トランプの目くらまし

アメリカには必ず選挙がある

 

トランプはいろいろやってくれますね。しかし、プーチン金正恩と違うのは、アメリカには必ず選挙があること。3年後にアメリカの民主党候補が大統領に当選すると、トランプの立場が危うくなる。トランプが任期中に行った政策の中には、憲法や法律に違反すると裁判所から判決が出るかもしれない。

 

民主党候補を大統領にしたくない

 

民主党候補が次の大統領に当選するのを阻止するには、トルコのように野党候補を立候補できなくするか、ロシアのように刑務所にぶち込んで毒殺するか、ウクライナのように非常事態を宣言して選挙を延期するか。そうしないと、韓国のように後継の大統領が前任の大統領を刑務所にぶち込むことになる。民主党の大統領が当選すると、トランプは刑務所にぶち込まれるかもしれない。

 

中間選挙で負けたくない

 

それに1年後には、中間選挙がある。上院の全議席と下院の1/3の議席が入れ替わる。ここで、共和党が少数派になれば、トランプの任期のあと2年は何もできない。トランプは、エプスタイン問題を抱えているし、関税の法的根拠を争う裁判でも、最高裁で負ける可能性もある。

 

内政の不人気は外交で

 

そこで、内政での支持率が低いトランプは、外交で点稼ぎをせざるを得ない。これは、教科書通りです。外交の中には、戦争もあるし、外国のトップの誘拐もあるし、領土拡張もある。

 

今回のベネズエラ大統領の力ずくでの連行は、内政から目をそらす効果もある。これが一番大きい効果だと思うけど、TVを見ているとこういう指摘はまだ見ない。

 

2026年1月7日

 

世間知らずのお姫様のおままごと

これが中国人への差別?

 

少し古い(わずか3年前です)話ですが、福島原発の処理水を放出した頃、今よりも中国に弱い態度を示す日本人が多かった時の話です。2023年9月13日 に「「当店の食材はすべて福島県産です」は中国人への差別・排斥か? - yoko_mountainsの日記」というブログを書いています。

 

東京の居酒屋に立てかけられた黒板に「中国人へ。当店の食材はすべて福島県産です」との文字が書かれており、投稿を知った中国人が該当の店を警察に申告するといった動画がSNSで挙げられていた。これが警察沙汰? 中国で「日本人へ 当店の食材はすべて福島県です 中国人へ 当店の食材はすべて中国産です」と書いた店があったら(無いと思うけど)、日本人は中国の警察に連絡すると対応してくれるのでしょうか? これが警察沙汰なら、中国は警官が今の十倍あっても足らない。中国人は自分の国では出来ないことを、他国では当たり前のようにでかい態度をとる。

 

新聞の社会部記者は学生の時に麻雀ばかりしていたので日本のことしか知らない

 

この居酒屋の黒板の文章に関して、一部の中国人や日本人は、中国人に対する差別や排斥と言っているとか。中国は、その後も福島県産の食品の輸入を停止しているし、日本への様々な嫌がらせをやっているけど、これらの人は日本人への差別や排斥について中国に抗議したことがあるのだろうか? 

 

このブログにも書いたけど、日本のメディアや評論家という人は、日本人の差別?には敏感に反応するけど、外国における日本人への差別には知らん顔している。というか、日本の社会部記者は、学生の時に麻雀ばかりして碌に勉強せずに卒業しているので、英語も中国語も分からず、日本人差別の記事を書けないだろうな。中国に文句をつけると仕返しが怖いし。ふん! 

 

中国における日本人への排斥や差別

 

例えば、中国国内の日本人に対する嫌がらせ(2023年頃)を挙げると、

・大連のある焼き肉店は「日本人出入りお断り」という案内板を掲げている

・青島にある日本人学校には敷地に石が投げ込まれた

・蘇州にある日本人学校には卵が投げ込まれた

 

日本の新聞は、これを排斥とか差別とか書かないのは不思議。

 

日本の核武装

 

