2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
それでも勇士はよろめきながらも攻め手が取りつく石垣めがけて多少の石を投げ落して食い止めようとする。これもすでに晴信の策の中にあり、かねての通り大手口苦戦ならば搦め手より攻めあがる手筈はできている。晴信は下より暗闇の中、火縄を振って采配とす…
雪国はまだまだ花の彩は見られず、わずかに紅梅、白梅が町内のあちらこちらに見える程度、だが今年は見事とは言えないが久しぶりに梅の木が花をつけた。 水仙だけが元気に咲き誇っている家の中ではデンマークカクタスの2輪めがようやく開花した今度の花は赤…
馬の口には枚を含ませていななかぬように静かに海野口間近まで着いたのは丑の刻半ば(深夜2時頃)であった前日、武田勢が引き揚げたあと平賀源心は間者に探らせると、すでに主力の信虎勢は10里近く(40km)も先にあり甲州へ向かい、殿軍300程が4里先で雪の中…
晴信の殿軍も速やかに撤退して味方に合流すべく雪道を急いだしかし方円の陣形を保っての進軍は滑稽にも見えて、心無い兵は「もはや敵の追っ手も無いと言うのに仰々しい構えである、何とも小心なことよ」と嘲った。晴信は「まだ薄暮の内は、敵の追っ手いつ来…
今朝、伯母さんが亡くなった、5月で98歳になるところだった。私と同じ寅年の5月生まれだった、寅年らしい気丈な女性で、大人しい伯父さんとは対照的だった。録画した「春になれば」を見ていたら、「時間は無限にあるわけじゃない、どんどん前に進まなくっち…
大相撲大阪場所番付を予想して見て、協会が発表したのと比べてみた意外だったのは先場所同点準優勝で大関昇進した琴ノ若より、2勝しか挙げられず、今場所カド番の貴景勝の方が番付が上だったこと。負け越したのに西張り出し大関から、東張出大関に昇進した・…
晴信初陣信虎は海野口に出陣して平賀を攻め滅ぼさんと陣触れを行ったしかし老臣の板垣駿河守信形は「今は雪深い厳冬期であるから雪解けを待って出陣なさる方が宜しいかと」と言うも、言い出したことは決して翻さぬ信虎であるから、板垣の言など無視して、総…
昨日の朝、歯を磨きながらなにげなく畑を見たら、キャベツが割れているような?近くへ行ったら、見事に外側の葉が葉脈だけきれいに残して食べられていた、隣にあったブロッコリーの葉も同じように食べられている。キャベツは真ん中の柔らかい巻きだした部分…
勝千代丸主従は勘助の申す通り、甲州に戻り、何事も無かったかのようにして静かに日々を過ごし、天文三年の正月を迎えた。年は変わっても、信虎の悪行は変わらず、二郎丸に家督を譲る心であるから、いかなることであっても勝千代に利することはすべて気に入…
26日に新番付が発表になるが私の予想はこんな具合北青鵬、突然の暴力事件引退で遠藤が幕内に残る可能性が。大相撲番付予想
暇を持て余しているところにお誘いがあり、何をするかも知らず出かけて行ったら「リース作り」とのこと。当残ながら、どんな材料で、どんな風に作るのか、完成形さえわからないので、ここは先生がおっしゃるとおり素直に聞いて作業を始めた。参加者は5名で、…
勘助は一息入れてから話を続けて「申生のこと、これこそ父に仕えて背かぬ例の鏡であります、今、甲斐において信虎公、勝千代君を憎み、二郎丸様に家督を譲ろうとも、父の心に任せ背かぬことは、死して孝をなした申生に比べれば、いかほどの事でありましょう…
昨日久しぶりに体重計に乗って見たら2㎏弱減っていた食事改善を始めて10日余りで効果が出て来た、理想体重65㎏まで、あとひと頑張りだ。ヨーグルト、牛乳、納豆、オリゴ糖は毎日摂っている、夕食後は牛乳、ヨーグルト以外は口にしないアルコール摂取は一か月…
勘助は垂れていた頭をあげて、こう言った「古語に『君、君足らずといえども、臣以て臣たらずんば有るべからず、父、父足らずとも、子以て子たらずんば有るべからず』(君主が君主の役目を果たさずとも臣下は臣下の役目を果たさねばならない、父と子もそれに…
曇りなのか雪なのかわからないけど三連休初日、出かけてみた国道8号を北上して行く、雪はほとんどないが小雨が降っている、車の混雑具合もそれほどではない。もっともドライブ日和とは言い難い、それでも県外ナンバーがいくらか走っている。 上越市からは県…
