Whale louseとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Whale louseの意味・解説 

クジラジラミ

(Whale louse から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/25 14:50 UTC 版)

クジラジラミ
Cyamus boopis
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea
: 軟甲綱 Malacostraca
亜綱 : 真軟甲亜綱 Eumalacostraca
上目 : フクロエビ上目 Peracarida
: 端脚目 Amphipoda
亜目 : Senticaudata
小目 : Caprelidira
上科 : ワレカラ上科 Caprelloidea
: クジラジラミ科 Cyamidae Rafinesque, 1815

クジラジラミ(鯨虱、英名:Whale louse)は海洋生物の体表に寄生する小型の甲殻類である。昆虫シラミとは異なるグループで、主に鯨類への体表付着が報告されている。以下、基礎的情報は永田(1965), Martin & Heyning(1999)による。

分類

形態

北米西海岸から報告されたクジラジラミ類のスケッチ
  • 身体はやや寸詰まりで、背腹に扁平。端脚類の中では際立って動物への寄生に特化した形態的発達を示すグループとして知られる。
  • 代表種の体長はおよそ1cm程度。
  • 第1胸節が頭部と癒合し、第3,4胸脚および腹節以降の構造が退化することが、ワレカラ類と共通した特徴である。
  • 第2触角が痕跡的であることが、ワレカラ類との識別点となっている。
  • 歩脚の先端がカギ状に湾曲し、宿主へ強固にしがみつくことができる。
  • エラはしばしばリボン状あるいはコイル状に伸長する。

生態

タイセイヨウセミクジラに付着するクジラジラミ類(模型)
  • オニフジツボなどと並び、鯨類への体表付着を行う甲殻類の代表格として知られる。
  • 宿主の種特異性のほか、雌雄への特異性や、付着する部位の特異性も知られている。例えばマッコウクジラには雌雄で別種のクジラジラミ類が寄生する。またセミクジラ属に対しては、体表の白いコブ状の領域(カロシティ)に集中して付着する。他には鼻腔生殖器の周辺に見られる。
  • Cyamus rhytinaeステラーカイギュウの体表から記載され、クジラジラミ科において唯一の海牛目付着性種であったが、宿主とともに絶滅したものとみられる。

分布

  • 全世界の海洋。宿主である鯨類の分布による。

人との関わり

伝統的にクジラを利用する文化圏では古くから認知されていた。『勇魚取絵詞』『鯨肉調味方』でも言及されているが、食用などこれといった使途は記述されていない。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク


「whale louse」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Whale louse」の関連用語

Whale louseのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Whale louseのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクジラジラミ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS