風景写真/海
絶え間なくうねり寄せる波が、荒々しい白さをまとって岩へ叩きつける。けれど城ケ崎の断崖は、ただ沈黙のまま立ち尽くしその揺るぎない静けさが、波の激しさをいっそう際立たせていた。朝の光のなかで、動くものと動かぬもの・・・その対比だけが孤独に響い…
~蔵出し写真⑪~ 秋の海は、静かに息をしている夜の名残をそっと溶かすように、柔らかな朝日が水平線から昇りはじめ海面には金のひかりが静かに広がっていく 潮風に揺れるススキの穂は、まるで光を迎えるための小さな旗のようにささやかな音を立てながら朝の…
寄せては返す白い波砂の上に描かれる一瞬の模様次の波が来れば すぐに消えてしまう その儚さに なぜか心はやすらぐ 陽を映す水面は無数の宝石をこぼしたように輝き風は潮の香りを運び遠い記憶をそっと呼び覚ます 汀は、心と海が出会う場所 掲載写真は、クリ…
一本マングローブは、沖縄県石垣島の西部にある名蔵湾に一本だけ孤立して生えているヒルギの木のことである。(マングローブとは、潮間帯に生える植物群の総称を意味し、この場所も以前は一本ヒルギと呼ばれていたようである。) 石垣島には2022年に一度訪れ…
秋谷の立石にて、富士と満月を撮ってきた。前回の群馬遠征から一か月以上空いての撮影である。 2024年2月24日は満月(実際は24日の21時半が満月)である。アメリカの農事暦で「スノームーン」と呼ばれ、今年地球から最も遠い小さく見える満月だが、日の出日…
3月31日から4月2日の二泊三日で沖縄県石垣島へ行ってきた。2012年9月に宮古島に行ったことがあるが、石垣島は初めての訪問である。一番の目的は、ヤエヤマヒメボタルの観察と撮影で、 他には星景、チョウやトンボなどの昆虫写真撮影である。 31日。羽田6:45…
夫婦岩の夕景と星景を撮るために千葉県いすみ市へ。 夫婦岩は、2つの岩が夫婦の様に寄り添うように見えることからそう言われている。日本各地に多くあり、三重県伊勢市の二見興玉神社にある夫婦岩は、歌川広重も描き良く知られているが、今回は、千葉県いす…
橋杭岩は、和歌山県串本町にある奇岩群。およそ1,500万年前の火成活動により、泥岩層の間に流紋岩が貫入したものである。貫入後に差別侵食により、柔らかい泥岩部が速く侵食され、硬い石英斑岩が杭状に残されたもので、大小約40の岩が南西一列におよそ850メ…
根本海岸 白浜の屏風岩は、千葉県南房総市白浜町にあり、海岸の波打ち際から屏風のように直立している。この岩は、新生代中新世(約2500万年~500万年前)のものであるという。日本列島は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートがぶつ…
「秋谷」は、神奈川県横須賀市の葉山近くにある。海岸には「立石」という波打ち際に突き出した高さ12m、周囲約30mの巨岩があり、昔から三浦七石の一つに数えられている。この地は古くから景勝地として知られ、浮世絵師 歌川広重が立石と松の木、そして富士山…
城ヶ崎海岸は、静岡県伊東市の南西、富戸から八幡野にかけて連なる9kmのリアス式海岸。約4000年前に「大室山」付近から流れ出た溶岩が太平洋にまで達してできた岩礁である。起伏に富んだ海岸線には、溶岩が冷えて収縮する際にできる柱のような形をした岩「柱…
「まとめシリーズ第八弾」~海の風景~ 撮影頻度はかなり少ないが、海も好きな風景の1つである。今までで一番印象に残っている海は、宮古島の「美ら島」と西伊豆の「雲見千貫門」だ。宮古島のエメラルドグリーンの海は日本一の美しさであり、雲見千貫門は絶…