摎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/02 00:14 UTC 版)
摎(きゅう、生没年不詳)[1]は中国戦国時代末期の秦の将軍。姓氏は不明。昭襄王に仕えた。
経歴
昭襄王51年(紀元前256年)、摎は将軍として韓を攻撃し、陽城と負黍を取り、首級4万を挙げた[2]。さらに趙を攻撃して20県余りを奪い、斬首した者および捕虜は9万に達した[2]。西周の文公が秦に背き、諸侯と合従を結んで伊闕から秦を攻撃し、秦が陽城に通じるのを遮断しようとしたため、昭襄王の命を受けた摎は西周を攻撃した。文公は秦軍に降伏して罪を詫び、36城と3万の民を秦に献上した。昭襄王は降伏を受け入れ、文公を周に帰還させた[3]。
昭襄王53年(紀元前254年)、 諸国が相次いで秦に来朝して賓客の礼を取ったが、魏だけが遅れたため摎は将軍として魏を討伐し、呉城を占領した[2]。
登場作品
- 『始皇帝 天下統一』 - 中国制作の時代劇ドラマ(原題:大秦賦)。当作では3話に嬴摎の名で登場(演:王铂清)し、合縦軍に与して秦を攻めた西周君に対し、周の王都である洛邑を昭襄王の命で麃公の軍とともに攻める。
- 『キングダム (漫画)』 - 秦の六大将軍であり、同じく六大将軍王騎の元召使いで、本当は昭王の娘の摎として登場。
- 『達人伝-9万里を風に乗り-』 - 董摎の名で登場。秦の将軍で白起の後任として王齕・王陵・司馬梗・鄭安平らと趙都邯鄲の攻略軍の一翼を担い李談率いる三千決死隊の前に立ちはだかる。
脚注
摎
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