AGO C.IIとは? わかりやすく解説

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AGO C.II

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 06:56 UTC 版)

AGO C.2

AGO C.II

  • 用途:複座偵察機
  • 製造者:AGO 航空機会社
  • 運用者ドイツ陸軍航空隊/ドイツ海軍航空隊
  • 生産数:15機
  • 運用開始:1915年
  • 退役:1917年
  • 運用状況:退役

AGO C.II(アーゴ C2、アーゴ ツェーツヴァイ)は、第一次世界大戦で使用されたドイツ推進式複座複葉偵察機爆撃機である。

概要

1911年にミュンヘンに開設されたAGO航空機会社が、1915年に製作した偵察/爆撃機。前作のAGO C.Iの改良型で、吹きさらしで鋼管枠組みだけのコクピットとブームを廃し、搭乗者を包み込むナセルと双テイルブーム式の胴体を備えて空力デザインを洗練させている。ナセル後方へC.Iより70馬力パワーアップした、220馬力のメルセデスD IV列型発動機を推進式に搭載する。当時としては性能に優れ、かつ実用性に富んでいたため、1917年まで運用された。

降着装置は固定脚の尾輪式だが、面白いのは脚部が前後に一組ずつある4輪なところである。この内、前脚部は正確には滑走時の転倒防止用補助輪であるが、なぜ前脚1、主脚2のオーソドックスな3輪にしなかった理由は不明なものの、これが乳母車を連想させる本機のユニークな外見的特徴となっている。武装は機首に偵察員が操作するパラベラムMG14旋回機銃英語版が一挺。爆撃機能も付与されたが、それは後の本格的な爆撃機とは違い、偵察員が手で投下する小型爆弾(または手榴弾)が数発のみとささやかな物であった。

海軍向けに双フロートを装備するC.IIWも2機製作された。

運用者

 ドイツ帝国

性能諸元(AGO.C.II)

諸元
  • 乗組員:2(前席に偵察員。後席にパイロット)
  • 全長:9.84m
  • 全幅:14.8m
  • 全高:3.50m
  • 翼面積:40.2m2
  • 自重:1360kg
  • 発動機:メルセデスD.IV 220馬力(175キロワット)×1
性能
  • 最高速度:毎時145km
  • 航続距離:580km
  • 最大高度:4500m
武装
  • 7.92mm MG14パラベラム機関銃×1
  • 偵察員が手で投下する小型爆弾・手榴弾が若干。

関連項目


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