長調はなぜ明るく、短調はなぜ暗い?

曲を聴くとき、皆さんは「この曲は明るい」「楽しい」「暗くて悲しい」などの性格をどのように判断していますか?
理屈はよくわらないけれど、なんとなく明るい、なんとなく暗い…と感じていますか?
Aメロ、Bメロは暗い雰囲気だったのが、サビで一気に明るくなった!…何が大きく変わったのでしょうか。
ほぼ全ての曲には 調 というものがあります。
その音階やハーモニーをもって「明るい」「暗い」「お洒落」などを無意識に判断している方も多いはず。(もちろん、使っている楽器やリズム等にもよるので一概には言えませんが…)
今回は一般的に明るいとされている「長調」と、逆に暗いとされている「短調」の違いのお話。
長調が明るく聴こえる理由
長音階と短音階の違いについて、具体的な細かい説明は今回は省略させて頂きます。
(全全半全全全半とかの音階の間隔の話)
以前↑こちらの記事でちらっとお話したことがありますが、ドレミファソラシドの音階は3番目(ミ)と4番目(ファ)の間、7番目(シ)と8番目(ド)の間は音の間隔が狭くなっており、それが一般的に人々にとって耳心地良く違和感が少なく聞こえる音階であるとして長音階とされています。
この長音階が何故明るく聴こえるかというと、前述のとおり"耳心地が良く"、"違和感が少ないから"なんですね。
和音になっても同じで、濁りのない調和した和音は聴いていてストレスをあまり感じません。
長調の曲では基本的にこの【長音階】と【長和音】が使用されているため、聴いていて安心感があり明るい印象を受けるのです。
短調が暗く聴こえる理由
逆に短調はなぜ暗く寂しげな印象を受けやすいのか?
これには諸説ありますが、短調の音階や和音の構成音が倍音とぶつかって不協和音となり、聴く人にストレスを与えているからという説が有力だそうです。
(ちなみに自然短音階の音の間隔は、長調の全全半全全全半に対して全半全全半全全)
倍音とは
倍音というのは、ある音を慣らしたときに自然に発生する音のことをいいます。
たとえばピアノで一番低いドの音を力いっぱい鳴らして、よ〜〜く耳を凝らして聴いてみると…

実は↑これだけの数の音が、一番下のドの音と同時にかすかな音で鳴っているんです。
全ての音をはっきりと聴き取るのは難しいかもしれませんが、私達は無意識にこの倍音を聴いています。
ドを基準とした長調の三和音は「ド•ミ•ソ」、短調の三和音は「ド•ミ♭•ソ」。
上の倍音表にナチュラルの「ミ」はありますが、「ミ♭」の音は含まれていませんよね。
この「ミ♭」が倍音の「ミ」と音の間隔が近すぎて、ぶつかって濁った音になってしまうことで聴き手側に無意識の不安感やストレスを与えてしまう。
この不安感やストレスが、「暗い」「寂しい」と感じさせているというわけですね。
長調の三和音と比較して真ん中の音(第3音)が半音低くなっていることも、相対的に暗く感じる理由かもしれません。
"パブロフの犬"現象によるもの?
また、この「明るい」「暗い」「楽しい」「悲しい」というのはあくまで人間である私達が受ける主観的な感情であるため、長い歴史の中で明るいシーンでは軽やかな長調の曲、暗いシーンでは重々しい短調の曲を日常的に聴き続けていることによる"条件反射"的な作用も働いているのではないかと思います。
例えば、一般的にあまり聞きたくはない音、怖い音と認識されている緊急地震速報。
あの音は"悪魔の音程"といわれているトライトーン(増4度/減5度)や不協和音を使って不安感や緊張感を強調することで怖く感じさせているというのも勿論一つの理由ではありますが、それだけではなく、あの音を聞くと自然と「大震災の記憶」や「体験した非日常や恐怖心」も同時に蘇って想像してしまう事も、怖さの理由として大きくあるはず。
参考↓(※緊急地震速報の音が流れます。視聴注意)
@Nanaki_007(X)
以前「音楽のメンタルタイムトラベル」というタイトルの記事を書いたことがあります。
これはある特定の音楽を聴くと過去に経験した出来事を思い出し、当時見た景色や感じた気持ちを再体験すること。これと似た現象なのかなぁ、と。
音楽がもたらす作用は理論だけではなく、私達の心理や脳の働きとも深い繋がりがあるということですね。
おわりに
普段当たり前のように「長調=明るい」「短調=暗い」と感じたり、幼児期の子どもたちに音楽を教える際にそのように説明していることも多いかと思います。
こういった"当たり前"の認識に対して純粋に「なぜ?」の気持ちを持つことはとても大切で、またそれを学ぶことでより知ることの楽しさを味わうことができますね。
そして色々な音楽や曲を聴く中で、必ずしも長調だからポジティブな曲なわけではないし、短調でも軽やかでワクワクするような曲はたくさんあることにも気が付くはず。
下記に何曲かご紹介してから終わりにしますね!有名な曲ばかりなので、「これって確かによく聴けば短調だったんだ!」と驚く曲もあるかもしれません。
おまけ(短調だけど明るい曲)
YOASOBI《アイドル》
《ルパン三世のテーマ'78》
これらの曲は聴いて頂くとわかるとおり、音の響きは短調なのですが曲そのものは軽快でアップテンポ、リズムが細かい、メロディも音価が短い(音数や動きが多い、スタッカートや休符等を上手く使って軽やかさを出している)曲が多いですね。
こういった曲は鳴っている和音そのものが暗い響きでも、その他の要素を含めた曲全体として聴くと聴き手側は明るい印象を受けやすいです。
今回も読んで頂き、ありがとうございました!
美しい日本の言葉に惹かれる

昔からなのですが、"大和言葉"というのでしょうか。古来からある日本独特の美しい言葉がすごく好きで。
「淡藤色」や「梅重」というような色の和名、「弥生」「皐月」のような旧暦の和風月名のような雰囲気の言葉。
ああいう言葉って、知って意味を学ぶだけでもなぜかすごく癒されたような気持ちになるんですよね。
それで最近SNSを見ていて、「いいなぁ」とすごく惹かれる投稿をたまたま見つけて。
辿ってみたら、【音葉文庫】という音楽活動をされている、"言の葉収集家"の浅夏レイさんという方でした。
【枯淡】こたん
— 浅夏 -言の葉収集家- (@asanatsu_rei) 2025年1月18日
あっさりしている中にも、深い味わいがあること。 pic.twitter.com/MixnMbYnLX
「一節の言の葉から紡がれてゆく音楽と物語」がコンセプトだそうで、空の色や雨の名前、月の呼び方などをはじめ、美しい日本語を綺麗な写真や音楽と共に紹介してくださっています。
こういう雰囲気すごく好きなので、個人的にめちゃめちゃ刺さりました。
ブログタイトルで"夕星(ゆうづつ)"という言葉を使っている時点で、なんとなく察している方も多いかもしれませんが。笑
ちなみに夕星というのは夕方の西の空に見える金星のことを指す言葉(宵の明星)で、 清少納言の《枕草子》の中の「星はすばる。彦星。ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。」という一節から取っています。
ワーグナーのオペラ《タンホイザー》の第3幕に「夕星の歌」という曲もありますね。
少し話が逸れてしまいました。
この音葉文庫のコンセプト、素敵ですよね。
美しい日本の言葉と、歌詞と、風景と、音楽と。全部まとめて楽しめて、私の拙い語彙力ではなんと表現していいかわからないのですが…とても穏やかな気持ちになれます。
この本もすごく良い。こういうの欲しかった。
買おうかなぁ。
【クラシカル・クロスオーバー】ジャンルの垣根を越えた音楽の魅力

クラシック音楽と他ジャンル音楽の融合って、他では味わえない独特な雰囲気と魅力がありませんか?
ジャンルの垣根を越えて音楽性を融合させることをクロスオーバーといい、クラシック音楽とポピュラー音楽が合わさった音楽を一般的にクラシカル・クロスオーバーと呼びます。
日本で特に有名なのは、2003年に大ヒットした平原綾香さんの「Jupiter」ですね。
この歌で初めて原曲ホルストの「木星」の存在を知り、更にそれをきっかけに「火星」や「金星」など他の曲にハマった方も多いはず。
今改めて聴いてもすごく良い…またこういう曲が流行らないかなぁ。
↑こちらが原曲グスターヴ・ホルスト作曲の組曲《惑星》より「木星 快楽をもたらす者」。
平原綾香さんが使用したあの有名な旋律は中盤3:10あたりから始まります。
クラシックの作曲家が生み出した荘厳で美しい旋律に、現代アーティストの個性豊かで華やかなセンス光るアレンジとサウンド。
今回はそんな、"クラシックと他ジャンルの融合"を楽しむことができる曲をご紹介します。
- ラヴァーズ・コンチェルト/サラ・ヴォーン
- I DO / SYMPHOBIA
- 誰が為のレクイエム/BIGMAMA
- Symphony No. 9, Op. 95: I. Adagio, Extract/THERION
- Phoenix/チェン・ミン
- テトリス /柊マグネタイト feat.重音テト
- ベートーヴェンの交響曲 第5番「運命」
- 【おまけ】あの曲も実はクラシックと深い繋がりが?
ラヴァーズ・コンチェルト/サラ・ヴォーン
誰もが知る名曲です。こちらはご存知の方も多いかと思いますが、原曲はJ.S.バッハの「メヌエット」。
曲の雰囲気はもちろんのこと、ラヴァーズ・コンチェルトは4/4拍子、メヌエットは3/4拍子と拍の取り方が違うことでより個性が出てとても素敵なアレンジだと思います。
私が生まれて初めて買った小さな手回しオルゴールの曲がこの曲ラヴァーズ・コンチェルトで、個人的な思い入れもたっぷり。
原曲はこちらですね。↓
I DO / SYMPHOBIA
プロジェクト名「シンフォビア」の由来はシンフォニーとの融合。
クラシックの名曲が、こんなに格好良くなるなんて。鳥肌です。
原曲の「白鳥の湖」第2幕より《4羽の白鳥たちの踊り》↓
誰が為のレクイエム/BIGMAMA
邦ロックとクラシックの融合。BIGMAMAといえばドヴォルザークの「新世界より」第4楽章を基に作られた「"荒狂曲"シンセカイ」が一番人気曲なのかなと思うのですが、個人的に好きなのはこの「誰が為のレクイエム」です。
基になっているのは三大レクイエムと称されるヴェルディのレクイエム《怒りの日》。
Symphony No. 9, Op. 95: I. Adagio, Extract/THERION
スウェーデンのシンフォニック・メタル・バンド【セリオン】。
先にタイトルを出したドヴォルザークの「新世界より」の第4楽章は、こちらのメタルアレンジの方を載せます!
いやあ、かっこいい…。
もちろん、原曲だって涙が出るほど迫力があって美しくてかっこいいです。
Phoenix/チェン・ミン
手塚治虫原作のアニメ「火の鳥」のメインテーマ、Phoenix。
二胡で奏でられる旋律がとても美しいですね。
テトリス /柊マグネタイト feat.重音テト
最近の流行り曲、ボカロからも一曲!
こちらはタイトルの通り"テトリスの曲"として大変有名ですが原曲はそこから更に遡り、ロシア民謡「コロベイニキ(コロブチカ)」という曲が基になっています。
懐かしのテトリスのピコピコサウンドもいいですが、こちらもとても良い。
ベートーヴェンの交響曲 第5番「運命」
たまたま数年前にYouTubeで見つけて聴き惚れた映像で、詳細はわからずなのですが…。
ベートーヴェン×ロックの相性は抜群ですね。途中リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」がソロで出てきますが、最後はまたベートーヴェンに戻って交響曲第9番(第九)が格好良く演奏されます。
【おまけ】あの曲も実はクラシックと深い繋がりが?
皆さま、この曲をどこかで聴いたことはあるでしょうか?
これはオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の中の一曲《Ein Männlein steht im Walde
(小人がひとり森の中で)》という曲。
《池の雨》というタイトルでも有名なのですが、これは昔某大手音楽教室のテレビCMで子ども達が元気に「ドレミファソーラファ ミ・レ・ド♪」と歌っていた、あの曲。
実は原曲はヘンゼルとグレーテルの曲なんです。
2曲目。こちらも冒頭の旋律をよく聴いてみてください。
ものすごーく重々しい雰囲気ですが、よくよく聴いてみると…?
「グーチョキパーで、グーチョキパーで、なにつくろう〜」の歌に聴こえてきませんか?
皆さんのイメージされるあの曲とは随分違うかとは思うのですが、このマーラーの交響曲第1番 第3楽章の冒頭のメロディは手遊び歌「グーチョキパーでなにつくろう」の旋律を短調にしたものです。
もともとの原曲はフランスの民謡フレール・ジャック(Frère Jacques)という曲。↓
この他にも、日本の歌かと思いきや実は原曲は海外の古い民謡やクラシックだった…という曲はたくさんあります。
探してみると、新しい発見があって面白いですよ。
今日はここまで。ありがとうございました!
関連記事
カリンバのボディ素材、木製とアクリル製の違い。どちらがよりオルゴールっぽい?

カリンバといえば木でできた楽器を思い浮かべる方が多いかと思いますが、透明や虹色のボディの可愛らしいアクリルのカリンバも、演奏動画やネット通販等でよく見かけますよね。
アクリルで作られた楽器自体が珍しいのでぱっと目を引きますし、その音色も見た目と同じくらいキラキラとしていて可愛らしい。
気になるけど、木製と比べるとどこがどういう風に違うのかがわからない。どっちを買おうか迷っている…という方に向けて、ここでは"木製とアクリル製の違い"と、それを含めた個人的な感想をざっくりと書いていきたいと思います。
メーカー毎の具体的な違いは、わかりやすい比較動画を出してくださっているYouTuber様もたくさんいらっしゃいます。実際に購入を検討されている方は、それらの動画をぜひ観て自分で音を聴いてみてからの購入を強くおすすめします。
関連記事↓
先に結論から言いますと、私はお気に入りはアクリルだけど、普段使いは木製派です。
両方それぞれ持っておいて損はないです。(身も蓋もない!)
