まずは鳥ガラ。
元ラーメン屋なので、当然ながらラーメンスープを取りたいのですが、そのために保管しようと思ったら冷凍庫がいっぱい。
もう、いいや。
さっそくスープを取っちゃおう。

ガラを下茹でしまして、洗います。

そんで、圧力なべにぶっこむ。
一緒に入れるのは玉ねぎ・干しシイタケ・ニンニク・ショウガ・煮干し。
本当はもっとあれこれ入れますが、今回は手元にあったものだけで。
昆布も入れたいけれども、圧力鍋だと崩れてスープが汚れるだろうな。
あ、そうそう。
今回は手抜きなので、圧力鍋です。
ラーメンスープなんて、スケールメリットが大きいものですからね。
大量のスープを作ろうが、小鍋でスープを作ろうが、コストは大して変わりません。
たくさん作るほどに単価当たりのコストは下がります。
今回のような2羽分の鳥ガラのために、ガスを大量消費したくありません。
なので、圧力鍋で短時間で作ってしまいます。
もう一つ、僕は元プロなので簡単に作っているように見えるかもしれませんが、実際ラーメンスープなんて簡単なものですよ。
ただ、完成度の高いスープを、毎回安定して、採算が合うように作るのはプロの技術です。
作るたびに味が違って、採算度外視で、ほどほどの完成度のスープであれば誰でも簡単に作れます。

また、外でやります(笑)
暑い日が続くので、家の中で火を使いたくないから。
最近はこのスタイルが続いていますね(笑)

30分くらい圧をかけようとしたのですが、ガスボンベを使い果たして、自然に消化していました。
30分近くは圧をかけられたので、これで良しとします。

ああ、いい感じじゃん。
まあ、中途半端なスープですけれどね。
沸騰直前を保って作る澄んだ琥珀色のスープでもなく、グラグラ煮込んだ鶏白湯でもなく、中途半端に濁ったスープです。
圧力鍋だとこうなるでしょうね。
売り物ではないから大丈夫です。

粗熱が取れたら越して、スープはペットボトルに入れて、冷凍しておきました。
6リットルの圧力鍋を使って、2リットルちょっとのスープができました。
ニワトリの骨は硬くて、コンポストに入れられないのですが、こうやって圧力鍋で処理した後であれば大丈夫そうです。
ニワトリは余すところなく家族の血肉となり、畑の肥やしとなります。
鶏ガラについている、シーチキン状にほぐれた鶏肉を見ていると「このボウルごと鶏小屋においておけば、奴らが啄んでかなりきれいにしてくれるのでは?」と思ったのですが、それは共食いになるのでやめておきましょう。
無駄なく利用したいところですが、共食いはさすがに良くないですよね。
あと2つニワトリの調理があって、そのことをまとめて記事にしようと思ったのですが、ラーメンスープだけで結構書いてしまったので分けることにします。
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ニワトリの調理法を2種類 - 2020.08.21 Fri
残っているのは鶏のから揚げの残りと、あとは1羽分のお肉です。
硬さや臭みを課題としながらの調理を続けます。

から揚げ。
皆さんは残ったから揚げって、どうしますか?
ちょっといい技があるのですよ。
僕はチャーハンの具にしちゃいます。
話しは逸れますが、チャーハンの具って、お肉系が難しいですよね。
何を入れるか。
ハム・ベーコン・ソーセージだとピラフみたいになっちゃうし。
普通のお肉だと変だし。
でもチャーハンのために焼き豚やチャーシューを買ってくるとか作るのも大変。
というわけで、鶏のから揚げです。
これをあえて多めに作っておいて、後日にチャーハンの具にするのです。
ぴったりで、美味しいですよ。

ということで、刻みます。
具はこれと長ネギだけ。
中華鍋を熱して油を回し、溶き卵を入れて半熟になったらご飯と具を投入して、味覇で味をつけて完成。
1人前2分くらいでチャチャっと作ります。
雑な作り方ですが、お肉(から揚げ)に味がついているので、問題ありません。
お試しください。
(このネタ、近々の料理教室で披露するはずだったのだけれども、先にブログで書いちゃったw)
調理中は忙しいので、例によって完成時の写真は無しw

