TEAM_MACHとは? わかりやすく解説

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TEAM MACH

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/09 17:43 UTC 版)

TEAM MACH
マッハ車検 エアバスター MC86(2022年)
国籍 日本
チーム代表 玉中哲二
活動期間 1997年 - 現在
カテゴリ JGTCSUPER GTスーパー耐久アジアン・ル・マン・シリーズフォーミュラ・ニッポン
公式サイト https://www.mach5.jp/teammach/
2025年のSUPER GT(GT300)
エントリー名 TEAM MACH
レーサー 塩津佑介
木村偉織
マシン マッハ車検 エアバスター MC86
タイヤ 横浜ゴム
テンプレートを表示

TEAM MACH(チーム マッハ)は日本のレーシングチームである。

概要

1997年に当時フォーミュラ・ニッポンに参戦していた玉中哲二が地元・福岡県に本社を置く水栓・浄水器メーカーのタカギをスポンサーとし、自ら運営する自動車販売会社「ビーワン」から「タカギB-1 RACING TEAM」を発足したのが源流となる[1]

2011年GT300参戦車両のヴィーマック・RD320R

2001年を最後に自チームのフォーミュラ・ニッポンの活動を終了、同年途中より参戦を開始した全日本GT選手権(現:SUPER GT)のGT300クラスに活動をシフトする。当初はA&S RACINGから参戦していたが、2003年より自チームで参戦を開始。また、A&S RACING時代にスポンサーとして就いていたタツノコプロと提携し、2004年から「TEAM MACH」と改称して参戦を開始。以降は、「マッハ車検」等事業を展開する。

2014年GT300参戦車両の日産・GT-R NISMO GT3

発足当初からVEMACを用いて参戦を続けていたが、2012年からJAF-GT(現:GTA-GT300)車両とFIA-GT3車両に絞る事に伴い[2]フェラーリ・458 GT3を投入[3]。2013年の途中に日産・GT-R NISMO GT3にチェンジ。

2015年からトヨタ・86をベースとしたマザーシャシーを投入。以降、マザーシャシーで参戦するチームがFIA-GT3車両やGTA-GT300車両に切り替える中、現在に至るまで一貫してマザーシャシーで参戦を続ける。

発足当初からチーム代表でもある玉中がステアリングを握り続けてきたが、2010年代から「マッハ車検」の店舗拡大等による事業に集中する為、2016年を最後にフル参戦を休止、以降は監督等裏方として従事する[4]

2025年最終戦もてぎで優勝。この勝利は全日本GT選手権時代から参戦開始23年目にしての初勝利で、国内メジャーレースでの初勝利でもあった。

若手ドライバーの起用

チーム代表の玉中がフル参戦を休止して以降は、若手ドライバーを積極的に起用している。

藤波清斗

2017年にフル参戦。2018年は同チームのCドライバーとして参戦し、2019年はJLOCに移籍。その年の第5戦富士500マイルで奇策を成功させ、初優勝[5]。2020年からKONDO RACINGより参戦[6]、2020年と2022年にシリーズチャンピオンを獲得[7][8]。2023年はNISMOのGT500リザーブドライバーを経て[9]、2024年に復帰[10]。2025年から自ら発足した「KF MOTORSPORT」よりSUPER GTを始め、国内外のGTレースに参戦[11]

平木湧也

2018年より参戦[12]。2019年の第3戦鈴鹿で2位表彰台を獲得。チームにとっては全日本GT選手権時代の2004年第3戦セパン以来となる15年振りの表彰台となった[13]。その後2020年開幕戦富士で3位表彰台を獲得。また、同年より弟・玲次と共に、前年解散したル・ボーセモータースポーツを引き継ぎ、HELM MOTORSPORTSを発足[14]。2024年からHELM MOTORSPORTSよりGT300に参戦[15]

平木玲次

2021年より参戦。2022年の第3戦鈴鹿でタイヤ無交換作戦を成功させ、2位表彰台を獲得[16]。2024年から兄・湧也と共に立ち上げたHELM MOTORSPORTSよりGT300に参戦。

冨林勇佑

2022年より参戦。ゲーム「グランツーリスモ」の世界大会等で優勝する等eスポーツプレイヤーの起用に話題を呼んだ[17]。2022年第3戦鈴鹿で2位表彰台を獲得。2024年よりPACIFIC RACING TEAMに移籍し、GT300に参戦[18]

木村偉織

2025年より参戦。前年にはスーパーフォーミュラに参戦していた元ホンダの育成ドライバーであり、フォーミュラ経験者の起用はチーム史上初となる。 2025年最終戦ではパートナーの塩津佑介と共にチーム初優勝を果たした。

現在起用しているドライバー

戦績

全日本GT選手権/SUPER GT

チーム名 No. ドライバー 使用車両 タイヤ クラス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 順位 ポイント
2003年 TEAM B1 5 玉中哲二
三船剛
ヴィーマック・RD320R Y GT300 TAI
9
FSW
9
SUG
2
FSW
19
FSW
7
TRM
Ret
AUT
6
SUZ
7
10位 34
2004年 TEAM MACH 5 玉中哲二
三船剛
Y GT300 TAI
5
SUG
16
SEP
3
TOK
18
TRM
5
AUT
12
SUZ
12
24位 8
2005年 5 玉中哲二
筒井克彦
Y GT300 OKA
19
FSW
Ret
SEP
13
SUG
12
TRM
16
FSW
12
AUT
11
SUZ
17
NC 0
2006年 5 玉中哲二
筒井克彦
渡辺明(Rd.6)
Y GT300 SUZ
14
OKA
13
FSW
Ret
SEP
8
SUG
17
SUZ
18
TRM
18
AUT
7
FSW
17
19位 7
2007年 5 玉中哲二
竹内浩典
澤圭太(Rd.6)
K GT300 SUZ
7
OKA
11
FSW
12
SEP
19
SUG
14
SUZ
Ret
TRM
4
AUT
18
FSW
6
15位 32
2008年 5 玉中哲二
山野直也
筒井克彦(Rd.6)
Y GT300 SUZ
14
OKA
10
FSW
10
SEP
14
SUG
Ret
SUZ
10
TRM
10
AUT
18
FSW
10
17位 18
2009年 5 玉中哲二
赤鮫オヤジ
Y GT300 OKA
13
SUZ
12
FSW
10
SEP
12
SUG
16
SUZ
Ret
FSW
8
AUT
6
TRM
15
14位 23
2010年 5 玉中哲二
黒澤治樹
ヴィーマック・RD408R Y GT300 SUZ
4
OKA
Ret
FSW
18
SEP
13
SUG
9
SUZ
9
FSW
C
TRM
5
12位 28
2011年 5 黒澤治樹
玉中哲二(Rd.1,3,5-8)
筒井克彦(Rd.4)
ヴィーマック・RD320R Y GT300 OKA
19
FSW SEP
12
SUG
9
SUZ
Ret
FSW
17
AUT
21
TRM
16
18位 14
2012年 5 玉中哲二
山下潤一郎
川口正敬(Rd.2)
フェラーリ・458 GT3 Y GT300 OKA
20
FSW
DNQ
SEP SUG
12
SUZ
Ret
FSW
17
AUT
11
TRM
12
20位 11
2013年 5 玉中哲二
山下潤一郎
尾本直史(Rd.2,5)
Y GT300 OKA
17
FSW
17
SEP
16
SUG 22位 6
日産・GT-R NISMO GT3 SUZ
19
FSW
11
AUT
22
TRM
22
2014年 5 玉中哲二
山下潤一郎(Rd.1,2,5)
鶴田和弥(Rd.2,6)
山野直也(Rd.3,6)
Y GT300 OKA
15
FSW
19
AUT
20
SUG FSW
19
SUZ
18
CHA TRM 23位 7
2015年 5 玉中哲二
密山祥吾
山下潤一郎(Rd.2)
トヨタ・86 MC Y GT300 OKA
Ret
FSW
Ret
CHA FSW
Ret
SUZ
Ret
SUG
DNQ
AUT
Ret
TRM
21
30位 1
2016年 5 玉中哲二(Rd.1-3,6,8)
山下潤一郎(Rd.1,2,4-6)
影山正美(Rd.2,3-6,8)
Y GT300 OKA
DNS
FSW
22
SUG
Ret
FSW
14
SUZ
Ret
CHA TRM
Ret
TRM
23
29位 5
2017年 5 坂口夏月
藤波清斗
山下潤一郎(Rd.2)
玉中哲二(Rd.6)
Y GT300 OKA
17
FSW
19
AUT
8
SUG
12
FSW
28
SUZ
22
CHA TRM
15
20位 18
2018年 5 坂口夏月
平木湧也
玉中哲二(Rd.2)
藤波清斗(Rd.6)
Y GT300 OKA
Ret
FSW
12
SUZ
Ret
CHA FSW
19
SUG
22
AUT
7
TRM
18
21位 15
2019年 5 坂口夏月
平木湧也
玉中哲二(Rd.2)
阪口良平(Rd.5)
Y GT300 OKA
21
FSW
21
SUZ
2
CHA FSW
17
AUT
17
SUG
18
TRM
24
19位 26
2020年 5 坂口夏月
平木湧也
Y GT300 FSW
3
FSW
11
SUZ
29
TRM
23
FSW
15
SUZ
4
TRM
Ret
FSW
Ret
12位 35
2021年 5 平木湧也
平木玲次
Y GT300 OKA
25
FSW
12
TRM
27
SUZ
5
SUG
22
AUT
21
TRM
18
FSW
25
21位 23
2022年 5 平木玲次
冨林勇佑
Y GT300 OKA
18
FSW
24
SUZ
2
FSW
17
SUZ
19
SUG
21
AUT
25
TRM
Ret
18位 26.5
2023年 5 冨林勇佑
松井孝允
Y GT300 OKA
15
FSW
22
SUZ
19
FSW
18
SUZ
21
SUG
22
AUT
18
TRM
18
22位 16
2024年 5 藤波清斗
塩津佑介
Y GT300 OKA
21
FSW
18
SUZ
25
FSW
15
SUG
17
AUT
Ret
TRM
21†
SUZ
22
25位 11
2025年 5 塩津佑介
木村偉織
Y GT300 OKA
16
FSW
10
SEP FSW
SPR1