それぞれの長所短所、個人的な感想等をまとめますね。
特徴の違い
木製カリンバ

アクリルカリンバ

・キラキラ感があり明るく澄んだ音色
・形やデザインがお洒落なものが多い
・明るい音のオルゴール感を求める人におすすめ
音色の違い
私はカリンバで曲を演奏する際、曲の雰囲気によって使用する楽器を変えています。
色々と細かい基準は自分の中でありますが、なんとなく童謡やクラシック、癒し系の曲などでは木製、透明感があって切ない曲ではアクリルを選ぶことが多いです。
テノヒラ/wowaka
あたたかく優しい気持ちになれる曲に木製、切なくて心に沁みる曲にアクリルを使用すると、より曲や歌詞の雰囲気と音色がマッチして心地良く弾くことができます。クリスマスソングなんかは私はアクリルで弾くのが好きです。
価格の違い
木製カリンバは正直メーカーによってピンキリで、万を超えるものもあります。
でもお値段以上の魅力があり、ボディは木製だけどキラキラ感もある、温かさも透明感もどちらも兼ね備えた本当にオルゴールそのもの…!というような理想的なカリンバもあるのです。
一方、アクリルカリンバはというと比較的お財布に優しい価格のものが多く、5,000円ほどかそれより安いものがほとんどかな?という印象ですね。
初心者にはどちらがオススメ?
はじめに「両方それぞれ持っていて損なし」と書きましたが、では楽器もカリンバも全くの未経験で、初めてカリンバを購入して練習したい!という方にはどちらがオススメなのか?
これは、重さや弾きやすさ等の視点から木製の方が良いかなと思います。
楽器というものはある程度慣れてくるまでは体に変な力が入ってしまったり、そのせいで変な癖がついてしまいやすくなります。
カリンバに限らず楽器演奏に大切なことは"体に余計な力を入れないこと"なので、重さのあるアクリルより木製で慣れていくのがオススメです。
実際私もはじめは木製の箱型(一番軽くて音量も出やすい)を最初に買って、半年ほどして慣れてから2台目としてアクリルカリンバをお迎えしました。
おわりに
いかがでしたか?
あくまで個人的な感覚でしかありませんが、私が演奏動画を公開してよく「これはなんという楽器ですか?どこで買えますか?」といったご質問を頂くのは、見た目の映え感と音色のキラキラ感からかアクリルカリンバの方が若干多いように感じています。
カリンバ購入を検討中の皆様のお役に立てますように。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
ジャンルに囚われず純粋に音楽を愛でたいオタクの独り言
音楽界隈の中でも色々派閥?みたいなものがあって、時に対立や論争が起こることがあります。
例えば、クラシックvsポップスだとか、吹奏楽vsオケだとか、生演奏vs機械演奏、オペラvsミュージカル、アコースティックピアノvs電子ピアノ…挙げるとキリがなくなりますが、要は「音楽とはこうあるべきだ。そうでないものは音楽とは言えない」的な争い。
ああいう類いのマウントの取り合いがすごく嫌で、私はクラシックが好きですが「クラシックこそ高尚な音楽(他は低俗)だ」と他のポップスやジャズ、大衆音楽等を否定的に見下す傲慢な考え方が特に大嫌いです。

そりゃあ何百年の時を経ても淘汰されることなく愛され続けるクラシック作曲家が偉大であることは間違いないし、曲の中身も知れば知るほど奥が深くて素晴らしい。
でもジャズだって今や100年以上、他のジャンルの音楽にもそれぞれに長い長い歴史があり、後世に語り継がれる名曲がある。
"最近の若者達の中での流行っている"と思われがちなボーカロイドだって、最初にソフトが発売されてから既に20年も経っているんですよね。
クラシック音楽が貴族など上流階級のためのものだったのは、フランス革命の前くらいまで。はるか遠い200年以上昔の話。
クラシックを盾に他のジャンルを見下した考え方は、"他の音楽を批判するための道具"としてむしろ粗雑に扱っているように感じて悲しい気持ちになります。
しかもこのマウントが、同じクラシックの中でもあるからますます嫌だ。
ピアノ、弦楽器、管楽器などの専攻の違いで価値観の違いが生じたり、同じ管楽器奏者なのにオケに属するか吹奏楽に属するかで対立があったり。
やりたい演奏の方向性が違う、求める音色やリズム感が違う、そういう面で衝突したり合わないからと距離を取る事自体は決して悪いことではないけれど、わざわざ見下さなくてもいいのにね。と、ずっとモヤモヤしています。
そして逆ももちろん然り。
「クラシックの人間は楽譜通りに弾く(吹く)ことしかできない」的な嘲笑を含んだ批判を見ると「ぐぬぬ…」となると同時に、「自分の属するジャンル以外を排除しようとする人達が一定数いるのはどうしてなんだろう」と切なくなってしまう。
どの界隈でもこういう対立ってありますよね。
もっとお互いがお互いをリスペクトし合えたらいいのになぁ。
……という、少しマイナスな独り言でした。
これだけで終わるのもちょっとアレなんでここからは気持ちを切り替えて、ジャンルに囚われず個人的に推し続けている曲を置いていこうと思います!
