重岡優大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/06 04:02 UTC 版)
| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | 重岡 優大 |
| 階級 | ライトフライ級 |
| 身長 | 160cm |
| リーチ | 162cm |
| 国籍 | |
| 誕生日 | 1997年4月16日(28歳) |
| 出身地 | 熊本県熊本市 |
| スタイル | 左ボクサーファイター |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 11 |
| 勝ち | 9 |
| KO勝ち | 5 |
| 敗け | 2 |
重岡 優大(しげおか ゆうだい、1997年4月16日 - )は、日本の元プロボクサー。熊本県熊本市出身[1]。ワタナベボクシングジム所属。元WBC世界ミニマム級王者。
入場曲はCOMPLEXの『BE MY BABY』。弟は元IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗[2]。
来歴
アマチュア
中学1年生からボクシングを始める。
開新高校時代、高校4冠達成[3]。 2018年、全日本ボクシング選手権大会で初優勝[4]。
2020年東京オリンピックを目指していたが、実施階級にライトフライ級がなかったのでプロ入りのため拓殖大学を中退[5]。2019年8月、B級プロテストに合格[6]。
プロ転向
ミニマム級
2019年10月30日のプロデビュー戦は2回TKO勝ち[7]。同年12月10日に後楽園ホールでOPBF東洋太平洋ミニマム級王者およびWBC世界同級7位のリト・ダンテと48.0kg契約6回戦を行い、6回3-0(60-54、59-55×2)判定勝ちを収めた[8][9]。
2021年2月11日、後楽園ホールで堀川龍と日本ユースライトフライ級王座決定戦を行い、5回2分42秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[10]。
2021年8月2日付で、日本ユース王座を返上した。
2021年11月12日、後楽園ホールでWBOアジア太平洋ミニマム級王者であった弟・銀次朗の王座返上に伴い元OPBF東洋太平洋同級王者の小浦翼とWBOアジア太平洋同級王座決定戦を行い、12回判定2-0(115-113×2、114-114)の判定勝ちを収め王座を獲得した[11]。
2022年7月6日、熊本市の熊本県立総合体育館でWBOアジア太平洋ミニマム級6位のクリス・ガノーサとWBOアジア太平洋同級タイトルマッチを行い、3回59秒KO勝ちを収め初防衛に成功した[12]。
2022年9月9日付で、WBOアジア太平洋王座を返上した。
2022年11月17日、後楽園ホールで日本ミニマム級王者であった弟・銀次朗の王座返上に伴い仲島辰郎と日本同級王座決定戦を行い、3回1分20秒KO勝ちを収め弟の王座継承に成功した[13]。
2022年12月2日付で、2023年中に世界挑戦を見据えて日本ミニマム級王座を返上した[14]。
兄弟同時世界暫定王座獲得・王座統一
2023年4月16日、国立代々木競技場第二体育館で行われた「3150FIGHT vol.5 ~東京初進出!東京を殴りにいこうか!~」メインイベントとしてWBC世界ミニマム級王者ペッチマニー・ゴーキャットジムのインフルエンザ感染に伴い元WBO世界同級王者でWBC世界同級7位のウィルフレド・メンデスとWBC暫定世界同級王座決定戦を行い、7回25秒KO勝ちを収め王座を獲得した[15]。
2023年10月7日、大田区総合体育館で行われた「3150FIGHT Vol.7 ~拳闘士はゲンコツで語る~」セミファイナルでWBC世界ミニマム級王者のペッチマニー・ゴーキャットジムとWBC世界同級団体内王座統一戦を行い、12回3-0(117-111、119-109×2)の判定勝ちを収め初防衛及び王座統一に成功すると共に正規王者になった[16][17][18]。
2024年3月31日、名古屋国際会議場イベントホールで開催の「トップPresents 3150FIGHT vol.8」にて元WBO世界ミニマム級王者でWBC世界同級6位のメルビン・ジェルサレムとWBC世界同級タイトルマッチを行うも、12回1-2(114-113、112-114×2)の判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[19]。
2024年8月24日、大和アリーナで開催の「3150×LUSH BOMU vol.1」で再起戦としてWBO世界ミニマム級12位のサミュエル・アルパと48.6kg契約10回戦を行い、10回3-0(96-94、97-93×2)の判定勝ちを収めた[20]。
