2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
シリーズ「ホタルの写真を撮る」その3 ゲンジボタルの幼虫が、長い水中生活を終えて上陸する様子は「ホタルの幼虫上陸」(追記あり)で紹介したが、今回は、蛹化から羽化までを紹介したい。 上陸した幼虫は、数メートルから数十メートルも歩いて土に潜る。…
アキリデス(Achillides)。あまり聞き慣れない名前かも知れないが、アゲハチョウ科のカラスアゲハ群をそう呼んでいる。 これは分類学上の学名等ではなく、樹上性シジミチョウの一群であるミドリシジミ族をゼフィルス(Zephyrus)と呼ぶのと同じ呼称である。…
日本各地には桜の名所が多くあり、東京都内においても、千鳥ヶ淵や私の自宅近くの国立駅から伸びる大学通りも見事である。ただし、それらは桜そのものの美しさよりも景観全体の美しさに感動しているとも言える。一方、たった一本の桜でも心打つ名木もある。…
天王桜は、群馬県片品村の里山に咲く一本桜で、樹齢推定300年、樹高が13.65m、樹冠幅は18.6mのオオヤマザクラの巨木である。桜の根本に石の祠「天王神様」が奉られていることから、「天王桜」と呼ばれている。平成23年には、群馬県指定の天然記念物になって…
クロハネシロヒゲナガ(Nemophora albiantennella Issiki, 1930)は、ヒゲナガガ科(Family Adelidae)のNemophora属の小さな蛾の仲間である。本州、四国に分布し、4月下旬から5月にかけて明るい草原や林縁で多数見られる。 本種の特徴は、何といっても長…
ウスバシロチョウ(Parnassius citrinarius citrinarius Motschulsky, 1866)は、シロチョウという和名であるが、 アゲハチョウ科(Papilionidae) ウスバアゲハ亜科(Parnassiinae) ウスバアゲハ族(Parnassiini) ウスバアゲハ属(Parnassius)に属するチ…
クロスジギンヤンマ(Anax nigrofasciatus nigrofasciatus Oguma, 1915)は、ヤンマ科ギンヤンマ属のトンボである。日本国内のギンヤンマ属は以下の4種が知られており、未撮影のオオギンヤンマ以外は写真を掲載した。 ギンヤンマ属 ギンヤンマ(Anax parthe…
しだれ桜(Cerasus spachiana f. spachiana)は、枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称である。エドヒガンの変種が多く、八重紅枝垂、紅枝垂、清澄枝垂、仙台枝垂、一重紅枝垂、枝垂彼岸、菊枝垂、糸枝垂、吉野枝垂、雨情枝垂、枝垂彼岸など様々な…
シリーズ「ホタルの写真を撮る」その2 ホタルは、世界に約2,500種類も生息しているが、幼虫が水中で生活するホタルは10種類しかいない。そのうち日本には、ゲンジボタル、ヘイケボタル、クメジマボタル(久米島のみに生息)の3種が生息している。10種以外…
金山落し「今井の桜」。一週間前に訪れた時は、曇りで3分咲きだったため、撮り直しの再訪である。場所や桜の詳細については、掲載済みの記事「今井の桜」を参照いただきたい。 4月9日の天気予報は、朝から晴れ。午前2時半に自宅を出発し、中央道、首都高…
ツマキチョウ(Anthocharis scolymus Butler, 1866)は、シロチョウ科 (Pieridae)ツマキチョウ族(Anthocharidini)ツマキチョウ亜属(Subgenus Falcapica)に分類され、学名の Anthocharis は、ギリシャ語の複合語(Antho+caris)「花を愛するもの」とい…
龍珠院は、東京都あきる野市の奥座敷にある約600年ほど前に開創されたという臨済宗の小さな寺だが、春には、高遠桜、枝垂れ桜、山桜、八重桜、染井吉野といった様々な桜と共に、菜の花、ミツバツツジ等が咲き乱れ「花の山寺」として親しまれている。ちなみに…
この時期に見られるチョウは、この春に羽化したスプリング・エフェメラルか春型、もしくは昨年の夏か秋に羽化して成虫で越冬したチョウである。 「スプリング・エフェメラル」と「チョウの季節型」については、それぞれの記事を参照いただき、本記事では、成…
「今井の桜」は、千葉県白井市北部の今井地区を流れる「金山落し」と呼ばれる用水路の両岸、名内橋から手賀沼までのおよそ2kmに渡る桜並木である。昭和35年、地域の景観を保つため緑の羽根の還元資金によりソメイヨシノ、八重桜が150本ほど植えられた。昭和5…