さらに翌日、今度は鶏肉を圧力鍋で煮込みます。

家の中で火を焚きたくないので、例によって野外調理で。
このスタイル、定着してきました(笑)
家の中で火を使いたくないほど暑い日って年に数日しかないのですが、その数日限定であればなかなかありな調理法です(笑)

8分くらい圧をかけて完了。
これをベースにカレーを作ります。

カレーといえば麦飯。
これは自家製のライ麦。


ライ麦といえばグルテンが含まれていないので、小麦粉と混ぜてライ麦パンくらいしか使い道がないはずですが、炊飯しても大丈夫なようだったので試してみました。
玄麦のままです。
プチプチした触感で美味しかったですよ。
子どもたちには不評でしたが(汗)

さっきの鶏肉をベースに子供たちは甘口のチキンカレー。
大人はこの夏はまっているタイのレッドカレー。
共に夏野菜たっぷりで作りました。
うん、美味しいですよ!
鶏肉も食べやすい硬さになりました。
このお皿、白米以外はみんな自給した食材でできています。
冷凍したラーメンスープはまだ残っていますが、とりあえず2羽分の調理は終わりました。
あ、カレーも3日分ありました。
2羽のニワトリで家族4人の5日分くらいの食糧となりました。
こう考えるとやはりお肉を食べるというのはかなり贅沢なことであると思います。
育てる手間、絞める覚悟、解体と調理。
どれ一つとっても決して楽な作業ではありません。
そのことを実感として知れたのは良い経験でした。
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ニワトリを絞めた感想・割り切れない思い - 2020.08.22 Sat
食べるところはすべて家族の血肉となり、残るは冷凍庫の2L分のラーメンスープだけです。
ここで、久々にニワトリを絞めてみての感想、初めて卵から育て上げた鶏を絞めてみての感想を書きます。
やっぱり、避けられるのなら避けたいことですよ。
自分が他の生き物の命を奪うことなく生きられるのなら、どんなに素敵かと思います。
しかし、それはできません。
ちょっとそのことを書いてみます。
他の生き物の命を奪わないとなると、菜食主義者ということがまず浮かびますね。
そして、「じゃあ、植物の命は無視かよ」と、お決まりの突っ込みが出てきたりします。
そうですね。
植物にも命はあります。
意識はないのでしょうけれども。
また、菜食主義であっても、鶏卵や牛乳を摂取するのであれば、やはりそういう畜産のために搾取されている動物がいるわけです。
最近ではヴィーガンというのもありますね。
前述の畜産動物の問題があるので、鶏卵や乳製品も一切摂らないという人たち。
しかし、植物の命はさておき、菜食を貫くために摂取する農作物の大部分は農薬を使って栽培しています。
その農薬のためにおびただしい数の生き物が殺されているでしょう。
ヴィーガンになったとしても「自分の命のために殺生をしない」という目標は達成できません。
無農薬の畑だって、僕の菜園の場合は害虫は捕殺します。
畑を耕せば、鍬でミミズを傷つけてしまいます。
虫を踏みつぶさないために箒で掃きながら歩いているのはジャイナ教ですが、それすら目に見えない微生物はやはり踏んでしまいます。
そういう問題をすべて排除するために、「不耕起の家庭菜園で無農薬で育てた作物だけを一生食べて暮らす」ということも可能かもしれませんが、そんなことをして何になるのでしょう。
不殺生を貫くという姿勢は、むしろ自然の摂理に反していて、不自然です。
結局のところ、僕たちはどこまで行っても殺生を避けられません。
そこで話を戻しますが、殺生を含めた「自然」の中で暮らす覚悟というか、そういう姿勢が必要になってくると考えます。
自然に逆らうとろくなことがないですから。
一方で、命をいただいているのにも関わらず、生命感を失った肉ばかりを食べてその実感が分からないというのも不自然です。
現代の日本では当たり前ですけれどね。