7
FSW
SPR2

4
SUZ
3
SUG
9
AUT
14
TRM
1
7位 87

アジアン・ル・マン・シリーズ

チーム名 No. ドライバー 使用車両 タイヤ クラス 1 2 3 4 順位 ポイント
2013年 TEAM MACH 5 玉中哲二
山野直也
日産・GT-R NISMO GT3 Y SGT INJ FSW
7†
SHA SEP NC 0
  • †ポイント対象外。

関連項目

脚注

  1. ^ 開幕までに知識を増やそう。カーナンバーとチーム名の由来を知る:TEAM MACH”. autosport web (2020年4月13日). 2025年11月2日閲覧。
  2. ^ 2012年からGT300クラスの主流はJAF-GTとFIA-GT3に?”. autosport web. 2025年11月2日閲覧。
  3. ^ Team MACH、開幕戦岡山は粘り強く周回し17位”. autosport web. 2025年11月2日閲覧。
  4. ^ 2017年以降は、長距離戦に於いてCドライバーとして2019年まで出走した。
  5. ^ スーパーGT第5戦富士:2周連続ピットの“奇策”。GT300はT-DASH ランボルギーニが13番手から逆転初優勝”. autosport web (2019年8月4日). 2025年11月2日閲覧。
  6. ^ スーパーGT:ドライバー刷新のKONDO RACING。抜擢の藤波清斗「自分がどれだけいけるか」”. autosport web (2020年2月28日). 2025年11月2日閲覧。
  7. ^ 「正直、プレッシャーは大きかった」と藤波。近藤監督へ感謝の気持ちも【第8戦富士GT300チャンピオン会見】”. autosport web (2020年11月29日). 2025年11月2日閲覧。
  8. ^ 藤波「奇跡のチャンピオン」。オリベイラ「僕たちを守る空の星があったんだと思う」【GT300チャンピオン会見】”. autosport web (2022年11月6日). 2025年11月2日閲覧。
  9. ^ 日産モータースポーツ&カスタマイズ、藤波清斗とのスーパーGTのリザーブドライバー契約を発表”. autosport web (2023年3月9日). 2025年11月2日閲覧。
  10. ^ ドライバー一新のTEAM MACH藤波清斗&塩津佑介コンビ「優勝を目標に内容が濃いレースを」”. autosport web (2024年3月24日). 2025年11月2日閲覧。
  11. ^ seven x seven Racing発進! GT300、S耐、ジャパンカップ、PCCJと多数のカテゴリーに参戦へ | 国内レース他”. autosport web (2025年1月31日). 2025年11月2日閲覧。
  12. ^ スーパーGT:TEAM MACHにルーキー平木湧也が加入。新たにY's distractionのサポートも”. autosport web (2018年3月23日). 2025年11月2日閲覧。
  13. ^ スーパーGT:第3戦鈴鹿 10数年ぶりに2位獲得のMACH GO 坂口/平木の飛躍で驚異の存在に”. autosport web (2019年6月11日). 2025年11月2日閲覧。
  14. ^ 平木兄弟が立ち上げたHELM MOTORSPORTSがS耐/F4の参戦体制を発表。“勝色”で王座目指す | 国内レース他”. autosport web (2020年3月28日). 2025年11月2日閲覧。
  15. ^ HELM MOTORSPORTSが2024年のスーパーGTに参戦! 創設時の目標を実現。体制は今後発表”. autosport web (2023年12月15日). 2025年11月2日閲覧。
  16. ^ 苦い経験を糧に。冨林勇佑/平木玲次の若きふたりが駆るマッハ号が第3戦鈴鹿で2位を得る”. autosport web (2022年5月31日). 2025年11月2日閲覧。
  17. ^ TEAM MACHが2022年参戦体制を発表。新加入の冨林と2年目の平木玲次のコンビで初優勝目指す”. autosport web (2022年4月6日). 2025年11月2日閲覧。
  18. ^ PACIFIC RACING TEAMが6名の『ぶいすぽっ!』メンバーを描く2024年マシンカラーリングを発表”. autosport web (2024年4月5日). 2025年11月2日閲覧。

外部リンク




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