Real Thing Shakesとは? わかりやすく解説

Real Thing Shakes

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/08 14:44 UTC 版)

B'z > 作品リスト > Real Thing Shakes
「Real Thing Shakes」
B'zシングル
初出アルバム『B'z The Best "Treasure"
リリース
規格 8cmシングル
ジャンル ハードロック[1]
時間
レーベル Rooms RECORDS
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
プロデュース アンディ・ジョンズ
ゴールドディスク
後述を参照
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1996年5月度月間5位(オリコン)
  • 1996年6月度月間4位(オリコン)
  • 1996年度年間12位(オリコン)
B'z シングル 年表
  • Real Thing Shakes
  • (1996年)
B'z The Best "Treasure" 収録曲
FIREBALL
(10)
Real Thing Shakes
(11)
MOTEL
(12)
ミュージック・ビデオ(Short ver.)
「Real Thing Shakes」 - YouTube
テンプレートを表示

Real Thing Shakes」(リアル・シング・シェイクス)は、日本ロックユニット・B'zの楽曲。1996年5月15日にRooms RECORDSより20作目のシングルとして発売された。

概要

B'zにとって初となる全編英語詞のシングル曲[1][注 1][注 2]で、2nd beatを含まない初のシングル作品[2][注 3]。また、ジャケット写真は文字のみで構成されたデザインになっており、メンバーの写真を使用しないジャケットはシングル作品では初となった[3][注 4]。B'zのロゴは18thシングル『LOVE PHANTOM』から使用されているものだが、本作よりロゴ下にあるメンバー名表記が無くなった[3]

オリコン集計において8thシングル『LADY NAVIGATION』から本作まで、B'zは13作連続ミリオンセラーを達成。この記録は、2013年に発売したAKB48のシングル『ハート・エレキ』が102.1万枚を売り上げるまでは歴代1位の記録だった[4]

制作

本作の作詞作曲、レコーディング、ミックスのすべての作業はロサンゼルスで行われた[2]。稲葉によれば、レコーディングの計画は前からあったものの、シングルを作るつもりではなかったという[5]。プロデューサーにはアンディ・ジョンズが迎えられ、B'zが初めて海外のプロデューサーを起用した楽曲となった[6]。アンディを起用した理由について、稲葉はヴァン・ヘイレンレッド・ツェッペリンなど自身が好む作品の制作に関わっていたことを挙げている[7]

リハーサル前にロサンゼルスのホテルが打ち合わせが行われ、その中で歌詞を英語にすることが決められた[7]。ミュージシャンやスタジオはすべてアンディが手配しており、リハーサルはロサンゼルス郊外にあるメイツ、レコーディングではチェロキー・スタジオが使用された[6]。当初アンディが選んだ「FUSHIDARA 100%」と「WILD ROAD」の2曲のリメイクと、日本で作ったオリジナル曲を作る予定であったが、ミーティング前に松本が思いついたリフをアンディに聴かせたところ、それをやろうということから本作の制作が開始された[6]。稲葉は当時書かなくてはいけない歌詞が3曲あり、自身で英語の歌詞を書くつもりもなく、打ち合わせをするまで歌詞をすべて任せるつもりでいたが、アンディから薦められて書くこととなった[8][6]

ギターのレコーディングでは、ギブソン・レスポール(2本)、フェンダー・テレキャスター(2本)、リッケンバッカーの12弦ギター、アコースティック・ギターが使用され、イントロでは3本のギターが重ねられている[6]。ボーカルは1番と2番でオクターブの異なるユニゾンになっており、ハイトーンのパートも従来の作品とは異なる手法を取り入れられているが、これについて稲葉は普段フェイクやシャウトを入れる時は、曲の枠みたいなものを最初から感じて、その中で枠をはみ出したいと思ってやってるけど、アンディは枠がないから、気が付いたら枠の外でやってた(笑)。何も意識しないで出来たという、そういうのは良かったですねと語っている[6]