僕はそのことに対して「いいのかな?」という疑問がありました。
それはとても大切なことから目を背けて生きているような気がしているのです。
そんなわけで、それだけが理由ではありませんが、育てた鶏を食べるという選択をしました。
絞める前、絞めている最中、解体している最中に一番強く思ったのは「こんな大変なことを少なくともあと15回もやるのか」ということでした。
わが家にはヒヨコまで含めて残り15羽のニワトリがいます。
それは雌雄に関わらず、いつかは食べる運命。
病死とか事故死とかしない限りは。
つまりは自分が孵してしまった以上、少なくとも15羽の命は自分で決着をつけなければなりません。
さらに、ニワトリの飼育はこれからも続けて、「常時メスが10羽くらい」というのが僕の目標なので、それを維持するために毎年数羽は孵化させ、オスは食べ、メスの廃鶏も食べなければなりません。
これは大変なことです。
それを避ける手段は、ありませんね。
例えば、卵から孵すと半数がオスとなって食べなければなりません。
メスのヒヨコだけ買うようにすればオスを食べることは避けられます。
しかし、畜産業のなかでは、オスのヒヨコは処分されています。
結局、オスの命が早いタイミングで、自分の知らないところで処分されるだけで、その運命は変わりません。
むしろ、その処分の仕方が倫理に反するという情報もあります。(バケツの中に詰め込まれて放置され、圧死と餓死だとか)
あるいは、卵だけを目的にして飼い、死ぬまで面倒を見るというのも選択でしょう。
しかし、オスとか、廃鶏とかを寿命まで飼い続け、餌を与え続けるというのも現実的ではありません。
小さな群れにオスが複数羽いれば、喧嘩で大変なことになります。
また、そのようにして最後は老衰で死んでいくまで面倒を見た場合、そのお肉は食べられないと思います。
せっかくのお肉が血肉となることなく、コンポストに入れられて堆肥になってしまうのです。
ここまでやるのであれば、自分が菜食主義者でなければ整合性が取れません。
こう、あれこれ考えていくと、やはり命をいただくという行為は「避けられない」という結論になっていきます。
それを避けようとしたら、今度はどこかの矛盾に目をつぶる必要が出てきます。
では、避けられないからといって、正当化できるのか。
命と向き合う行為。
都合の悪いものに目をつぶり、避けない生き方。
絞めるその瞬間までニワトリの幸せを最優先に育てて、それから命をいただくこと。
僕自身そう思っていますし、他人からもそのような評価をいただきます。
しかし、一通りをやってみて思ったのは、やはりどこまで行っても正当化できない、割り切れない、美化できないということです。
あらゆる方法の中で最善であったとしても(動物倫理・命との対峙として)。
絞める瞬間、ニワトリの堪忍したしたような表情、苦しそうに暴れる姿。
そういうものの前ではどんな理屈も意味を持ちません。
しかし、僕は今の営みをまだ続けると思います。
割り切れないことだらけですが、ニワトリが庭を駆け遊んでいる今の暮らしと風景が好きです。
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初めての獣害(2020年8月22日) - 2020.08.23 Sun
そろそろ秋の畑を始める時期なので、畑を片付けようと、トウモロコシの最後の収穫をすることにしました。
と思って菜園に行くと、トウモロコシが少ない・・・。
5本くらいはあったと思うのだけれども、1本しかありませんでした。
あとは実がついていない、空っぽの株ばかり。
わが家の場合は、トウモロコシを収穫して、株そのものは何回かに分けながらチョキチョキ一口大に切って、ヤギの餌にします。
なので、空っぽの株が残っていること自体には不思議はありません。
しかし、トウモロコシは1本しか残っていなかったっけ?
と、釈然としない気持ち。
で、トウモロコシを茹でて、あれこれやっていると見つけました。

