REAL-T
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/09 20:24 UTC 版)
| REAL-T | |
|---|---|
| 出生名 | 金拓也[1] |
| 生誕 | 1996年 |
| 出身地 | |
| ジャンル | ヒップホップ |
| 職業 | ラッパー |
| 活動期間 | 2019年 - |
REAL-T(リアルティー)は、日本のラッパーである。
来歴
1996年生まれ、大阪府生野区今里出身。在日コリアンであり、「ほぼ母子家庭」で、「寒い[注 1]」環境で生まれ育った[2]。地元の友人である、ラッパーのBYUNSUNG KIMの勧めで音楽をはじめ[3]、2018年に友人であるTOUKIのブランドである「JOEMONTANA OGSH9」のイベントに飛び入り参加する[4]。2019年9月6日に「REAL業界」をリリースする[5]。同曲は、彼が世に出した初の楽曲であり、留置所の中で書いたものだったという。REAL-Tはこの曲に自信を持っており、リリース前から「いける気しかしやんかった」と語っている[3]。2020年5月1日にビートメーカーのFEZBEATSとともにEP『REAL TAPE』をリリースする[6]。
2020年8月末に生命身体加害略取、逮捕監禁、傷害の疑いで、他2人とともに逮捕された。所属する「リアルグループ」のリーダーと口論になった20代男性を公園に呼び出し、催涙スプレーを噴射したのち、車に押し込んで逮捕監禁し、八尾市内の山中において、金属バット状のもので被害者の頭部や顔面等を殴打し、刃物で両手の指を切るなどのリンチを加えたという[1]。このことについて、REAL-Tは「そこまで繋がってるんすよ。そうじゃなかったら、この流れおかしいですもんね」と、事件による逮捕は、ラッパーとして順調に成功してきた自らの人生の帳尻を合わせる運命的なものであったのではないかと語っている[4]。
2021年4月23日に1stアルバム『業界』をリリース[7]。
現時点で服役しており、2023年5月16日にInstagram上で懲役の報告をしている[8]。
2025年12月31日、2ndアルバム『善悪』を懲役中にリリースした[9]。
人物
MVでは食事をしているシーンが多く用いられるが、これは食事している際に取るコミュニケーションが好きであるからだという[10]。酒やたばこはほとんどしない。もとから食べることは好きだったが、2020年の逮捕と保釈以降は「入った時、絶対後悔するから」という理由から「ますます食べまくっている」という[4]。
歌詞を書くことが日常生活の一部となっており、遊んでいるときもiPhoneで歌詞を書いているという[4]。
音楽性
二木信は、REAL-Tを、「舐達麻から起こったハスリングラップムーブメント再燃の流れ」のなかでも最も際どい表現をするラッパーとして挙げ、「聴く者に善悪の捉え返しの間を与えないほどの“リアルの強度”」と、「悪さの中にもユーモアがあって魅力的」な着眼点とワードセンスを評価している[11]。
ディスコグラフィ
アルバム
| 発売日 | タイトル | 収録曲 | 備考 | 出典 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1st | 2021年4月23日 | 業界 |
全8曲
|
[7] | |
| 2nd | 2025年12月31日 | 善悪 |
全8曲
|
[9] |
EP
| 発売日 | タイトル | 収録曲 | 備考 | 出典 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1st | 2020年5月1日 | REAL TAPE |
全4曲
|
「REAL-T & FEZBEATZ」名義 | [6] |
| 2nd | 2020年11月18日 | REAL TAPE 2 |
全4曲
|
||
| 2022年12月3日 | DIRTY WEST SIDE |
全4曲
|
「Eric.B.Jr & REAL-T」名義 |
シングル
| 発売日 | タイトル | 収録アルバム | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2020年2月17日 | Secret Life | REAL TAPE 業界 |
|
| 2020年7月8日 | REAL業界 | 業界 | |
| 2021年9月20日 | INSPIRATION (feat. 漢 a.k.a. GAMI) | 善悪 | |
| 2021年11月16日 | 悪運 (Remix) | 「FEZBEATZ & JASON X」のビートによるREMIX | |
| 2022年1月9日 | 足跡 (feat. KAZE) | ||
| 2022年4月23日 | Sweet Memories | 善悪 | |
| 2022年8月12日 | タイトルわかった | ||
| 2022年9月30日 | KUSO (feat. CHEHON) | ||
| 2023年5月24日 | KATA (feat. 孫GONG) | ||
| 2024年9月21日 | ESSAY | 善悪 | |
| 2025年8月20日 | SKIT |
その他の楽曲
| 公開日 | タイトル | 備考 |
