complication
「complication」とは、複雑・紛糾・混乱・複雑化・やっかいな問題・紛糾の種・併発・合併症のことを意味する英語表現である。
「complication」とは・「complication」の意味
「complication」が不可算名詞として用いられたとき、「複雑」「事件の紛糾」「混乱」「複雑化」といった意味をもつ。「complication」が可算名詞として用いられたとき、しばしば複数形で「思わぬ新たなやっかいな問題」「紛糾の種」といった意味をもつ。医学的な文脈で用いられた際は、「併発」「併発症」「合併症」といった意味をもつことがある。
「complication」の発音・読み方
「complication」の発音記号は、「kὰmpləkéɪʃən」である、カタカナで表記すると「コンプリケーション」となる。実際に発音する際は、「カァンプラァケェィシャン」「カァンプラァケェィシャンヌ」のようになる。「k」は、舌の後部を上げて上あごの奥につけ、息を止めた状態を作った後、急に舌を離して息を破裂させることで「クッ」という音を出す。「ɑ」は、口を大きく開け、短く「ア」と言う。「m」は、唇を閉じて口から息が出るのを止め、鼻に抜けるように「ム」という声を出す。ただし、単語の途中であって後ろの母音がないため、「ン」に近い音になる。「p」は、唇を閉じて息を止めた状態から勢いよく唇を破裂させるようにして「プッ」という音を出す。「l」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけた状態で「ウ」と「ル」を同時に出すように発音する。「ə」は、口を少し開け、弱くあいまいに「ア」と言う。ここで再び「k」を発音する。「ei」は二重母音であるため、「e」から「i」へスムーズに変化させ、1つの音のように発音する。「e」の音は強くはっきりと、「i」の音は弱くぼかすように発音するとよい。日本語の「エ」より少し舌を緊張させ、徐々に口を狭くして「エィ」と言う。「ʃ」は、唇を丸く突き出し、舌先を上の歯茎に近づけて息だけで「シュ」と音を出す。ここで再び「ə」を発音する。「n」は、舌先を前歯の裏の歯茎につけ、息が口から出るのを止めて、軽く「ヌ」を言うイメージで鼻に抜けるように「ン」を発音する。単語の最後にくる「n」であるため、「ヌ」に近い音となる。
「complication」の語源・由来
「complication」の原義は、「複数の要素を一緒に折ること」である。印欧語系で「折る」という意味をもつ「pel-」がラテン語で「折る」という意味をもつ「plico」となり、「一緒に」という意味をもつ「com-」が付属して、ラテン語で「複雑にする」「一緒に折る」という意味をもつ「complico」となった。これに「こと」という意味をもつ「-tio」が付属し、ラテン語で「複雑にすること」という意味をもつ「complicatio」へと変化した。これが中期フランス語で「複雑にすること」という意味をもつ「complication」となり、最終的に英語でも「complication」という表現が用いられるようになった。
「complication」の覚え方
「complication」は、「complicate(複雑な)」「complicatedness(複雑化)」などの関連語と合わせて覚えるとよい。「complication」の類語
「complication」の類語として、「difficulty」「mixture」「tortuousness」「knottiness」「confusion」「intricacy」「ramification」などが挙げられる。「complication」の使い方・例文
「complication」を用いた例文には、以下のようなものがある。「A complication has arisen.(困った問題が持ち上がった)」
「His coming was a serious complication.(彼の到来で非常に事態が深刻になった)」
「This machine will be useful to avoid complication of structure.(この機械は、構造が複雑になるのを回避するのに役立つだろう)」
「Bed sores are a common complication in cases of paralysis.(床ずれは麻痺の合併症として一般的である)」
「No complications ensued.(余病は併発しなかった)」
「If any complications arise, let me know and I'll help.(何か困った問題が起こったら、知らせてくれたら手助けする)」
「I have to prevent complication of diabetes.(私は糖尿病の合併症を予防しなければならない)」
「You are safe unless a complication arises.(合併症が起こらなければ安心だ)」
「The doctor said that she'll be able to come home within two weeks if there are no complications.(その医者は、余病がなければ彼女は2週間以内で家に帰ることができるだとうと言った)」
「complication」の英語での説明
Complication means "the act or process of complicating" or "a situation or condition that is complex or confused", "any disease or disorder that occurs during the course of (or because of) another disease", "a development that complicates a situation", "puzzling complexity".合併症
Complication
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 08:46 UTC 版)
| 「Complication」 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| OKAMOTO'Sの配信限定シングル | |||||||||||
| 収録アルバム | 『KNO WHERE』 | ||||||||||
| リリース | 2021年2月24日 2021年3月19日 (Eng. Version) |
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| 規格 | デジタル・ダウンロード | ||||||||||
| ジャンル | ロック J-POP |
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| 時間 | 2分56秒 | ||||||||||
| レーベル | Ariola Japan | ||||||||||
| 作詞者 | オカモトショウ | ||||||||||
| 作曲者 | オカモトショウ、オカトモコウキ | ||||||||||
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「Complication」(コンプリケーション)は、OKAMOTO'Sの5作目の配信シングル。2021年2月24日にAriola Japanから配信リリースされた[1]。後に、同年3月19日に本曲の全編英語バージョンである「Complication (Eng. Version)」が、同時期リリースの「Young Japanese」の英語バージョンと共に収録された配信限定シングル『Young Japanese/Complication (English)』の1曲として配信リリースされた[2]。
概要
- 前作『Young Japanese』から約1ヶ月振りのリリース。
- 2か月連続配信リリースの第2弾[1]。
- 表題曲「Complication」は、テレビ東京ドラマ25『東京怪奇酒』のエンディングテーマである[3]。
- 同ドラマへの楽曲提供について、ギターのオカモトコウキは、「“Complication”、つまり「複雑」というタイトルの楽曲。怪しさ、凶悪さ、演奏、全てが今までのOKAMOTO'Sの楽曲の中でも最高到達点を記録したと自負する一曲。ドラマを彩る一要素になることでしょう。」とコメントしている[3]。
収録曲
脚注
外部リンク
- Complication - OKAMOTO'S 公式サイト
- Complication - OKAMOTO'S ソニーミュージックオフィシャルサイト
合併症
(complication から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/30 15:49 UTC 版)
合併症(がっぺいしょう、complication)とは、「ある病気が原因となって起こる別の病気」または「手術や検査などの後,それらがもとになって起こることがある病気」の二つの意味を持つ医学用語である。
概念
一つ目の意味は、原疾患(もともとある病気のこと、英語:primary illness)が前提となって生ずる続発性の病態・病変・疾患で、例えば糖尿病患者が次第に腎症を併発するように、原疾患そのものを原因として発症する病気や症状をいう。これは併存疾患、併存症(Comrbdity, or Co-existing disease)[1]と呼ばれることもあるが、併存疾患は元の病気とは関係が無い別の病気であるとも言われる[2]。この意味について、何かの病気と一緒に必ず起こる病気のことだとの誤解(28.8%)や,(原疾患に伴って)偶然に起こった病気も含めるとの誤解(31.1%)が多い[3]。
二つ目の意味として、腹部手術後に続発するイレウスや臓器移植後の拒絶反応のように、原疾患に対する内視鏡や手術などの検査あるいは治療に伴ってある確率で不可避に生じる病気や症状も同様に合併症(「検査の合併症」、「術後合併症」)と呼ばれている[注釈 1]。これは偶発症(incident)とも呼ばれる。この意味での合併症を医療過誤や医療事故と勘違いする患者が後を絶たない(19.1%[3])が、最大限の注意を払って最善の治療を施しても回避不可能であるという点で異なり、いわば「医学の限界」とも呼ぶべきものである。
国立国語研究所の調査では、この言葉の認知率は97.4%と非常に高いにもかかわらず、一つ目の意味の理解率は54.0%,二つ目の意味は18.5%と、いずれの意味においても理解率は極めて低いという結果が出ている[3]。こうした混乱が起きる原因として、日常語「合併」と医療用語「合併症」とで意味のずれが大きいこと、医療用語の「合併症」が二つの意味を同じ言葉で表していること、の二点が考えられている。
合併症の例
- 一つ目の意味
- 糖尿病の三大合併症として、腎障害、網膜障害、神経障害が有名である。
- 高血圧の合併症として、脳卒中、各種心臓病、腎障害などがある。
- インフルエンザ、コロナウイルスの危険な合併症として、細菌性肺炎、インフルエンザ脳症、心筋炎などがある。
- 二つ目の意味
- 腹部手術後、腹腔内の癒着が不可避に生じ、イレウスが生じることがある。
- 消化管内視鏡の合併症として、消化管穿孔、出血などが挙げられる。
- 血管内カテーテル検査の合併症として、血管破裂および出血、脳梗塞、心筋梗塞などがある。
死亡診断書における原疾患と合併症
肝硬変患者で腹水貯留と食道静脈瘤の破綻があるときは、肝硬変が原疾患、腹水貯留と食道静脈瘤が合併症となる。十二指腸潰瘍が穿孔して急性化膿性腹膜炎になったときは、十二指腸潰瘍が原疾患、腹膜炎が合併症である。合併症が死亡診断書の「死亡の原因」の項目の直接死因となることも稀でない(下表の例1~3)。ただし、進行性の肺癌が原因で終末期に肺炎を併発して呼吸不全で死亡したような例では、直接死因にそのまま原疾患を記入してもよい(下表の例4)。
| 例 | ㋐ 直接死因 | ㋑ アの原因 | ㋒ イの原因 |
|---|---|---|---|
| 1 | 食道静脈瘤破綻 | 肝硬変 | 慢性ウイルス性肝炎 |
| 2 | 誤嚥性肺炎 | 脳梗塞 | |
| 3 | 急性腹膜炎 | 十二指腸潰瘍 | |
| 4 | 肺癌 |
脚注
注釈
出典
- ^ Sarfati, Diana; Gurney, Jason (2016), Koczwara, Bogda, ed. (英語), What Is Comorbidity?, Springer, pp. 1–33, doi:10.1007/978-981-10-1844-2_1, ISBN 978-981-10-1844-2 2023年7月23日閲覧。
- ^ “併存疾患、既往”. 医療情報をわかりやすく発信するプロジェクト(医学系研究をわかりやすく伝えるための手引き). 2023年7月23日閲覧。
- ^ a b c “46.合併症(がっぺいしょう) - 「病院の言葉」を分かりやすくする提案”. www2.ninjal.ac.jp. 国立国語研究所. 2023年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月23日閲覧。
参考文献
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。
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- 患者に通じない736語 合併症、病理、寛解、浸潤… (読売新聞 2008.03.06)
外部リンク
- complicationのページへのリンク