なんか落ちてます。




食害されたトウモロコシ。


こんな風に食べる動物って、サルしかないですよね?
ちゃんと実をもいで、皮を剥いで、実だけを齧っています。
いやあ、サルかあ。
わが家の畑って今まで獣害はなかったのです。
獣害といえば飼っているヤギ、鳥害といえば飼っているニワトリというのが相場でして。
他人から獣害の話を聴くたびに、我が家は獣害が無くていいなあと思っていました。
実際、獣があまり来ないような半田園半住宅街にありますしね。
そう言えば3日前だったかな。
夜中に妙な獣の鳴き声がして。
聞いたことがない声だったし、鶏小屋も心配だったから見に行ったのです。
ヘッドランプで照らして声の正体を探していたら、それは100m近く離れた山の方から聞こえてきていまして、その山の中に光る眼がありました。
それがまさしくサルでした。
移住してくる前に、隣の奥さんから「サルがベランダを登ってきたことがある」なんて話を聞いたこともあったな。
めったに来るわけではないけれども、今年の夏のように日照りが続いて山に餌が不足すると来るのかもしれません。
自然と共にありたいけれども、昨日の記事で書いたような気持ちもあるけれども、実際にこうやって実害を受けると殺意を覚えますね(笑)
自然界にはきれいごとでは済まされない、割り切れないことがたくさんあります。
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ニワトリとの関係の変化 - 2020.08.24 Mon
かつて、ボスはいつも同期と3羽で連れ立っていて、それでありながらチビ7羽の面倒を見るという二重生活をしていました。
それが同期2羽を失ったことで独りとなり、完全に群れのリーダーとしての役割に専念するようになりました。

絞めた翌日のボス。
もう連れ遊ぶ友達はいません。
その姿を見ると切ないものがありました。

今までは1期生3羽と2期生7羽の2つの集団が別々に行動していましたが、ボスがちび達の面倒を見るようになったことで、一つの集団にまとまりました。
多少距離が離れることはあっても、基本的にはみんなで一緒に行動しています。
そして何より、人間との距離が生まれたこと。
ニワトリを絞めてしまったことで、もうニワトリにとって人間は庇護者ではなくなったのでしょう。
今までのほどほどの距離感というのがなくなって、人間を怖がるようになりました。
ちょっと前までは抱いたりできていたんだけれどな。
朝、小屋を開けます。
ちび達が出ていき、ボスは僕のすぐ横で僕を見張っています。
すると、ボスが今度はちび達を追いかけまわします。
最初はいじめか何かかと思ったのですが、そうではないようなのです。
ボスはちび達に対して「もたもたするな!」と追いかけまわし、安全な茂みの方に追い込みます。
で、ボスだけは茂みに入らず、周りを見張っているのです。
明らかにリーダーとしての統率行動です。

奥の茂みにちび達を入れ、安全確保をしているボス。
立派なリーダーです。
という、変化は①1つの集団にまとまったこと②ボスが完全にリーダーに専念していること③人間との距離ができたこと、の3つです。
①②はニワトリ社会のことなので、まあどちらでもいいのですが、人間との距離は難しいですね。
もともとペットではないので、あまりべたべたした親密な関係を作りたいわけでもないです。
そんな風に懐かれてしまったら、絞められなくなってしまいますし。
しかし、脅威だと思われてしまうのも寂しいです。
まあ、どれだけ可愛がって大切にしても、時期が来たら食べてしまうので脅威には変わりないでしょうが。
ただ、ニワトリを絞めてから日が経つにつれて徐々に警戒が緩くなってきているのは感じます。
ニワトリなりの忘却があるのかもしれません。
そうやって、少しずつでも以前のような関係に近づいたらいいです。
あとはどうにか工夫して、絞めていることをニワトリに察知されないようにすることですね。
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【続報】煙突効果を利用した夏場の外気導入について - 2020.08.25 Tue
単純に「煙突を使って家を涼しくなる方法、あれからどうなった?」って話です。
室温を下げるための工夫 - 2020.08.13 Thu
この記事の続きです。

こういう風に、夕方で、室温が上昇し、外気の方が涼しい時。
窓を開けて、さらに薪ストーブを開けると外の冷たい外気を導入できるという話でしたね。
その後、あれこれ検証しました。

