オボエガキ

最近は読んだ本の覚え書きがメインとなっております

不夜脳

この本は決して「睡眠のため」に書かれたもの「だけ」ではない。

 

睡眠はあくまでも「体のための冬眠状態」「エネルギー節約のためのシステム」である可能性が高く,脳は切り離して考えるべきだ。

 

話すこと,ものを動かすこと,文字を書くこと,食べること,すべてのスピードが遅くなる。これは老化現象といっていいだろう。

 

刺激がないと脳の認知機能は衰える。それどころか,壊れてしまうこともありうる。

 

自分のイマジネーションで主人公の顔や体つき,ストーリーの流れを構築しようとする。→「現実世界に役に立たない」とされる小説に夢中になることが,実は脳に相当に役立っている。

 

「眠る時間がない」というときは,まず横になろう。体は単純で,横になって目を瞑って静かにしていれば,眠らなくてもかなり休まる。

 

ヒノキ精油はヒトでも研究されており,精油の吸入でノルアドレナリンやアドレナリンの分泌を抑え,免疫を活性化するという報告もある。

 

眠りたいならジャーマンカモミール

 

 

愛着障害 教師の言葉かけ

愛着障害=感情の問題」→負の感情によって引き起こされるムラのある行動表出

愛着障害は,「負の感情」が全ての行動の出発点となる。出現する行動は,同じ状況や環境であってもその時の気分や感情に左右される。

 

愛着障害スペクトラムに見られる「10体のゾウ」

  • ほめられたい
  • 選ばれたい
  • 世話されたい
  • 必要とされたい
  • 認められたい
  • かまわれたい
  • 一緒にいたい
  • 触って(触られて)いたい
  • 話したい
  • 独占したい

というゾウ(像)

 

「新・愛着スキル8」

→全ての課題を解決するものではない。子どもたちに認知されるための「ベーシックな対応」

  1. その子に微笑もう:その子だけに他の子プラス20%の微笑みを投げかける
  2. その子に話しかけよう:まずは「聞こえている」「気付かれている」だけで十分
  3. その子に触れよう:「瞬間的で安心できる接触」高学年は慎重になる必要あり→「書いた式」,「書いたノート」に触れてあげる【必殺技】
  4. 活動に熱中させよう:活動に熱中していても,人に関わってもらった時と同じように気持ちいい
  5. 個別指名の機会をつくろう
  6. 個別評定でヒーローにしよう
  7. そばにいよう
  8. 緩やかに断ち切ろう:ここまで7つのスキルの「出口」に当たる

7つのスキルを使えば使うほど「依存」が生まれてしまうのも事実。大切なことは「ほどほど」にすること。接触要求がなくなるように厳しくするのではなく,徐々に穏やかに手を離す。

読書脳

・文章を上達させたければ,たくさん読んで,たくさん書くしかない(スティーヴン・キング

・スライドをそのまま印刷したものを配ることは,絶対に避けるべきだ。まして,プレゼンテーションの前に配布するのはもってのほかである。(デヴィッド・S・ローズ)

人間の能力を伸ばすために何をすればいいのか?それは,「運動」と「読書」です。

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」(ジョンJ.レイティ,エリック・ヘイガーマン著)を読むと猛烈に運動がしたくなる。

 

 

読書に関連して私が行っているアウトプットは以下の4つです。

本読みながらメモを取る,マーカーでラインを引く

本の内容を人に話す。本をを人に勧める。

本の感想や気づき、名言をTwitterでシェアする

Twitterやブログに書評、レビューを書く。

これらの4つのアウトプットのうち,1週間以内に3つを行えば,やらない時と比べて、圧倒的に記憶に残ります。

 

 「今日1日でこの本を読む!」と目標設定をして制限時間を決めることによって緊迫感が出るので、集中力が高まり、記憶に関係する脳内物質が分泌され、読んだ内容が記憶に残りやすくなる。最初から11冊はハードルが高いので、最初は3日で1冊を目標にする。そして心の中で宣言をする。「この本を今日から3日で読むぞ」と。3日で1冊読めば1ヵ月で10冊は読める。

 

1冊の本で本当に重要だと思えるところを3か所見つけ,そこにラインを引く。一行ずつ,3か所のイメージ。1冊の本から3行ラインを引ければ1500円の書籍の元が取れたといえる。

 

なぜ最初にパラパラ読みをするのか?そこには3つの目的があります。

①全体を把握する

②本を読む目的を設定する

③「速読」か「精読」かを決める

 

読書は「たくさん読む」よりも「何を読むか」のほうが,10倍重要です。

 

 

 

脳に悪い7つの習慣

神経細胞がもつ本能は,たった3つです。「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」

 

脳に悪い習慣を考えると,まず「自分さえよければいい」「他人なんてどうでもいい」というような利己的なスタンスで物事に臨むことがあげられます。

 

「他人の役に立ちたい」「社会に貢献できるのは,自分にとってすばらしいことだ」と思うことは,脳が思考する力を高めるのです。

 

「知りたい」という脳の本能を磨くには,「興味がない」と考えたり,口にしたりしないことです。

 

脳は自らの意見と異なるものを「統一・一貫性」にはずれるために拒否し,また「自己保存」が働くことによって自分を守ろうとするため,相手の意見を論破しようとさえすることがあります。

 

「自己保存」は過剰になると必ず周囲を,そして最終的には自分自身を傷つけます。大切なのは,自分の脳にもこうしたクセがあるということを自覚し,それに引っ張られないように注意することなのです。

 

「頭がいい人とは,何に対しても興味をもち,積極的に取り組める人のことである」といっても過言ではありません。

A10神経群は,いわば感情をつくる中枢で,A10神経群が壊れてしまうと「気持ち」を生むことができなくなってしまいます。

 

人間の脳が理解したり,思考したりして記憶する情報は,すべて感情のレッテルがついたものなのです。

 

理解力,思考力,記憶力ーみなさんが高めたいと願っている脳の力は,どれも最初の「感情」によってそのパフォーマンスが左右されるのです。

 

自分が指導される立場にあるとして,指導者が嫌いだと,A10神経群はその指導内容にも「嫌いだ」というレッテルをはります。つまり,勉強ができるようになったり,仕事で活躍したりするためには,まず先生や上司を好きになることが必要なのです。「先生が嫌い」「上司が嫌い」などと人を嫌悪するのは,大切な情報にマイナスのレッテルをはってしまう習慣といえます。

 

気持ちを動かすことができると,判断力と理解力が高まるからです。「感動する力」は,脳をレベルアップさせるのです。

 

「楽しい,おもしろい」と感じるのがA10神経群の機能ですが,みなさんは,興味・関心をもって前向きに取り組んでいることなら,いくらでもがんばれるのに,「おもしろくない」と思っていると,すぐに疲れを感じてしまうという経験があるのではないかと思います。集中して聞く授業や講演などではたいして疲れを感じないのに,「つまらないな,早く終わらないかな」と感じると,終わった後でどっと疲れが出るー同じように座って話を聞いているのに,どうしてこのような違いが表れるのでしょうか。

 これは,脳の疲労を除去する中枢が,A10神経群とつながっているからです。楽しいと感じることをやっていると,脳の疲れが取れていきます。

 

人の名前を覚えるのであれば,名前だけを記憶しようとするのではなく,その人に付帯した情報を合わせることによって忘れにくくすることができます。

 

コミュニケーション力をアップするには「うれしそうに人をほめること」が有効。

 

ほめるときは必ず相手の方を見て,「自分もうれしい」という気持ちを込めて伝えることがたいせつです。

 

脳にとって,途中で「完成した」「できた」「達成した」といった言葉は”否定語”である,ということです。脳は「だいたいできた」という”否定語”によって,思考することをやめてしまうのです。物事をもう少しで達成できるというときにこそ,「ここからが本番だ」と考えることが大切です。物事を達成する人と達成しない人の脳を分けるのは,この「まだできていない部分」「完成するまでに残された工程にこだわるかどうかなのです。

実はほかにも脳の血流を落としてしまうケースがあります。それは,「もうダメだ」「無理だ」などと考えることです。

 

姿勢が正しく保たれていないと,身体のバランスが崩れてしまい,空間認知機能は働きにくくなるのです。正しい姿勢,水平な目線を維持すると,物事を正確に理解したり,身体をコントロールしたりすることがしやすくなります。美しい立ち姿や歩き方などを鍛えるのは,文武両道につながると考えてください。

 

世界は贈与でできている

贈与とは「お金で買うことのできないものおよび,その移動」

他者から贈与されることでしか,本当に大切なものを手にすることができない。

 

贈与と似ているが全く性質の異なるものに「交換」が挙げられる。交換には対価が必要。

 

天職は英語で「calling」誰かから呼ばれること,誰かの声を聴くこと,これが天職の原義。自分がやらなければならない,と気づくこと。天職の1/3は「使命」でできている。

 

贈与はそれが贈与だと知られてはいけない。明示的に語られた贈与は呪いへと転じ,受取人の自由を奪う。

贈与者は名乗ってはいけない。名乗ってしまったらお返しが来てしまいます。

贈与はそれが贈与だと知られない場合に限り,正しく贈与となります。

しかし,ずっと気付かれることのない贈与はそもそも贈与として存在しません。

だから,贈与はいつかどこかで「気づいてもらう」必要があります。あれは贈与だったと過去時制によって把握される贈与こそ贈与の名にふさわしい。

だから僕らは受取人としての想像力を発揮するしかない。

一粒万倍日

トリツカレ男 いしいしんじ

尊敬する人に,本を5冊紹介していただいた。

その方から今日は一粒万倍日で,物事を始めるのに最適であることも教わった。

そこで,今日から読んだ本のこと「も」このブログに書き留めていくことにした。

 

今まで本を読みアウトプットらしきことも多少は行なったが,外に開かれたアウトプットではなかった。

こうやって人目にも触れる媒体で,自分の読書について書き残していく。何がどう変わるのかは分からないけれど。

 

さて,その1冊目,「トリツカレ男」。小説です。

著者は「いしいしんじ」さん。知らない方でした。

 

何かに取り憑かれること。取り憑かれたようになって本気に打ち込むこと。

それってとっても幸せなことなんだよ。

そして取り憑かれたように打ち込まない限り,本当の力はつかないんだよ。

片手間では決して掴めないものがある。

 

そんなことを教えられた本でした。

読み初めからは想像もつかない含蓄ある作品でした。

渡辺道治先生,ありがとうございました。