|---|---|---|
| 2020年1月15日 | タイトルわからん | YouTube上で公開。 |
参加作品
| 発売日 | タイトル | アーティスト | 収録アルバム | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年9月23日 | REAL AIR LINE (feat. REAL-T) | RYKEY | DEMO TAPE | |
| 2020年10月31日 | HENDO (feat. GOBLIN LAND & REAL-T) | Lil YamaGucci | RARE COINS | |
| 2020年12月12日 | The Streets Made Me (Remix) [feat. 孫GONG, REAL-T & Young Coco] | JAGGLA | The Streets Made Me | |
| 2021年3月24日 | 街風 (feat. REAL-T) | Jin Dogg | 3rd High "起死回生" (mixed by DJ BULLSET) | |
| 2021年12月28日 | JIMOTO (feat. REAL-T & Jin Dogg) | TAKABO | ||
| 2022年1月28日 | Lost (feat. REAL-T) | WILYWNKA | NOT FOR RADIO | |
| 2022年2月8日 | SLANG DUB (feat. REAL-T) | LIFE STYLE | RAW LIFE ALL JAPANESE DUB MIX | 1stアルバム「業界」収録曲『SLANG』のリアレンジ |
| 2022年3月3日 | Street Walk (feat. REAL-T & Eric.B.Jr.) | TAKABO | ||
| 2022年3月8日 | STREET HERO (feat. REAL-T) | RYKEYDADDYDIRTY | RYKEYDADDYDIRTY | |
| 2023年3月7日 | 狂気の桜 (feat. REAL-T) | Red Eye & OVER KILL | MOTHER EARTH |
主なライブ
| 日程 | ライブ名 | 日程・会場 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 7月11日 | REAL-T ONE MAN LIVE |
1ヶ所1公演
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脚注
注釈
- ^ 「後ろめたいことがある、リスクがある」の意味(KAI-YOU 2021)。
出典
- ^ a b “ラッパーREAL-T、拉致・集団暴行で逮捕”. 音楽ナタリー (2020年9月4日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ “Jin DoggとREAL-Tを生んだ生野区に刻まれた、二重の差別の歴史”. KAI-YOU (2021年8月25日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ a b “『街風』吹き荒れる生野区 Jin DoggとREAL-T、10年前の邂逅”. KAI-YOU (2021年8月18日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ a b c d “「かっこいいと思えることを続けてきた」Jin DoggとREAL-Tが語ったヒップホップ”. KAI-YOU. 2022年11月24日閲覧。
- ^ “REAL-T - " REAL業界 " (Official Music Video)”. Dex Filmz (2019年9月6日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ a b “REAL-T,FEZBEATZ / REAL TAPE - OTOTOY” (2020年5月1日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ a b “注目ラッパーREAL-Tがアンダーグラウンドライフを綴った1stアルバム『業界』をリリースへ”. FNMNL (2021年4月19日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ “2023年5月16日の投稿”. Instagram. 2026年1月9日閲覧。
- ^ a b “2026年1月1日の投稿”. Instagram. 2026年1月9日閲覧。
- ^ “REAL–T INTERVIEW 漢 a.k.a GAMI”. 9SARI GROUP (2022年5月23日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ “パンチライン・オブ・ザ・イヤー2020 (前編) ZORNの大ヒット、BLMへの反応、舐達麻の変化……2020年を彩った数々のパンチライン”. 音楽ナタリー (2021年5月1日). 2022年11月24日閲覧。
外部リンク
- REAL-Tのページへのリンク