少し前のこと、首相側近が記者とオフレコを前提にした会合で話した内容(日本が将来、核武装する可能性に言及した)が漏れ伝わったようです。でもね、これは意識的に漏れるのを承知で話していると思う。中国軍機が自衛隊機へ行ったレーダー照射などの中国の嫌がらせに、日本としても嫌がらせのお返しをしてやろうということだと思います。その後、この核武装の話が大きな問題にはなっていないのは、同じように思っている人が多いのかな。

 

日本はお姫様のおままごと

 

2025年12月22日昼のテレ朝の番組で、上記日本の核武装について、「他国から非難されないように」と言っていたのを聞いて、ここは幼稚園かと思った。

 

2016年に、トランプが大統領の当選を確実にして「アメリカファースト」を掲げたとき、TVのニュース番組で女性が「アメリカは理想を追い求める国ではなかったのですか?」(発言そのものではなく、私の記憶で書いている)と話しているのを聞いてひっくり返ってしまった。日本の女性は**ですね。あきれてしまった。

 

前にも書いたけど、私の勤めていた会社はアメリカの会社に電気機器を送り、アメリカ仕様にして販売していた。一見、二つの会社は仲良く見えたかもしれないけど、製品の仕様や価格交渉は熾烈を極めていた。喧嘩寸前になったことは数知れないけど、だいたい日本側の譲歩で決着していた。譲歩したけど、それなりに利益を上げていたので、問題はなかったけど。利害が一致している企業同士でも侃々諤々の議論をするのに、仲の悪い国同士で「他国から非難されないように」なんて、「世間知らずのお姫様のおままごとか!」と言いたくなる。

 

2026年1月4日

 

絶対に外れる今年の予想と責任を押し付けてくるChatGPT

予想は外れる、予想が当たっても時期が外れる

 

天災も人災も発生予想は当たらないし、仮に当たったとしても時期が外れるので、当たったことにならない。一昨年は正月に能登半島地震が起きたし、羽田空港での航空機衝突事故も起きたので、悲惨な年になるかと思ったら、そうでもなかった。(能登半島はその後に洪水も発生して、かなり酷かったのは付け加えておきます)

 

次の地震は?

 

次の地震はどこでしょうか? 昔、あんなに騒いでいた東海地震は数十年間起きていないのに、熊本や神戸、東北の太平洋側など違う場所で大地震が起きている。地震学者は「人間の人生なんて、地質からみると一瞬なんだよ!」というけど、そう言われてもね?

 

トランプの病気は?

 

トランプは79歳。それにしては、元気そうに見える。同世代のバイデンなんか、いかにもよぼよぼだった。しかし、老化は人を選ばず訪れる。トランプは酒を飲まないし、タバコも吸わないらしいが、ジャンクドリンクは飲んでいるし、ジャンクフードが好き。事業で失敗したこともあるのでストレスは無いわけではないが、普通の人と違ってストレスは感じないのかな? 来年は80歳。外観から病気を指摘する人もいるらしいが、いつまで続くのかな? 安倍元首相のように、持病を抱えながら薬?で長期間在任した例もあるけどね。

 

AI暴落は起きるのか?

 

今、世界ではデータセンターの新築ラッシュが起きているそうです。データセンターの運営に、大電力と冷却用に大量の水が必要になるので、これらも問題になっている。

 

データセンターは、従来からの需要もあるが、生成AIの新規需要も含まれる。これらの期待によって株価が実力以上に上昇している場合、その期待が剥がれると暴落する可能性がある。生成AIの需要の増加とそれに伴う利益の増加が今後続くのかが問題。実際に、アメリカの投資家の中には、株の暴落を予想してAI関連の株を売却した人もいるそうだけど、こればっかりはわからない。暴落が起きるにしても、時期が問題。今年なのか、来年なのか?

 

ChatGPTは池上彰と同じにされたくない

 

前回、2025年12月29日の「今年に起きた出来事とその疑問に答えるChatGPT - yoko_mountainsの日記」や

2025年12月6日の「旧統一教会は宗教か? - yoko_mountainsの日記

では、Chat GPTに質問してみましたが、回答がイマイチ。そこで、今回はChat GPT(無料版)に聞いてみました!

