木下信とは? わかりやすく解説

木下信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/21 13:13 UTC 版)

木下 信
きのした まこと
生年月日 1884年2月8日
出生地 日本長野県上伊那郡中箕輪村(現:箕輪町大字中箕輪)
没年月日 (1959-06-27) 1959年6月27日(75歳没)
死没地 日本・長野県上伊那郡箕輪町
出身校 東京帝国大学法科大学政治学科
前職 内務官僚
所属政党 立憲民政党→)
大政翼賛会→)
日本進歩党
称号 正四位
勲三等旭日中綬章
在任期間 1931年4月15日 - 1932年1月12日
総督 太田政弘
選挙区 長野県第3区
当選回数 2回
在任期間 1936年2月20日 - 1937年3月31日
1942年4月30日 - 1945年12月18日
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木下 信(きのした まこと、1884年明治17年〉2月8日 - 1959年昭和34年〉6月27日[1])は、日本の内務官僚政治家憲政会県知事台湾総督府総務長官、衆議院議員

経歴

長野県上伊那郡中箕輪村[1](現:箕輪町)に木下彦四郎の四男[2]として生まれる。第一高等学校を経て、1909年(明治42年)7月、東京帝国大学法科大学政治学科を卒業。1911年(明治44年)11月、文官高等試験行政科試験に合格し内務省に入省、長野県属となる[3]

以後、熊本県鹿本郡長、同上益城郡長、長野県小県郡長、同県理事官秋田県警察部長、北海道庁拓殖部長、警視庁刑事部長、同警務部長などを歴任[2]

1924年大正13年)6月、鳥取県知事に就任[4]。同年10月、台湾総督府に転じ、内務局長土木局長となる。さらに、交通局総長を務め、1928年(昭和3年)7月、台中不敬事件により免官となる[5]1929年(昭和4年)11月、愛媛県知事に就任[2]長崎県知事を経て[6]1931年(昭和6年)4月、再び台湾総督府に転じ総務長官に就任した[5]1932年(昭和7年)2月、犬養内閣により休職とされ離台した[7]

1936年(昭和11年)2月の第19回衆議院議員総選挙で長野県第三区に立憲民政党から立候補し当選。1937年(昭和12年)4月の第20回総選挙で落選したが、1942年(昭和17年)4月の第21回総選挙で返り咲き、衆議院議員を通算二期務めた。この間、仏印全権特派大使顧問となり、南洋・フィリピン・台湾方面の視察に派遣されている。

戦後、日本進歩党に所属した[8]が、公職追放となった[9]

栄典

位階
勲章等
受章年 略綬 勲章名 備考
1925年(大正14年)9月16日 勲四等瑞宝章[18]
1927年(昭和2年)6月30日 勲三等瑞宝章[19]
1930年(昭和5年)9月10日 旭日中綬章[20]
1940年(昭和15年)11月10日 紀元二千六百年祝典記念章[21]

脚注

  1. ^ a b 愛媛県生涯学習センター データベース「えひめの記憶」愛媛県史 人物 木下 信
  2. ^ a b c 『新編日本の歴代知事』923頁。
  3. ^ 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』200頁。
  4. ^ 『新編日本の歴代知事』764頁。
  5. ^ a b 『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』128-129頁。
  6. ^ 『新編日本の歴代知事』1023頁。
  7. ^ 『植民地官僚の政治史』361-362頁。
  8. ^ 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』205頁。
  9. ^ 公職追放の該当事項は「推薦議員」。(総理庁官房監査課 編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、252頁。NDLJP:1276156 
  10. ^ 『官報』第353号「叙任及辞令」1913年10月1日。
  11. ^ 『官報』第967号「叙任及辞令」1915年10月21日。
  12. ^ 『官報』第1608号「叙任及辞令」1917年12月11日。
  13. ^ 『官報』第2279号「叙任及辞令」1920年3月11日。
  14. ^ 『官報』第2904号「叙任及辞令」1922年4月11日。
  15. ^ 『官報』第3585号「叙任及辞令」1924年8月5日。
  16. ^ 『官報』第263号「叙任及辞令」1927年11月12日。
  17. ^ 『官報』第534号「叙任及辞令」1928年10月4日。
  18. ^ 『官報』第3922号「叙任及辞令」1925年9月18日。
  19. ^ 『官報』第151号「叙任及辞令」1927年7月1日。
  20. ^ 『官報』第1112号「叙任及辞令」1930年9月11日。
  21. ^ 『官報』第4692号・付録「辞令二」1942年8月29日。

参考文献

  • 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
  • 岡本真希子『植民地官僚の政治史 - 朝鮮・台湾総督府と帝国日本』三元社、2008年。
公職
先代
高橋守雄
台湾総督府総務長官
第13代:1931年 - 1932年
次代
平塚広義
先代
生野団六
台湾総督府交通局総長
第3代:1927年 - 1928年
次代
河原田稼吉
事務取扱
先代
相賀照郷
台湾総督府内務局長
1924年 - 1927年
次代
豊田勝蔵




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