まずは、本当に煙突が引いているのかという話。
こうやってチャッカマンを近づけてみると、確かに煙突が引いていることが分かりました。

それはこのように前面を全開にしても同じです。
やはり室内外の気温差で煙突効果が発生しています。
なので、外気の方が温度が低い場合には、薪ストーブを開けることで外気を導入できます。
もう一つ。
これは、コメント欄でいただいたのですが、「室内が冷たい、外気が熱い場合、煙突効果は発生しないので、つまり薪ストーブは常時全開で大丈夫では?」というご意見でした。
これについては検証の余地があります。
ということで実験。
室内26℃、外気28℃くらいの時です。

やはり、心配していた通り、煙突効果が発生し、気流が発生していました。
これでは熱い外気が入ってきてしまいます。
では、なぜ理屈上は発生しないはずの煙突効果が発生してしまっているのか?
僕はこのように思います。

外が暑い時というのは、こうなっていると思われます。
赤とか青とかはそれぞれ温度だと思ってください。
外気が熱くて、屋根裏にも熱がこもっていて、でもさらに熱いのは実は煙突内部ではないかな。
二重煙突とはいえ、真っ黒なものが日光を浴びているわけですから。
ということで、煙突の内部が熱い、外部の方が冷たいという温度差が生まれ、煙突効果が発生すると考えられます。
しかし、この現象は煙突トップだけの小さな現象では収まらず。

煙突トップで発生した負圧で煙突内部の空気、薪ストーブ内の空気、室内の空気、外気の順番で引っ張られ、結局は煙突効果が発生して気流が起こってしまっているのではないでしょうか。
とまあ、僕の推測ですが、誰か詳しい人教えてください。
僕の推測通りですと、やはり冷たい外気を導入したいときにのみ薪ストーブを開けて、そうでないときは薪ストーブを閉めておいた方が良いということになります。
まあ、問題はイエルカの薪ストーブはそういう開け閉めが無意味かもと思えるくらい、気密性がないことですけれどね(笑)
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夏休みにやったこと(1)ブルーシートを引っ張り出した - 2020.08.26 Wed
今日からしばらく、夏休みの出来事を報告していこうと思います。
といっても、作業は細切れでした。
何せ、暑いんですよ。
ひなたでの長時間の作業は危険です。
しかし幸いにも敷地には建物やいろんな庭木があって、常にどこかしら日陰の箇所はできます。
そんなわけで、日陰を渡り歩くような作業の仕方だったと思ってください。
例えば、敷地の片隅にあったプールの穴を埋める作業をしたのですが、ここは毎日午後5時くらいになると生垣のおかげで日陰になります。
そんなわけで、毎日午後5時以降はプールの穴埋め作業とか、そんな感じです。
また、普段の記事は日報形式で書いておりますが、今回はそうしません。
日報形式だと、日々、細かな作業ばかりになってしまって、つまらないし訳が分からなくなるからです。
というわけで何月何日に何をやったかではなく、作業ごとにまとめて書くことにします。
今日はまず、ちょっとした作業。
以前に壁土プールを解体したのですが、その時に岩の下に巻き込まれていて出せなくなっていたブルーシートがありました。
それをようやく引っ張り出しました。
壁土プールを壊す(2020年3月22日) - 2020.04.11 Sat
この記事の続きです。
なんと5か月ぶりに、やっとできたのです。
こういう中途半端に残っちゃった作業って、往々にして後回しになってしまうんですよね。
5か月ぶりでもちゃんとやり切った自分はえらいです(笑)

そんなわけで、こう、ブルーシートの上に乗っかっている岩をどかし、ブルーシートを引っ張り出します。
ブルーシートがあるにもかかわらず、ここに不要な石を積み上げた僕が悪いんですよ(笑)
後先考えないと駄目ですね。
あ、ちなみにこのブルーシートはプールの上に屋根として敷いていたものです。

こ、こりは?!
憎きモグラの穴ですね。
あいつらめ!

で、何とか引っ張り出しに成功。
あとは、骨として打ち付けてあった角材を取り外し、切り刻んで可燃ごみとして出しました。
これで安心してプールを埋める作業に取り掛かれます。
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夏休みにやったこと(2)蔵の土壁を落とした - 2020.08.27 Thu
蔵の再生はさすがに素人だけの力では難しいので、久々にあゆみ大工さんと一緒にやることになりました。
そのための一人でできる下ごしらえを進めていきます。
ということで、蔵の土壁落とし。
以前にも書きましたが、蔵は土壁を落として板倉にし、さらに平屋建てに縮めます。

まずは西面から。
ちなみに一番手前の列が落ちていますよね。
これは6~7月の長雨で勝手に崩れたものです。
他の面もすべて崩れていてくれたら楽だったんだけれどなあ・・・。

さて、それでどう崩すか。
そりゃ脚立で上がって、バールで剥がすしかないのですが、それ以上の問題は落とした土をどうするかということ。
試しにこうやって一輪車を置いて。

上ると、場所によりますが傷んでいるところはすぐに落とせそうな状態です。
べりっとやってみましょう。

うーん。
一輪車からこぼれるのが半分以上。
これは一輪車で受けてどこかに運ぶのは難しいかな。
と思っていたら・・・。

どーん!!
大きな塊で一輪車がひっくり返りました。
ダメだこりゃ。
ちなみに壁土を運んでいく先としてはプールの跡地が有力だったのですが、それも微妙です。
プールはプールで掘った時の残土で埋めてしまいたいので、この壁土で埋めてしまうと残土が山のままで残ってしまいます。
というあれこれで、結局はこの壁は崩したまま放置することにしました。

ひたすら崩す。

下がえらいことになっていきますが、気にしていられません。
脚立が立てば大丈夫です。

長男が手伝いに来て、土を均してくれました。

これで西面が完了。

続いて北面です。
北面は妻方向だからか、あるいはこの蔵が燃えた時の雷火災の具合か、傷みが少ないです。
しかし今回は、傷みが少ないということはむしろ壊しづらいということになって、あまりよろしくはありません。

それでも頑張って壊していきます。

なんか、蛇の抜け殻があったり。

現役のハチの巣があったり。

これで北面も完了。
記事にまとめるとあっという間ですが、実際には昨日書いたように、日陰になる時間を利用しながら少しずつ進めました。

最後に東面です。

ところどころ蔵の外壁に使っていた礎石が埋まっています。
そういうのも掘り起こしながら。
いつまでも埋まっていると厄介ですし、何か使い道があるかもしれませんし。

やはりこちらも痛みが激しいです。
あ、そういえばこの左手側が火災の中心だったようで、だからそっち側の傷みが激しいですね。
さらに傷みが激しかった左側3分の1は自分で解体して、減築したのでした。

正面側なので、扉を解体しながらです。

うーん。
厄介。
砂埃に加えて、傷んでいる個所は虫に食われて木が粉末状になっていて舞い散ります。
これですべての面の土壁を落とせたのですが、誤算が。

6~7センチくらいの厚さの土壁を壊したことで、ヤギパドックの柵と蔵との隙間が広がってしまいました。
こりゃ逃げ放題だ。
でもこの日はへとへとだったし、日暮れも近かったのでここの手直しは諦めて、ヤギは外に繋いだままで眠ってもらいましたとさ。
とにかく埃まみれになった土壁落とし作業が何とか終わり、次のステップに進めます。
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夏休みにやったこと(3)落とした土壁を均した - 2020.08.28 Fri

このようにですね、えらいことになっています。
これから蔵を再生するにあたって、足場を組んだりいろいろしなければならないので、歩き回れる程度に片付ける必要があります。

土の塊とか、いろいろあって厄介です。

ではまた、日陰を求めながら西面からやっていきましょう。


とにかく、根気よく均していくしかありません。
時々、土木の本職の人と一緒にやるとわかるのですが、こういうのこそ本当にセンスが必要な作業です。
単純な肉体労働と侮ってはいけません。
僕はというと、本職でもないし、こういうことはめったにやらないので、遅くて下手です(汗)

続いて北面。

見上げると、立派な竹釘が。
昨日の記事でも書きましたが、一番劣化が少ない北面は竹釘もきれいに残っています。

均すときは土をどかす場所もないので、ひたすらこういう風に追いやっていくしかありません。
まあ、特に必要な庭木というわけでもないので、雑にやってしまいます。
庭木は古民家再生が落ち着いてから手を付けることにします。

北面も終了。

最後に東面。


やっていて気付いたのですが、すでに自然崩落していた土のせいで蔵の土台が傷んでいます。


そして、シロアリも発見。
まあ、母屋ではないので大丈夫なのですが、どうにかしなければなりませんね。
いずれにせよ、手遅れになる前に蔵の再生に取り掛かれてよかったです。

最後にここ。

これで均しは完了。
今回は壁土は落としたままにすることにしました。
こういうやり方で最も困るのが、土のせいで草が埋もれてしまって、ヤギの餌が減ってしまうことですね。
そこだけは困りものです。
まあ、我慢するしかありませんが。
落としたばかりの土は埃っぽいです。
ここにも秋に牧草の種を蒔いてやろうかな。


最後に土壁を落としたことでできてしまったパドックの柵の隙間を塞いで完了。
汗まみれ、埃まみれになる作業がまた一つ終わりました。
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夏休みにやったこと(4)蔵の竹釘を撤去した - 2020.08.29 Sat

竹釘というのはこれですね。
こういう風に蔵の板壁に、木の木目に沿って打ち付けてある竹の釘です。
ちょっと解説しますと、民家の土壁は竹木舞を掻いて、そこに表裏で4~5センチくらいかな、荒壁を塗ってだんだんと仕上げていきます。
大して土蔵は、外側にしか土を塗りません。
しかも、いきなり4~5センチくらいの厚さで荒壁を塗ってしまいます。
普通に板に泥を塗ってもつかないので、無数の竹釘を刺して、そこに着けていきます。
聞いた話では、最初は竹釘に対して泥団子をどんどん手で押さえつけていって、それから鏝で押さえるようです。
ちなみに、この大量の竹釘を、昔の左官屋さんは凍結によって仕事が出来なくなる冬期にまとめて作っておいたのだとか。
まあ、ともあれそういう竹釘が大量にありまして、それを撤去します。
板倉に作り変えるときに邪魔ですから。

部分的には、ものすごい板壁の傷み様。
さーて。
この竹釘をどのように撤去していきましょうか?!
何せ量が多いですし、高さも4~5メートルくらいのところまでついています。
一本一本外していたらすごい手間になってしまいますね。
ということで、こちら。

草掻きを使ってみました。
けっこう具合いいです(笑)
こんな風にサクサク落としていきます。

東面の上の方。
土蔵は、雨漏りによって土と板との間に水が入って、その水がいつまでも抜けずに悪さをするものですから、場所によってはかなりひどい腐朽具合になっています。

東面が完了。

続いて西面。

一番きれいに残っている北面は、竹釘もしっかりしているので難航します。

何とか完了。
竹釘がびっしりついている様もかっこよかったのですが、全部落としてしまいました。
仕方ありませんね。
これからかっこいい板倉として蘇ってもらいます(多分)
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陸稲の出穂がきたー!! - 2020.08.30 Sun
「しゅっすい」と読みますが、それがやっときました!
いやね、田んぼをやっている皆さんからするとごく当たり前に毎年起こっていることでしょうが、やっぱり初めてだと感動するものです。
ましてや、待ちに待った出穂ですから。
種まきは6月7日。
米としては随分と遅い感じがしますが、パッケージでは「5~6月に播種」とあったので、間に合うと信じました。
それからは思ったよりも発芽率が悪かったり、雑草に飲まれたり、雑草と間違えて抜いてしまったり、いろいろとドラマがありましたよ(笑)
周囲の田んぼは7月上旬には出穂していたんじゃないかな?
隣の畑のおじさんからも、「この稲、ダメなんじゃねえの?」なんて言われたりもしました(笑)
まあ、それくらい周囲の水稲に比べるとダメダメだったのです。
で、8月初頭までのあり得ないくらいの長雨はまあよかったとして。
それからの日照り。
梅雨が明けてからまともな雨はほぼ降っていません。
さすがに心配だったので、陸稲への朝夕の水やりを始めました。
そのようにして、待ちに待っていた出穂だったのです。

こんなかんじで、欠株もあるし、草丈も、色もまばらな陸稲畑。
なんだろうな。
日当たりは均等だから、肥料の多い少ないがあったかもしれません。

こんな風に、まぎれもない稲の穂が出てきましたよ!

