victimとは? わかりやすく解説

victim

別表記:ヴィクティム

「victim」の意味

「victim」とは、犯罪事故、災害などによって被害受けた人物を指す言葉である。また、比喩的に悪運不幸な状況陥った人物を表すこともある。具体的な例としては、強盗事件被害者地震による被災者などが挙げられる

「victim」の発音・読み方

「victim」の発音は、IPA表記では /ˈvɪktɪm/ となる。IPAカタカナ読みでは「ヴィクティム」となり、日本人発音するカタカナ英語では「ヴィクティム」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「victim」の定義を英語で解説

英語での「victim」の定義は、"a person who has been harmed, injured, or killed as a result of a crime, accident, or other event or action" である。これは、「犯罪事故その他の出来事や行為によって被害受けた、傷ついた、または死亡した人物」という意味である。

「victim」の類語

「victim」の類語には、以下のような言葉がある。

casualty

「casualty」は、戦争事故によって死傷した人物を指す言葉である。

sufferer

sufferer」は、病気苦痛悩まされている人物を指す言葉である。

「victim」に関連する用語・表現

「victim」に関連する用語表現には、以下のようなものがある。

victimization

「victimization」は、被害者になることや被害者にされる行為を指す言葉である。

victimless crime

victimless crime」は、直接的な被害者存在しない犯罪を指す言葉である。

「victim」の例文

1. The victim of the robbery was an elderly woman.(強盗事件被害者高齢女性であった。) 2. Many victims of the earthquake lost their homes.(地震の被害者の多くが家を失った。) 3. He became a victim of his own success.(彼は自分成功犠牲者となった。) 4. The police are trying to identify the victim.(警察被害者身元特定しようとしている。) 5. The victims of the accident were taken to the hospital.事故被害者たちは病院運ばれた。) 6. The organization provides support for crime victims.(その組織犯罪被害者への支援提供している。) 7. The flood left many victims in its wake.(洪水多く被害者残した。) 8. The victim's family is seeking justice.(被害者家族正義求めている。) 9. She was a victim of cyberbullying.(彼女はサイバーブリングの被害者であった。) 10. The government is working to prevent further victimization.(政府さらなる被害者化を防ぐために取り組んでいる。)

ビクティム【victim】

読み方:びくてぃむ

犠牲者また、いけにえ


被災者

(victim から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/08 08:21 UTC 版)

被災者(ひさいしゃ、: Victim, Disaster victim)とは災害を被った者。地震台風等の天災や、事故事件等の人災にあった人(人々)が含まれる。ただし、事件や事故の場合は被害者と呼ばれて、被災者と区別されることが多い。

被災者の分類

1970年5月31日アンカシュ地震の被災者を研究したS・W・ドゥダシクの著書『Victimization in natural disaster. Disasters(災害の中の被災者と災害)』(1980年発行)の中において、被災者は、以下の4つのグループに分類されている。

  1. 一次被災者 (Primary victims)
    →災害の影響により何らかの損失等を受けた人(または人々)
  2. 近接被災者 (Context victims)
    →災害の影響または結果によって、直接・間接的に影響を受けた人(または人々)
  3. 周辺被災者 (Peripheral victims)
    →被災地域と強い関係を持ち、その結果として影響を受けた人(または人々)
  4. 進入被災者 (Entry victims)
    →被災地に外部から集まってきた人(または人々)

たとえば火災の場合、"火災で家を焼かれた人"は一次被災者となり、"火災の影響は受けなかったが、災害後の臭気等に悩まされる隣家"は近接被災者、"その家に縁を持つ近親者"は周辺被災者となる。また、"消火活動をする人"は進入被災者になりうるのである。

これに対して、ニュージーランドの精神科医A・J・W・タイラーとA・G・フレイザーは、もっと細かい分類をしている。2人の場合、近接被災者から進入被災者二次被災者から四次被災者としていて、四次被災者以降に五次被災者六次被災者を設けている。五次被災者は、災害に関与していなくても精神的に苦痛を感じる人(または人々)。六次被災者は、直接的な被災を免れたが間接・代理的に災害に関与した人(または人々)。となっている。

先ほどの例に当てはめると、五次被災者は"テレビ中継などで火災現場を見て不快な感情を持った人"、六次被災者は"火災の原因が外部にあり、その原因を作った人"であると言える。

以上のことから、被災者と外部との境界線を見つけることが難しいことが分かる。また、救援者やボランティアも被災者になることがあり、一概に被災者を、“災害の中心にいた人”と言うことはできない。

被災者に対する救済

被災者に対する救済は、以下のとおり。

心理社会的ケア

災害時に求められる精神保健活動について、次のようなものがある[1]

  1. アウトリーチ(精神保健スタッフが被災地に赴き、現場で求められている援助を提供)
  2. 地域住民の交流促進(「入居者交流会」「健康相談会」「お茶飲み会」などの企画開催)
  3. 相談業務の拠点の設置(精神保健の専門スタッフが常駐する相談センターの設置)
  4. 精神症状のスクリーニング(精神症状把握のために、簡便なスクリーニングのためのチェック項目を用意)
  5. 活動の継続(家族を亡くしたり、転住を余儀なくされた人など、心理的影響が強いと予想される被災者に対しては通常の体制の中でのサポートを続ける)

被災した経験をきっかけに心的外傷後ストレス障害 (PTSD) の症状が表れる場合も多く、その際には適切な治療を行い被災者をサポートする(詳細は、「PTSD#治療」を参照)[1]。また、PTSDの二次的反応として、うつ病・強迫性障害・解離性障害などが発症する場合もあり、その際にも適切な治療を行い被災者を支援する(詳細は、「うつ病#治療」・「強迫性障害#治療」・「解離性障害#治療」)[1]

また、日常生活の変化に対する、付き添いによるサポートなども含めたソーシャルワーク的支援も必要である[1]

脚注

  1. ^ a b c d 古賀 章子・前田 正治 (2013). 災害被災者・犯罪被害者の心理社会的問題と治療・ケア 津田 彰・大矢 幸弘・丹野 義彦(編)臨床ストレス心理学 (pp. 212-229) 東京大学出版会

参考文献

  • ビヴァリー・ラファエル 著、石丸正 訳『災害の襲うとき : カタストロフィの精神医学』みすず書房、1995年。ISBN 4-622-03632-0 

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