equity
「equity」とは、公平・公正のことを意味する英語表現である。
「equity」とは・「equity」の意味
「equity」とは、主に公平・公正という意味で用いられる名詞である。誰もが自分のニーズに応じて公平に扱われ、どのグループも特別な扱いを受けない状況を意味する。ビジネスにおいて、「equity」は自己資本という意味で用いられ、会社の所有者が会社に投資した、または所有している金額を意味する。そのほかにも、住宅ローンやそれに関連する費用を支払った後の不動産の価値という意味で用いられたり、会計用語としては株式資本という意味で使われたりする。また、「equity」の反対語は、不公正、不公平という意味をもつ「inequity」である。「equity」の発音・読み方
「equity」の発音は、カタカナ語では「エクイティ」と表記される。しかし、発音記号ではイギリス英語は「ekwɪti」、アメリカ英語は「ekwəti」と表記される。そのため、発音記号をカタカナにすると、イギリス英語は「エクゥィティ」、アメリカ英語は「エクゥアティ」という発音になる。「equity」の語源・由来
「equity」の語源は、公平・公正という意味のラテン語「aequitas」である。ラテン語の「aequitas」が、公正という意味の古期フランス語「equite」に変化し、「equity」になった。「equity」と「equality」の違い
「equity」と「equality」は、どちらも公平・公正という意味で用いられる。「equity」とは、各人が異なる状況を持っていることを認識し、平等な結果に到達するために必要な正確なリソースと機会を割り当てることを意味する。「equality」とは、各個人または人々のグループに同じリソースが与えられることを意味する。そのため、「equity」と「equality」は似たような意味ではあっても同義語にはならない。公平性を保つには、全ての人に「equality」な対応をするのではなく、「equity」な対応をしなければならないとされている。「equity」の類語
「equity」の類語は、「fairness」、「impartiality」、「justice」、である。fairness:公正、公平
・She had a real sense of fairness and hated injustice.(彼女は真の公平感を持ち、不正を嫌っていた)
impartiality:不偏、公平無私、公明正大
・The state must secure the independence and impartiality of the justice system.(国家は、司法制度の独立性と公平性を確保しなければならない)
justice:公正、公平、公明正大
・We saw no justice in the court's decision.(私たちは裁判所の判決に正義を見出せなかった)
「equity」を含む英熟語・英語表現
「brand equity」とは
「brand equity」とは、商標価値という意味の英語表現である。製品またはサービス自体からではなく、特定の製品またはサービスのブランド名に対する消費者の認識から得られる商業的価値のことを指す。
「in equity 意味」とは
「in equity」とは、公平性においてという意味の英語表現である。「inequity」は、不公正、不公平、不公平な事柄という意味になる。
「equity」を含む用語の解説
「DEI(Diversity, Equity & Inclusion)」とは
「DEI(Diversity, Equity & Inclusion)」とは、Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包括性)を主軸とした、すべての人々の公正な扱いと完全な参加を促進すると主張する概念的枠組みである。年齢、人種、民族、能力、障害、性別、宗教、文化、性別などに関わらず、安心して暮らせる社会を作るための取り組みである。
「equity」の使い方・例文
・He sold his equity in the company two years ago.(彼は2年前に会社の株式を売却した)・Can you evaluate how much equity do you have in your home?(あなたの家にどれだけの資産があるか評価できる?)
・Most internet firms have financed themselves with equity.(ほとんどのインターネット企業は、自己資本で資金を調達している)
・Before making any decisions we should remind the principle of equity.(決定を下す前に、公平性の原則を思い出す必要がある)
・We've been paying off your mortgage little by little and building up equity in our house.(私たちはあなたの住宅ローンを少しずつ返済し、家の資産を増やしてきた)
・We think an academic system that practices educational equity is a strong foundation of a society.(私たちは、教育の公平性を実践するアカデミック システムが、社会の強力な基盤であると考えている)
・The fund I hold has a good track record of investing in the equity market.(私が保有するファンドは、株式市場への投資実績が良好である)
・I plan to raise the company's return on equity to 20%.(会社の株主資本利益率を20%に引き上げる計画である)
エクイティー【equity】
エクイティ(Equity)
エクイティ【Equity】
公平
(Equity から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/22 14:43 UTC 版)
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公平(こうへい、英: impartiality、equity)は、公に平らなこと、すなわち一定の集団において、偏らないということである。
人間には、「先に手を出したもの勝ち」とか、偏り、えこひいき、仲間外れなどがつきものである。公平とは、義務履行の結果として、平らに報じるとの概念である。
集団において「公平」を目指し、公平に物事を進めるためには、その集団における個の軽重に拠らない。従って、個人の利益を優先したり、個人の主観で判断することは避けなければならず、このため公平無私という概念も存在する。ちなみに、「この上なく公平であること」を意味する「至公至平」という言葉が存在するが、めったに使われない。その一方、集団や個人において、公平の否定形である不公平の概念も使用される。東洋においての平等、差別・不正・独占などを排し、履行しない者に対しても優遇せず、義務に準拠しない者に対しても偏りなく分け合う概念を表す場合が多い。
「平等」との違い
「公に平等」という意味の公平であるが、実際には「平等」とは異なるものと言える。
例えば、3個のリンゴを3人で分けるとき、1人1個ずつなら平等かというと、リンゴの大小や味などの要素があり、厳密には異なる。大きさについては、歳の順で年少からあるいは年長から大きいものをとっていくなどという決め方も考えられるが、味のほうは外見ではわからないので、結果が平等とは限らない。また、カステラを3等分する場合、もし金尺とノギスを使って厳密に測って3等分しようとしても、真ん中と端では異なる。そもそも、物差しがあってもふつうは目測で3等分することになる。厳密に3等分されることは期待できないので、おおよそ3等分だろうというところを切り、切らなかった人から好きなところを取っていくなどのやり方をしたり、あるいはじゃんけんで決めたりする。「私はカステラが嫌いだから2人で半分ずつにしてくれ」と1人が言う場合もあるだろう。
いずれも、少なくともその場にいる3人が納得していれば、「意思を問わず平均的に与える平等よりは、各個人の意思を尊重して分配する公平がふさわしい」場合と言える。
公平感
しかし、現実に「公平」という概念が適用されるのは、具体的卑近な事例だけではない。社会学の分野では、例えば「公平判断は、当該社会における社会的資源や生活機会を所与としたときに、評価者が正しいと考える配分原理をもとに生じるであろう仮想的配分を基準にして、現実の配分状況(の認知)がどれだけ逸脱しているか、という評価である」[1]といった定義がなされることがある。(1)人間の社会的資源や生活機会はリンゴやカステラの分配にとどまるものではないことは自明であろうが、(2)評価者が正しいと考える原理に基づく配分結果と現実の配分状況との異なり具合を評価するということは、「公平かどうか」の判断が評価者によって異なる、すなわち評価者の主観(依拠する原理)次第で「公平な結果」が異なってくることを示唆している。(3)そして、人間の社会的資源や生活機会には抽象的な存在(物ではなく事柄)も多数含まれ、その配分自体が評価することの困難な場合も、少なくない。(4)したがって、人によって「公平」が異なることが十分に考えられる。
その場合、客観的巨視的な「公平」とは別に、分配に参加する人々の「公平感」を失わないような分配方法を重視することがある。人によって異なる「正しいと感じることのできる配分原理」にどうやってあてはまる分配方法にするのか、他に分配対象者がいても「自分の一人取りが正しい」という人もいるかもしれず、運営が困難な局面も出てくることになる。
公平感については、社会全体における資源(人々の欲求の対象)や(その利用)機会の分布、あるいはその配分原理の正当性を、どう感じ、解釈するかとかかわるものとも言え、社会全体の中で特定の人が得ている資源や機会に対して抱く「満足感」と対比される概念である[1]と言うことができる。
公平性
一方、個人的主観をも含む「公平」とは異なる、客観的巨視的、あるいは一般的な、「公平」も議論されている。応用数理学における「公平分割理論」などがそれに該当する。
公平性を担保する一つの条件として、同一条件同一処遇[2]が挙げられる。1つの条件に対し対応する「処遇」が2つある場合、数学的に写像ではないと、不公平が生じる前提となる。 例えば同一条件で5時間働いた人物に対し、最初から「1万円払う」「無報酬とする」という2つの処遇が示されている場合である。
また、1963年発表された『Equity Theory』の中で、J.S.アダムズは人々が「投入に対する報酬の比」が「すべて一定であると感じること」を「equity」(衡平 = 公平)としており、この場合、「参加者の交換率の平等」が「公平」の本質であるということもできる。[2]
| 小学生の条件 | 処遇(おやつ) |
|---|---|
| 1・2年生 | みかん1個 |
| 3・4年生 | リンゴ1個 |
| 5・6年生 | みかん2個 |
このような処遇が示されている場合、同一学年に対する処遇は常に一定であり、この意味では公平である。しかし、果物の種類や個数の設定は平等とは言いがたく、また果物である以上それぞれのばらつきも考慮しなくてはならない。特に学年別の部屋ではない場合、「公平な処遇とは感じづらい例」と言える。
参考資料
- ^ a b 海野 道郎・斎藤 友里子, 1990,「公平感と満足度―社会評価の構造と社会的地位」原純輔編『現代日本の階層構造 2 階層意識の動態』東京大学出版会 ISBN 978-4-13-055082-6, なお脚注aは p98.
- ^ a b 斎藤友里子, 2006<「<公平>の論理 - 誰をどのように含めるのか」(土場 学・盛山昭夫編著『正義の論理』頸草書房 ISBN 978-4-326-64870-2 第4章)
関連項目
- ケーキ切り問題
- 衡平理論
- 平等 (曖昧さ回避)
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