不倶戴天
不倶戴天とは、不倶戴天の意味
不倶戴天とは、非常に強い恨みや憎しみという意味のこと。「戴天」は天下にいること、「不倶」は揃わないという意味を持ち、どちらも古代中国の文献を由来としている。文献では父親の仇は同じ天下に一緒にいられないほど憎いという内容で使用され、その文言がそのまま不倶戴天の語源となった。英語では因縁深い敵という意味で sworn enemy と表現されることが多い。sworn の代わりに、死すべきという意味の mortal を使用する場合もある。不倶戴天の類語
不倶戴天は恨みや憎しみを意味するため、端的な「怨恨」や「遺恨」といった単語が類語として挙げられる。いずれも強調する文字と組み合わさっているので、恨みの度合いは強い。ただ不倶戴天の恨みは同じ世には生かしておけないという意味合いがあるほど強いため、使用する場面によっては劣る可能性もある。現代では不倶戴天自体が比較的軽い恨みであっても使用されることがあるので、そこまで意識するものでもない。
不倶戴天の例文、使い方
不倶戴天の例文として、「私を利用し陥れた上司は、不倶戴天の敵である」「殺人事件を起こした犯人は、遺族にとって不倶戴天だ」などの使い方が挙げられる。厳密には不倶戴天は恨みの部分のみを意味するため、人やものを対象とする場合は不倶戴天の敵と表現するのが正確である。しかし例文の後者のように、敵の部分を省略した使い方をする場合もある。ふ‐ぐ‐たいてん【不×倶戴天】
不倶戴天
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/04 21:03 UTC 版)
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不倶戴天(ふぐたいてん)は、儒教からの言葉。
概要
相手に対しての深い恨みや怒りを表す言葉。この度合いが大きいために、報復せずにはいられないような状態。それの度合いは、相手をこの世に生きさしておくことができなかったり、相手を殺すか相手に殺されるかとなり両者が生存できないようなほどのである[1]。
由来
この言葉は、儒教の礼に関する書物である礼記に書かれていた事柄が由来である。そこでは、父を殺した相手とは、同じ空の下にはいられないということが書かれている。このことからこの言葉は元々は父親の仇を意味する言葉であったのだが、それが父親の仇であるほど憎い相手のことを意味する言葉となっている[2]。
脚注
- ^ 日本国語大辞典,四字熟語を知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “不倶戴天(フグタイテン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年12月28日閲覧。
- ^ nakamuranami (2023年8月24日). “不倶戴天とはどんな意味の四字熟語?読み方・語源・例文・類義語などを解説”. Domani. 2025年12月28日閲覧。
不倶戴天
出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 12:52 UTC 版)
名詞
語源
翻訳
関連語
不俱戴天
「不倶戴天」の例文・使い方・用例・文例
不倶戴天と同じ種類の言葉
| 空・天に関連する四字熟語 | 則天去私 敬天愛人 不倶戴天 三日天下 皇天后土 |
| 礼記に由来する四字熟語 | 温柔敦厚 疾風迅雷 不倶戴天 天下泰平 一張一弛 |
| よく使う四字熟語に関連する四字熟語 | 心機一転 手前味噌 不倶戴天 本末転倒 竜頭蛇尾 |
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