シングルの発売に向けて、メンバーは納得のいかない部分があったことから、日本にアンディを呼んで再度トラックダウンが行われた[6]

プロモーションや演奏披露

本作発売当時に開催されていた『B'z LIVE-GYM '96 "Sprit LOOSE"』では、1曲目に演奏された[6]PVは同ツアー中に撮影されたもので、映像内で稲葉が着用している松本の顔がプリントされたTシャツは、ファンクラブ限定で販売された[9]

2006年に行われた『B'z NETWORK LIVE in Japan』以降しばらく演奏されていなかったが、『B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』で「juice」とのメドレー形式として、約12年ぶりに演奏された[10]

アルバムへの収録

1997年に発売された9thアルバム『SURVIVE』には収録されず、1998年に発売された『B'z The Best "Treasure"』でアルバム初収録となった。同作の収録曲を決める投票では10位にランクインした[11]。その後、2002年に韓国限定で発売されたミニ・アルバム『DEVIL』や、2013年に発売されたベスト・アルバム『B'z The Best XXV 1988-1998』に収録された[12]

松坂大輔投手のお気に入りの曲を集めたコンピレーション・アルバム『MUSIC FROM THE MOUND』にも収録された[13]

タイアップ

参加ミュージシャン

ライブ映像作品

認定

国/地域 認定 認定/売上数
日本 (RIAJ)[15] 3× Platinum 1,200,000^

^ 認定のみに基づく出荷枚数

脚注

注釈

  1. ^ 過去に既存の日本語詞の楽曲の英語バージョンがアルバム作品に収録された例はあるが、初出が英語詞の楽曲は本作が初となる[1]
  2. ^ シングル盤のインナー部分には稲葉による日本語訳詞が記載されている(後に収録されたアルバムには掲載なし)。
  3. ^ 表題曲のみを収録したCDシングルは、本作の他に2015年に発売の『RED』が存在する。
  4. ^ ただし、裏ジャケットにはメンバーの写真が掲載されている[3]

出典

  1. ^ a b c B'z The Best "Treasure" ファン人気上位14曲を収録」『日経エンタテインメント! 1999年1月号』株式会社日経BP。2000年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月6日閲覧
  2. ^ a b mfm I 2013, p. 91.
  3. ^ a b c mfm II 2013, p. 136.
  4. ^ 【オリコン】AKB48が史上初の14作連続ミリオン B'zの記録を17年ぶり更新」『ORICON NEWS』オリコン、2013年10月30日。2022年7月17日閲覧
  5. ^ mfm I 2013, p. 15.
  6. ^ a b c d e f g h mfm I 2013, p. 250.
  7. ^ a b mfm I 2013, p. 16.
  8. ^ mfm I 2013, p. 19.
  9. ^ 青木優『B'z The Best XXV 1988-1998』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ(初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。 
  10. ^ 【レポート】B’z LIVE-GYMは、「ライブ」ではなく「ドキュメンタリー」」『BARKS』ジャパンミュージックネットワーク株式会社、2018年9月24日。2018年9月24日閲覧
  11. ^ mfm I 2013, p. 237.
  12. ^ B’z、25周年を飾るオールシングル・ベストアルバム、新曲も登場」『BARKS』ジャパンミュージックネットワーク、2013年3月25日。2025年12月6日閲覧
  13. ^ 松坂大輔投手セレクトのコンピCDがリリース!ヌーノ・ベッテンコートら参加の新曲も」『CDJournal ニュース』株式会社シーディージャーナル、2007年8月2日。2019年10月15日閲覧
  14. ^ Real Thing Shakes」『B'z Official Website』VERMILLION RECORDS。2020年4月10日閲覧
  15. ^ 5月度「ゴールド・アルバム」他認定作品」『The Record』第440巻平成8年7月号、日本レコード協会、1996年7月1日、5頁。 

参考文献

  • 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年。 
  • 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年。 

「Real Thing Shakes」の例文・使い方・用例・文例

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