2025年3月30日、名古屋市国際展示場で開催の「3150×LUSH BOMU vol.5」でWBCミニマム級王者のメルビン・ジェルサレムとWBC世界同級タイトルマッチで1年ぶりの再戦を行うも、12回0-3の判定負けを喫し王座返り咲きに失敗した[21]。結果的にこれが現役最後の試合となった[22]。
ライトフライ級転向の矢先の引退
ジェルサレム第2戦後にライトフライ級転向した矢先の2025年8月13日、現役引退を表明。同年5月24日にインテックス大阪で行われた「3150×LUSHBOMU vol.6」でのペドロ・タドゥランとの試合後に意識を失いリハビリ生活に入った弟の銀次朗を支えていくことを明らかにした[22]。
2025年9月19日、IBF会長のダリル・J・ピープルズは銀次朗を支えるために現役を引退した優大について「あなた(優大)は多くの人が下すことのできない決断をしました。それはあなたの責任感、人格の深さ、兄弟愛を示すもので、あなたの選択はどんな称賛にも匹敵しないほどの尊厳があります。また銀次朗氏は戦士であり、彼の強さと不屈の精神が再び輝きを放つことを信じています」と敬意を表しIBFから優大に名誉王座の称号とチャンピオンベルトが贈られ、2025年9月21日に地元熊本県でベルトの贈呈式が行われた[23]。
2025年9月22日、結婚を発表。今後について「夫婦でカフェをやります」と明かした[24]。同年12月25日、2026年2月に弟の銀次朗が退院予定であることと、同時期に第1子が誕生する予定であることを公表した[25]。
戦績
- アマチュアボクシング:91戦 81勝 (21KO) 10敗
- プロボクシング:11戦 9勝 (5KO) 2敗
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2019年10月30日 | ☆ | 2R 2:16 | TKO | マノップ・ウドムパナーワーリー | プロデビュー戦 | |
| 2 | 2019年12月10日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | リト・ダンテ | ||
| 3 | 2021年2月11日 | ☆ | 5R 2:42 | TKO | 堀川龍(三迫) | 日本ライトフライ級ユース王座決定戦 | |
| 4 | 2021年11月12日 | ☆ | 12R | 判定2-0 | 小浦翼(E&Jカシアス) | WBOアジアパシフィックミニマム級王座決定戦 | |
| 5 | 2022年7月6日 | ☆ | 3R 0:59 | KO | クリス・ガノーサ | WBOアジアパシフィック防衛1 | |
| 6 | 2022年11月17日 | ☆ | 3R 1:20 | KO | 仲島辰郎(平仲) | 日本ミニマム級王座決定戦 | |
| 7 | 2023年4月16日 | ☆ | 7R 0:25 | KO | ウィルフレド・メンデス | WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦 | |
| 8 | 2023年10月7日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ペッチマニー・ゴーキャットジム | WBC世界ミニマム級王座統一戦 WBC防衛1 |
|
| 9 | 2024年3月31日 | ★ | 12R | 判定1-2 | メルビン・ジェルサレム | WBC陥落 | |
| 10 | 2024年8月24日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | サミュエル・サルバ | ||
| 11 | 2025年3月30日 | ★ | 12R | 判定0-3 | メルビン・ジェルサレム | WBC世界ミニマム級タイトルマッチ | |
| テンプレート | |||||||
獲得タイトル
- アマチュア
- 平成26年度全国高等学校総合体育大会ピン級優勝
- 第26回全国高等学校ボクシング選抜大会ピン級優勝
- 平成27年度全国高等学校総合体育大会ピン級優勝
- 第70回国民体育大会少年の部ピン級優勝
- 第88回全日本ボクシング選手権大会ライトフライ級優勝
- プロ
- 日本ライトフライ級ユース王座(防衛0=返上)
- WBOアジア太平洋ミニマム級王座(防衛1=返上)
- 日本ミニマム級王座(防衛0=返上)
- WBC世界ミニマム級暫定王座(防衛1=正規王座に認定)
- WBC世界ミニマム級王座(防衛0)
- IBF世界ミニマム級名誉王座
脚注
- ^ FIGHT THE POWER BOXING RAISE
- ^ “5冠の重岡優大がプロテスト 弟銀次朗はアジア王者”. 日刊スポーツ. (2019年7月31日)
- ^ 重岡優大が10.30にデビュー ボクシングモバイル 2019年10月1日
