ホタルの独り言 Part 2

ホタルをはじめ、様々な昆虫の写真や自然風景の写真を掲載しています

風景写真/湖沼

静寂の奥

~蔵出し写真⑰~ 凛と張りつめた空気の奥。池は静寂そのものを映しとる。雪をかぶった木々は水面に溶け色なき世界は、墨絵のように完成していた。 そこに立つ私は この景色の中で言葉を失い自分の輪郭さえも水面に預けていく。孤独は重さを持たずただ静けさ…

亀山湖 朝靄と光芒

~蔵出し写真⑭~ 光の息づき 湖はそっと息をひそめ、朝靄が水面を抱くように漂う橙の光芒は、時が動きはじめる前の柔らかな鼓動のよう 小さなボートの影さえ風景に静かに溶けてゆく天から差し込む光の束は、朝靄を裂き、水を染めまだ誰も知らない色で朝を描…

印旛沼の朝焼け

~蔵出し写真④~ 印旛沼は、ブログに「印旛沼の夜明け」として4枚の写真を掲載しているが、以下の3枚はその時に掲載しなかった蔵出し写真である。「夜明け」の記事では、数十枚と撮影したカットの中でも、穏やかな印旛沼の水面に映る空の雲の色彩を意識し…

白川湖の水没林

白川湖の水没林を撮影してきた。自然風景写真は4月に桜を撮って以来だが、随分と久しぶりのような気がする。 白川湖は、山形県西置賜郡飯豊(いいで)町にある。最上川の治水、周辺のための水のコントロール、水力発電などに利用される「白川ダム」によって造…

印旛沼の夜明け

印旛沼の夜明けは、ドラマチックであった。 印旛沼は、千葉県北部の利根川下流南岸に位置し、印西市、佐倉市、成田市、八千代市、栄町に跨る風光明媚な湖沼である。昭和27年には隣接の手賀沼とともに「県立印旛手賀自然公園」に指定されている。一時、千葉県…

上高地

上高地へトンボを探しに・・・ 8月はオリンピック開催の関連で「山の日」の祭日が、11日から8日に変更になり三連休。初日は、実家の両親、そしてコロナで今は日本にいるカリフォルニア州公認の会計士である妹二人と共にご先祖様の墓参り。 翌日8日の日曜日…

龍ヶ窪の水景

龍ヶ窪は、竜の伝説が残る決して濁ることのない神秘の池である。 龍ヶ窪は、新潟県津南町の標高450m付近の河岸段丘地にあり、苗場溶岩層とその下の魚沼層群との境から湧水で、水量毎分30トン、日量43,000トンの池の水が1日に1回入れ替わり、決して濁ること…

小田代ヶ原/幻の湖「小田代湖」と貴婦人

小田代ヶ原は、栃木県日光市の日光国立公園内の標高およそ1,400mに位置する草原への遷移期にある湿原であり、豊かな自然と希少な景観から日光国立公園の特別保護地域および特別地域である他、環境省の日本の重要湿地500、国際条約のラムサール条約湿地に登録…

御射鹿池の四季

御射鹿池の四季と題して、この10年間に撮影した四季折々の光景の中から12点を一つの記事としてまとめてみた。 御射鹿池は、長野県茅野市の奥蓼科温泉郷に通じる「湯みち街道」沿い、標高およそ1,500mにある小さな農業用ため池で、その名は、諏訪大社に伝わる…

月光の御射鹿池

御射鹿池は、長野県茅野市の奥蓼科温泉郷に通じる「湯みち街道」沿いにある小さな農業用ため池で、その幻想的な風景から農水省により「ため池100選」にも選ばれている。テレビのCMにも使われ、今では大勢が訪れる観光スポットになっており、誰もがカメラを向…

御射鹿池 夜の幻想

御射鹿池は、長野県茅野市の奥蓼科にある小さな農業用ため池だが、私の叔父の友人であった東山魁夷画伯の「緑響く」(1982年制作)という名画のモデルにもなり、その幻想的な風景から、農水省により「ため池100選」にも選ばれている池である。様々なテレビ・…

自然湖

自然湖は、長野県木曽郡王滝村の山奥、木曽ひのきにかこまれた王滝川の上流部にある。1984年に起きたM6.8の長野県西部地震の時、御嶽山の一部が崩れて堆積したことでできた天然の湖だと言う。深い渓谷とともに、森が沈んでしまったので立ち枯れの木々が特徴…

四万ブルー

四万ブルー(Shima Blue)とは、群馬県中之条町を流れる四万川の水の色のことで、この地を訪れた全ての人が驚くという。特に四万温泉の最奥にある周囲約4Kmの人造湖「奥四万湖」の青い湖面には息をのむ。湖の透明度の高さによって青い光が水の奥底まで届くこ…

大田切池

東京にもあった”青い池” 大田切池は、東京都町田市と八王子市の市境の尾根筋に2004年に開園した都立「小山内裏公園」内にある小さな池である。 昭和60年頃に周辺の宅地開発に伴い、大雨のときの水量調節のために谷戸を流れる大田川をせき止めて造られた人工…

湯西川湖の水没林

湯西川湖の水没林(栃木県日光市)に2018年最初の撮影地として訪れた。前記事で記した今年の撮影目標にはないが、 天候等でチャレンジできない場合の代替スケジュールである。 鬼怒川や利根川下流域の急速な都市化・ライフスタイルの変化に伴う水需要が急増…

御射鹿池

御射鹿池(みしゃかいけ) 御射鹿池は、長野県茅野市の奥蓼科温泉郷に通じる「湯みち街道」沿いにある小さな農業用ため池で、 酸性が強く生物は棲息していないが、その幻想的な風景から、農水省により「ため池100選」にも選ばれており、私の叔父の友人であっ…

奥四万湖

奥四万湖は、群馬県中之条町四万温泉の最奥にある、四万川が四万川ダムによって堰き止められてできた人造湖で、透明度の高いコバルトブルーの湖水が美しい。また、奥四万湖には「浮島」と呼ばれている特有な景観がある。ただし、浮いているわけではない。い…

まいめの池~夏~

まいめの池は、長野県松本市安曇・乗鞍高原の中央部を占める一の瀬園地(標高1,500m)にある小さな池。昨年10月に紅葉を撮影し「まいめの池 ~紅葉~」として当ブログで公開している。今回は、風景を撮るのではなくトンボの撮影で訪れたのだが、駐車場から丘…

モネの池

モネの池は、岐阜県関市板取の根道神社参道脇にある池。「モネの池」はあくまでも通称である。フランスの印象派画家、クロード・モネの連作絵画「睡蓮」のようであるから、そう呼ばれている。話題の場所ならば、一見の価値はあるだろうと訪れた。 4日。午前…

奥四万湖/四万ブルーと浮島

「奥四万湖の浮島」は、浮島と呼ばれてはいるが、浮いているわけではない。いわゆる中州で、通常は水上に出ているから 木も生えている。しかしながら、雪解け水等が流れ込んで水位が上がる時期は、少しばかり水没し水没林となる。それが、四万ブルーと呼ばれ…

朝靄のダム湖

12月12日(土)新潟の棚田撮影を予定していたが、天気は良くても雪がないためにキャンセル。代わりに信州白樺高原、霧ヶ峰に 霧氷を求めた。 前日(11日)は、大荒れの関東甲信越。こんな翌日は霧氷が期待できる。午前2時に起床して2時半出発。現地に到着…

水鏡の四季彩

「まとめシリーズ第一弾」~水鏡の四季彩~ 紅葉の「まいめの池」を掲載し、周囲の風景を映し出す水鏡の美しさを前記事で紹介したが、これまでに撮影した、池や湖を「水鏡の四季彩」として4点ピックアップしてみた。過去に個別に掲載していた写真を別のテー…

まいめの池 ~紅葉~

まいめの池の紅葉を撮影した。 まいめの池は、長野県松本市安曇・乗鞍高原の中央部を占める一の瀬園地(標高1,500m)にある小さな池。周辺には、「あざみ池」「どじょう池」「偲ぶの池」等、幾つかの池があり、それぞれ特徴があるが、「まいめの池」は池畔の…