NGC 3808とは? わかりやすく解説

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NGC 3808

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/02 09:34 UTC 版)

NGC 3808A(上の値)
NGC 3808B(下の値)
NGC 3808A(画像右)とNGC 3808B(画像左)。ハッブル宇宙望遠鏡に搭載された広視野惑星カメラ2による撮影(2007年)。
星座 しし座
見かけの等級 (mv) 14.1[1]
15.0[2](*いずれもBバンド)
視直径 0.91′ × 0.75′[1]
0.70′ × 0.39′[2]
分類 相互作用銀河
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  11h 40m 46.12s[3]
赤緯 (Dec, δ) +22° 26′ 44.8″[3]
赤方偏移 0.023851±0.000013[1]
0.02386±0.00005[2]
視線速度 (Rv) 7065±km/s[1]
7068±16 km/s[2]
距離 3億光年
(92 メガパーセク)[3]
NGC 3808の位置(赤丸)
他のカタログでの名称
MCG+04-28-021, LEDA 36227, VV 300a[1]
MCG+04-28-020, LEDA 36228, VV 300b[2]
Template (ノート 解説) ■Project

NGC 3808(またはArp 87)は、しし座に位置する相互作用銀河である。銀河系から約3億光年離れていると推定される。

概要

NGC 3808は、正面を向いた渦巻銀河のNGC 3808Aと真横を向いた渦巻銀河のNGC 3808Bから成る。NGC 3808Aでは、塵の帯や星形成領域を伴う渦巻腕英語版が見られるが、最も特徴的なのがNGC 3808Bとの間に働く潮汐力により生じた潮汐尾英語版である[3][4]。これは両銀河の間に架かるブリッジ状の構造を形成しており、NGC 3808A内のガスがNGC 3808Bに流れ込む原因にもなっている[3][4]。また流れ込んだガスは、NGC 3808Bのディスクに対してほとんど垂直に回転しているため、NGC 3808Bは極方向に傾いたリングを持つ極リング銀河としても知られる[3][4]

極リングの形成過程としては、比較的初期段階にあるとされる。またガスの流入により、内部で活発な星形成が起きていることが、強い赤外線放射とHα輝線により裏付けされている[4]

出典

  1. ^ a b c d e “NGC 3808A”, SIMBAD, Centre de données astronomiques de Strasbourg, 2026年1月2日閲覧
  2. ^ a b c d e “NGC 3808B”, SIMBAD, Centre de données astronomiques de Strasbourg, 2026年1月2日閲覧
  3. ^ a b c d e f Interacting Galaxy Pair Arp 87”. NASA Science (2007年10月30日). 2026年1月2日閲覧。
  4. ^ a b c d Ordenes-Briceño, Yasna et al. (2016年1月). Compact stellar systems in the polar ring galaxies NGC 4650A and NGC 3808B: Clues to polar disk formation. 585. アストロノミー・アンド・アストロフィジックス. pp. 15. arXiv:1511.05166. Bibcode2016A&A...585A.156O. doi:10.1051/0004-6361/201527025. 

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