草加勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/02 13:32 UTC 版)
| 中日ドラゴンズ #14 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 国籍 | |
| 出身地 | 岡山県和気郡和気町[1] |
| 生年月日 | 2001年11月21日(24歳) |
| 身長 体重 |
182 cm 75 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手[2] |
| プロ入り | 2023年 ドラフト1位[1] |
| 初出場 | 2025年10月1日 |
| 年俸 | 1100万円(2026年)[3] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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草加 勝(くさか しょう、2001年11月21日 - )は、岡山県和気郡和気町出身のプロ野球選手(投手)[1][2]。右投右打。中日ドラゴンズ所属。
経歴
プロ入り前
和気町立藤野小学校[2]で1年生の時に野球を始める[1]。和気町立和気中学校では軟式野球部に所属していた[4]。
創志学園高等学校に進学し、2年春からベンチ入り[4]。チームは同年夏の第100回全国高等学校野球選手権記念大会に出場したが、自身の登板はなかった[1]。3年夏は岡山大会準決勝で倉敷商業に敗れた[5]。高校時代から最速146km/hを計測していたものの、同学年の西純矢が絶対的なエースとして活躍していたこともあり、3年間で夏の公式戦での登板は一度もなかった[6][7]。
高校卒業後は亜細亜大学へ進学。3年春まではリーグ戦通算1試合のみの登板に留まっていたが、同年秋のリーグ戦から登板機会が増え、防御率0.29を記録して敢闘賞を受賞した[7]。4年時の2023年7月には日米大学野球選手権大会の日本代表に選出された[8]。同年秋のリーグ戦で自己最速となる153km/hを計測した[9]。9月27日にプロ志望届を提出した[10]。在学時、共にプレーした1学年上の田中幹也、2学年上の加藤竜馬とは、後にプロで再びチームメイトとなる。
10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、1回目の1位指名で度会隆輝を抽選で外した中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズから1位指名され、抽選の末に中日の交渉権が確定した[11]。11月14日に契約金1億円、年俸1600万円+出来高払い5000万円で仮契約を結び(金額は推定)[12]、12月14日の入団会見では背番号14をつけることが発表された[13]。
中日時代
2024年は、1月15日の新人合同自主トレーニング中に右肘の違和感を訴えて名古屋市内の病院を受診し[14]、右肘内側側副靱帯損傷と診断された。当初はPRP注射を用いた保存療法で復帰を目指す方針だったものの[15]、同月下旬に受けたサードオピニオンの結果、トミー・ジョン手術を受けることが決まり[16]、2月1日に手術を受けた[17]。同年はリハビリに費やし、11月6日に200万円減となる推定年俸1400万円で契約を更改した[18]。
2025年は、リハビリを経て4月30日にプロ入り後初めての実践マウンドとなるウエスタン・リーグ、対広島東洋カープ戦(ナゴヤ球場)に登板し、1イニングを三者連続三振に打ち取った[19]。一軍では最終戦の10月1日、対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)でプロ初登板・初先発し、1回に5点を失うなど3イニング1/3を8安打5失点で初黒星を記録[20]。
選手としての特徴
最速153km/hのストレートのほか、制球力とスタミナが持ち味[21]。また、50m走で5.8秒を記録する俊足の持ち主でもある[22]。
人物
愛称は「カーショー」[23]。名前やロサンゼルス・ドジャースにクレイトン・カーショウが所属していること、自身が投じるカーブがカーショウが投じるカーブと同じく落差があることから高校時代に付けられたものである[23]。Sponichi Annexの記事では「竜のカーショー」と報じられたことがある[24]。
2024年には、創志学園高等学校野球部時代の恩師である長沢宏行が監督を務めている兵庫県立篠山産業高等学校野球部にピッチングマシンやバット、ノック用バットを寄贈した[25][26]。
詳細情報
年度別投手成績
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 中日 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 21 | 3.1 | 8 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 5 | 5 | 13.50 | 2.70 |
| 通算:1年 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 21 | 3.1 | 8 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 5 | 5 | 13.50 | 2.70 | |
- 2025年度シーズン終了時
年度別守備成績
| 年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
||
| 2025 | 中日 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
| 通算 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
- 2025年度シーズン終了時
記録
初記録
- 投手記録
- 打者記録
- 初打席:2025年10月1日、対読売ジャイアンツ25回戦(東京ドーム)、2回表に山﨑伊織から空振り三振
背番号
- 14(2024年[13] - )
代表歴
脚注
出典
- ^ a b c d e 「岡山発 中日ドラフト1位・和気町初のプロ野球選手 草加勝 投手」『NHK岡山放送局』日本放送協会、2024年1月10日。2024年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月19日閲覧。
- ^ a b c 「2023年プロ野球ドラフト会議で和気町出身・草加勝選手が中日ドラゴンズから1位指名を受けました!」『和気町ホームページ』和気町、2023年10月27日。2024年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月19日閲覧。
