MiGとは? わかりやすく解説

ミグ【MiG】

読み方:みぐ

開発した技師ミコヤン(A.I.Mikoyan)とグレビッチ(M.I.Gurevich)の頭文字から》ソ連代表的な戦闘機総称


MiG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/31 14:59 UTC 版)

公共株式会社「ロシア航空機製作会社『MiG』」
Публичное акционерное общество «Российская самолётостроительная корпорация „МиГ“»
種類 公共株式会社
略称 RSK MiG
MiG
本社所在地 ロシア
モスクワ
設立 1939年
業種 輸送用機器
事業内容 戦闘機
主要株主 統一航空機製造会社
関係する人物 アルチョーム・ミコイァーン
ミハイール・グリェーヴィチ
外部リンク http://www.migavia.ru/
テンプレートを表示

公共株式会社「ロシア航空機製作会社『MiG』」ロシア語: Публичное акционерное общество «Российская самолётостроительная корпорация „МиГ“» ラスィーイスカヤ・サマリョタストライーチェリナヤ・カルパラーツィヤ・ミーク)は、ロシア連邦航空機設計企業公開会社)である。略称RSK "MiG"РСК „МиГ“)。旧称は公開株式会社「ロシア航空機製作会社『MiG』」ロシア語: Открытое акционерное общество «Российская самолётостроительная корпорация „МиГ“»)で、2014年の法改正[1]を受けて公開株式会社から公共株式会社に移行し、現在の名称になっている。

ソ連時代のA・I・ミコヤーンとM・I・グレーヴィチ記念設計局 (ОКБ и.м. А.И.Микояна и М.И.Гуревича) が母体となっており、一般に「ミグ」と略称される。日本語表記としては「ミグ」「MiG」「ミコヤン」「ミコヤン・グレヴィッチ」「ミコヤン・グレビッチ」などが使われる。このページでは「ミグ」に統一している。

歴史

ミグ設計局は、アルメニア人アルチョム・イヴァノヴィチ・ミコヤンАртём Иванович Микоян)とユダヤ系ロシア人ミハイル・オシフォヴィチ・グレヴィッチМихаил Иосифович Гуревич)によって、1939年モスクワに開局された。当初はニコライ・ポリカールポフが率いるモスクワ第一工場内の試作設計部門(OKO)という位置づけであり[2]OKB-155(第155設計局 / ОКБ-155)として独立したのは1942年のことである[3]。「ミコヤン・グレヴィッチ設計局」「ミグ設計局」といった名称は通称であり、正式名称はOKB-155であったが、ミコヤン死去後の1978年にミコヤン設計局Московский машиностроительный завод имени А. И. Микояна. )に改称された[3][4]

ミグ設計局は第二次世界大戦以降、戦闘機を中心に数多くの航空機を生み出してきた。1946年からはミサイルの研究開発も行っていたが、この部門は1957年3月に分離され、2014年現在ではラドゥガ国家機械製造設計局となっている。

1995年にはモスクワ航空製造協会英語版(MAPO)を含む2つの生産工場と合併し、モスクワ航空製造協会 "MiG"(Московское авиационное производственное объединение «МиГ»)、通称MAPO MiG (МАПО «МиГ»)となった[4][3]。その後1996年に民営化されてロシア航空機会社ミグ (RAC MiG) となったが、名称はたびたび変更され、現在はロシア航空機製作会社『MiG』 (Российская Самолетостороительная Корпорация)、略称RSK-MiG (РСК «МиГ») となっている。

2016年4月にはソコル航空機工場ロシア語版がMiGの傘下に入る予定である[5]

アルチョム・イヴァノヴィチ・ミコヤンの兄はソ連の副首相や最高会議幹部会議長国家元首)も務めたアナスタス・イヴァノヴィチ・ミコヤン

2017年6月、統一航空機製造会社(OAK/UAC)がミグとスホーイ2019年内に合併・統合すると発表した[6]

機種

開発・計画中

主な試作機

ミグ設計局が試作機に用いた記号は時期によって異なり、一定数使われたプレフィックスとしては「戦闘機(ロシア語: Истребительイストレビーチェリ)」を意味する頭文字「IИ)」、「実験(ロシア語: Експериментальный イェクスペリメンタルヌィ)」を意味する頭文字「YeЕ)」などがある[7]。中にはMiG-29の原型機「9」のように記号を持たない試作機もあるが、これらの数字は設計局内で使われる「製品番号」に基づいており、例えば「9」ならば「製品 9 (Изделие 9)」「計画 9 (Проект 9)」とも呼ばれる。

関連項目

脚注

  1. ^ 連邦法2014年5月5日付№99-FZ (Федеральный закон от 5 мая 2014 г. N 99-ФЗ) (ロシア語)
  2. ^ 藤田勝啓「I-200/MiG-3ファミリーの開発と各型」『第二次大戦ミグ戦闘機』 No.156、文林堂〈世界の傑作機〉、2013年、11-12頁。ISBN 978-4893192189 
  3. ^ a b c Asif A. Siddiqi. “MiG Russian design bureau” (英語). 2025年12月22日閲覧。
  4. ^ a b スティーブ・ブリッジウォーター 著、青木謙知 訳「21世紀のミグ」『ロシア戦闘機 MiG』ニュートンプレス〈ニュートンミリタリーシリーズ〉、2022年、127頁。 ISBN 978-4315525083 
  5. ^ Слияние нижегородского авиазавода "Сокол" с корпорацией "МиГ" произойдет в апреле
  6. ^ ミグとスホーイ合併へ 旧ソ連機の代名詞と現ロシア主力機メーカー ブランドは存続か
  7. ^ エフィーム・ゴードン、ビル・スィートマン 著、桂令夫  訳『ソビエトXプレーン』松代守弘 監修、光栄、2001年、8頁。 ISBN 978-4877198541 

外部リンク


MIG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/17 10:19 UTC 版)

MIG




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「MiG」の関連用語

MiGのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



MiGのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのMiG (改訂履歴)、MIG (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS