日鉄鉱業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/16 09:07 UTC 版)
| |
|
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | |
| 略称 | 日鉄、日鉄鉱、NMC |
| 本社所在地 | 〒100-8377 東京都千代田区丸の内2丁目3-2 |
| 設立 | 1939年(昭和14年)5月20日 |
| 業種 | 鉱業 |
| 法人番号 | 5010001008730 |
| 事業内容 | 鉱業、銅ほか鉱産物の加工・販売及び輸出入 石炭・石油製品の仕入販売 機械・化成品類の開発及び販売 不動産業 など |
| 代表者 | 森川玲一(代表取締役社長) |
| 資本金 | 41億76百万円(2025年3月31日現在) |
| 発行済株式総数 | 835万2,319株 |
| 売上高 | 連結:1,967億円 (2025年3月期) |
| 営業利益 | 連結:102億円 (2025年3月期) |
| 経常利益 | 連結:114億円 (2025年3月期) |
| 純利益 | 連結:90億円 (2025年3月期) |
| 純資産 | 連結:1,519億円 (2025年3月31日現在) |
| 総資産 | 連結:2,401億円 (2025年3月31日現在) |
| 従業員数 | 連結:2,199名 単独:715名 (2025年3月31日現在) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 | 日本製鉄 10.32% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 8.58% 日鉄鉱業奨学会 8.14% BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC 5.74% 株式会社麻生 4.87% CEPLUX-THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2 3.96% (2025年3月31日現在) |
| 主要子会社 | 日鉄鉱コンサルタント 100% 新和商事 100% 船尾鉱山 100% |
| 外部リンク | https://www.nittetsukou.co.jp/ |
日鉄鉱業株式会社(にってつこうぎょう、英:Nittetsu Mining CO., Ltd.)は、東京都に本社を置く、石灰石の採掘や銅鉱山の開発・操業などを行っている企業。かつて、堂島関東証券(現・内藤証券)の筆頭株主であった。
証券業界では「日鉄山(にってつやま)」と呼ばれる。
事業部門
資源事業を中心に、4つのセグメントで事業を展開している[1]。
- 資源事業
- 機械・環境事業
- 環境部門(独自開発の水処理剤「ポリテツ」の販売など)
- 機械部門(集じん機などの産業機械の販売など)
- 不動産事業
- 再生可能エネルギー事業
- 地熱部門(地熱エネルギーの調査・開発および地熱蒸気の供給・販売など)
- 太陽光発電部門
事業所所在地
国内外に事業所を構える。国内石灰石鉱山は直轄5鉱山、グループ会社2鉱山の合計7鉱山を操業している。具体的な事業所所在地は以下のとおり[2]。
沿革
日鉄鉱業は、1899年に官営八幡製鉄所の原料部門として創業し、1939年に日本製鐵株式會社の鉱山部門が独立する形で設立された。当初は、鉄鉱石、石炭などの製鉄向け原料の総合開発を目的としていた。しかし、石炭産業部門は、1972年に撤退。鉄鉱石などの金属部門は、1970年代以降の円高不況によって分離・縮小した。2025年現在、総合資源会社として、国内で石灰石などの非金属資源、海外(チリなど)で銅鉱山の開発・操業などに取り組んでいる[3]。
- 1899年(明治32年) - 官営八幡製鉄所の原料部門として、二瀬炭鉱(福岡県嘉穂郡鎮西村 / 現・飯塚市)が創業。
- 1934年(昭和9年)1月 - 官営八幡製鉄所を中心に民間製鉄5社の現物出資により、日本製鐵が発足。
- 1939年(昭和14年)5月 - 石炭、鉄鉱石、石灰石等の製鉄原料の総合開発と安定供給を目的として、日本製鐵の鉱山部門が独立し、資本金5,000万円をもって設立。二瀬鉱業所、釜石鉱業所、倶知安鉱業所、赤谷鉱業所を継承。
- 1943年(昭和18年)2月 - 東鹿越鉱業所を開設。
- 1950年(昭和25年)
- 8月 - 井倉鉱業所を開設。
- 10月 - 津久見鉱業所(現・大分事業所)を開設。
- 12月 - 船尾鉱業所(現・連結子会社「船尾鉱山」)を開設。
- 1951年(昭和26年)
- 10月 - 葛生鉱業所(現・栃木事業所)を開設。
- 11月 - 関東証券の経営に参画(1953年(昭和28年)4月 資本参加)。
- 1954年(昭和29年)3月 - 株式上場。
- 1956年(昭和31年)5月 - 炭鉱機械メーカーであった幸袋工作所に資本参加することにより、機械事業へ進出。
- 1957年(昭和32年)4月 - 八茎鉱業所(現・「八茎砕石」)を開設。
- 1958年(昭和33年)4月 - 尻屋鉱業所を開設。
- 1959年(昭和34年)5月 - 三鷹研究所を開設。
- 1961年(昭和36年)9月 - 営業部門の強化を目的として新和商事(現・連結子会社)を設立。
- 1963年(昭和38年)
- 1月 - 鉱山コンサルタント部門を分離し、日鉄鉱山コンサルタント(現・連結子会社「日鉄鉱コンサルタント」)を設立。
