BYD・e6
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 20:19 UTC 版)
e6(イーシックス)は、中華人民共和国の比亜迪汽車が製造・販売する電気自動車である。
初代(2009年 - 2021年)
| BYD・e6(初代) | |
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フロント
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リア
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| 概要 | |
| 製造国 | |
| 販売期間 | 2011年 - 2021年 |
| ボディ | |
| ボディタイプ | 5ドアミニバン |
| 駆動方式 | 前輪駆動/全輪駆動 |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,830mm |
| 全長 | 4,554mm |
| 全幅 | 1,822mm |
| 全高 | 1,630mm |
| 車両重量 | 2,020kg |
2010年のデトロイトモーターショーに出品[1]。電池メーカーのBYDが本格的に製造する電気自動車として注目を浴びた。30,000ドル以上という価格のため、本国での売れスジになることはないが、2011年からは深圳市のタクシーとして採用が進み、2011年1月には、北米仕様の詳細を発表。北米仕様車では、60 kWhのバッテリーと160 kWの電気モーターを使用している。また2012年には、200台以上が稼働している。最高速度140 km/h、1充電あたり最大走行距離330 km。バッテリーは、最新鋭のリン酸鉄リチウムイオン電池を約7,000本並列で接続している。
2代目(2021年 - )
| BYD・e6(2代目) | |
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フロント
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リア
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| 概要 | |
| 製造国 | |
| 販売期間 | 2021年 - |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 5名 |
| ボディタイプ | 5ドアミニバン |
| 駆動方式 | 前輪駆動 |
| プラットフォーム | e-Platform 3.0 |
| パワートレイン | |
| モーター | 交流同期電動機 |
| 最高出力 | 70 kW |
| 前 | 前:マクファーソンストラット式 後:マルチリンク式 |
| 後 | 前:マクファーソンストラット式 後:マルチリンク式 |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,800mm |
| 全長 | 4,695mm |
| 全幅 | 1,810mm |
| 全高 | 1,670mm |
| 車両重量 | 1,930kg |
| その他 | |
| 関連車種 | BYD・宋MAX |
2021年2月に発売され、デザインなどはベースとなるBYD・宋MAXとに基本的には共通だが、ホイールベースを15mm延長し、装備を簡素化したほか、電気自動車特有のグリルレスデザインを採用している[2]。トランスミッションは136馬力を発生できる永久磁石同期モーターが搭載されており、最高速度は130km/hとなっている。また、2022年1月には、法人・自治体向けとして日本国内でも販売が始まった[3]。日本仕様には17インチアルミホイールが標準装備となっている[3]。電動パワーステアリング、アンチロックブレーキシステム、電動パーキングブレーキ、ブレーキオーバーライドシステム、トラクションコントロールシステム、ヒルスタートアシストなどの快適装備も充実[3]。また、内装ではフロントの10.1 インチ手動回転型ディスプレイ、後部座席用USBポート、合皮シートなども装備している[3]。航続可能距離は、522kmとなっている[4]。
2022年12月6日、インドのチェンナイ工場で生産が開始された[5]。
出典
- ^ “【デトロイトモーターショー10】BYDの電気自動車は300km走る!”. Response. (2010年1月13日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ “「グリルレスでも格好いい」日本初の中国EV乗用車「e6」販売開始! 導入第一号は京都のタクシー会社? BYD「e6」とはどんなクルマ?”. くるまのニュース. p. 2 (2022年3月2日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ a b c d 博人, 加藤 (2022年5月6日). “BYDの乗用車EV『e6』を京都の都タクシーが2台採用〜法人向け限定で日本導入”. EVsmartブログ. 2022年8月24日閲覧。
- ^ “e6 製品・サービス ビーワイディージャパン株式会社”. 2023年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月9日閲覧。
- ^ “中国BYD、インドで電動SUV「ATTO 3」ラインオフ 23年は1万5000台生産”. 36Kr Japan (2022年12月11日). 2022年12月11日閲覧。
関連項目
- BYD・e6のページへのリンク