個人的な趣味全開のラインナップです。笑
- スウィング・ジャズ《Sing Sing Sing》
- 吹奏楽《マゼランの未知なる大陸への挑戦》
- ミュージカル《CATS Overture》
- アイリッシュ音楽《Blarney pilgrim & John ryan's polka》
- ウエスタンヨーデル《She Taught Me How To Yodel(スイスの娘)》
- ボカロ×邦ロック《千本桜》
- ボカロ《抜錨》
- アニメキャラソン《はたふってパレード(ヘタリア)》
スウィング・ジャズ《Sing Sing Sing》
2004年の映画「スウィング・ガールズ」で話題になった名曲中の名曲ですよね。
吹奏楽でも人気曲なので、部活動の中で演奏したことがあるという方も多いかもしれません。
吹奏楽《マゼランの未知なる大陸への挑戦》
「マードックからの最後の手紙」などでも有名な、樽屋雅徳さん作曲のこの曲。
私自身の吹奏楽経験は累計で7年ほどとさほど長くはないのですが、自分が経験してきた・聴いてきた吹奏楽曲の中で一番といってもいいくらい大好きな曲です。
特に中間部のフルートソロの後から。最高&最高なのでぜひ聴いてください。大航海の旅に出たくなります。笑
ミュージカル《CATS Overture》
私が愛してやまないアンドリュー・ロイド・ウェバー氏作曲の「CATS」のオーバーチュアです。
"前奏曲"と名のつく曲の中で、この曲かモーツァルトの「フィガロの結婚」かの二択で悩むくらい大大大好きな曲。
最初から最後までがあまりにも完成されすぎていて…。
アイリッシュ音楽《Blarney pilgrim & John ryan's polka》
タイタニックのあの名シーンで演奏されていた曲ですね。
特に2曲目のジョン・ライアンズ・ポルカ、定期的に何度でも聴きたくなります。
ウエスタンヨーデル《She Taught Me How To Yodel(スイスの娘)》
昔話題になったこの天才少女の動画、当初から今もずっと大好きです。
ボカロ×邦ロック《千本桜》
もともと原曲の「千本桜」は大好きだったんですが、和楽器バンドがこのカバーを出した時には思わず「ありがとうございます…」と手を合わせたくなりました。
ただただかっこいい。演奏も映像もとても良い。
ボカロ《抜錨》
ボカロは好きな曲が多くて、なかなか一つには絞れないですね…。
ただ一つ、"ボカロ"というのはあくまで楽曲製作ソフトの名称でしかなく、そこから生み出された曲は本当に作曲者(ボカロP)によって個性様々です。
「機械音声よりも生身の人間の歌声の方が良い」という価値観も勿論理解していますが、その人間の歌唱力の限界を超えた音楽がボカロ最大の魅力でもあったりするんですよね。
歌詞に重きを置いているボカロPも多く、かなり切り込んだグサッとくる内容の曲があるのも推しポイントです。
アニメキャラソン《はたふってパレード(ヘタリア)》
元オタクなので、アニソンもキャラソンもよく聴いていました。
その中で特にハマって特にお気に入りだったのが、「ヘタリア」というアニメのキャラソン。(アニメの内容的にはステレオタイプ全開で賛否があるかもしれないので、今は曲の話だけをしますね)
ざっくり言うと世界各国を擬人化した内容の作品で、キャラソンも各国独自の楽器や民謡、音階が使われていて純粋に聴いていて楽しいんです。間奏で国歌の旋律が出てきたり。
動画はファンの方が作ったメドレーなので、もしご興味ある方はぜひ気になった国のキャラソンをフルコーラスで聴いてみてください。
ドイツやフランスは間奏に国歌が使われていて、ロシアは民謡の「一週間」の旋律が出てきます。日本は雅な雰囲気で歌詞には枕草子が出てきたり、スペインはフラメンコギターが格好良すぎでオススメです。
あと別曲ですが「まるかいて地球」のオーストリアは冒頭管弦のチューニングから始まる芸の細かさが堪らんのです。
個人的な独り言や趣味にお付き合いいただき、ありがとうございました。
推し曲はまだまだたくさんあるので、続きはまたどこかの機会で。
関連記事
心のセルフケアに最適なクラシック音楽②
前回の記事↓
今回も引き続き、癒し効果の高いおすすめクラシック曲を載せていきます。
心が疲れているときに聴きたいクラシック音楽

グリーグ《ペール・ギュント 「朝」》
もし名前に馴染みがない方でも、下記で紹介する曲はどこかで一度は聴いたことがあるはず。
Edvard Grieg(エドヴァルド・グリーグ)
グリーグの最も有名な曲とも言える戯曲《ペール・ギュント》の第4幕 前奏曲(または第1組曲 第1曲)「朝」。(原題は"朝の気分")
モロッコの海岸で物語の主人公ペールが日の出を迎える場面の音楽です。
この曲が流れる風景は北アフリカの砂漠で迎える朝なのですが、作曲したグリーグがノルウェー生まれというのもあってか、まるで北欧の大自然の中で迎える爽やかな朝のような瑞々しさを感じますね。
ビゼー《カルメン 第3幕への間奏曲》
「カルメン」「アルルの女」の二大傑作で知られるフランスの作曲家。
アルルの女の中の「ファランドール」が私は大好きですが、今回は別の曲を。
1800年代のフランスの作曲家。
今でこそ世界から愛され続ける名作を数多く生み出したビゼーですが、生前はあまり評価されていなかったようです。
彼の代表曲であるオペラ「カルメン」の初演も失敗に終わり、そのわずか3ヶ月後、持病の悪化により36歳という若さでこの世を去ってしまいました。
オペラ《カルメン》第3幕への間奏曲。
ハープの分散和音とフルートのソロが美しい、とても有名な曲です。
もともとは《アルルの女》のために書かれた曲とも言われていますが、確かにアルルの女のメヌエットと曲の構成や雰囲気が似ていますね。↓
アルルの女(メヌエット)
アルルの女ついでに、私の推し曲ファランドールも置いておきます。
こちらはリラックス効果というより、ドーパミンを増やしたい方にぜひ。もうね、全ての楽器全てのパートがあまりにもいい仕事をし過ぎていて…一つも漏らさず耳に入れたいくらい大好きな曲で、何度も何度も聴いてしまいます。
アルルの女(ファランドール)
ショパン《雨だれ》
「英雄ポロネーズ」「子犬のワルツ」「幻想即興曲」「革命のエチュード」などなど、数多くのピアノ曲を生み出したショパンを知らない方はきっといないはず。
Frédéric Chopin(フレデリック・ショパン)
ロマン派を代表する作曲家・ピアニスト。別名「ピアノの詩人」と呼ばれており、ピアノといえばショパンを思い浮かべる方も多いはず。
母国ポーランドでは、5000ズウォティ紙幣に彼の肖像と直筆譜が使用されていたことがあります。
24の前奏曲(24 Préludes) 作品28の第15曲目「雨だれ」。
一定の感覚で鳴り続ける音が、しとしとと落ちる雨音を表現しているこの曲。数あるショパンのピアノ曲の中でも大変人気が高く、雨の日に聴きたい癒しの音楽としても定番となっています。
ブラームス《旋律のように》
バッハ、ベートーヴェンと並んでドイツの偉大なクラシック作曲家"3大B"の1人であるブラームス。
「ブラームスの子守歌」もとても有名ですね。
ドイツの作曲家。ベートーヴェンの後継者とも言われており、彼自身も直接的な接点はなかったもののベートーヴェンの存在を強く意識していました。
「ベートーヴェンの交響曲第10番」とも評される《交響曲第1番 ハ短調 作品68》は、完成するまでになんと20年もの歳月を費やしたといいます。
5つ歌曲 作品105より第1曲「旋律のように(Wie Melodien zieht es)」。
テノールの歌声と、ヴァイオリンの音色の2種類を載せました。
どちらもとても美しく、心が洗われるようですね。
ドビュッシー《アラベスク第1番》
「月の光」や「亜麻色の髪の乙女」などで知られるフランス出身の作曲家。
ドビュッシーは癒される曲がとても多くて迷いましたが、今回は特に好きなピアノ曲を選んでみました。
まるで抽象画のような、色彩的で幻想的な独特の世界観を持つ彼の音楽は、今も多くの人を魅了し続けています。
流れるような旋律と柔らかな響きがとても心地良く、まるで夢の中にいるような気分にさせてくれる一曲。
モーツァルトの讃美歌
アヴェ・ヴェルム・コルプス
モーツァルトは前回の記事でも「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」と共に紹介しましたが、どうしてもこれも入れたかったので追加します。
Ave verum corpus、ラテン語で「優しきイエスよ、慈悲深きイエスよ」という意味になります。
晩年のモーツァルトの傑作ともいえるこの曲。天上の世界を思わせる厳かで美しい響きは、思わず溜め息が漏れそうになるほどの名曲です。
おわりに
いかがでしたか?
