李相日
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| り さんいる 李 相日 |
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| 生年月日 | 1974年1月6日(52歳) | ||||||||||
| 出身地 | |
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| 職業 | 映画監督 | ||||||||||
| ジャンル | 映画 | ||||||||||
| 活動期間 | 1999年 - | ||||||||||
| 活動内容 | 映画 | ||||||||||
| 主な作品 | |||||||||||
| 『フラガール』/『悪人』 『怒り』/『流浪の月』/『国宝』 |
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| 備考 | |||||||||||
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→「李相日#受賞歴」も参照
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| 李 相日 | |
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| 各種表記 | |
| ハングル: | 이상일 |
| 漢字: | 李相日 |
| 発音: | イ・サンイル |
| 日本語読み: | り そうじつ |
| ローマ字: | Sang-il Lee |
李 相日(り さんいる[2][3][4][5][6]、朝鮮語: 이상일、1974年1月6日 - )は、日本の映画監督。 新潟県出身の在日朝鮮人三世。人間の葛藤や社会の闇を深く掘り下げた作風で知られる。監督作品は数多くの映画賞を受賞しており、代表作には、第30回日本アカデミー賞で作品賞、監督賞に輝いた『フラガール』(2006年)、そして第34回日本アカデミー賞で作品賞を受賞した『悪人』(2010年)がある。日本を代表する映画監督の一人として高い評価を得ている。
経歴
1974年、新潟県に生まれる。在日朝鮮人三世で、父は新潟朝鮮初中級学校で教師をしていた。4歳の頃、一家で横浜に移り住み、横浜の朝鮮初級学校、中級・高級学校に通った。高校3年に進級するまでは野球部に所属した。神奈川大学経済学部卒業間際に、アルバイトでVシネマの製作に参加したのがきっかけとなり、卒業後、日本映画学校(現・日本映画大学)に入学。
卒業制作作品『青〜chong〜』がぴあフィルムフェスティバルでグランプリを含む史上初の4部門を独占。その後、数年間フリーの助監督として活動し、シネカノンの李鳳宇が企画・製作した2002 FIFA World Cup Korea/Japanのドキュメンタリー映画では、何台かあるカメラのうちの一台の撮影も担当している。
第12回PFFスカラシップ作品として制作された『BORDER LINE』で、最も将来性を期待できる監督に与えられる新藤兼人賞金賞を受賞するなど高い評価を得る。
2006年に公開された『フラガール』で、第80回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベスト・ワン、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞および文化庁芸術選奨新人賞を受賞。
2010年に公開された『悪人』で、第84回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・ワン、日本映画監督賞を受賞。
監督作品
- 青〜chong〜 (1999年)
- BORDER LINE (2002年)
- 69 sixty nine (2004年)
- スクラップ・ヘブン (2005年)
- フラガール (2006年)[7]
- タガタメ (2008年)(コンピレーション映画『みんな、はじめはコドモだった』の中の一編)
- 悪人 (2010年)[8]
- 鼻(2010年8月25日 NHK-BShi『妖しき文豪怪談シリーズ』の中の一編として放映)
- 許されざる者 (2013年)[9]
- 怒り (2016年)[10]
- ブルーハーツが聴こえる 〜1001のバイオリン〜 (2017年)[11]
- ドラゴンクエストX 冒険者のきせき「どの職業で戦うか迷う話」 (2017年)
- 流浪の月 (2022年)[12]
- 国宝(2025年)[13]
受賞歴
- BORDER LINE(2003年度)
- 第8回新藤兼人賞 金賞
- フラガール(2006年度)
- 第30回日本アカデミー賞 最優秀作品賞・監督賞・脚本賞[14][15]
- 第31回報知映画賞 作品賞
- 第19回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 作品賞
- 第28回ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン 第2位
- 第61回毎日映画コンクール 日本映画優秀賞
- 第80回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・テン、読者選出邦画ベスト・テン 共に第1位
- 第49回ブルーリボン賞 作品賞
- 第21回高崎映画祭 最優秀監督賞
- 芸術選奨新人賞
- 悪人(2010年度)
- 第34回日本アカデミー賞 優秀作品賞・監督賞・脚本賞[16]
- 第34回山路ふみ子映画賞
- 第35回報知映画賞 作品賞
- 第23回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 作品賞
- 第84回キネマ旬報ベスト・テン 第1位・日本映画監督賞・脚本賞
- 第65回毎日映画コンクール 日本映画大賞
- 怒り(2016年度)
- 第40回日本アカデミー賞 優秀作品賞・監督賞・脚本賞
- 第40回山路ふみ子映画賞[17]
- 第41回報知映画賞・監督賞[18]
- 流浪の月(2022年度)
- 国宝(2025年度)
- 第38回東京国際映画祭 黒澤明賞[20]
- 第7回野間出版文化賞[21]
- 第50回報知映画賞 監督賞[22]
