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夏は生きもの感覚で生きる
暑い、とにかく暑い。なにか書いたり考えたりしようとしても、暑い…という言葉しか浮かんでこない。こんなときの思考は、もうその先へは進みそうにない。私の部屋には、涼しいものは扇風機と団扇と水しかない。それと、ぴょんぴょん跳ねる小さな蜘蛛が1匹いる。日中は風がよく通る。天然クーラーがフル稼働してくれる。それで酷暑でもなんとか生きられる。設定温度は風まかせの30℃から33℃くらい、それ以下に下がることは滅多にな...
仏たちの季節
いまは、ただただ暑さに耐えている。子どもの頃の夏は、午後はずっと川にいた。真っ黒に日焼けしていたから、暑いことは暑かったのだろうが、暑いことよりも楽しいことの方が勝っていた。だから、あまり暑いと思ったことがない。高い山から流れ下ってくる水と、近くの湧水が混じっていたから、川の水はかなり冷たかった。体がすっかり冷えきってしまうと、岸に上がって砂地に腹ばいになって体を温める。ときには、お湯のようになっ...
星空のつづき
しんどい夢をみていた。どんな夢だったかは思い出せない。暑くて寝苦しかっただけなのかもしれない。時間は夜中の3時をすこし過ぎていた。夢の疲れが残って寝付けなくなったので、体を冷やそうとベランダに出てみた。夜空の真ん中あたりに、わずかだが星の集団が輝いているのが見えた。まともに星が見えたのは久しぶりだった。最近は明るい夜空しか知らない。街灯や家の明かりに遮られて、いつもは星をほとんど見ることができない...