NINJA GAIDEN Σ2
(NINJA GAIDEN Σ2 PLUS から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/08 22:25 UTC 版)
| ジャンル | 3Dアクションゲーム ハックアンドスラッシュゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 3 |
| 開発元 | Team NINJA |
| 発売元 | テクモ |
| プロデューサー | 早矢仕洋介 |
| ディレクター | 早矢仕洋介 |
| シリーズ | 忍者龍剣伝シリーズ |
| 人数 | オフライン:1人 オンライン:2人(Co-op対応) |
| メディア | BD-ROM |
| 発売日 | |
| 対象年齢 | CERO:D(17才以上対象) ESRB:M(17歳以上) PEGI:16 USK:18(18歳未満提供禁止) |
| ダウンロードコンテンツ | あり |
| 売上本数 | 全世界累計 約48万本[1] |
| 対応言語 | 日本語、英語 |
| その他 | 対応映像出力 NTSC - 480p・720p・1080i・1080p 対応音声出力 ドルビーデジタル - 5.1ch DTSデジタルサラウンド - 5.1ch リニアPCM - 2ch・5.1ch その他 ① PlayStation Network対応 ② トロフィー対応 |
『NINJA GAIDEN Σ2』(ニンジャガイデン シグマ2)は、Team NINJAが開発して、テクモが2009年10月1日に発売したPlayStation 3用ゲームソフト。Xbox 360用ゲームソフト『NINJA GAIDEN 2』の移植版。通称「ニンジャガΣ2」。
概要
『NINJA GAIDEN Σ』から引き続きレイチェル、『NINJA GAIDEN Dragon Sword』から紅葉(もみじ)、『NINJA GAIDEN』や『NINJA GAIDEN 2』にもゲストで登場しているあやねをプレイアブルキャラクターとして追加して、シリーズ初のオンライン協力プレイ(Co-op)に対応した[2]。
ストーリーは『NINJA GAIDEN 2』の内容に加え、新武器&新ボス&キャラクターの追加、カメラ視点などのインターフェイスの改善など様々な追加要素がある。
ストーリーのエンディングにはシリーズ継続と示唆する台詞を追加して、セルフオマージュの部分もあるが、『Σ2』以降のシリーズストーリー内容には旧『忍者龍剣伝』との繋がりが少なくなっていく。
また、コラボ企画として『無双シリーズ』登場キャラクターのコスチュームを収録している[3]。
オリジナル版『2』に対して『Σ2』ではゴア表現などに変更を加えているため、レイティング(コンピュータゲームのレイティングシステム)の引き下げをされている。
『NINJA GAIDEN Series』で初めて、インストールをしないとゲームをプレイできないシステムを採用した作品でもある(『2』まではインストールをしなくてもゲームプレイができた)。
リリース
2009年9月17日、PlayStation Storeにて、あやねも操作可能な特別仕様の体験版が配信[4]。
2009年11月13日、2009年11月19日より、PlayStation Storeにて「コスチュームパック」を800円(税込)で配信する事を発表[5]。
2009年11月16日、バージョン1.01のアップデータを配信。
2013年2月28日にPlayStation Vita用の移植版『NINJA GAIDEN Σ2 PLUS』を発売した。
登場キャラクター
プレイアブルキャラクター
- リュウ・ハヤブサ
- 声 - 堀秀行
- 本シリーズの主人公。邪悪と戦い続ける宿命を持つ龍の一族の末裔の隼一門の忍者。まだ若いがその実力は相当であり、黒龍丸の一件から父ジョウ・ハヤブサより正式に龍剣を託された。敵対組織「地蜘蛛一族」が東京摩天楼で暗躍しているという情報を掴みその場へ急行。そこで出会ったCIAのエージェント・ソニアから邪神復活の危機を知らされる。
- 多彩の近接武器を使用できるプレイアブルメインキャラクター、『Σ2』では新規の大剣「破砕牙・閻魔」が追加された。特殊手裏剣系と水中射撃武器は削除されているが、システム変更により移動撃ちが可能となり、リュウのみ通常手裏剣と近接武器を同時使用できる。
- 紅葉(もみじ)(新規)
- 声 - 皆口裕子
- 『Dragon Sword』のヒロイン。リュウの幼馴染である呉葉の妹であり、龍の巫女の末裔。里に不在のリュウに代わり地蜘蛛一族の襲来で行方不明となったサンジの捜索と救出に向かう。
- 武器である飛び道具「神楽弓」と、大薙刀「天龍薙刀」はいずれも龍の巫女に代々受け継がれてきたものである。
- レイチェル(RACHEL)(新規)
- 声 - 富沢美智恵
- 『1』のヒロインであり魔神の血を引く女性。魔神ハンターを生業としており、リュウを追って辿り着いたアメリカで、かつて黒龍丸の一件で暗躍した重鬼卿の1人・マルバスと遭遇。因縁を感じた彼女はマルバスを討つべく魔神の徘徊する都市を駆ける。
- ハンマーを武器とするほか、忍法に似た術としてソーサリーを使い、どちらも『Σ』と異なる新装備となってる。また、射撃武器はワイヤーからマシンガンに変わり、壁走りも可能となった。
- あやね(新規)
- 声 - 山崎和佳奈
- 『1』ではムライの部下として活躍していたが、本作ではジョウに仕えている。その経緯は不明。ジョウに頼まれて地蜘蛛一族に奪われた龍の勾玉を奪還せんと単身敵地へ飛び込む。
- 霧幻天神流に伝わる一対の小太刀「風舞小太刀」や、爆弾としても使える「閃華クナイ」を武器とする。
ゲストキャラクター
- ソニア
- 声 - 鈴木麻里子
- 本作のヒロインであり、CIAのエージェント。邪神復活の危機を知りリュウに協力を要請する。リュウのような超人的な能力は持たないが、戦闘機やミサイルランチャーといった現代兵器で彼を援護する。
- 『2』と同様彼女の正体は劇中では語られていないが、後の作品では「『NINJA GAIDEN Series』のアイリーン・ルゥ」として扱われ、『3RE』および『デッド オア アライブ ディメンションズ』に登場するアイリーンもソニアと同じ姿と声優をしている。
- ジョウ・ハヤブサ
- 声 - 若本規夫
- リュウの父で、隼一門の頭領。旧『忍者龍剣伝シリーズ』と異なり、最終的には失明の状態で生存し、後の『3』でも登場。
- 『Σ2』ではオリジナル版に言及された「吸魔大戦」を描くボイス付きプロローグ漫画が追加された。
- ムラマサ
- 声 - 青野武
- 伝説的な鍛冶屋。各地で彼の銅像を見ることができる。『Σ2』の紅葉チャプターにも登場、密かに彼女達を狙う地蜘蛛忍者を倒している。
- サンジ(新規)
- 声 - 小松里歌
- 隼の里に住む子供。まだ幼いが、忍になるための訓練を受けており、戦いの心得を持つ。リュウを誘き出すための餌として天狗に攫われてしまう。
- かすみ(新規)
- 声 - なし
- あやねが御婆を倒した後、その場にあった建物の屋上に後姿で無言で立っている。あやねもかすみの存在には気づかずにその場を去る。
- クリムゾン(新規)
- 声 - 佐藤正治
- プロローグ漫画「吸魔大戦」のみ登場、吸血鬼として恐れられた魔族「吸魔族」のリーダーにあたる赤い魔神。ジョウはクリムゾンとの対決に負傷し、後の本編では傷を癒せない状態で幻心と対決することになる。
追加ボスキャラクター
『Σ2』および『2 Black』の追加敵キャラクター達。いずれも追加チャプターのボスだが、マルバスと天狗は通常チャプターでも無印の色違いボスクリーチャーの代わりに登場。ステージ背景だった「地蜘蛛大仏 破天則」および「女神像」も追加ボスクリーチャーになったが、この2体のクリーチャーは『2 Black[6]』では登場をしない。
- 天狗
- 声 - 麻生智久
- 日本の妖怪。リュウを誘き出すためにサンジを攫う。紅葉チャプターのボス。
- 赤と青2体がおり、『2 Black』におけるフルネームは「地蜘蛛赤天狗」および「地蜘蛛青天狗」。
- マルバス
- 声 - 堀之紀
- かつて黒龍丸の一件で神聖皇帝に仕えていた重鬼卿の1人。復讐のためリュウを追ってアメリカへ辿り着く。レイチェルチャプターのボス。
- 御婆
- 声 - 江森浩子
- 『Dragon Sword』で初登場した、地蜘蛛一族の妖術師。『Dragon Sword』同様魔神化して、『2 Black』の表記も「魔神御婆」。
- 『2』前半は行方不明だった龍の勾玉が、『Σ2』および『2 Black』では御婆が奪ったとされ、あやねがそれを奪還し本来の展開に繋ぐ。強力な妖術を使うことで地蜘蛛一族の忍者達から恐れられている。
- あやねチャプターのボス。追加プレイアブルキャラクター3人のチャプターの追加ボスキャラクターの中では唯一、リュウ編で登場しないが、後の『3』シリーズで再登場。
- 地蜘蛛大仏 破天則
- 「東京摩天楼」の追加ボス、その名の通り大仏型のロボット兵器。チャプター中盤の対決で半壊されるが、闇の羅刹撃破の後で再登場して本チャプターの大ボスとなった。
- 女神像
- 「囚われの女神」の追加ボス、雷のアレクセイの術で大ボスとなった自由の女神像。女神像に直接攻撃ではなく、射撃武器で像の鎖を破壊することが目的。鎖が破壊された女神像は海に沈んだが、マルバスがレイチェルに撃退された後は元の位置に戻される。
- 黒龍
- 『2』のボスである2体キングクアトルの代わりに配置された、『Σ2』以降各バージョンの「密林の黙示録」大ボス。黒龍丸の破片から作り上げた龍。
NINJA GAIDEN Σ2 PLUS
| ジャンル | 3Dアクションゲーム ハックアンドスラッシュゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation Vita |
| 開発元 | Team NINJA |
| 発売元 | コーエーテクモゲームス |
| シリーズ | 忍者龍剣伝シリーズ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | PS Vitaカード / ダウンロード |
| 発売日 | |
| 対象年齢 | CERO:D(17才以上対象) ESRB:M(17歳以上) PEGI:18 |
| 対応言語 | 日本語、英語 |
| その他 | ① 移植版制作においての開発調整不足が理由により一部のステージとモードがクリア困難になるという問題点が発生 ② 上述の問題点は一部の内容のトロフィーのアンロックにも悪影響を及ぼした ③ 数々の不具合を修正せずに廉価版を発売 |
『NINJA GAIDEN Σ2 PLUS』(ニンジャガイデン シグマ2 プラス)は、『NINJA GAIDEN Σ2』をベースにPlayStation Vita用ゲームソフトとして開発を行い、2013年2月28日に発売した。
主な変更点
- アシスト機能付きの初心者向け難易度「ヒーローモード」が追加。
- 一部の射撃武器はタッチ操作に対応。
- オンラインプレイ非対応、TEAM MISSIONはリアルタイム操作するキャラクターを切り替えるTAG MISSIONに変更。
- 制限時間以内にマップを走破するモード「NINJA RACE」が追加。
問題点
アレンジ移植である『Σ PLUS』とは違い、なるべくPS3版に近い移植を目指すためか追加要素が少なく、処理落ちや一部ステージとモードがクリア困難になる重大な問題点を生じさせてしまった。
この問題点は一部の内容のトロフィーのアンロックにも悪影響を及ぼした。
更に問題であるのが、数々の不具合を修正することもなくそのままにして、2013年12月19日に廉価版を発売したことである(後述のリマスター版では改善した)。
NINJA GAIDEN: Master Collection
2021年6月10日に発売したHDリマスター版コレクション『NINJA GAIDEN: Master Collection』では、収録作のうちの一つに『NINJA GAIDEN Σ2』として収録している。
主な変更点
- 内容は『Σ2 PLUS』をベースにしているので、同じくオンラインは非対応。
