iPhone 17 Pro
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/10 09:27 UTC 版)
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コズミックオレンジのiPhone 17 Pro
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| 開発者 | Apple |
|---|---|
| 種別 | スマートフォン |
| キャッチコピー | All out Pro. |
| ファミリー | iPhone |
| 販売開始日 | 2025年9月19日 |
| 先代機 | iPhone 16 Pro/16 Pro Max |
| 関連機種 | iPhone 17 iPhone Air |
| 通信方式 | 2G: GSM/EDGE, 3G: UMTS/HSPA+、4G: LTE、5G |
| 形状 | スレート型 |
| カラー | |
| サイズ | Pro: 150.0 × 71.9 × 8.75 mm (5.91 × 2.83 × 0.34 in) |
| 重量 | Pro: 206 g (7.27 oz) |
| OS | 初期搭載: iOS 26 現時点: iOS 26.2、2025年12月13日 |
| SoC | Apple A19 Pro |
| CPU | 6コア(高性能コア x2 + 高効率コア x4) |
| GPU | Apple独自デザイン6コア |
| メインメモリ | 12GB LPDDR5X-9600 |
| ストレージ |
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| 充電 | |
| 背面カメラ |
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| 前面カメラ | 1800万画素、f/1.9、23 mm相当(広角) |
| ディスプレイ |
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| サウンド | ステレオスピーカ |
| 接続 | Wi-Fi 7 トライバンド、Bluetooth 6.0(A2DP、LE)、超広帯域無線(UWB) 、Thread、NFC(リーダーモード、Express Cards対応)、LEO衛星通信(Globalstar、限定)、USB-C: USB 3.2 Gen 2 10 Gbit/s、デュアル周波数GPS(L1、L5)、GLONASS、Galileo、QZSS、BeiDou、NavIC |
| 耐水性能 | IP68(最大6 m、30分間) |
| ウェブサイト | apple |
| この記事はシリーズの一部である |
| iPhone |
|---|
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| iPhoneのモデル一覧 |
iPhone 17 Pro(アイフォーン セブンティーン プロ)とiPhone 17 Pro Max(アイフォーン セブンティーン プロ マックス)は、Appleが開発・販売するスマートフォンである。iPhone 17やiPhone Airとともに第19世代のiPhoneとなり、iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxの後継機種である。これらは2025年9月9日にカリフォルニア州クパチーノのApple Parkで行われたApple Eventで発表され[1]、2025年9月19日に発売された[2]。日本国内ではeSIM専用モデルのみの販売である[3]。
2025年12月9日より電波の届かない屋外にいる場合、衛星通信によるメッセージが利用可能となった[4]。
デザイン
両方のiPhone 17 Proモデルは、前世代モデルからデザインを一新し、コズミックオレンジ、ディープブルー、シルバーの3色展開である[5]。
これらは、iPhone 15 ProやiPhone 16 Pro(のちにiPhone Airにも採用)で使用されたチタニウムフレーム設計や、iPhone XおよびiPhone XS、そしてiPhone 14 ProまでのProモデルで使用されていたステンレススチールフレーム設計に代わり、温間鍛造によるアルミニウムユニボディを採用した初のiPhone Proモデルである[6]。ベイパチャンバーの銅とユニボディのアルミが金属接合され、iPhone 15 Proで発生した発熱問題への対応となっている[7]。
Proモデルとしては初めて、標準的なダーク系またはブラック系カラーがラインナップされていないのも特徴である。さらに今回は、Proモデルを含むすべてのモデルが、アメリカ専売分を含めてインドで製造されるのも初めてである[8][9]。
| カラー | 画像 | カラーネーム |
|---|---|---|
| コズミックオレンジ | ||
| ディープブルー | ||
| シルバー |
仕様
チップ
iPhone 17 ProおよびPro Maxは新しいApple A19 Pro SoCを搭載し、Apple設計の新型のN1ネットワーキングチップも組み込まれており、ブロードコムへの依存を減らすというAppleの方針の一環である[10]。また、5Gモデムチップには従来通りクアルコム製品を採用しSnapdragon X80を搭載している[11]。Appleは今後も自社開発チップの採用を進める意向を示しているが、今年の重点はそこではないとした[12]。iPhone 17 Pro/Pro Maxの搭載RAMは、LPDDR5X-9600で容量は12GBである。
後述するカメラバンプ部にSoCを収めており、新たに搭載したベイパーチャンバーとあわせて、アルミニウムユニボディがヒートシンクとなる形で効率良く排熱できる環境を構築しており、これによって高い性能を長時間に渡って維持できるように工夫されている。また、この内部構造の変更によってバッテリーの大型化も図っている。
ディスプレイ