「ChatGPT の回答は池上彰のようなんだけど?」

回答は以下。

    ++++    ++++    ++++

「そう感じる方、けっこう多いです 理由はわりとシンプルです」

「なぜ『池上彰っぽく』感じるのか」

  ①構造が同じ

  ②「わかってる人向け」ではなく「普通の人向け」

  ③感情を煽らず、断定しすぎない

(①②③には、その下でより詳しく説明していますが、省略します)

ただし、大きな違いもあります。ここははっきり違います。

  池上彰: 放送向け・不特定多数向け

  ChatGPT: 目の前の一人向け・調整可能

つまり、あなたが「池上彰っぽい説明」を引き出している面もあるんです。

    ++++    ++++    ++++

ChatGPTは「そう感じる方、けっこう多いです」と言っているので、池上彰風と思う人がけっこう多いと自ら認めているようです。しかし、最後にはこっちに責任を押し付けてくるのに、その最後の一行の論理がよくわからない。キレて無理矢理こっちに責任を押し付けないでほしい。それに①②③の理由もよくわからない。

これで、ChatGPTのような生成AIは、仕事に使えるのかな。

 

2026年1月1日

 

今年に起きた出来事とその疑問に答えるChatGPT

TVやネットを見ていると、「一生のうちに約2人に1人ががんにかかる」と言っている。それで、がんの早期発見やがん保険は重要ですよと呼び掛けている。早期発見のために、毎年の検診は必要なのはわかるし、私も大腸がん、肺がん、胃がん前立腺がんの検診を受けている。

 

私の疑問は、「一生のうちに約2人に1人ががんにかかる」のに、がん保険がいくつもあること。「一生のうちに約2人に1人ががんにかかる」を前提にがん保険を成り立たせようとすると、二人分の保険料でガンに罹患した一人に給付金を支払うことになる。もちろん、これに保険会社の手数料と利益が引かれる。そうなると、保険料が高額になるか、給付金が少ないことになる。もし、「一生のうちに約2人に1人ががんにかかる」のなら、保険に入らずに自分で金を貯めている方が賢いと思うけど。

 

  • 警官詐欺

いくら話を聞いても、傍観者から見ると、突っ込みどころ満載の警官を騙った詐欺。被害者が詐欺に引っかかるのがどうも納得できない点があるので、それを列挙すると

・警官が“LINE“でいろいろ聞いてくるか?

 こんな場面が、警官の出てくるTVドラマにあったのか?

・さらに、警官が被疑者(詐欺の被害者のこと)にビデオ通話で話してくるか?

 こんな場面が、警官の出てくるTVドラマにあったのか?

・警官がビデオ通話で逮捕状を見せてくるか?

 こんな場面が、警官の出てくるTVドラマにあったのか?

・警官と交代で、検察官が出てくるか?

 こんな場面が、警官の出てくるTVドラマにあったのか? だいたい、警官と検察官は仲が悪いので、一緒にいるのはおかしい

・遠くの警察署へ被疑者(詐欺の被害者のこと)を「来い」というか?

 こんな場面が、警官の出てくるTVドラマにあったのか?

 警官は被疑者のもとに出向くでしょ。そうしないと、普通なら被疑者は逃走する。

・警官の話す調子(TVで犯人と被害者の実際の会話を流していた)に、変な調子がついている

 なんか客商売に慣れているような話し方で、いつも同じ語句をしゃべっているとこういう口調になる。こんな話し方の警官と今まで会ったことがない

 

「警官の出てくるTVドラマをボーと見てるんじゃないよ!」と言いたい。

 

ChatGPT(無料版)に聞いてみました。「なんで 警官詐欺に引っかかるの?」

ちゃんと回答してくれましたが、私が納得する回答ではないので、ここには載せません。

 

 

昔のブログを見ていたら、下記のブログでアパホテルについて書いていた。

2017年1月29日の「アパホテル、主義を通すか、商売に徹するか? - yoko_mountainsの日記

 

その頃のアパホテルの客室には、元谷代表(当時、現在の肩書は会長)の本が置いてあった。この本には、南京大虐殺に関する疑問点などが書かれているそうです。(私はアパホテルに宿泊したことは無いので、詳しい内容はわかりません)その後、日本に旅行する中国人は増加したので、アパホテルも中国人旅行客を逃したくないと思って、本を置かなくなった? この本は、まだ客室に置いてあるのだろうか?