- ^ 最優秀にミドル級の森脇唯人 アマ全日本選手権 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年11月18日
- ^ 重岡優大がプロテスト受験 兄弟世界王者目指す Boxing News(ボクシングニュース) 2019年7月31日
- ^ 重岡兄・優大がB級プロテスト合格! ワタナベボクシングジム 2019年8月1日
- ^ “元王者の船井龍一さん 引退式で惜別友情スパー ホープ宇津木は無傷の6連勝マーク”. Boxing News(ボクシングニュース). (2019年10月30日)
- ^ “三代大訓が2-1判定辛勝 OPBF・S・フェザー級V4 2戦目の重岡優大がWBC7位に勝利”. Boxing News(ボクシングニュース). (2019年12月10日)
- ^ “重岡優大「強かった」判定で世界ランカー下すも反省”. 日刊スポーツ. (2019年12月10日)
- ^ “丸田陽七太が痛烈TKO勝ち! 日本フェザー級新王者に”. Boxing News(ボクシングニュース). (2021年2月11日)
- ^ “重岡優大がプロ4戦目でWBO・APミニマム級王座獲得 小浦翼に2-0判定勝ち”. Boxing News(ボクシングニュース). (2021年11月12日)
- ^ “郷里熊本に凱旋 重岡優大&銀次朗が揃って防衛 兄弟世界チャンピオンに前進”. Boxing News(ボクシングニュース). (2022年7月7日)
- ^ “兄弟世界王者狙う重岡優大が圧巻3回KO勝ち WBOアジアに続き日本ミニマム級王座獲得”. Boxing News(ボクシングニュース). (2022年11月17日)
- ^ “日本ミニマム級王者・重岡優大が王座返上「来年、世界戦をやりたい」”. スポニチアネックス. (2022年12月2日)
- ^ “重岡優大が元王者メンデスをボディで沈める 弟の銀次朗とそろって暫定王座獲得 WBCミニマム級”. Boxing News(ボクシングニュース). (2023年4月16日)
- ^ Yudai Shigeoka Dethrones WBC Titlist Panya Pradabsri In Historic Title Win Boxing Scene.com 2023年10月7日
- ^ Yudai Shigeoka tops Pradabsri, wins WBC 105lb belt Fightnews.com 2023年10月7日
- ^ “重岡優大 判定勝利で兄弟同時の正規世界王者に!「やりたい奴がいる…」とWBO王者との2団体統一戦表明”. スポニチアネックス. (2023年10月7日)
- ^ “WBC世界ミニマム級王者・重岡優大が王座陥落 前世界王者ジェルサエムに判定負け 弟・銀次朗と兄弟同時V2ならず”. スポーツ報知. (2024年3月31日)
- ^ “重岡優大 再起戦で世界12位のサルバに3-0判定勝ち 前WBCミニマム級王者”. スポーツ報知. (2024年8月24日)
- ^ “【ボクシング】重岡優大がリベンジ失敗 判定負け 世界ミニマム級王者ジェルサレムに返り討ち”. 日刊スポーツ. (2025年3月30日)
- ^ a b “ボクシング 重岡優大が現役引退を表明 今後は弟・銀次朗とともに歩む覚悟「そのために俺も引退を決意しました」”. デイリースポーツ. (2025年8月13日) 2025年8月13日閲覧。
- ^ IBFが元WBC世界王者の重岡優大さんを名誉王者に認定 闘病中の弟・銀次朗さんへの兄弟愛に敬意 スポーツ報知 2025年9月19日
- ^ “ボクシング元WBC世界王者・重岡優大さん、結婚発表「これから夫婦でカフェをやります」…弟は開頭手術を受けて治療中の重岡銀次朗”. スポーツ報知 (2025年9月22日). 2025年9月22日閲覧。
- ^ “開頭手術を受けて療養中のボクシング重岡銀次朗さんは来年2月に退院予定…兄・優大さんが妻の妊娠とともに公表”. 報知新聞. (2025年12月25日) 2025年12月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
| 空位 前タイトル保持者 重岡銀次朗 |
第34代日本ミニマム級王者 2022年11月17日 - 2022年12月2日 (返上) |
空位 次タイトル獲得者 高田勇仁 |
| 暫定王座決定戦 対戦者 ウィルフレド・メンデス |
WBC世界ミニマム級暫定王者 2023年4月16日 - 2023年10月7日 |
次暫定王者 王座統一戦により消滅 |
| 前王者 ペッチマニー・ゴーキャットジム |
WBC世界ミニマム級王者 2023年10月7日 - 2024年3月31日 |
次王者 メルビン・ジェルサレム |
- 重岡優大のページへのリンク