組み紐とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 道具 > > 組み紐の意味・解説 

くみ‐ひも【組×紐】

読み方:くみひも

複数の糸を組み合わせて作ったひも。組緒(くみお)。打ち紐

組紐の画像
高台呼ばれる器具で組紐を組む
組紐の画像
丸台と呼ばれる器具で組紐を組む
組紐の画像
組紐の帯締め

組み紐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/05 18:39 UTC 版)

組み紐(くみひも)

組紐(くみひも)とは、日本伝統の工芸品で主に細い絹糸、または綿糸を組み上げた。組み方により美しい模様を作り出すことができるとともに、優れた伸縮性や安定した強度を特長とする[1]

組紐の技術

組紐には、丸い丸打紐(丸組)、リボン状の平打紐(平組)、四角い角打紐(角組)の三種類がある[2][3]。さらに以下のように細分される。

丸打紐(丸組)
四ツ組、八ツ組、江戸組がある[3]
平打紐(平組)
高麗組(高台で作った二間飛び組織)、笹浪組(V字形の模様)、唐組(菱形の模様)、綾竹組(もじり織りの一種)などがある[4]
角打紐(角組)
御岳組、洋角組、奈良組などがある[5]

各地の工芸品としては、東京の江戸組紐、京都の京くみひも、三重県伊賀市の伊賀くみひも、小山市の「間々田紐」などがある。

なお、「真田紐」や「より紐」とよく混合されるが、真田紐は織物、より紐は撚った紐、組紐は組物であり別物である。

組紐の歴史

組台

日本には仏教の伝来とともに組紐の作製技術が伝えられ、正倉院楽器袈裟経典などに組紐の飾りがみられる[2]。ただし、古く縄文時代にはあったともいわれる[1]

奈良時代には色糸による組み帯などが礼服として普及し、鎌倉時代には武具の一部、安土桃山時代には茶道具の飾り紐として使用された[2]

組紐技術が大きく発展したのは江戸時代にかけてで武具の要に用いられたことも一因となっている[1]。さらに江戸時代初期には組紐製造に用いる内規台が作られ、より美しい色彩や模様が生み出された[2]。江戸時代末期には女性の装いの帯締めとしても使われるようになった[2]

明治時代になり廃刀令が出されて以降は、武具の組紐職人たちは着物の帯締めや羽織紐を手掛けるようになった[1]

技術の応用

組紐技術を応用した炭素繊維組物複合材料は軽量で高強度という特性があり、自動車構造部品、ゴルフシャフト、産業ロボットアーム、飛行機フレーム材などに応用されている[2]

脚注

  1. ^ a b c d 組紐 ―ジグザグのマジック―”. LIXIL. 2025年10月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 山田和志「組紐(BRAIDING, KUMI-HIMO)」『日本包装学会誌』第24巻第2号、日本包装学会、2025年、102頁。 
  3. ^ a b 【技術分類】3-1-1 組物/組紐/丸組”. 国立国会図書館. 2025年10月5日閲覧。
  4. ^ 【技術分類】3-1-2 組物/組紐/平組”. 国立国会図書館. 2025年10月5日閲覧。
  5. ^ 【技術分類】3-1-3 組物/組紐/角組”. 国立国会図書館. 2025年10月5日閲覧。

関連項目

外部リンク


組み紐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/26 07:28 UTC 版)

ボロミアン環」の記事における「組み紐」の解説

ボロミアン環の輪を切断すると、三つ編みの1ユニットとなる。そして逆に三つ編みの1ユニット両端を結ぶとボロミアン環となる。ボロミアン環の輪のいずれか除去する残りの輪が分離可能であるのと同様、三つ編みも1本の紐を除去する残り2本の紐は分離可能である。これらはそれぞれボロミアンリンクとボロミアンブレイドと呼ばれている。 ボロミアン環の輪同士輪環の順を形成しており、非推移的である。上の図を用いて説明すると、赤色の輪は緑色の輪の上にあり、緑色の輪は青色の輪の上にあり、青色の輪は赤い色の輪の上にある。それゆえある輪をのぞけば残り2つの輪は分離可能である。同様に組みひもも2本のみを考えると上下関係があるが、3本では輪環の順となっている。

※この「組み紐」の解説は、「ボロミアン環」の解説の一部です。
「組み紐」を含む「ボロミアン環」の記事については、「ボロミアン環」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「組み紐」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「組み紐」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



組み紐と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「組み紐」の関連用語

組み紐のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



組み紐のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの組み紐 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのボロミアン環 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS