水村美苗とは? わかりやすく解説

水村美苗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/25 04:40 UTC 版)

みずむら みなえ
水村 美苗
誕生 日本東京都
職業 教授小説家評論家
言語 日本語
最終学歴 イェール大学大学院仏文科博士課程 終了
活動期間 1990年 -
代表作 續明暗』(1990年)
『本格小説』(2002年)
日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で』(2008年)
『新聞小説 母の遺産』(2012年)
『大使とその妻』(2024年)
主な受賞歴
デビュー作 『続明暗』(1990年)
配偶者 岩井克人
公式サイト www.mizumuraminae.com
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水村 美苗(みずむら みなえ、1951年[1] - )は、日本小説家評論家。夫は東京大学経済学部名誉教授岩井克人

米国に長く滞在。夏目漱石『明暗』の続編として『続 明暗』(1990年)を創作し話題に。評論『日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で』(2008年)も高く評価された。ほかに『本格小説』(2002年)など。

来歴・人物

東京都生まれ。母は八木義徳に師事して、78歳で初の自伝的小説『高台にある家』を上梓した水村節子(1922-2008)。父親の仕事の関係で12歳の時に渡米。ボストン美術学校英語版イェール大学フランス文学専攻、イェール大学大学院仏文科博士課程に在籍、ポール・ド・マンの教えを受ける。

プリンストン大学講師、ミシガン大学客員助教授、スタンフォード大学客員教授として、日本近代文学を教える。

プリンストン大学で教鞭を執る傍ら日本語小説を書き始める。

受賞歴等

夏目漱石の未完に終わった『明暗』の続きを書いた『續明暗』で、1990年芸術選奨新人賞を受賞。

欧文が部分的に混在する横書きの『私小説 from left to right』で、1995年野間文芸新人賞を受賞。

エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を戦後日本を舞台に書き換えた『本格小説英語版』で、2003年読売文学賞を受賞。

2009年には『日本語が亡びるとき』で小林秀雄賞を受賞し、同賞を夫婦でものにしたことになる。その時点ですべての単著が賞をとっている。

2012年、『新聞小説 母の遺産』で大佛次郎賞を受賞。

2025年、『大使とその妻』で第35回紫式部文学賞を受賞[2]。同年文化功労者選出[3]

著書

共著

英訳版

  • A True Novel(本格小説)、ジュリエット・カーペンター(Juliet Winters Carpenter)訳、2013年
  • The Fall of Language in the Age of English (日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で) 吉原真里 およびカーペンター訳、2015年
  • Inheritance from Mother(新聞小説 母の遺産)水村美苗、カーペンター訳、2017年

関連項目

参考文献

脚注

  1. ^ コトバンクに記載。
  2. ^ 紫式部文学賞に水村美苗さん”. 時事ドットコム (2025年10月7日). 2025年10月9日閲覧。
  3. ^ 文化勲章・功労者の業績 2025年度”. 日経新聞 (2025年10月18日). 2025年10月18日閲覧。

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