山西利和とは? わかりやすく解説

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山西利和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/29 06:26 UTC 版)

山西 利和
選手情報
ラテン文字 YAMANISHI Toshikazu
国籍 日本
競技 陸上競技
種目 競歩
所属 愛知製鋼
生年月日 (1996-02-15) 1996年2月15日(29歳)
出身地 日本
京都府長岡京市
自己ベスト
20km競歩 1時間16分10秒 (2025年2月)
獲得メダル
男子競歩
日本
オリンピック
2020 東京 20km競歩
世界陸上
2019 ドーハ 20km競歩
2022 オレゴン 20km競歩
世界競歩チーム選手権
2018 太倉 20km競歩団体
2022 マスカット 20km競歩
2022 マスカット 20km競歩団体
アジア競技大会
2018 ジャカルタ 20km競歩
ユニバーシアード
2017 台北 20km競歩
世界ユース選手権
2013 ドネツク 10000m競歩
編集 

山西 利和(やまにし としかず、1996年2月15日 - )は、日本陸上競技選手。専門は競歩。男子20km競歩世界記録保持者。

経歴・人物

京都府長岡京市出身。長岡京市立長岡第三中学校の時は3000mを走るトラックランナーであり、奈良県生駒市陸上競技協会主催の北和記録会での出場成績が現存している[1]。中学時代は陸上競技に励む傍ら、学習塾の成基学園アストロ(長岡京)に通い、京都市立堀川高等学校に進学した。

高校進学後、陸上競技部の先輩が歩く姿に興味を持ってトラックから競歩へ転向[2]。高校3年の時に第8回世界ユース陸上競技選手権大会ウクライナドネツィク)に日本代表選手として出場し、男子10000m競歩で41分53秒80のタイムで日本人選手として同種目初優勝を果たす[3]。また平成25年度全国高等学校総合体育大会大分県)の陸上競技男子5000m競歩で当時の大会記録を更新する20分55秒24で優勝した[4]

高校卒業後は京都大学工学部物理工学科へ進学する。大学4回生の時に2017年夏季ユニバーシアード中華民国台北市)に出場し、1時間27分30秒で金メダルを獲得した[5]

大学卒業後はトヨタグループ愛知製鋼へ入社し、引き続き陸上競技選手として活動。

2019年10月4日に実施された世界陸上選手権男子20km競歩にて、酷暑多湿の気候を物ともせずに1時間26分34秒で金メダルを獲得した[2][6]

2020年、長岡京市の市民栄誉賞を受賞[7]

2021年8月5日に実施された東京オリンピックの20km競歩札幌)では、17km付近まで先頭集団を引っ張り、最終的に銅メダルを獲得した[8]

2022年7月15日、世界陸上男子20キロ競歩で2連覇、金メダルを獲得[9]。日本人史上初の連覇が評価され、同年に愛知県東海市初となる市民栄誉賞[10]、翌2023年に2度目のスポーツ特別顕彰を受けた[7]

2023年の世界陸上は厚底シューズを履きこなした海外勢相手に苦戦し、24位[11]

2024年のパリ五輪代表選考会の日本選手権で失格し、2大会連続のオリンピック出場はならなかった[11]

2025年2月16日に行われた第108回日本選手権20km競歩において1時間16分10秒の世界新記録で優勝し、世界選手権代表に内定[12]。9月20日の20km競歩に出場するも、警告3枚で大きく順位を落とし28位[13]。同年、愛知県スポーツ功労賞[14]、令和7年度長岡京市スポーツ賞のスポーツ特別顕彰を受賞[7]

脚注

出典

  1. ^ 2009年度北和記録会リザルト(2010年3月30日) (PDF) 生駒市陸上競技協会
  2. ^ a b 競歩・山西が金 20キロで日本初 50キロ鈴木とダブル制覇 世界陸上 毎日新聞 2019年10月5日
  3. ^ 10,000 Metres Race Walk Boys - Final (PDF) 8th IAAF World Youth Championships(IAAF)
  4. ^ 競歩男女 大会新 北部九州インターハイ 高校生新聞 2013年9月10日
  5. ^ 本学学生が第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)で金メダルを獲得しました。(2017年8月26日) 京都大学 2017年09月07日
  6. ^ 京大出身の山西利和、金で東京五輪内定「ほっとする気持ち」/陸上 サンケイスポーツ 2019年10月5日
  7. ^ a b c 山西利和が出身地・長岡京市のスポーツ特別顕彰受賞!20km競歩世界新が評価され自身3度目、複数回は史上初”. 月陸Online. 月刊陸上競技 (2025年10月27日). 2025年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月29日閲覧。
  8. ^ オリンピック【詳細】陸上男子20キロ競歩 池田が銀 山西が銅”. 日本放送協会 (2021年8月5日). 2021年8月8日閲覧。
  9. ^ “【世界陸上】山西利和が20キロ競歩連覇、日本勢初の2大会連続金メダル 池田向希が銀メダル”. 日刊スポーツ. (2022年7月16日). https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202207160000118.html 2022年7月16日閲覧。 
  10. ^ 愛知製鋼陸上競技部 山西利和選手が東海市初となる市民栄誉賞受賞決定のお知らせ (PDF) - 愛知製鋼株式会社
  11. ^ a b 復活V目指した山西利和 まさかの警告3枚で金メダル届かず「自分の感覚と合っていなかった」/東京世界陸上”. 月陸Online. 月刊陸上競技 (2025年9月20日). 2025年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月29日閲覧。
  12. ^ “山西利和が世界新!! 4大会ぶり優勝で東京世界陸上代表内定/日本選手権20km競歩”. 月刊陸上競技. (2025年2月16日). https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/162006 
  13. ^ 復活V目指した山西利和 まさかの警告3枚で金メダル届かず「自分の感覚と合っていなかった」/東京世界陸上”. 月陸Online. 月刊陸上競技 (2025年9月20日). 2025年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月29日閲覧。
  14. ^ 愛知製鋼陸上競技部の山西選手 愛知県スポーツ功労賞を受賞”. 日刊市况通信 (2025年6月24日). 2025年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年10月29日閲覧。

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