天の川の写真でGWは終了。10日間も休みがあったのに撮影した写真は、悲しいかなほんの数枚。過去に撮影した被写体の同じようなシーンは撮りたくないという言い訳と5月中旬以降の遠征のための節約という理由で、そもそも出控えたのが理由であるが、GW期間中の総走行距離は、約1,600kmになる。
連休初日は、ホタルの講演で三重県。帰りがけに静岡県にて「平成最後の富士」として富士と星空を撮影。後日、山梨で「ホタルの幼虫上陸」の観察と撮影。その翌日には山梨県の三つ峠へ登山。 この時は、富士山・雲海・天の川をセットで撮ろうと考えたが、天気予報に騙され結局1枚も撮れずに終了。そして今回は、長野県へ行き天の川を撮った次第である。
この場所からの天の川は、以前から撮影したいと思っていた。諸々のスケジュールと絡めながら、このGW期間に訪問する計画を半年前から立てており、4日~5日は運よく天候に恵まれて決行することとなった。
4日19時に自宅を出発し、現地に23時着。出発前の自宅(東京都国分寺市)は、雹(ひょう)が大量に降ったが、長野県は快晴無風で星空が美しい。23時半から撮影を開始した。星景撮影では「光害」が障害となるが、ここは街灯りがなく、月は新月。最高の条件である。肉眼でもはっきりと天の川が確認できる。ただ、天の川だけ撮っても絵にはならない。この場所を選んだのは、一本の大きな木を脇役として入れたかったからである。カメラとレンズは、肉眼では見えない星も捉えて写してくれた。写真は、ソフトフィルターを使わないものと使ったもの、そして5月6日頃に活動が極大を迎えるみずがめ座η(エータ)流星群の1つを入れた星景を掲載した。また、過去に撮影した星景に、この連休中に撮影した星景2点を加えたタイムラプス動画も作成したので、一緒に掲載した。
当地は、桜が満開で、他に梅、杏子、花桃の赤、白、ピンクの花々、そして山の萌黄や新緑。これらの色彩美に目を奪われたが、帰りの中央道の渋滞を考え、それらは車窓から目に焼き付けるだけにして11時半に帰路に就いた。(ちなみに上りの中央道は、小仏トンネル手前13kmの渋滞。比較的流れがよく、15時過ぎには帰宅。)
連休中には昆虫の撮影も計画していたが、今年は昆虫の発生や生態行動が予想とまったく異なり、訪れても撮影が叶わない状況であった。3月の気象状況は問題ないように思われるが、4月になってから雪が降る等の寒波の到来が影響しているように思う。今後の昆虫写真撮影の予定をすべて見直し、天候に合わせて万全の態勢で臨みたいと思う。

天の川(一番大きく輝いている星は、木星)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1600(撮影地:長野県 2019.5.05 0:34)

天の川(一番大きく輝いている星は、木星)
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1600/ PRO1D プロソフトン[A](W)使用(撮影地:長野県 2019.5.05 0:32)

星景
Canon EOS 5D Mark Ⅱ / EF17-35mm f/2.8L USM / バルブ撮影 F2.8 30秒 ISO 1600(撮影地:長野県 2019.5.05 0:43)
星空タイムラプス(BGM付) / 画質をHDに設定してご覧ください。
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