- 全ダウンロードコンテンツコスチュームが最初から実装された。
- 機種によっては4K解像度および60FPSに対応する。
- 残虐演出は日本版仕様に統一された。
スタッフ
- 『NINJA GAIDEN Σ2』
- プロデューサー - 早矢仕洋介
- ディレクター - 早矢仕洋介
- 開発 - Team NINJA
後にTeam NINJAのリーダーを3代目として務めることになるプロデューサー兼ディレクターの早矢仕洋介[注 1]は、「『NINJA GAIDEN Σ2』の開発スタッフは、原作の『NINJA GAIDEN 2』と同じである」と発言をしたが[8]、実際に発売された製品のスタッフクレジットには、原作とは異なる開発者の名前が並んでおり、原作の『NINJA GAIDEN 2』の主要な開発者は数十人規模で退職し、新会社「ヴァルハラゲームスタジオ[9]」を設立していた。
脚注
注釈
- ^ Team NINJAの歴代のブランド長は、初代が板垣伴信、2代目が長谷川仁、3代目が早矢仕洋介、4代目が安田文彦である[7]。また、余談的に、ブランド長を引き継ぐにあたって「Team NINJAのロゴだけは変えてくれるな」と伝えられているという逸話がある[7]。
出典
- ^ “2010年3月期 決算説明会資料” (PDF) (日本語). コーエーテクモホールディングス (2010年5月19日). 2011年10月27日閲覧。
- ^ “『NINJA GAIDEN Σ2(ニンジャガイデン シグマ2)』プレイステーション3でシリーズの集大成として登場” (日本語). ファミ通.com. ENTERBRAIN (2009年3月20日). 2009年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月20日閲覧。
- ^ “『真・三國無双 MULTI RAID Special』と『NINJA GAIDEN Σ2』の開発者が対談 【TGS2009】” (日本語). ファミ通.com. ENTERBRAIN (2009年9月25日). 2009年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月20日閲覧。
- ^ “特別仕様の体験版で『NINJA GAIDEN Σ2(ニンジャガイデン シグマ2)』の魅力を堪能” (日本語). ファミ通.com. ENTERBRAIN (2009年9月17日). 2009年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月20日閲覧。
- ^ “『NINJA GAIDEN Σ2』のコスチュームパックが11月19日に配信” (日本語). 電撃オンライン (2009年11月13日). 2025年10月20日閲覧。
- ^ “過去作との比較”. Team NINJA. コーエーテクモゲームス. 2025年10月20日閲覧。
- ^ a b “Team NINJAが放つダーク「三国志」死にゲーは一体どんなゲームなのか? 攻防一体の中華アクションを取り入れた『Wo Long』(ウォーロン)は、難易度設定をつけないことですべてのプレイヤーに同じ体験を提供したいという硬派なこだわりが詰まっていた”. p. 3. 2025年10月21日閲覧。
- ^ Video Games DAYLY.comより
- ^ 株式会社ヴァルハラゲームスタジオ
関連項目
外部リンク
NINJA GAIDEN Σ2 PLUS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 07:47 UTC 版)
「NINJA GAIDEN Σ2」の記事における「NINJA GAIDEN Σ2 PLUS」の解説
『NINJA GAIDEN Σ2』をベースにPlayStation Vita用ゲームとして開発され、2013年2月28日に発売された。
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