 

ChatGPT(無料版)に聞くと、すべてのホテル、すべての部屋に置いてあるわけではないという回答でした。これが本当なのか、私には確認できない。

 

 

雪道をノーマルタイヤで走っていたトラックが、雪でスタックして立ち往生し、道路渋滞の原因になっていると時々報道されている。トラックは営業に使っているので、自家用車より装備に気を使っているはずだけど、現実はそうではない。

 

ChatGPT(無料版)に「なぜトラックは雪道でもノーマルタイヤを履くのかな?」と聞くと、(これは私の要約です。カッコ内は私の意見)

  • 実は「冬用タイヤ」に見えにくいだけ(実際は冬用タイヤを履いている。本当?)
  • チェーン前提の運用だから(雪が深くなってきたらチェーンを付ける?)
  • 荷重が大きく「意外と滑りにくい」(でも滑っている)、ただし、アイスバーンは別
  • コストと現場事情が厳しい(これはまともな回答)

この回答、本当かな?

 

  • 歌舞伎と映画「国宝」

 

歌舞伎座を所有し、歌舞伎の興行をしているのは「松竹」。映画「国宝」を配給しているのは「東宝」。なんで? 

 

ChatGPT(無料版)に「映画『国宝』はなぜ松竹が配給しないの?」と聞くと、いくつか回答を列挙していますが、その中で一番妥当と思った理由は

   +++   +++   +++   +++   +++   +++

松竹が“あえて”関わらなかった可能性もある

松竹は歌舞伎に関して非常に慎重です。

・描写の解釈

伝統芸能の見せ方

・実在の世界との距離感

によっては、

・「松竹公式がやると責任が重すぎる」

・「外部制作のほうが表現の自由度が高い」

   +++   +++   +++   +++   +++   +++

なるほど、一理はある。

ChatGPT(無料版)はさらに

   +++   +++   +++   +++   +++   +++

「松竹が『歌舞伎映画』で失敗した過去例」や

「なぜ吉田修一(小説「国宝」の著者)作品は松竹以外が多いのか」

も掘り下げられますよ。

   +++   +++   +++   +++   +++   +++

と聞いてきたので、さらに質問すると、なるほどと思いましたが、本当かどうかわからないので、ここには記載しません。この回答で感じたのは、何か池上彰風の答えの感じがします。実際には、もっとどろどろした話があると思うけど?

 

2025年12月29日

 

日本と中国、どちらが軍国主義か? 中国だろ!

国会での高市発言

 

高市発言の詳細は、2025年12月23日の「中国の小役人たちは、高市発言の何に文句があるのか? - yoko_mountainsの日記」を参照してください。

 

その後の中国政府の対応

 

中国政府の嫌がらせも続いています。

・中国人の日本への渡航自粛

・中国人の日本への留学取りやめ

・中国における日本のエンタメ行事の中止やキャンセル

・日本産水産物の輸入停止

・中国軍機から自衛隊機へのレーダー照射

・沖縄東方海上における中国空母の演習

王毅外相が外国を訪問するたびに台湾問題を持ち出して日本を非難

など。

 

日本と中国、どちらが軍国主義

 

また、中国外務省は「日本の軍国主義復活を許さず」と言っていた。ロシアのウクライナ侵攻について、ロシアはウクライナの「ネオナチ主義」をやっつけるためと言っていた。

 

軍国主義」とか「ネオナチ主義」は便利な言葉です。詳しい説明をしなくても、おおよそ感覚でわかる。しかし、あれから80年経つとその実態も変わってくる。ウクライナを「ネオナチ主義」と呼んだロシアが「ネオナチ主義」だし、日本を「軍国主義」と呼んだ中国が新たな「軍国主義」です。あるいは、中国を「新帝国主義」と呼んだ方が適当かもしれない。

 

日本と中国の軍備を比較すれば、どっちが危険かわかりそう。軍隊の規模の大きさとその過剰な装備、国防予算の不透明さ、不明瞭な指揮系統、南シナ海東シナ海における拡張主義、少数民族への迫害など「中国軍国主義」が普通になっている状況を新たに認識すべきです。

 

