Macintosh IIcx
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Macintosh IIciはAppleによってデザイン、製造され、1989年3月から1991年3月まで販売されていたパーソナルコンピュータである。
位置付け
Macintosh IIx の下位機種としてリリースされた。NuBusスロットが6スロットから3スロットに削減されたことによって差別化が図られている[1]。
ハードウェア
筐体デザイン
当時Apple社内のデザイナーであった Gavin Ivester らの手によって[2][3]フロッグデザインによるデザイン言語「スノーホワイト」が踏襲された。
Macintoshとしては横置き又は縦置き両方に対応した唯一の筐体で、後継機種のMacintosh IIciとQuadra 700にも流用された。机上の占有面積を減らすべく縦置きを提案したのはCEOのジョン・スカリーとされる[4]。発表の際はジャン=ルイ・ガセーが観客の前で部品を組み込めるIIcxのモジュラーデザインを実演した[5][6]。
CPU
Motorola MC68030を25MHzで駆動するほか、コプロセッサとしてMC68882も搭載した。
RAM
IIx同様30-pin SIMMスロットを採用する。
ストレージ
IIxでは最大2機のフロッピーディスクドライブを内蔵できたが、当機では1機のみ内蔵して増設ベイは存在しない。3.5インチのハードディスクドライブ(標準容量は40MBまたは80MB)内蔵モデルがラインナップされた。
その他
同時期に発売されたMacintosh SE/30同様に、 キーボードやマウスの接続用にApple Desktop Bus (ADB) を備えている。キーボードは別売で、ADB Appleキーボードまたは Apple拡張キーボードを選択できた。ロジックボードにはビデオ回路は搭載されておらず、別途NuBusのビデオカード(最大3枚搭載で3画面表示が可能)が必須であった。
ソフトウェア
日本向け仕様では、OSに漢字Talk 6.0が搭載された。
脚注
- ^ ASCII. “祝 Macintosh 30周年!! セパレート&カラーMacの元祖Macintosh II|Mac”. 週刊アスキー. 2021年2月17日閲覧。
- ^ History of computer design: Macintosh IIcx
- ^ 『アップル・コンフィデンシャル2.5J』参照
- ^ History of computer design: Macintosh IIcx
- ^ Macintosh IIcx and Portrait Display Introduction (1989)[リンク切れ]
- ^ 中原晃司、梶浦正規著『マッキントッシュ礼賛』株式会社カットシステム、1997年6月1日、44頁。ISBN 4-906391-45-1。
外部リンク
Macintosh IIcx
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「Macintoshの機種一覧」の記事における「Macintosh IIcx」の解説
スロットの数以外はほとんどIIxと同じ。IIci、Quadra 700へのハードウェア・アップグレードキットも準備された。スノーホワイトデザイン言語を用いているがフロッグデザインよるものではなくApple社内のGavin Ivesterらによる筐体デザイン。ビデオ回路を内蔵しておらず、ビデオカードに1スロット消費する。
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