勘助が柴の戸を開いて中に入ると、外に立つ二人は旅装を整えてから、腰を折りしきりに礼を尽くしている。勘助も腰を折りこれに礼で返した。 入道が口を開き「某は甲州武田家の士、小幡日浄と申す者、こちらの少年は某の主人、武田勝千代君であります」すると…
数日、春の温かさが続いて幸せ気分を味わっていたら、昨日から急激に寒くなり、くしゃみ鼻水がとまりません。こうも激しい乱高下は体によくありませんね、でも私にとっては少雪の冬でありがたかったです、とはいえスキー場は逆に大変だったようです。 父母が…
山本勘助の事山本勘助という者がいる、その祖の地を訪ねれば、山本九郎義経の末裔で、代々尾張国に住み、後に三河国に移り住み、勘助まで五代が牛窪に住んだ。勘助は幼き頃から剣術を好み、諸師に習ってその奥義を得て、眼流という剣術を深く尊び、諸国の豪…
平安時代については、おぼろげなイメージしかなく、いったいいつからいつまでで、どんな権力者が居たかも知らず、天皇が絶対的な権力を行使していると思っていた。そして時代は年代の通り「平安な時代」と捕らえていたが、たぶん平安京からとったのではない…
「国家が滅ぶときには管仲や鮑のような忠臣がいても、君が諫言を用いることが無ければ、その時は国を去って事を図るしかない今の御屋形のやりようは桓公の暴挙のさらに上を行くものであり、もはや近くに強国が起って攻め寄せれば滅ぶこと必定でありますここ…
まだ2月と言うのに5月のような青い空と温かな風、昨日19日も20度今年は暖冬で終わりそうだ、12月に2日間だけ大雪となったが40cm程度ですんで良かった。その代わりだったのか元日の大地震には驚かされた、今もなお能登の皆さんの難儀は続いている。我が家の庭…
天文二年五月となった、いったい何の因縁なのか左京大夫信虎は、嫡男である勝千代丸を嫌い、二男の二郎丸を深く愛し、家督さえ二郎丸に譲ろうとする気であった。それでありながら二郎丸には芸術のほかは何も教えずいた。五月の末、領内から黒栗毛の馬が館に…
連ドラも5話、6話と進んで来て、その良し悪しもはっきりした来たここに来て心に響くドラマは「光る君へ」「さよならマエストロ」「春になれば」「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」この4本になった。ここに見てはいないがブロ友のwadaさん推しの…
13歳になった二月の事、鷹狩に水辺を訪れ各々鷹を思いのままに飛ばせていたが、利口な水鳥たちは水辺から離れず一塊になっていた。鷹というものは飛ぶ鳥だけを襲い、水辺に泳いだり地面にいる小鳥は襲わぬ習性がある、是では狩りにならぬと足軽たちが石つぶ…
冬の間もいろんなスポーツが行われた。スケート競技、駅伝、マラソン、大相撲と飽きることは無かった。だが春になれば年間を通してのスポーツが始まる、サッカー、野球だこれにパリオリンピックに向けて陸上、水泳、球技など様々な代表選考競技も熱を帯びて…
天文元年には12歳になられたが、その年の八月中旬の宵月が朧のたたずまいに、勝千代君は供の者も傍におらずただ一人、何を思うでもなく庭先を眺めていた。年齢は未だまだ幼いが、毎日弓馬を錬磨し、毎朝必ず馬を乗り回し、その後は射術、体術、剣術と日々励…
血圧は120前後、手術歴盲腸だけ、性格なのか怪我はよくするが入院するような病気にかかったことがない。しかし同級生の身近な友が亡くなったり、先日も同期の幼馴染みが、がん手術成功の後で治療薬が合わずに亡くなったそれを思うと、自分自身も体調の微妙な…
年月が過ぎ、成長逞しく勝千代は8歳になった。そろそろ手習いをする年頃になり、禅宗長善寺の和尚を師として書を習うと、持って生まれた才能なのか、勢いある達筆で、書物を読ませれば一度で覚えて忘れることがない。和尚も「これは!」と思い、ある時「庭…
いつものようにのんびりした朝「ブギウギ」を見て、録画を見ていたら電話が鳴った、船長だった「今日、魚がいっぱい獲れたんで、これから手伝い来てもらえんかねぇ?」午後から人と約束があったので「12時までなら大丈夫だけど」「うん、yottinさんの都合に…
信玄誕生 司馬温公の勧学歌に「子を養い教えざるは父の過ちなり」と、されども父が無道の者で、教えること好ましくない場合はどうなるのだろうか。それはそれ、天地の性はまことにうまくできている、愚かな親に時として素晴らしい才を備えた子が生まれ出る…