蕭 鈺洋
蕭鈺洋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/01 05:37 UTC 版)
| 蕭鈺洋 三段 | |
|---|---|
| 名前 | 蕭鈺洋 |
| 生年月日 | 2006年9月17日(19歳) |
| プロ入り年 | 2023年 |
| 出身地 | 台湾新北市 |
| 所属 | 日本棋院東京本院 |
| 師匠 | 洪清泉 |
| 段位 | 三段 |
| 概要 | |
| タイトル獲得合計 | 1 |
蕭 鈺洋(しょう ぎょくよう、2006年9月17日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。三段。台湾の新北市出身[1]、洪清泉四段門下。祖父は台湾棋院所属の陳国興四段[2]。
経歴
台湾出身で、祖父は台湾棋院所属の陳国興[2]。囲碁教室を開いていた陳の影響も受けて、5歳から囲碁を始めた[3]。幼少期から囲碁中心の生活を送り、9歳の時に母とともに渡日、洪清泉が主宰する洪道場の道場生となる[3]。日本に渡った理由として、日本の囲碁文化が好きだったことを挙げている[4]。
その後日本棋院東京本院の院生となり、2019年10-11月の冬季棋士採用試験本戦では、4勝10敗の12位[5]。2020年は8勝7敗で6位[6]。2021年は9勝6敗の成績を残すも、10勝5敗の河原裕・依田大空に次ぐ3位で入段ならず[7]。2022年、4-6月の院生研修総合1位により、夏季棋士採用試験に合格[2]。2022年9月1日より対局参加(本採用は2023年4月1日付)[2]。高校1年生で棋士としてのスタートを切ったが、中学生での入段をイメージしていた蕭自身にとっては「想定より遅かった」という[8]。
2023年、非公式若手棋戦の第1回岩本薫記念益田杯にて優勝[9]。2024年、第2回岩本薫記念益田杯で優勝し連覇を飾るとともに[10]、第5回ディスカバリー杯(非公式戦)でも優勝[11]。
2025年、第50期新人王戦にて決勝戦に進出すると、張瑞傑との決勝三番勝負も2勝0敗で制し優勝、自身初タイトルを獲得した[12]。この貢献から棋道賞で新人賞を受賞
人物
- 自身の棋風について、入段決定時のインタビューでは「戦いが好き」と述べた[4]。2025年新人王戦では、観戦記者の品田渓から「バランスがよく、細かい碁で勝負するタイプ」と評されたほか[13]、蕭自身は、手厚い碁で後半勝負にするのが好みである旨述べている[14]。
- 幼少期から囲碁中心の生活を送ったが、囲碁の勉強を続けること自体がとても楽しく、そうした生活に苦痛や退屈を感じることもなかったという[3]。囲碁の勉強の中でも特に詰碁を好み、自身での詰碁作成も好んで行う[3]。
棋歴
獲得タイトル
- 新人王(2025年・第50期)
良績
昇段履歴
脚注
- ^ “蕭 鈺洋”. 洪道場. 2025年11月16日閲覧。
- ^ a b c d “令和5年度 夏季採用棋士決定のお知らせ”. 日本棋院 (2022年6月28日). 2025年11月16日閲覧。
- ^ a b c d “囲碁 蕭、新人王優勝「僕はトーナメントに強い」”. 毎日新聞 (2025年10月19日). 2025年11月16日閲覧。
- ^ a b 瀬戸花音 (2022年8月30日). “囲碁の夏季採用棋士 台湾出身の16歳 蕭鈺洋新初段が会見「礼儀正しい日本の囲碁文化が好き」”. 報知新聞社. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “令和2年度冬季棋士採用試験 本戦”. 日本棋院. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “令和3年度冬季棋士採用試験 本戦”. 日本棋院. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “令和4年度冬季棋士採用試験 本戦”. 日本棋院. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “中村智佳子による2025年9月17日のポスト”. X. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “第1回 岩本薫記念益田杯”. 日本棋院. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “第2回 岩本薫記念益田杯”. 日本棋院. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “第5回 ディスカバリー杯”. 日本棋院. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “第50期 新人王戦”. 日本棋院. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “ベスト4決まる/囲碁第50期新人王戦”. しんぶん赤旗 (2025年7月9日). 2025年11月16日閲覧。
- ^ “【両者インタビュー】第50期新人王戦第2局は9月17日!”. YouTube. 日本棋院囲碁チャンネル【公式】 (2025年9月11日). 2025年11月16日閲覧。
- ^ “2023年賞金ランキング昇段が決定”. 日本棋院 (2024年1月9日). 2025年11月16日閲覧。
- ^ “2024年賞金ランキング昇段が決定”. 日本棋院 (2025年1月7日). 2025年11月16日閲覧。
外部リンク
- 蕭鈺洋のページへのリンク