麦谷祐介
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/18 10:13 UTC 版)
| オリックス・バファローズ #8 | |
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2025年4月16日 京セラドーム大阪
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| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | 宮城県仙台市太白区 |
| 生年月日 | 2002年7月27日(23歳) |
| 身長 体重 |
180 cm 81 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投左打 |
| ポジション | 外野手 |
| プロ入り | 2024年 ドラフト1位 |
| 初出場 | 2025年3月28日 |
| 年俸 | 2300万円(2026年)[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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麦谷 祐介(むぎたに ゆうすけ、2002年7月27日 - )は、宮城県仙台市太白区出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。オリックス・バファローズ所属。
経歴
プロ入り前
小学校2年生の時に東北楽天ゴールデンイーグルスのアカデミーで野球を始め、仙台市立袋原中学校在学時は楽天が下部組織として新たに創設したクラブチーム、東北楽天リトルシニアの1期生としてプレーした[2]。
高崎健康福祉大学高崎高等学校に進学したが、部内暴力の被害を受け[3]、「部に合わない」という理由で1年冬に中退し、大崎中央高等学校に転校した[4]。高校時代は甲子園大会への出場はなかった。
高校卒業後は富士大学へ進学し、外野手のレギュラーに定着。3年時の2023年は全日本大学野球選手権大会、明治神宮野球大会の準決勝で青山学院大学と対戦。いずれも敗れたが、自身は同年のドラフト会議で1位指名された下村海翔、常廣羽也斗から本塁打を放った[5]。
2024年10月25日、2024年度新人選手選択会議でオリックス・バファローズから1位指名を受けた[6]。指名後の記者会見では 「少年少女や応援してくれるファンの皆さんに夢や感動を与えたいと思います」と語り、ルーキーイヤーの目標には開幕一軍を挙げた[7]。11月26日、契約金9000万、年俸1500万円で入団に合意した(金額は推定)[8]。背番号は8[9]。担当スカウトは岡﨑大輔[10]。
オリックス時代
2025年、オープン戦で12試合出場、打率.261(23打数6安打)を記録し、開幕一軍入りを果たした[11]。3月28日の東北楽天ゴールデンイーグルスとの開幕戦(京セラドーム大阪)で9回一死一塁の場面で代走としてプロ初出場[12]。4月に入ると3日の対千葉ロッテマリーンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)で「9番・中堅手」でプロ初先発出場。初打席は2回一死満塁で二ゴロに倒れるが、6回二死二塁の第3打席で横山陸人からプロ初の安打・打点となる適時三塁打[13]。12日の対楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)で2回に二盗を成功させ、プロ初盗塁を記録した[14]。29日の対ロッテ戦(京セラドーム大阪)では2-2の同点で迎えた9回一死三塁の打席で横山からプロ初のサヨナラ適時打を放った[注 1][15]。6月8日の対阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)ではヘッドスライディングした際に左手を負傷。翌9日に大阪市内の病院で「左手第4指中節骨基剥離骨折」と診断され、翌10日に出場選手登録を抹消[16]。7月29日に一軍に再昇格される[17]と、8月26日の対ロッテ戦(京セラドーム大阪)で1点を追う延長10回無死無走者の打席で横山からプロ初本塁打となる同点本塁打を放った[18]。シーズン通算では79試合に出場し、打率.231、1本塁打、10打点、チームトップの12盗塁を記録した[19]。オフには台湾のウィンターリーグに参加[20]。12月16日に800万円増となる推定年俸2300万円で契約を更改した[19]。
人物
父親は、やり投の選手で高校1年から3年連続でインターハイに出場。八種競技でも高校2年時にインターハイ4位、3年時は国体3位。中央大学3年時にもやり投で関東インカレで3位に入ったことがある[3]。
詳細情報
年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | オリックス | 79 | 153 | 134 | 23 | 31 | 4 | 2 | 1 | 42 | 10 | 12 | 6 | 1 | 1 | 16 | 0 | 1 | 39 | 0 | .231 | .316 | .313 | .629 |
| 通算:1年 | 79 | 153 | 134 | 23 | 31 | 4 | 2 | 1 | 42 | 10 | 12 | 6 | 1 | 1 | 16 | 0 | 1 | 39 | 0 | .231 | .316 | .313 | .629 | |
- 2025年度シーズン終了時
年度別守備成績
| 年 度 |
球 団 |
外野 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
||
| 2025 | オリックス | 66 | 107 | 2 | 1 | 0 | .991 |
| 通算 | 66 | 107 | 2 | 1 | 0 | .991 | |
- 2025年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 初出場:2025年3月28日、対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦(京セラドーム大阪)、9回裏にエドワード・オリバレスの代走で出場[12][21]
- 初先発出場:2025年4月3日、対千葉ロッテマリーンズ2回戦(ZOZOマリンスタジアム)、「9番・中堅手」で先発出場[22]
- 初打席:同上、2回表に高野脩汰から二ゴロ[23]
- 初安打・初打点:同上、6回表に横山陸人から右中間へ適時三塁打[13][24]