- 第47回ヨコハマ映画祭 監督賞[23]
- FILMARKS AWARDS 2025 クリエイター部門 監督Fan!賞[24]
- 第38回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 監督賞[25]
- 第80回毎日映画コンクール 監督賞[26]
- 第49回日本アカデミー賞 優秀監督賞[27]
- 第99回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画監督賞・読者選出日本映画監督賞[28]
脚注
出典
- ^ “映画「国宝」李相日監督(新潟市出身)&吉沢亮インタビュー、演技の凄み「喜久雄が降りてきた」”. 新潟日報デジタルプラス (2025年6月17日). 2025年9月6日閲覧。
- ^ 日経クロストレンド. “映画『国宝』をヒットに導いた李相日監督が語る「全てそろえる」を貫く力”. 日経クロストレンド. 2025年12月13日閲覧。
- ^ 『日本人明大辞典』講談社。
- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『新訂増補 人物レファレンス事典 昭和(戦後)・平成編II(2003-2013)』日外アソシエーツ、2013年11月。
- ^ 「新進作家の映画上映 キリンアート10日まで ぴあFFは7日から/大阪 」『読売新聞』2000年12月2日、全国版、大阪夕刊、夕ラジ。
- ^ 「ブレない芯と気迫の芸、信じていた 「国宝」邦画実写1位 原作・吉田修一さんインタビュー」『朝日新聞』2025年11月30日、朝刊、29面。
- ^ “いまさらフラガール”. ほぼ日刊イトイ新聞 (2007年6月1日). 2021年11月15日閲覧。
- ^ “妻夫木聡主演「悪人」で久石譲&福原美穂が強力タッグ”. 映画.com (2010年6月22日). 2025年12月3日閲覧。
- ^ “渡辺謙主演!イーストウッド「許されざる者」日本でリメイク決定!”. 映画.com (2012年8月20日). 2025年12月3日閲覧。
- ^ “李相日監督、吉田修一「怒り」を映画化!「悪人」に続くタッグ”. 映画.com (2014年12月9日). 2025年12月3日閲覧。
- ^ 「ザ・ブルーハーツ30周年企画映画『ブルーハーツが聴こえる』を劇場公開したい!」『Makuake』。2025年12月3日閲覧。
- ^ “広瀬すず×松坂桃李W主演で『流浪の月』映画化 監督は『悪人』『怒り』の李相日”. Real Sound. blueprint. 12 July 2021. 2021年7月12日閲覧.
- ^ “吉沢亮、稀代の女方歌舞伎役者に! 吉田修一「国宝」映画化で李相日監督と初タッグ : 映画ニュース”. 映画.com (2024年3月5日). 2025年12月3日閲覧。
- ^ “第30回日本アカデミー賞 優秀賞”. 日本アカデミー賞公式サイト. 日本アカデミー賞協会 (2007年2月16日). 2025年6月3日閲覧。
- ^ “第30回日本アカデミー賞の主な受賞作品一覧”. ORICON NEWS. oricon ME (2007年2月16日). 2025年7月3日閲覧。
- ^ “『第34回日本アカデミー賞』 最優秀賞一覧”. ORICON NEWS. oricon ME (2011年2月18日). 2025年7月3日閲覧。
- ^ “山路ふみ子映画賞発表 文化賞に「君の名は。」の新海誠監督”. スポーツ報知. (2016年10月17日) 2016年10月17日閲覧。
- ^ “【報知映画賞】監督賞に「怒り」の李相日監督「前半の集大成」”. スポーツ報知. (2016年11月29日) 2016年11月29日閲覧。
- ^ “【日刊スポーツ映画大賞】石原裕次郎賞は山崎賢人「キングダム2」裕次郎新人賞に道枝駿佑/一覧”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年12月27日) 2022年12月27日閲覧。
- ^ “黒澤明賞の受賞者が決定、「国宝」の李相日と「ノマドランド」のクロエ・ジャオ”. 映画ナタリー. ナターシャ (2025年8月27日). 2025年8月27日閲覧。
- ^ “野間文芸賞に村田沙耶香さん「世界99」、出版文化賞の特別賞は「スーパー戦隊シリーズ」”. 産経ニュース. 産経新聞 (2025年11月5日). 2025年11月5日閲覧。
- ^ “吉沢亮・北川景子ら「第50回報知映画賞」各賞発表「国宝」関連が4冠達成”. モデルプレス. ネットネイティブ (2025年12月2日). 2025年12月2日閲覧。
- ^ “第47回ヨコハマ映画祭 2025年日本映画個人賞”. ヨコハマ映画祭公式サイト (2025年12月7日). 2025年12月8日閲覧。
- ^ 『「Filmarks Awards 2025」全9部門の優秀賞を発表!』(プレスリリース)つみき、2025年12月17日。2025年12月17日閲覧。
- ^ “【映画大賞】「国宝」が史上最多の6冠 主演男優賞は吉沢亮、主演女優賞は広瀬すず”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2025年12月28日). 2025年12月28日閲覧。
- ^ “第80回毎日映画コンクール「敵」が日本映画大賞、「国宝」は最多7冠 主演賞に吉沢亮”. 映画ナタリー. ナターシャ (2026年1月16日). 2026年1月16日閲覧。
- ^ “「第49回日本アカデミー賞」優秀賞&新人俳優賞発表 吉沢亮・松村北斗・長澤まさみほか【受賞者・作品一覧】”. モデルプレス. ネットネイティブ (2026年1月19日). 2026年1月19日閲覧。
- ^ “キネ旬1位は「旅と日々」「ワン・バトル・アフター・アナザー」、シム・ウンギョン&吉沢亮が主演賞”. 映画ナタリー. ナターシャ (2026年1月29日). 2026年1月29日閲覧。
外部リンク
- 李相日 - 日本映画データベース
- 李相日 - allcinema
- 李相日 - 映画.com
- 李相日 - KINENOTE
- Sang-il Lee - IMDb
- Lee Sang-Il - KMDb
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