前回、今回共に、比較的尺が短く聴きやすい曲を選んでみました。
朝焼けの光を浴びながら、雨音をBGMに、暗い部屋で目を瞑って瞑想しながらなどなど、色々なシーンでぜひ聴いて疲れた心を癒してみてくださいね。
心のセルフケアに最適なクラシック音楽
音楽を聴くとセロトニンやオキシトシンなどの神経伝達物質が分泌される、リラックス効果があるというのは有名な話。
セロトニン(幸せホルモン)には不安感を和らげたり精神を安定させる効果、オキシトシン(愛情ホルモン)にはやすらぎ感をもたらしたり、ストレスを緩和させる効果がありますね。
また、自分の好きな曲や気分が上がる曲を聴くとドーパミン(快楽物質)やエンドルフィン(脳内麻薬)がより多く分泌されるとも言われています。
選曲によっては気持ちが落ち着いて心が癒されたり、逆に感情が昂って悲しみが一層強くなって涙が溢れてしまうこともあったりと、音楽には人の心や精神を揺さぶる不思議な力があります。

癒し効果の高い自然界の音として、焚火の燃える音、小川のせせらぎや波音のような静かに水が流れる音、木々のそよぐ音などがあります。
これらの音には「1/fゆらぎ」と呼ばれる周波数が含まれており、規則性と特発性、予測性と逸脱性が適度なバランスで調和され、聴く人に安心感や心地良さを感じさせます。
特にクラシック音楽には1/fゆらぎの音が多く含まれており、そのため「リラックス効果が高い」と言われているのです。
落ち着いた雰囲気のカフェや病院などのBGMによく使われていますし、睡眠導入のための音楽としておすすめに上がるのは静かなクラシックの曲が多いですよね。
ただ、クラシック音楽は馴染みの薄い方にとっては退屈だと感じたり、またいざ聴いてみようと思っても数が膨大過ぎて何を聴けばいいのかわからない。自分の好みに合っていそうな作曲家もよくわからない…という方は多いかもしれません。
もちろん自分の好きなジャンル・好きな曲で気分を上げるのも効果絶大なのでおすすめですが、「クラシックって今まであまり縁がなかったけど、ちょっと聴いてみようかな」という方に向けて、定番中の定番かつ個人的オススメ曲をいくつかご紹介しますね。
おすすめクラシック音楽
W.A.モーツァルト《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
「1/fゆらぎ」や「リラックス効果」のある代表的なクラシック曲として真っ先に出てくるのは、やはりモーツァルトではないでしょうか。
子守歌として使われたり、胎教に良いという理由で妊婦さんにもおすすめされていますね。
W.A.Mozart(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)
1700年代後半に、オーストリアを拠点に活動していた音楽家。ハイドン、ベートーヴェンと並ぶ"古典派"を代表する作曲家です。
6歳の頃に女帝マリア・テレジアの前で御前演奏をした事があり、その際当時7歳だったマリー・アントワネットにプロポーズをしたという逸話もあります。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」はとても有名で、第1楽章は誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。
「Eine kleine Nachtmusik」を英訳すると「A Little Night Music (小さな夜の音楽)」。
モーツァルトらしい軽快さと叙情的な旋律が魅力的なこの曲は、全楽章通しても20分ほどと短く、クラシック初心者の方にとってもとても聴きやすい一曲です。
J.S.バッハ《主よ、人の望みの喜びよ》
癒しの曲が多い作曲家としてはバッハも大変有名です。
J.S.Bach(ヨハン・セバスティアン・バッハ)
1600年代後半〜1700年代前半のドイツの作曲家・オルガニスト。
バロック音楽の時代を代表する大作曲家で、クラシック音楽の基礎を構築しベートーヴェンやモーツァルトをはじめ後世の音楽家達に多大な影響を与えたことから、別名「音楽の父」と呼ばれています。
「主よ、人の望みの喜びよ」は10曲からなる教会カンタータ「心と口と行いと生活で(BWV147)」の最終曲のコラールです。
正式名称は「Jesu, bleibet meine Freude(イエスは変わらざるわが喜び)」。
カンタータとは、楽器で伴奏される声楽曲のこと。
ゆったりと、けれど止まる事なく流れる川のせせらぎのような穏やかな旋律と美しい響きに心癒されますね。
ラフマニノフ《交響曲第2番ホ短調 第2楽章》
壮大で感情を揺さぶる旋律が魅力のラフマニノフも個人的にとてもおすすめ。
Sergei Rachmaninoff(セルゲイ・ラフマニノフ)
