ものづくりとことだまの国

縄文・弥生・古墳時代の謎。古神社、遺跡、古地名を辿り忘れられた記憶、隠された暗号を発掘する。脱線も多くご容赦ください

教科書にない日本史

【諏訪大明神画詞】に書かれた【蝦夷が千島(北海道)】の三族・考

南北朝時代に書かれた #諏訪大明神画詞 は北海道の #アイヌ文化期 という歴史区分に影響を与えた史料。これに書かれた #渡党 #日ノ本 #唐子 の蝦夷(えぞ)三族について、自分なりのフィールドワークを通じて考察してみました 目次 諏訪大明神画詞に書かれた…

【大原野神社②】秋空に架かる龍雲のアーチを眺めて古代妄想【若宮神社の天押雲根命】

紅葉狩りで参拝した #大原野神社。奈良 #猿沢の池 を模した #鯉沢の池 を通る時、秋空に見事な龍雲のアーチ。#小塩山〜龍神さんの祠〜#若宮神社(#天押雲根命)を繋ぐように架かる美しいスジ雲を眺めてしばし古代妄想。#天孫降臨 #中臣寿詞 目次 鯉沢の池。…

私の日想観。四天王寺の石鳥居に落ちる秋の夕陽に想うこと。

2025年9月23日は #秋分の日。#秋のお彼岸の中日 になります。#四天王寺 では夕刻から #西門の石鳥居 に落ちる夕陽を遥拝しながら西方極楽浄土を観想する #日想観(じっそうかん)の法要が行われました。#サイノカミ信仰 #神仏習合 #聖徳太子 #推古天皇(豊御…

仁徳天皇・難波高津宮についての私説】ビル街に埋もれた下照姫と磐船山の伝承(考察その②)

仁徳天皇 #難波高津宮 の所在地考察の2回目。#仁徳天皇 の御世より600年前(紀元前200年頃)の弥生時代中期、現在の近鉄上本町駅周辺 #高津(こうづ)は #下照姫と #アメノワカヒコ 夫妻が宮を置き #葦原中國(古事記)のクニづくりに関わった「聖地」であ…

仁徳天皇・難波高津宮についての私説】近鉄上本町駅周辺(考察その①)

今では謎となった #仁徳天皇 #難波高津宮 があった場所。先日 #近鉄上本町駅 周辺(大阪市天王寺区上本町駅)ではないかというお話を書きましたが今回は少し詳しく。#東高津宮 #仁徳天皇社(現存せず)#古代河内湖 #古代河内のウォーターフロント 目次 大阪…

【龍田古道パートⅡ ②】日本最古。金属を守護するヒメ神さまのお社【金山媛神社】

前回(金山彦神社)の続き。山あいの #金山媛神社。御由緒から、御祭神の #金山毘売神 は #金山毘古神 と男女一対で # 龍田山 山頂に祀られていたようです。#龍田古道 目次 龍田古道。龍田山までの道 金山媛神社(かなやまひめじんじゃ) 本文 前回/金山彦…

仁徳天皇(大鷦鷯天皇)の難波高津宮はどこにあったのか?

難波の高津宮 に宮殿を置いたとされる古墳時代中期の #仁徳天皇(第16代)。#難波高津宮 は難波宮公園あたりにあったというのが定説ですが、私は現在の #近鉄上本町駅 周辺ではなかったかと考えて(妄想して)います。#東高津宮 #元高津 目次 所在地不明の難…

月と木星と金星のお話。8月の夜明け前【下照姫の涙】

8月、お盆の頃の夜明け前。東の空には金星(明けの明星)と木星。これにお月様が加わって明け方の #天体ショー。月と星が描く紋様を眺めながらいつもの #古代妄想 目次 下照姫(したてるひめ)の涙?七夕考 輪になって踊ろ♪ 本文 下照姫(したてるひめ)の涙…

アラハバキの見つけ方(蟹守と倭文の暗号を参考に)

日本の古代信仰 #アラハバキ。#男女一対 #古神道 のカタチであると考えられますが、現在ではほぼ失われています。しかし丹念に探せば、埋もれた古い信仰のこん跡を見つけることができるかも知れません 目次 全国にひろがる?倭文(しとり)と蟹守(かにもり…

【天若日子と下照姫】夫婦神の古代信仰。倭文の「アラ」と蟹守の「ハバキ」

葛木倭文坐天羽雷命神社(加守神社)は、遠く離れた荒脛巾神社(あらはばきじんじゃ、宮城県)と祭式が共通していることから、私が #アラハバキ を考えるキッカケになりました。少しずつ進展しておりますのでご報告。 目次 倭文(しとり)と蟹守(かにもり)…

