Am486
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/31 02:26 UTC 版)
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AMD Am486DX4 120MHz
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| CPU周波数 | 25 MHz から 120 MHz |
|---|---|
| FSB周波数 | 25 MHz から 40 MHz |
| 前世代プロセッサ | Am386 |
| 次世代プロセッサ | Am5x86 |
| L1キャッシュ | 8-16KiB WT or WB |
Am486はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD) が開発したx86互換のマイクロプロセッサ。
概要
Am486は1990年代にAMDが開発したプロセッサである。
Am486はマイクロコード使用を巡るインテルとの裁判の影響もあってか、自社でマイクロコードを新規開発する必要が生じて開発が大幅に遅れ、i486に遅れること約4年後に発売された[1]。
クロックあたりの性能でみるとサイリックスなどの競合プロセッサはi486より劣ったが、AMDのAm486はほぼ同等の性能を発揮した。
Am386が主として小規模メーカーに採用されたのに対し、Am486はNECなど、いくつかの大手PCメーカー製品にも採用された。
Am486の高クロック品は、Pentiumには性能が劣ったものの、Pentiumとは違いi486とほぼ完全な物理互換性があった[注釈 1]。しかも、同クロック動作のIntel 486プロセッサより安価であった[注釈 2]。
もっとも、DX4については内蔵1次キャッシュ量がIntel版の半分しかなく見劣りしたが、その反面Intel製には存在しないFSB(フロントサイドバス)40MHz版のクロックダブラー内蔵機種(DX2-80・DX4-120)が存在するという特徴があり、マザーボードさえ対応していれば、より廉価に高速なシステムが構築可能というメリットがあった。
なお、後期の生産分では本家Intelの486系プロセッサがIntel DX4以降で内蔵キャッシュメモリのライトバックキャッシュ動作がサポートされ、仕様が公開されたのを受けて、Am486DX2とAm486DX4について、同様にライトバックキャッシュ動作に対応するように仕様変更されてEnhanced Am486DX2およびEnhanced Am486DX4へ改称されている。Am5x86はこのライトバックキャッシュ対応の後期型Am486の製造プロセスを0.50μmから0.35μmに変更した上で1次キャッシュを16KB内蔵とし、さらにコアクロック4倍速動作(133MHz駆動)としたモデルである[1]。
| 商品名 | クロック | 発表 |
|---|---|---|
| Am486 DX-25/33/40 | 25/33/40 MHz | 1993年4月 |
| Am486 SX-33/40 | 33/40 MHz | 1993年7月 |
| Am486 DX2-50/66/80 | 50/66/80 MHz | 1993年10月 |
| Am486 SX2-50/66 | 50/66 MHz | 1994年2月 |
| Am486 DX4-75/100/120 | 75/100/120 MHz | 1994年9月 |
脚注
注釈
出典
- ^ a b “x86初期からK5まで AMDの歩みを振り返る”. ASCII.jp. KADOKAWA ASCII Research Laboratories (2010年8月9日). 2025年12月31日閲覧。
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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