.40S&W弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/11 01:53 UTC 版)
| .40 S&W弾 | ||||||||||||||||||||||||
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.40S&W弾(右から3番目)
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| 種類 | 拳銃用 | |||||||||||||||||||||||
| 原開発国 | |
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| 製造の歴史 | ||||||||||||||||||||||||
| 設計者 | スミス&ウェッソン | |||||||||||||||||||||||
| 設計時期 | 1990年1月17日 | |||||||||||||||||||||||
| 生産期間 | 1990年-現在 | |||||||||||||||||||||||
| 特徴 | ||||||||||||||||||||||||
| 元モデル | 10 mm Auto | |||||||||||||||||||||||
| 薬莢形状 | リムレス, ストレート | |||||||||||||||||||||||
| 弾丸径 | .400 in (10.2 mm) | |||||||||||||||||||||||
| 首径 | .423 in (10.7 mm) | |||||||||||||||||||||||
| 肩径 | .423 in (10.7 mm) | |||||||||||||||||||||||
| 底面径 | .424 in (10.8 mm) | |||||||||||||||||||||||
| リム径 | .424 in (10.8 mm) | |||||||||||||||||||||||
| リム厚 | .055 in (1.4 mm) | |||||||||||||||||||||||
| 薬莢長 | .850 in (21.6 mm) | |||||||||||||||||||||||
| 全長 | 1.135 in (28.8 mm) | |||||||||||||||||||||||
| 薬莢容量 | 19.3 gr H2O (1.25 cm3) | |||||||||||||||||||||||
| ライフリング | 1 in 16 in (406 mm) | |||||||||||||||||||||||
| 雷管のタイプ | 小型拳銃 | |||||||||||||||||||||||
| 最大圧 | 32,633 | |||||||||||||||||||||||
| 弾丸性能 | ||||||||||||||||||||||||
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| 算出時の銃砲身の長さ: 4 in 出典: [1][2] |
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.40S&W弾(10x22mm Smith & Wesson)は、スミス&ウェッソン社が開発した拳銃用の銃弾(実包)の一種。主に警察や民間で使用されている。
開発の経緯
10mmオート弾をベースに、ケース長を短くしさらに威力を下げた物。当時10mmオート弾には9mmパラベラム弾と.45ACP弾の中間を10mm径でカバーする事を求められていたが、この実包と共にデビューしたブレン・テンやコルト・デルタエリートに問題があった事もあり、マイナーな実包であった。他にも全長が.45ACP同様の32mmであったことから、9mmパラベラム用のフレームでは発射の衝撃で傷んでしまい、より大柄な.45ACP用のフレームをベースにする必要があるなど「銃の大きさは変わらないのに威力は低い」といった印象を与えていた。
こうした10mmオートの失敗を元に、10mmオートの弾頭とブロック基部が使え、9mmパラベラムのフレームサイズで収まる実包として開発されたのが40S&W弾である。ケース長こそ22mmと大柄ではあるが、全長7mm余りの弾頭がケース内に深めに潜り込む構造のために、実包としての全長は9mmパラベラムより短いサイズとなった。
.40S&Wを開発したスミス&ウェッソン社は「9mmパラベラムより高威力で.45ACPより反動はマイルド」な実包(カートリッジ)と謳っている。運動エネルギーは.45ACPよりも.40S&Wのほうが大きい実包(カートリッジ)が多いが、.45ACPのほうが.40S&Wよりも重い弾頭を飛ばすことが出来る。[3]威力は運動エネルギーだけではなく、弾頭重量も影響するため(重いほうが威力が強くなる傾向がある)、.45ACPのほうが.40S&Wよりも威力は強いという説もある。
かつてはマイナーな実包であったが、一時期.45ACPより装弾数が多く9mmパラベラムより威力が強いことが評価され、アメリカでは.40S&Wを採用する法執行機関が増えた。一時は法執行機関向け弾薬の代名詞的存在となったが、2015年にFBIが拳銃用弾薬を9mmパラベラム弾に戻すと発表して以降は、これにならって多くの法執行機関が9mmへの置き換えを進めている[4]。
薬莢の材質とデザイン
薬莢は通常の真鍮製、ストレートケースリムレスとオートマチック用実包としては通常の形状である。ケース底部形状と弾頭は10mmオートから引き継いでいる。直径10mm、全長22mm。
使用銃
拳銃
- Cz75
- CZ 2075 RAMI
- H&K USP
- H&K P2000
- H&K P7
- H&K P30
- H&K VP9
- SIG SAUER P226
- SIG SAUER P239
- SIG SAUER P250
- SIG SAUER P320
- SIG SAUER Pro
- S&W M&P
- S&W SD[5]
- グロック22,23,24,27,35
- スプリングフィールドXD
- トーラス PT92
- ベクター SP1
- ベルサ サンダー40[6]
短機関銃・PDW
脚注
- ^ http://www.midwayusa.com/browse/BrowseProducts.aspx?tabid=3&categoryid=7510&categorystring=653***691*** Midway USA page] C.I.P.
- ^ “C.I.P. decisions, texts and tables - free current C.I.P. CD-ROM version download (ZIP and RAR format)”. 2009年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月17日閲覧。
- ^ Hodgdon Reloading Data Center
- ^ Terry Yano「ショーケースの片隅から32」『月刊GUN Professionals』、株式会社ホビージャパン、2024年11月、106頁。
- ^ “The Smith & Wesson SD40”. American Rifleman. 全米ライフル協会 (2010年8月10日). 2025年10月26日閲覧。
- ^ Maxim Popenker. “Bersa Thunder”. Modern Firearms. 2024年9月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
- Ballistics concerning .40 S&W from Hodgdon Powder Co.
- Hodgdon/IMR/Winchester's Online Reloading Center
- Reloading Tables with MV, ME & Group Sizes (no pressures)
- IPSC Competition Reloading Guide
- Reloading Data from HandLoads Website
- Firearms Tactical Institute Ammunition Performance Data
- Ballistic Gel Testing Results
- FBI: Handgun Wounding Factors & Effectiveness
- .40 S&W Shooting Videos
- Ballistics By The Inch .40S&W results.
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