競技場は鉄柵で囲まれている為、ゴールしてから停止するまでの距離が短く、真っ直ぐにではなく横に走らせてスピードを落とす必要がある。その場面は毎回ヒヤヒヤするが、幸いな事に、これまで柵にぶつかった姿は1−2回しか見た事が無い。
今日のカウガールたちは、砂漠の街ベイカースフィールド (Bakersfield, CA) の山側にある小さな町、グレンヴィル (Glennville, CA) で5月末に開催される退役軍人の地域の教育支援や福祉の為の慈善大会に参加した2名:いずれも予選の様子だが、2番目に登場したカリフォルニアのカウガール、トレイスィーは17.50秒を記録した。

9番目に登場したスカイラーもカリフォルニアのカウガール:年中温暖な気候で農業や牧畜業が盛んな海沿いの町出身だ。猛烈な勢いで直線コースを疾走し、17.81秒を記録した。
予選の記録は、本大会の記録と同等に扱われるので、ロデオ大会が近隣で複数開催されている場合には、予選で記録を残し、他の大会に参加と二股をかけるカウボーイ、カウガールも多い。大きな大会になると、カナダの大会からカリフォルニアの大会へ、飛行機を利用して参戦するカウボーイも多い。
そこまでするのは、年末のチャムピオンを決める大会に出場するランキングが上位のカウボーイに限られるが、ロデオの世界は、ブラジルやメキシコ、オーストラリアからの参戦者も含めて、広く大きい。

2月後半になれば野草のシーズンが始まり、3,000メートルを超える山を含めれば、8月ごろまで野草が楽しめる。12月から2月下旬は渡り鳥のシーズン。今年はまだ観察に出かけていないが、後1−2週間内に出かける予定だ。
一番忙しくなる4月からはロデオ取材と野草観察が主になるので、ロデオの紹介を一旦終了し、来週辺りから昨年、一昨年の野草の様子を紹介したいと思う。
今日(2025.1.13.)は収穫したオレンジでマーマレード作りをした。一昨日は、オーガニックの”Pink Lady" と言うリンゴがあったので、アップル・ソースを作った。名前の通り、ピンク色が強いアップル・ソースができた。
その後、ほんの少しだけ収穫できた蕗の薹を使って、蕗味噌を作った。日本の庭でも12月末に蕗の薹が顔を出していたが、今年は日本で蕗味噌を作っている時間は無さそうだ。
今日は前回に続き、カウガールの馬術の技が際立つバレル・レースィング (Barrel Racing) を紹介:このバレル・レーサーはカリフォルニアのカウガール、ヘイリー。画像にバレル(樽)が入っていない事にお気づきと思う。
バレルを回る際にスピードが上手く調整されていないと大回りになってしまい貴重な時間を失う事になる。それがこの出番でヘイリーに起きた事で、記録は20.38秒に終わった。それでも競技のプロでない我々の目から見れば、凄い速さ!と思えるのだが、入賞圏内に残るには16秒台から17秒台が必要となる。

こちらも同じくカリフォルニアのカウガール、トレイスィーだ。かなり余裕を持ってバレルを回っているように見えるが、彼女の馬上スタイルの所為もあるかと。。。記録は17.50秒。悪くない。

2024年度の PRCA ラス・ヴェガス・ファイナルズ (the National Finals Rodeo / NFR) では:
ベアバック・ライディング (Bareback Riding) ではユタ州のカウボーイ、ディーン・トムプソンが優勝した。
オール・アラウンド(2種目以上で卓越):かなり厳しい競争を制してチャムピオンになったのはシャド・メイフィールドで、次点との差は僅かで$676だったと言う。2024年度の彼の稼ぎ高は、このNFRも含めて$335,474.00 (¥52,930,120.38)。
大男の競技、スティア・レスリング (Steer Wrestling) では、ミネソタ州ミランのカウボーイ、J.D. ストラックスネスが、次点との差$1,507.00 でチャムピオンになっている。
ティーム・ローピング (Team Roping) ではクリント・サマーズとジェイク・ロングが優勝している。
2024年のこの大会で競技参加者とコントラクターに支払われた賞金額は $16,200,000.00(¥2,556,132,732.56)だった。
これらの数字と勝者は NFR の名声と競争の厳しさを表すもので、数ドル、数秒で順位が決まる様子が浮き彫りにされている。
今日の画像は、バレル・レースィング (Barrel Racing) に参加するカウガール馬術の凄さを示すもの:

カリフォルニアのカウガール、キャスィーのもの:5月末の砂漠の街ベイカースフィールド (Bakersfield, CA) の大会で17.24秒の記録を残した。

これが簡単そうで簡単でない:足の速い牡牛もいれば、抑えられた後でも体の動きが素早く、一本の脚にロープをかけ、残りの3本とまとめて縛ろうとするカウボーイを翻弄する:守備よくこの動きを完了してカウボーイが馬上に戻り、牡牛が6秒間動きを制限された状態をキープできれば記録になる。
もし6秒経過しない間に、ロープが解けて牡牛が歩き出せば、失格となる。下の写真は前記事で紹介したドイル:少々手間取り、記録は15秒だった。

今日は画像の準備が遅れているので、”下馬”ならず”下牛”の様子を一枚:カリフォルニアのブル・ライディング (Bull Riding) では常連のジェッスィー。この競技では8秒間牛を乗りこなさなければならないが、ジェッスィーはその前に振り落とされてしまったので得点は無しだった。
ブルが蹴り上げた所で、まるでパイロットが椅子毎戦闘機から脱出するように、ジェッスィーも宙に押し出された。彼の脚の間に見えるサングラス着用の男性は、ブル・ライダー (Bull Rider) たちを危険から守る役目のブル・ファイター (Bull Fighter) で右手前の白いカウボーイ・ハット着用の同僚と二人で働く。右端のストライプのヴェスト着用の男性は、審判。

5月中旬の大会に参戦していたカリフォルニアのローパー、ドイル:カウガールのブレイクアウェイ・ローピング では、牡牛の首をロープが捕らえたこの時点で記録が決まる。

タイ・ダウン・ローピングの場合は、ロープが牡牛を捕らえた後、カウボーイは下馬し、牡牛の脚を捕縛しなければならない。ドイルは既に下馬の態勢に入っているのが見える。この後、無事に下馬し、作業を完了。残念ながら、記録は15.0秒だった。

同じ大会に参戦していた同じくカリフォルニアのローパー、ジェイド:ドイルはヴェテランと言えるローパーだが、ジェイドは2023年5月にデビューしたルーキーだ。最初の大会で優勝し、その後も安定した記録を残している。この大会では9.7秒を記録している。
猛烈なスピードで牡牛を追い、ロープをかけた後急停止:まだ勢いのある状況で転ぶ事なく下馬し、牡牛の脚を捕縛する早技。
地上からロープでターゲットを捕らえるだけでも大変なのに、馬上からロープを投じこの一連の作業を完遂する。難しい競技だが、牧場で実際に必要な技でもある。

