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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2021年9月12日のデイリーキーワードランキング

1

鳴く蟲のただしく置ける間なりけり
2

木犀をみごもるまでに深く吸ふ
3

蝌蚪に打つ小石天変地異となる
4

秋つばめ包のひとつに赤ん坊
5

おおかみに蛍が一つ付いていた
6

重ね着の中に女のはだかあり
7

あんぱんの葡萄の臍や春惜しむ
8

鳥葬を逃れし蜘蛛の羅針盤
9

蝙蝠飛ぶ墓石の角を忘れしめず
10

また雪が降るひとごとのように降る
11

春の浜大いなる輪が画いてある
12

いのち存らへ昭和雨もて結びたる
13

船の名の月に読まるる港かな
14

白をもて一つ年とる浮鷗
15

川を見るバナナの皮は手より落ち
16

遠干潟鬼が火を焚くまひるかな
17

咳の子のなぞなぞあそびきりもなや
18

あきかぜのふきぬけゆくや人の中
19

菜の花がしあはせさうに黄色して
20

好色の父の遺せし上布かな
21

亡き夫に代はる温みの湯婆よ
22

ひたひたと春の潮打つ鳥居かな
23

囀をこぼさじと抱く大樹かな
24

朝寒や小石大きな影を曳く
25

どこにでも見え椿の実おとこ神
26

吊橋に落葉の重み梓川
27

秋風に少し後れてひとの声
28

水の精現われそうな緑の庭
29

かりそめの世とは思はじ古稀の春
30

ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう
31

渋柿の如きものにては候へど
32

じやんけんの白き拳や花衣
33

いくたびも雪の深さを尋ねけり
34

一日もの云はず蝶の影さす
35

ピーマン切って中を明るくしてあげた
36

万緑の中や吾子の歯生え初むる
37

きさらぎの林檎に夜の浮力くる
38

萬緑の中や吾子の歯生え初むる -
39

安曇野は闇こそ夏やみづぐるま
40

愛されず冬の駱駝を見て帰る
41

禽獣とゐて魂なごむ寒日和
42

ひとりづつ死し二体づつ橇にて運ぶ
43

顔寒し話のつぎ穂うしなひて
44

豊饒の穂波呑み込むコンバイン
45

木菟の闇亡けれど母はあたたかし
46

海くれて鴨のこゑほのかに白し
47

あはれ子の夜寒の床の引けばよる
48

螢獲て少年の指みどりなり
49

夜の鹿幻を見て立ちにけり
50

てんぷらやすでに鰭張る今年鯊


2026年2月5日 23時24分更新(随時更新中)
 

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