- 初盗塁:2025年4月12日、対東北楽天ゴールデンイーグルス5回戦(楽天モバイルパーク宮城)、2回表に二盗(投手:松井友飛、捕手:太田光)[14][25]
- 初本塁打:2025年8月26日、対千葉ロッテマリーンズ19回戦(京セラドーム大阪)、10回裏に横山陸人から右中間ソロ[18][26]
背番号
- 8(2025年[9] - )
脚注
注釈
出典
- ^ 「オリックス - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2025年12月16日閲覧。
- ^ 「大崎中央・麦谷は富士大へ 大学日本一で「恩返し」」『日刊スポーツ』2020年12月9日。2024年10月15日閲覧。
- ^ a b 「オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…」『日刊ゲンダイ』2024年11月23日。2025年4月16日閲覧。
- ^ 「野球 - 富士大・麦谷祐介 大学日本代表の落選をプラスにとらえて「プロ一本」で臨むドラフト」『4years.』2024年7月27日。2024年10月15日閲覧。
- ^ 濱本神威「【明治神宮大会】富士大・麦谷祐介、阪神ドラ1下村に続き広島ドラ1常広羽也撃破も1歩及ばす」『日刊スポーツ』2023年11月20日。2024年10月15日閲覧。
- ^ 「オリックス・バファローズ 選択選手一覧 | 2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」『NPB.jp 日本野球機構』。2024年10月25日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】「夢や感動を与えたい」富士大・麦谷祐介がオリックスからドラフト1位指名」『スポーツ報知』2024年10月24日。2024年10月25日閲覧。
- ^ 「【オリックス】ドラ1麦谷祐介、年俸1500万で仮契約 新サインに「日本一で恩返し」言葉添える - プロ野球」『日刊スポーツ』2024年11月26日。2025年1月9日閲覧。
- ^ a b 「【オリックス】24年ドラフト新人選手の背番号発表 1位麦谷祐介は「8」2位寺西成騎は「13」」『日刊スポーツ』2024年11月29日。2025年1月9日閲覧。
- ^ 「【球界ここだけの話(3578)】古田島、曽谷を担当したオリックス・岡崎大輔スカウトが大事にする目利きのポイントは「見ていてワクワク選手」」『サンケイスポーツ』2024年10月27日。2025年1月29日閲覧。
- ^ 「【オリックス】ドラ1麦谷・ドラ4山中が1軍スタート 楽天との開幕戦はエースの宮城大弥が先発」『日テレNEWS NNN』2025年3月27日。2025年4月5日閲覧。
- ^ a b 「5/6が1軍デビュー…ドラ4は初HRが先頭打者弾 9戦連続無失点も、新人が示した存在感」『Full-Count』2025年10月25日。2025年10月30日閲覧。
- ^ a b 「同期に負けられん! オリックスD1位・麦谷祐介が初安打初打点となるタイムリー三塁打 3連勝に貢献」『サンケイスポーツ』2025年4月3日。2025年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月30日閲覧。
- ^ a b 「【オリックス】ドラ1麦谷祐介「光栄」地元仙台で初盗塁決める 家族や友人招待し結果で応える」『日刊スポーツ』2025年4月12日。2025年10月30日閲覧。
- ^ 「【オリックス】麦谷祐介、球団59年ぶりのドラ1新人サヨナラ打「家族があっての今の僕」」『日刊スポーツ』2025年4月29日。2025年10月30日閲覧。
- ^ 「【オリックス】ドラ1・麦谷祐介が左手薬指骨折で抹消 9選手入れ替えて巻き返しへ」『東京スポーツ』2025年6月10日。2025年10月30日閲覧。
- ^ 「【オリックス】ケガで離脱のドラ1ルーキー・麦谷祐介が再昇格 元謙太を抹消」『日テレNEWS NNN』2025年7月29日。2025年10月30日閲覧。
- ^ a b 「【オリックス】麦谷祐介がプロ初アーチ!東北楽天リトルシニア時代の総監督で元西武・広橋公寿氏が祝福「ここまで3拍子のそろった選手はなかなかいない」」『スポーツ報知』2025年8月27日。2025年10月30日閲覧。
- ^ a b 「オリックス・麦谷祐介 年俸は800万増の2300万円で更改、体重は台湾WLで4キロ減「少しご飯が…」」『スポーツニッポン』2025年12月16日。2025年12月16日閲覧。
- ^ 「【オリックス】台湾のウインターリーグに麦谷祐介、山中稜真ら5選手が参加」『日刊スポーツ』2025年11月6日。2025年12月16日閲覧。
- ^ 「ニッカン式スコア オリックス対楽天」『日刊スポーツ』2025年3月28日。2025年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月30日閲覧。
- ^ 「【スタメン発表】オリックスはD1位・麦谷祐介が「9番・中堅」でプロ初スタメン!」『サンスポ』2025年4月3日。2025年4月3日閲覧。
- ^ 「【パーソル パ・リーグ公式戦】 千葉ロッテマリーンズ vs オリックス・バファローズ 2回戦」『NPB.jp 日本野球機構』。2025年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月16日閲覧。
- ^ 「【オリックス】ドラ1麦谷祐介がプロ初安打初タイムリー! 均衡破る適時三塁打でガッツポーズ」『日刊スポーツ』2025年4月3日。2025年4月3日閲覧。
- ^ 「ニッカン式スコア 楽天対オリックス」『日刊スポーツ』2025年4月12日。2025年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月30日閲覧。
- ^ 「【パーソル パ・リーグ公式戦】 オリックス・バファローズ vs 千葉ロッテマリーンズ 19回戦」『NPB.jp 日本野球機構』。2025年11月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月16日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 麦谷祐介 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手名鑑 - オリックス・バファローズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 麦谷祐介 (@y___mugi) - Instagram
- 麦谷祐介のページへのリンク