Proは6.3インチの、Pro Maxは6.9インチの、Super Retina XDR 有機ELディスプレイを搭載している。最大輝度は3000ニトまで拡張され、iPhone 17およびiPhone Air同様、新たに開発されたCeramic Shield 2を採用している。
カメラ
「プレートーカメラ」はiPhone 11 Pro以来初めて再設計され、これまで採用されていた5倍望遠に代わり、横向きの大きなカメラバンプと4倍望遠の「テトラプリズム」カメラレンズを備えている。新しい望遠センサーは48MPで、センサークロップを使用して光学品質の8倍ズームを再現することができる。その結果、iPhone 17 ProおよびiPhone 17 Pro Maxは、これまでのiPhoneの中で最も高品質な光学式望遠レンズを持つモデルとなった。倍率が5倍から4倍に下がったことにより、1倍から4倍までのズーム間でより滑らかな切り替えが可能になり、高品質なセンサーによってデジタルクロップを行わずに光学品質のズームが実現している。
フロントカメラには新しい18MP「センターステージ」カメラが採用されており、独自の正方形センサーによって、端末を回転させなくても撮影した画像の向きを回転させることができる。また、新機能「デュアルキャプチャー」により、前面カメラと背面カメラの両方で同時に動画を撮影できる[13]。
熱システム
新しいProモデルでは、Appleが新たに開発したベイパーチャンバー冷却設計が導入されている。このチャンバーは、新しい航空宇宙グレードの7000系アルミニウム製ユニボディフレームに接触させてある。Appleによると、このチャンバーは熱をより効率的に分散させることで、iPhone 16 Proと比べて持続的なパフォーマンスを最大40%向上させるという[14]。これは、ゲームや動画編集などの高負荷作業時に、A19 Proチップから発生する熱を効率的に分散することによって実現されている[15]。チャンバーは「内部に少量の液体を封入した薄型の気密チャンバーで、液体と気体の状態を循環させることで熱を放散する」仕組みで作動する[16]。これらの改良が組み合わさることで、統合的かつ高度なスマートフォンが実現し、モバイルデバイスにおける持続性能の新たな基準を打ち立てている。
SIM
eSIMモデルとnanoSIMモデルがある。日本では、eSIMモデルのみ販売される。eSIMは8個以上登録可能で、2個をアクティブにできる[3]。
eSIMのみに対応するモデルは、SIMスロットがない分、バッテリー容量が大きく駆動時間が伸びる[17]。
充電
バッテリ容量は増大し、従来のProシリーズと比較して持続時間が最長となっている。
USB-PD 40W以上の電源アダプタでは、20分間で50%充電が可能である[18]。
ワイヤレス充電は、MagSafe/Qi2で30W以上の電源アダプタで最大25Wに対応する[18]。
5G対応と通信速度
4x4 MIMOを使用したLAA対応ギガビットLTEと5G Sub-6, 5G SAに対応しており、高速通信が可能になっている。
5G NR
ドコモとソフトバンクでは受信最大/送信最大とも2025年10月1日時点では発表されていない[20][21]。KDDIでは受信最大4.4Gbps/送信最大252Mbpsと発表されている[22]。
5G NRの対応周波数: n1 (2100MHz)・n2 (1900MHz)・n3 (1800MHz)・n5 (850MHz)・n7 (2600MHz)・n8 (900MHz)・n12 (700MHz) ・n14 (700MHz) ・n20 (800DD)・n25 (1900MHz)・n26 (850MHz)・n28 (700APT)・n29 (700Lower SMH)・n30 (2300WCS)・n38 (TDD2600)・n40 (TD2300)・n41 (TDD2500)・n48(TDD3500)・n53(TDD2400)・n66 (AWS-3)・n70(FDD2000)・n71 (600 MHz)・n75 (1500MHz)・n77 (TDD3700)・n78 (TDD3500)・n79 (TDD4700)。
※太字・斜体は、日本国内で対応するsub-6GHz帯。
Appleと米Globalstarとの提携による衛星通信n53(2.4GHz帯)の電波による緊急SOSに対応している[23]。
4G
ドコモでは受信最大1.7Gbps/送信最大131.3Mbpsと発表されている。ソフトバンクでは受信最大838Mbps/送信最大46Mbpsに留まる。
- FDD-LTE:バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71
- TD-LTE:バンド34、38、39、40、41、42、48、53
セキュリティ
iPhone 17シリーズおよびiPhone Airでは、Apple A19およびA19 Proを搭載した全モデルでMemory Integrity Enforcement(MIE)が導入されている[24][25]。MIEは常時有効のハードウェアおよびOSレベルのメモリ安全対策であり、Apple独自の安全なメモリアロケータ、同期モードのEnhanced Memory Tagging Extension(EMTE)、およびタグ機密性強化ポリシーを利用している[24]。標準でカーネルや70種類以上のユーザーランドプロセスなど主要な攻撃対象領域を堅牢化しつつ、性能も維持する設計となっている[24]。AppleはこのMIEによって、標的型スパイウェア対策としてエンドツーエンドのエクスプロイトチェーン構築・運用の難易度およびコストを大幅に高めることを目的としている[24]。
発売と価格
iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxの予約注文は2025年9月12日に開始され、2025年9月19日に発売された。
地域別発売日
- 2025年9月19日
- 2025年10月17日
脚注
出典
- ^ Rossignol, Joe (2025年9月9日). “Apple Announces iPhone 17 Pro and Pro Max With New Design, Larger Battery, and More”. MacRumors. 2025年9月9日閲覧。
- ^ “Apple unveils iPhone 17 Pro and iPhone 17 Pro Max, the most powerful and advanced Pro models ever”. Apple Inc. (2025年9月9日). 2025年9月9日閲覧。
- ^ a b 株式会社インプレス (2025年9月10日). “iPhone 17シリーズはeSIMのみ、全モデルで物理SIM非対応”. ケータイ Watch. 2025年9月15日閲覧。
- ^ “衛星経由のメッセージが日本で利用可能に”. Apple Newsroom (日本). 2025年12月10日閲覧。
- ^ “Our first look at the iPhone 17 Pro and 17 Pro Max”. The Verge (2025年9月9日). 2025年9月9日閲覧。
- ^ 西田宗千佳[ITジャーナリスト] (2025年11月18日). “「iPhone 17 Pro」と「iPhone Air」に隠された驚きの素材と構造。アップル担当者に聞く【独占取材】”. Business Insider Japan. 2025年11月18日閲覧。
- ^ 西田宗千佳[ITジャーナリスト] (2025年11月18日). “「iPhone 17 Pro」と「iPhone Air」に隠された驚きの素材と構造。アップル担当者に聞く【独占取材】”. Business Insider Japan. 2025年11月18日閲覧。 “まずは、均一な熱分布が可能な限り最適な場所から始まるよう、A19 Proを製品の中央に配置することから始めた。そしてその上には、アップルが設計した『ベイパーチャンバー』を載せた”
- ^ Kumar, Rakesh (2025年9月18日). “All Apple iPhone models now made in India, says IT Minister Ashwini Vaishnaw” (英語). The New Indian Express. 2025年10月29日閲覧。
- ^ bio, See full. “Apple Is Making All Four iPhone 17 Models in India in a 'Watershed' Pivot From China, Report Says” (英語). CNET. 2025年10月29日閲覧。
- ^ Roth, Emma (2025年9月9日). “The iPhone 17 comes with Apple's new in-house networking chip”. The Verge 2025年9月9日閲覧。
- ^ Pandey, Rajesh (2025年9月20日). “Apple sticks with Qualcomm for iPhone 17 modem” (英語). Cult of Mac. 2025年9月27日閲覧。
- ^ Ryan Christoffel (2025年9月24日). “Why iPhone 17 Pro doesn’t have Apple’s new C1X modem”. 9to5Mac. 2025年9月24日閲覧。
- ^ “iPhone 17 Pro - Technical Specifications”. Apple Inc.. 2025年9月11日閲覧。
- ^ “iPhone 17 Pro is here with vastly improved cooling & unibody frame” (英語). AppleInsider (2025年9月9日). 2025年10月30日閲覧。
- ^ “iPhone 17 Pro and iPhone 17 Pro Max” (英語). Apple. 2025年10月30日閲覧。
- ^ “Vapor Chamber Tech Keeps iPhone 17 Pro Cool - IEEE Spectrum” (英語). spectrum.ieee.org. 2025年10月30日閲覧。
- ^ “デザイン刷新の「iPhone 17 Pro」実機レポート 質実剛健なアルミのユニボディー、カメラの使い勝手も向上”. ITmedia Mobile. 2025年11月13日閲覧。 “ビデオ再生が最大2時間、物理SIMカード対応モデルより長くなっている”
- ^ a b “「iPhone 17 Pro/Pro Max」発表 アルミユニボディーで放熱効率20倍、カメラは望遠8倍ズーム対応”. ITmedia Mobile. 2025年9月11日閲覧。
- ^ “[対応機種一覧:au Starlink Direct https://www.au.com/mobile/service/starlink-direct/enabled-device/]”. KDDI. 2025年5月18日閲覧。
- ^ “iPhone(5G)通信・エリア | iPhone | NTTドコモ”. www.docomo.ne.jp. 2025年10月1日閲覧。
- ^ “[iPhone/iPad]データ通信速度はどのくらいですか? | よくあるご質問(FAQ) | サポート”. ソフトバンク. 2025年11月13日閲覧。
- ^ “超高速通信エリア | エリア:スマートフォン・携帯電話 | au”. www.au.com. 2025年10月1日閲覧。
- ^ “iPhoneで衛星通信に接続する - Apple サポート (日本)”. Apple Support (2025年). 2025年2月7日閲覧。
- ^ a b c d “Memory Integrity Enforcement: A complete vision for memory safety in Apple devices”. Apple Security Research. Apple Inc. (2025年9月9日). 2025年9月10日閲覧。
- ^ Hardwick, Tim (2025年9月10日). “iPhone 17 Introduces 'Groundbreaking' New Memory Security Feature”. MacRumors. 2025年9月10日閲覧。
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