- ^ 「中日 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2026年1月16日閲覧。
- ^ a b 「草加勝 | 亜大 | 選手」『週刊ベースボールONLINE』。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「創志学園・西、最速154キロも夏終わった「自分らしい投球、良かった」/岡山」『サンスポ』2019年7月28日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「「夏は西だけでは勝てない」―創志学園の“2番手”、146キロ右腕の決意と可能性」『Full-Count』2018年12月25日。2023年10月26日閲覧。
- ^ a b 「高校時代は西純矢の控え投手…亜細亜大・草加勝がドラフト戦線に急浮上!」『BASEBALL KING』2023年4月29日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「第44回 日米大学野球選手権大会 試合・大会詳細」『野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト』。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「亜大のドラフト候補・草加勝が自己最速更新の153キロも「負けたら意味がない」鈴木一央監督の初陣飾れず」『BASEBALL KING』2023年9月3日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 村松万里子「大学日本代表の最速153キロ右腕、亜大・草加勝ら大学生6人、高校生2人がプロ志望届 - アマ野球」『日刊スポーツ』2023年9月27日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 「中日ドラゴンズ 選択選手一覧 | 2023年 プロ野球ドラフト会議」『NPB.jp 日本野球機構』。2023年12月14日閲覧。
- ^ 「中日が1位指名の亜大・草加勝と仮契約「1年目からローテに入れるよう頑張る」契約金1億円、年俸1600万円」『中日スポーツ 東京中日スポーツ』2022年11月14日。2023年12月18日閲覧。
- ^ a b 「【中日】ドラフト1位・草加勝の背番号は「14」 昨年まで谷元、過去には板東英二、今中慎二、朝倉健太…2位の津田は「27」」『中日スポーツ 東京中日スポーツ』2023年12月14日。2023年12月18日閲覧。
- ^ 「【中日】ドラ1位右腕・草加勝リタイアか 自主トレ途中に上半身違和感、病院で検査へ」『日刊スポーツ』2024年1月15日。2024年1月17日閲覧。
- ^ 「右肘内側側副靱帯損傷の中日1位・草加勝は保存療法を選択 田中将大らと同じPRP注射などで治療へ 立浪監督は「最善の策を取りながら」」『中日スポーツ 東京中日スポーツ』2024年1月17日。2024年1月17日閲覧。
- ^ 「中日ドラフト1位ルーキー草加勝がトミー・ジョン手術へ 復帰まで約1年」『中日スポーツ 東京中日スポーツ』2024年1月30日。2024年1月30日閲覧。
- ^ 「【中日】草加勝のトミー・ジョン手術が無事終了 復帰は来季後半戦か」『スポーツ報知』2024年2月1日。2025年4月17日閲覧。
- ^ 「【中日】草加勝は200万円ダウン…トミー・ジョン手術からの復帰へ決意「来年はバンテリンのマウンドで投げられるように」」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2024年11月6日。2025年5月4日閲覧。
- ^ 「【中日2軍】草加勝、プロ初登板で圧巻の三者連続三振デビュー! 1イニング完全の最速151キロ」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2025年4月30日。2025年5月4日閲覧。
- ^ 「中日・草加勝、初回の5失点は「地に足が着いていなかった」プロ初登板を振り返る「来年につながるボールも何球かはあった」」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2025年10月1日。2026年1月7日閲覧。
- ^ 「【中日】あだ名「カーショウ」のドラ1位草加勝が体重5キロ増で開幕1軍&新人王狙う」『日刊スポーツ』2023年10月27日。2024年1月25日閲覧。
- ^ 「【中日】ドラ1右腕・草加勝が10キロ増量計画「ご飯を食べるしかない」 間食おにぎり増やして進化へ」『スポーツ報知』2023年10月27日。2024年1月26日閲覧。
- ^ a b 「竜の「カーショー」と呼んで!ドラフト1位・草加勝(くさかしょう)ニックネームの由来は”エグい”カーブの落差から【中日】」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』中日新聞社、2023年10月29日。2024年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月19日閲覧。
- ^ 「中日1位・草加勝は竜のカーショーだ 本家との類似点は…」『スポニチ Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2023年10月28日。2024年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月19日閲覧。
- ^ 「中日ドラ1・草加投手から篠山産高へ贈り物 前任校で指導、長沢監督に恩返し ピッチングマシンとバット13本」『神戸新聞NEXT』神戸新聞社、2024年2月24日。2024年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ 「中日・草加投手から贈り物 恩師赴任の高校野球部に用具 「少しでもうまく」」『丹波新聞』丹波新聞社、2024年3月2日。2024年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月3日閲覧。
- ^ 「【中日】プロ初登板初先発の23年ドラ1草加勝は4回途中5失点KO」『日刊スポーツ』2025年10月1日。2025年10月1日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 草加勝 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手名鑑 - 中日ドラゴンズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 草加勝 (@kskso_14) - Instagram
- 草加勝のページへのリンク