1800年代後半〜1900年代前半、ロマン派を代表するロシアの作曲家。
ピアニストでもあり、指揮者でもありました。
彼が作曲した「ピアノ協奏曲第2番」はドラマ「のだめカンタービレ」の中でも演奏され、一般の方からも知名度が高く大変人気の曲です。
全楽章ぜひ聴いて頂きたい名曲ですが、特にこの第3楽章Adagioはラフマニノフらしい旋律の美しさが最もよく表れていて、思わず涙が溢れそうになるくらい心を掴まされます。
「ヴォカリーズ」等も涙を誘う美しい旋律で、ぜひ聴いていただきたいです。
チャイコフスキー《くるみ割り人形「パ・ド・ドゥ」》
こちらもロシアの作曲家、世界三大バレエである「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」で有名なチャイコフスキー。同じロシアロマン派のラフマニノフの一世代前にあたる人物で、ラフマニノフも彼をとても尊敬していました。
Pyotr Tchaikovsky(ピョートル・チャイコフスキー)
19世紀末期に活躍した作曲家。
西洋の古典音楽の技法の中にロシアの民族音楽の要素を取り入れた彼の作品は、甘く繊細で、かつ感情豊かな美しい旋律が魅力的。
バレエ音楽「くるみ割り人形」の第2幕 第14曲「パ・ド・ドゥ」。
チャイコフスキーは旋律の魔術師なんて呼ばれることもありますが、その真骨頂とも言えるのがこの曲ではないでしょうか。
下降の音階を何度も繰り返すという一見単純な旋律を、ここまで美しく叙情的に、かつ壮大な音楽に仕上げてしまう。まさに魔術師そのものですね。
くるみ割り人形は全曲通して名曲揃いで、一曲一曲はとても短いので聴きやすくて楽しめますよ。
特に有名なのは「花のワルツ」や「行進曲」「金平糖の踊り」等ですが、個人的にお気に入りなのはパ・ド・ドゥ、トレパック、終曲のワルツです。
ドヴォルザーク《新世界より 第2楽章》
「新世界より」の第4楽章は、誰もが聴いたことのある名曲ですね。
私も大大大好きな曲でもうこちらもぜひぜひ全楽章通して聴いて欲しいくらいなのですが、今回は特に癒し効果の高い楽章をご紹介。
後期ロマン派を代表するチェコの作曲家。
日本では「家路」というタイトルもつけられているこの曲。
「遠き山に日は落ちて〜」の歌詞でも有名ですが、原曲はこの交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」の第2楽章です。
夕方や下校時刻のチャイムに使われている地域や学校もあるのではないでしょうか?
哀愁とノスタルジー漂う、美しい旋律とハーモニーですね。
この曲は第1楽章からいきなり心を鷲掴みにされます。序奏は静かな弦の旋律で始まり突然の荒々しいff、何かが始まるゾクゾク感が堪りません。そしてこの第2楽章の美しさに聴き惚れ、第3楽章では一転し軽快な民族音楽を思わせるスケルツォ。そして最後の最後に、待ちに待ったあの"ジョーズのテーマ"のような半音の動き(第4楽章)が始まった瞬間の高揚感は鳥肌モノです。
全曲通すと50分近くある大曲ですが、一曲で一つの映画を観たような満足感を得られます。
ベートーヴェン《悲愴 第2楽章》
モーツァルトに並んで古典派を代表する作曲家ですね。
日本でも世界でも知らない人はいない、最も有名なクラシック音楽家と言えるのではないでしょうか。
Ludwig van Beethoven(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン)
盛期古典派から初期ロマン派への転換期を生きたドイツの大作曲家。
多大なる功績を残し後世の音楽家達に様々な影響を与えたベートーヴェンですが、実は音楽史上初めて楽譜に「メトロノームを用いたテンポ指示」を取り入れた作曲家でもあります。
ピアノ・ソナタ第8番《悲愴》第2楽章。とても有名な曲ですね。
手塚治虫のアニメ「火の鳥」のメインテーマとしても使用されています。二胡で奏でられる悲愴の旋律も大変美しく壮大で、こちらもぜひ聴いて頂きたい一曲。
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まだまだおすすめはたくさん
一度に紹介しきれないくらい他にもおすすめ曲がたくさんあります。
今回は古典派〜ロマン派の作曲家が中心でオーケストラの曲に偏ったチョイスでしたが、続きはまた改めて。
聴くのはもちろん、自分で演奏するのも◯
音楽療法などでも取り入れられていますが、歌ったり楽器を演奏することもメンタルヘルスの改善に効果的です。
体を動かすことがストレス発散になりますし、楽器を演奏するという行為は脳のあらゆる部分の刺激にもなりますよ。
音楽の力で、少しでも心が癒されますように。
読んで頂きありがとうございました。
続き↓