ここにも!

草丈が低いところにもちゃんと。
さすがに成長速度の違いが見れるので、まだ全域というわけにはいきませんが、あちこちで出穂が確認できました。
このままいくと、やはり遅れ気味の10月末とかに収穫になるのかな。
楽しみです。
まあでも、出穂というのはあくまで米が実るかもというスタート地点に立っただけの話でして、これからどうなるかはわかりません。
粃(しいな)という、殻の籾ばかりということもあり得ます。
ドキドキの陸稲栽培がまだまだ続きます。
基本はニワトリの餌用だけれども、せっかくだから食べてもみたいな。
モチ種だから、餅にするか。
でも、ごく少量であってもモチにするためには籾を外して、精白してと、ハードルが高いです。

そう言えば、こういう雑草の出穂も(笑)
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雨が降らない!(2020年8月30日) - 2020.08.31 Mon
皆さんがお住まいの地域は、雨が降っていますか?
僕の住んでいるところは雨が降っていません。
伊那谷でもいろいろで、局所的な大雨もあるようですが、僕の住んでいるところに関してはすべて空振りです。
7月いっぱいはとんでもない長雨でしたね。
あれはあれで異常気象でした。
しばらく、青空というものを忘れてしまったほどでした。
しかし、それが終わってからの今度はカンカン照り。
8月の一か月間で雨が降ったのは、22日だけだったけれども、あれだって日照り続きの畑にはまだまだ不十分です。
他の雨はほんの湿る程度だけ。
大雨からの日照りというのは2年前、2018年の夏を思い出します。
あの時もひどかった。
災害級の大雨が降ったと思ったら、日照りで、台風で、また日照りで。
逆走台風に、ダブル台風に、異例だらけのシーズンでした。
今年も二層の高気圧に覆われて上昇気流が発生できないというのは同じです。
さて、日照りが続いて困ったこと。

キュウリは長雨と日照りで枯れました。


ブルーベリーも6本中2本枯れました。
ここまで枯れちゃうと復活もできないかな・・・。
あと、写真はないけれども、アスパラも何本か枯れました。

昨日の日曜日は午後から雨の予報。
外作業していると雷がゴロゴロなって、入道雲がもくもく。
こりゃいいぞと思って、雨が降るギリギリまで作業しようとするのですが、肝心の雨が降ってきません。
いつの間にか入道雲も消えていました。
やはり高気圧のせいで、積乱雲が雨を降らす前に散ってしまうのでしょうか。

日照りのせいで雑草も生えなくてピンチです。
ヤギの餌がありません。
当面はつる植物やオオブタクサを与えていますが、それだってすぐに底を尽きそうです。
仕方なく、隣の空き地から枯れ草を取ってきました。
1週間前に管理をしている方が刈り払って放置してあったので、そのまま日照りでいい具合の干し草になっています。

餌がないのでヤギの繋牧もしばらくしていません。
僕が運んできた餌を与えるだけです。
こうなるとヤギも手間がかかるだけです。
まあでも、かさばる植物をちっちゃなウンコに変えてくれるのだけは優秀だな。

予報や雨雲レーダーを裏切って、夕方まで降らない。

夕方に再び稲光が発生し、また期待が高まります。

こういう入道雲が近づいてきてくれればなあ・・・。
天気予報の雨マークはどんどんと遠ざかるし、入道雲は近づいてこない。
雷はいつも遠くで鳴っている。
もう、諦めることになれました。
この日は夜11時くらいに、やっと湿る程度の雨が降りました。
と思っていたら、これを書いている今(31日9時過ぎ)はやっとまとまった雨。
こういう雨は丸一か月ぶりです。
これでようやく畑も果樹も雑草も水を得られます。
それにしても、毎年の異常気象はいい加減にしてほしいものです。
「例年」「平年」という言葉が近いうちに死語になる日が来るかもしれません。
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