独裁者は後世に名を残したい欲望が出てくる

 

以前、専門家も含めたほとんどの人は、ロシアがウクライナに侵攻すると考えていなかった。同じように、中国も台湾に侵攻すると考えている人は少数かもしれないが、長期に政権を握っている習近平も、プーチンのように領土を拡張して後世に名を残したいと思っているかもしれない。

 

ロシアのスパイ、トランプもノーベル平和賞を受賞して名を残したいようです。トランプのように、エプスタイン事件にかかわる疑惑やその他の疑惑を持っていると、特に名を残したくなる。汚名でなく、尊敬されるような名を。

トランプの疑惑の一つについて、2017年1月24日の「大統領閣下は寒い国のスパイ - yoko_mountainsの日記」参照。

 

古い妄想が頭から離れない中国の古い友人たち

 

国内で行われた、中国の古い友人たちの記者会見で、同じようなことを言っていた。12月8日の共同通信に「元外交官ら首相答弁の撤回要求 『対話努力放棄はいけない』」という記事が出ています。これは、10人弱の大学の名誉教授や元雑誌編集長らが記者会見を行って高市発言を非難した。しかし、外観から判断すると、10人弱の出席者のうち、一人?を除いて後期高齢者かな。若い時の意識が半世紀を過ぎても、その状況の変化に気づいていないと思う。それは既に妄想です。まるで「日本熊森協会」の「クマは殺さないで」という主張と同じように。

 

中国の代理人その2

 

日本のネットの中に、中国の代理人が紛れ込んで、中国側の主張を繰り広げているはずです。いや、絶対にいる。中国の代理人は中国人かもしれないし、日本人かもしれない。

 

最近のネットに、「中国海軍の軍人はアメリカ映画の『トップガン』にあこがれている」という投稿があった。それに対し、「そんなことは無い」とこれに反論する人がいた。この人は中国の代理人かもしれない。これは、経験の浅い中国海軍にとって、アメリカ海軍をマネしていることがバレてしまうとマズイので、中国の一番痛いところです。

 

2025年12月26日

 

中国の小役人たちは、高市発言の何に文句があるのか?

高市発言

 

高市首相が立憲民主党岡田克也議員の質問に答弁した内容で、中国は発言の取り消しを求めていろいろ嫌がらせをしています。この件に関しては、2025年1月27日のブログ「高市首相の答弁と中国のメンツ - yoko_mountainsの日記」に書いていますが、中国が抗議する理由がいまいち良くわからない。

 

メディアの記事を読んでも分かり難い

 

いろいろな人が高市発言について書いていますが、一般人でもちゃんと分かり易く書いている文が見当たらない。それで、自分なりにまとめてみました。

 

「個別的自衛権」は認められている

「個別的自衛権(自国を防衛するために、やられたらやり返す)」は認められている。今回の国会での高市首相の発言は「個別的自衛権」ではない

 

集団的自衛権」は「存立危機事態」の場合のみ認められる

集団的自衛権(日本が攻撃されていないが、密接な関係にある国への攻撃を自国への攻撃とみなして反撃する権利)」は、「存立危機事態」の場合に限って2015年に認められた(国会で承認された)

 

「存立危機事態」とは? その定義

「わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」

この抽象的な定義では、さっぱりわからん!

 

「存立危機事態」の定義の「密接な関係にある他国」とは、台湾?

台湾有事の場合、「わが国と密接な関係にある他国」は台湾なのか、米国なのか? 直接的には台湾でしょうが、台湾と日本が「密接」と言えるか疑問。この場合、日本が単独で台湾を助ける可能性は、次の項目の記述に従えばありえないことになる。

 

台湾有事の場合、日本が単独で介入することは無い

台湾有事であっても、日本が単独で介入していくことは、安全保障法制では想定されておらず、あくまで米国が行動した場合に米国との集団的自衛権の行使があり得る。(この文は元外務官僚の田中均氏の文から借用しました)台湾有事が起きた場合、米軍が静観しているのに、日本が単独で台湾有事に介入することは無いということ。そりゃそうだよな。

 

「存立危機事態」の定義の「密接な関係にある他国」とは、米国?