- 3月 - 北上産業(現・連結子会社「日鉄鉱建材」)に資本参加。
- 1964年(昭和39年)7月 - 長尾山採石所を開設。
- 1965年(昭和40年)10月 - 久原採石所(現・山口採石所)を開設。
- 1966年(昭和41年)11月 - 日本ボールバルブ(現・連結子会社)に資本参加。
- 1968年(昭和43年)11月 - 三井金属鉱業株式会社他との共同出資により、日比共同製錬株式会社を設立。
- 1970年(昭和45年)11月 - 足立石灰工業との共同出資により、アテツ石灰化工(現・連結子会社)を設立。
- 1971年(昭和46年)4月 - 鳥形山鉱業所を開設。
- 1972年(昭和47年)
- 1973年(昭和48年)
- 2月 - 直営生コン工場を分離し、日鉄鉱道南興発(現・連結子会社)を設立。
- 10月 - 機械営業部門を設置。
- 1975年(昭和50年)3月 - カレザリ銅鉱山(イラン)の操業を開始。
- 1977年(昭和52年)1月 - 重機整備部門の拡大を目的として津久見車輛整備工業(現・連結子会社)の株式を取得。
- 1979年(昭和54年)3月 - 釜石鉱業所を廃止し、釜石鉱山(現・連結子会社)を設立。
- 1979年(昭和54年)3月 - 津久見鉱業所の支山を分離し、四浦珪石(現・連結子会社)を設立。
- 1980年(昭和55年)1月 - 幸袋工作所の子会社であった嘉穂製作所(現・連結子会社)の全株式を取得。
- 1985年(昭和60年)4月 - 化成品営業部門を設置。
- 1988年(昭和63年)10月 - 久原採石所を山口採石所に改称。
- 1989年(平成元年)
- 4月 - 不動産事業部門を設置。
- 4月 - 三鷹研究所を研究開発センターに改称。
- 1991年(平成3年)
- 1月 - エル・ロブレ銅鉱山(コロンビア)の操業を開始。
- 12月 - カレザリ銅鉱山をイラン銅公社に売却。
- 1993年(平成5年)10月 - チリ共和国での銅鉱山開発のため、日鉄鉱チリ(現・連結子会社)を設立。
- 1994年(平成6年)10月 - 研究開発センターを東京都日の出町に移転。
- 1997年(平成9年)3月 - 古河機械金属株式会社などとの共同出資により、オーストラリアにポート・ケンブラ・カパー社を設立。
- 1998年(平成10年)
- 2003年(平成15年)
- 1月 - アタカマ銅鉱山(チリ)の試操業を開始(同年6月より本格操業に移行)。
- 3月 - 幸袋工作所の破砕機事業を同年1月に設立した幸袋テクノ(現・連結子会社)に移管し、幸袋工作所を解散。
- 2006年(平成18年)
- 1月 - 津久見鉱業所が行っていた石灰石加工・出荷業務を引き継ぐため、津久見石灰石(現・連結子会社)を設立。
- 6月 - ポート・ケンブラ・カパー社株式を古河メタルリソースへ譲渡し、同社の経営から撤退 。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)3月 - 葛生鉱業所が行っていた石灰石採掘・加工業務を引き継ぐため、葛生石灰砕石(現・連結子会社)を設立。
- 2013年(平成25年)
関連会社[4]
鉱山関係
- 釜石鉱山株式会社
- 八茎砕石株式会社
- 船尾鉱山株式会社
- 津久見石灰石株式会社
- 八戸鉱山株式会社(旧・住金鉱業)
- 四浦珪石株式会社
- 津久見共同採掘株式会社
- 葛生石灰砕石株式会社
- アタカマ・コーザン鉱山特約会社(チリ)
- アルケロス鉱山株式会社(チリ)
機械関係
- 株式会社幸袋テクノ
- 津久見車輛整備工業株式会社
- 株式会社嘉穂製作所
- 日本ボールバルブ株式会社
- 上海晋華環境浄化工程有限公司(中国)
商事・サービス関係
- 日鉄鉱コンサルタント株式会社
- 新和商事株式会社
- 日鉄鉱建材株式会社
- アイ総合技術株式会社
- 日鉄鉱(上海)貿易有限公司(中国)
製造加工関係
- 日鉄鉱道南興発株式会社
- 日比共同製錬株式会社
- アテツ石灰化工株式会社
- 北海道石灰化工株式会社
- 霧島地熱株式会社
スポーツ活動
- 日鉄二瀬硬式野球部(社会人野球)
在籍した著名人
- 政治家・実業家
- プロ野球選手(日鉄二瀬硬式野球部出身者)
- 森田実 - 元プロ野球選手
- 寺田陽介 - 元プロ野球選手
- 古葉竹識 - 元プロ野球選手・元プロ野球監督・元東京国際大学硬式野球部監督
- 江藤愼一 - 元プロ野球選手
- 吉田勝豊 - 元プロ野球選手
- 井洋雄 - 元プロ野球選手
- 黒木基康 - 元プロ野球選手
- 小沢馨 - 元プロ野球選手
- 三船正俊 - 元プロ野球選手
脚注
- ^ “事業案内 | 日鉄鉱業株式会社”. 事業案内. 日鉄鉱業. 2025年12月23日閲覧。
- ^ “事業所一覧 | 日鉄鉱業株式会社”. 事業所一覧. 日鉄鉱業. 2025年12月23日閲覧。
- ^ “日鉄鉱業のあゆみ|日鉄鉱業株式会社”. 2025年1月16日閲覧。
- ^ “グループ会社一覧|日鉄鉱業株式会社”. グループ会社一覧. 日鉄鉱業. 2025年12月23日閲覧。
関連項目
- 堂島関東証券
- 内藤証券 - 堂島関東証券の対面営業部門を継承。
- 釜石鉱山鉄道
- 八茎鉱山
- 潤野炭鉱
- 国鉄6200形蒸気機関車
- 興銀グループ
- 日本の企業一覧 (鉱業)
- 日鉄鉱業赤谷鉱業所専用鉄道
外部リンク
固有名詞の分類
- 日鉄鉱業のページへのリンク