兄を詠む 天の下照る姫のうた 和の歌(やまとのうた)のはじまりはじまり

平安時代の #古今和歌集 の仮名序(紀貫之)に #和歌(やまとうた)は #下照姫 に始まると紹介されています。前回紹介した大和葛木の #棚機神社(たなばたじんじゃ) と後背の #岩橋山 の景色を眺めていて、ここがその地かも知れないと古代妄想 #古事記 #織…

【棚機神社】「オオタ」地名の二山の麓。七夕発祥の地

前回、二上山の麓の #葛木倭文坐天羽雷命神社 を紹介しましたが、その元宮とされているのが今回ご紹介する #棚機神社。オオタ地名は稲作弥生時代に鴨族が開発した「クニ」に付けられた名で、その名を特徴づける「二山」の景色を含めて確認したくて、早速、お…

【下照姫の謎解き3】生駒の大鳥【天照山】と並ぶ【磐舟山の碑】

下照姫の謎解き3回目。これまでのまとめをした上で、この古代妄想の起点となった #磐舟山の碑 の真東に #天照山 が位置することの意味を考察。碑から見ると、春分・秋分の日には #天照山 山頂から朝の太陽が昇ります。#葦原中國 #八十島 #古代河内湖 目次 …

下照姫(したてるひめ)の謎解き【水と安産と子育ての御神徳】

出雲伝承は #下照姫(したてるひめ)は #大国主 と #八上姫 の娘で #木股姫(このまたひめ)とも云うと伝えます。安産と子育ての神徳をイメージさせるのにふさわしい「木の股」の名です。#天水分神(あめのみくまりのかみ)#御子守(みこもり)の神 目次 「…

兄・アジスキタカヒコネと妹・下照姫が河内でいた所【磐舟山の碑】から日本神話の謎解き(3)

大阪市内 #上町台地 の崖上、ひっそりとたたずむ #磐舟山の碑 に触発されて #古事記神話 #葦原中國 神話の考察・3回目。作者 #太安万侶 が神話に例えた史実はどのようなものだったのでしょうか? #古代河内湖 #味原 www.zero-position.com 古代河内湖(弥生…

下照姫とアメノワカヒコ【磐舟山の碑】から日本神話の謎解き(2)

「#古事記 の例え話(#日本神話)は読み手の解釈が重要」という作家 #太安万侶 の言葉に従い #葦原中國 について考察しました。結論から言うと葦原中國とは #古代河内湖 であった可能性が非常に高いと推理 #下照姫 #アメノワカヒコ 目次 「葦原中國平定」神…

古事記と太安万侶。【磐舟山の碑】から日本神話の謎解き(1)

日本の正史の一 #古事記 の作者 #太安万侶 は出雲王家を祖とする人で晩年、島根県松江市の #意宇(おう)に居を構え地元の古老に『古事記の例え話(日本神話)は解釈が重要と語っていた』と出雲口伝は伝えます。#アジスキタカヒコネ #産湯稲荷神社 #玉之井 …

【磐舟山】石碑伝承(河内国風土記)と繋がる【産湯玉之井】

摂津国風土記の「#高津(こうづ)」で伝えられる #アメノワカヒコ(天稚彦) と #アメノサグメ(天探女)の伝承。#古事記 #葦原中國の平定 には 二神が揃って登場します。 #磐舟山の石碑 近くの #産湯稲荷神社、境内の #産湯玉之井 の由緒は高津伝承と繋がっ…

【上賀茂】神山の麓、見ごろの杜若(かきつばた)【大田神社】

ゴールデンウィークに見ごろを迎える #カキツバタ。#藤原俊成 が神様にお願いするほどに青紫色が濃くなると詠んだ #上賀茂 神山(こうやま)の麓。#大田の沢 の群落(国の天然記念物)を見学。#大田神社 #鴨族 目次 上賀茂 大田神社 国の天然記念物・大田の…

森之宮遺跡【2】縄文時代のOSAKA・考

前回の続き。大阪市街の地下に眠る縄文時代 #森ノ宮遺跡(#森ノ宮貝塚)。人骨の栄養状態はよく食生活が豊かであったことがうかがえます。#亀ヶ岡式土器 #糸魚川ヒスイ勾玉 なども出土。広大な交易圏とともに栄えた所と推定されています 目次 森ノ宮に人が住…