 

米軍が台湾の援軍として介入した場合、「わが国と密接な関係にある他国」は米国になるが、「これによりわが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」かどうかは、時の政府の判断になる。その時、中国の共産党軍が台湾だけを攻撃し、バシー海峡など台湾周辺の海上封鎖を行わない場合は「わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険」と言えるかどうか。岡田克也議員はバシー海峡を封鎖されたくらいで、「存立危機事態」にならないだろうと質問していた。

 

台湾有事に米軍が参戦した場合は?

米軍が台湾に与して参戦した場合、日本が必ず参戦する義務は無いのでしょうね? 日本が台湾有事の状況を把握し、「存立危機事態」かどうかを日本が判断することになるという理解で良いのかな? この場合、米国から「参戦しろ」という圧力がかかるかもしれないけど。米軍が参戦していても、「存立危機事態」ではない状態もありうるという解釈で良いのかな?

 

台湾有事に米軍が在日米軍基地から出撃した場合は?

米軍が日本の基地から出撃した場合は、在日米軍基地が攻撃される可能性がある。在日米軍基地が攻撃された場合、周辺の日本の都市も被害を受ける可能性がある。この場合「集団的自衛権」ではなく、「個別的自衛権」で日本は反撃するのかな?

 

高市首相の発言が従来と異なる点

高市首相の発言が従来と異なる点は、「存立危機事態」を「台湾有事(中国共産党軍が台湾に侵攻する)」の場合に当て嵌めたことという理解で良いのかな? それで、中国は嫌がらせをしている。

 

・「政府の見解に変更はない

「他国を防衛すること自体を目的とする集団的自衛権の行使は認められない、という政府の見解に変更はない」と高市首相は言っている。「存立危機事態」を「台湾有事」を絡めたといっても、必ず日本が参戦するとは言っていない。

 

繰り返しになりますが、中国共産党軍が台湾に進攻しようとしている時、日本単独で台湾を防衛することは無いということ。そりゃそうでしょう。

 

今までの台湾有事の雰囲気を考えると、こういう難しいことは、国民には詳しく説明せず、政府に任しとけ!という雰囲気を感じる。

 

「存立危機事態」となりうる事例の攻防

岡田議員と高市首相の攻防は、「存立危機事態」の具体例を示させたい岡田議員と、いろんな場合があるので、その具体例の尻尾を掴まれたくない高市首相でした。この攻防の中で、台湾有事と「存立危機事態」を関連付けて答弁したので、中国は抗議したようです。しかし、これは日本の問題で、空き家の隣家を放火しようとしている放火魔の対策を考えることは、日本の正当な権利です。

 

朝日新聞はひっそりと見出しを変えた

 

岡田議員と高市首相のやり取りは禅問答のように分かり難いので、このやり取りを記事にする時はいくらでもアレンジできる。

 

朝日新聞のデジタル版は、岡田議員の質問による高市首相の答弁を、当初は

高市首相、台湾有事『存立危機事態になりうる』 認定なら武力行使

となっていたけど、数時間後に次のように変更したとか。

高市首相、台湾有事『存立危機事態になりうる』~武力攻撃の発生時」

 

朝日新聞の当初の見出しと変更後の見出しは相当違う

 

当初の見出しは、「台湾有事『存立危機事態になりうる』」ので、「存立危機事態」に認定されれば武力行使となる可能性大になるのは確か。しかし、「台湾有事」でもいろいろな場合がありえるし、武力行使も想定されるが、高市首相はそこまで言っていない。「武力行使も」は記者の意見です。

 

変更後の見出しでは、台湾有事が起きれば、武力攻撃の発生時には「存立危機事態になりうる」という無難な見出しになっている。朝日新聞は苦労して修正文を考えたんだろうな。しかし、当初の見出しと変更後の見出しは相当違う。

 

中国外務省は日本の新聞記事で動いているのかな?

 

この見出し変更の大きな問題は、朝日新聞高市発言の解釈の是非よりも、Xに「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」と投稿した薛剣駐大阪総領事が朝日新聞の前者の見出しの記事を引用していたこと。

 

朝日新聞が悪い!」うんぬんは置いといて、中国外務省は自分で情報を収集しないで、新聞記事から情報を得ている?のではという疑問。中国外務省にとって、小日本には手間がかけられないので、新聞記事を使う方が手っ取り早い。Xへの投稿なので、中国外務省のデータは使えないので、朝日新聞の記事を使ったという好意的な理解もできる。しかし、もしかしたら中国外務省は日本の情報を新聞から得ている可能性もあるのでは?