藤原鎌足公の正室【鏡王女】が眠る万葉の奥の谷【忍阪】

春の景色とウグイスの声が美しい #忍阪(おっさか)。#生根神社 #舒明天皇陵 を過ぎて #奥の谷。万葉の時代から変わらぬであろう #隠国(こもりく)の景色。ひっそりとたたずむ #鏡王女 の墓。#藤原鎌足公 の正室として藤原氏の氏寺 #興福寺 の起源を開いた…

【ヤマト創世記】謎の日本古代史の暗号解読【巻向山】【日高と日向】

前回の続き。北緯34度32分のラインについて、巻向山・纏向遺跡・箸中古墳を中心にもう少し詳しく考察。古代日本の国家観、歴史観の理解に重要であることがわかります。#日高 #日向 目次 日の神の信仰・北緯34度32分の精度と意味 ヤマト創世記の精確な太陽カ…

北緯34度32分【日の神の信仰】ライン【淡路島・舟木石上神社】

ちょうど1年前、参拝した #舟木石上神社(ふなきいそのかみじんじゃ)淡路島北部 標高170メートルの山間部丘陵に鎮座。境内は女人禁制とされ、古代の太陽祭祀跡とされる磐座(石神座)が鎮座していました。#北緯34度32分 #日の神の信仰 目次 舟木石上神社(ふ…

【草香江】押し照るや難波の海。二都を繋ぐ光り輝く「ひのもと」の水の道【日下】

大阪平野は北の淀川、南の大和川が運ぶ土砂が堆積し形づくられました。古墳時代以降、飛鳥〜奈良時代には、古代河内湖の南北がさらに縮小し、東西に長い #草香江 に変化します。#日下 #ひのもと #万葉集 目次 飛鳥〜奈良時代の草香江(くさかえ) 草香江の由…

住吉大社と仁徳天皇陵を結ぶふるいサイノカミ信仰の南北ライン

新年あけましておめでとうございますm( )m本年もよろしくお願いいたします。2025年の冒頭は前回の続き、これまでも当ブログで紹介した #住吉大社と #仁徳天皇陵 を結ぶラインについてあらためて。#サイノカミ信仰 目次 第一本宮で直角に交わる差東西と南北の…

【住吉三神・考】住吉大社御祭神 表筒男命・中筒男命・底筒男命が西向きに直列する意味

正月三が日の初詣参拝客数が毎年200万人を超える摂津国一ノ宮・住吉大社。インフルエンザが流行中の昨今、三が日は家でと思い一足早く参拝。境内を歩きながら御祭神・海神の住吉三神が西向きに直列する意味をあらためて考えました。 目次 住吉大社参道 反橋…

三種の神器・考(Ⅱ)【ヤマト創世記】巨大な二至二分のカレンダー。太陽信仰都市【纏向】

箸墓古墳から見て夏至の日の出は #穴師山。纏向遺跡から見て冬至の日の出は #三輪山。真ん中の #巻向山 から春分・秋分の日の出。古い #ヤマト創世記 の三山は、巨大な二至二分のカレンダーだったと考えられます 目次 箸墓古墳中心から見て夏至の日の出は「…

三種の神器・考(Ⅰ)万葉歌で歌われた【弓月ケ嶽】は穴師山【ゲシノオオダイラ】

奈良県桜井市 #穴師坐兵主神社 が三社合祀であることの意味をあらためて考えてみました。三社は鏡・勾玉(鈴)・剣を御神体とします。ヤマト創世記を起源とする #三種の神器 の意味を考える糸口になるかも知れません。#弓月ケ嶽 #穴師山 #箸墓古墳 目次 三社…

古代ヤマトの徐福伝説(2)出雲と大和と物部。徐福と牛頭天王とスサノオ

古代ヤマトの #徐福伝説 の二回目。今回は日本古代史の最大とも言える謎のピースを繋ぎ合わせてゆきます。#出雲と大和と物部 のお話の原点。 #出雲伝承 目次 ヤマト創世記・葛城勢力の形成と尾張氏 穴師坐射楯兵主神社の創建 【穴師】ヤマトの徐福伝説のこん…

古代ヤマトの徐福伝説(1)不老不死の神薬を求めて日本に渡った伝説の人物の系図

前回紹介した穴師(奈良県桜井市)兵主神社は、もともと #牛頭天王 を祀っていたという考察は #出雲伝承(#出雲と大和のあけぼの)を元にしました。しかし出雲伝承ではさらに奥深い歴史が紹介されています #徐福 目次 出雲伝承の話 古代史考察の点と線 奈良…