 

中国外務省は能力が劣る?

 

中国外務省の報道官の記者会見などを見ていると、平気で嘘を言ったり、事実と違うことを言ったりしている。世間では中国に都合の良いことばかり起きないので、嘘を言ったり、事実を捻じ曲げたりして、自分の主張に合うようにせざるを得ないのだろう。あるいは、中国外務省には本当にそういう怪しげで不確かな情報しか来ないのかもしれない。仮に正確な情報が来たとしても、文が長くややこしいと、中国外務省は事実を正確に理解できないのかもしれない。

 

2025年12月23日

 

中国の世論工作 「沖縄独立」「琉球は中国のもの」

「沖縄独立」や「琉球は中国のもの」という中国による世論工作

 

最近、中国でのSNSでは「琉球は中国のもの」という動画が拡散しているらしい。昔は習近平主席が沖縄独立を企てているのでは?という話が出ていたし、最近でもネットで沖縄独立の話が出ている。中国が本気で独立を支援するつもりなのか、沖縄を併合するつもりかは分からないけど、日本の世論を揺さぶる効果はある。

 

中国による沖縄独立のネット工作

 

2024年10月4日の日本経済新聞「『沖縄独立』を煽る偽動画拡散」という記事で、拡散している偽動画のアカウントを調査した結果を書いている。その内容を取捨選択して紹介する。

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琉球属于中国、琉球群島不属于日本!」(琉球は中国に属し、日本に属していない!)こんな中国語付きの偽動画が2023年からSNS上で広く拡散している。この偽動画では、東京渋谷のデモを沖縄住民による「沖縄独立デモ」と紹介している。そして、「いいね」など投稿に対する反応数はXだけでも700万件超に上っている。

 

この偽動画を配信した3つのアカウントの裏に拡散を手掛ける約200個の「工作アカウント」が存在した。(「工作アカウント」とは、運用者を偽装して実態を隠した陰のアカウント)これら約200個の「工作アカウント」は、偽動画を何回も転載して拡散させたほか、偽動画の投稿に反感を示す投稿には必死で反論し、議論を意図的に盛り上げる形で拡散につなげていた。

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この動画は、主に中華圏向けのSNSへの投稿で日本向けではないらしいが、いずれ日本にもこの種の偽動画が拡散してくるはずです。今回の高市発言やレーダー照射問題で、「工作アカウント」による偽動画の具体例は聞かないが、中国政府の意向を持ったSNS工作が既に行われているはずです。

 

朝日新聞はどうみても沖縄独立に好意的だよね

 

ところで、日本でも沖縄独立に好意的な新聞がある。昔、辺野古の埋め立て問題が起きた時に沖縄独立論が出たことがあった。その時、朝日新聞の記者は沖縄独立論を提唱する大学教授(沖縄出身の人)を連れて沖縄に取材に行って記事を書いていた。当然、その記事は沖縄独立に好意的な書き方をしていた。

 

朝日新聞は、何か起きると少数派の見方からの記事を書いている。少数派の意見を取り上げるのは良いことだけど、時々多数派を敵に回すような書き方をしている。

 

これも昔だけど、朝日新聞には「尖閣や沖縄を中国に進呈し、竹島は韓国に進呈しよう」と社説に(婉曲に)書く論説主幹がいた。これは下記のブログに書いている。

2018年1月11日の「尖閣諸島や沖縄を中国に進呈し、竹島は韓国に進呈する? 日本人にはそういう人もいると思うよ - yoko_mountainsの日記

 

韓国や中国の新聞は、「竹島は日本に戻そう」とか、「台湾は独立させよう」なんて絶対に書かないのに、日本の新聞は日本に不利なことを平気で書く。まあ、朝日新聞にとって、その方が中国や韓国での取材には都合が良いのかもしれないけど。朝日新聞ファーストです。

 

2025年12月20日