ダイニンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > タンパク質 > ダイニンの意味・解説 

ダイニン【dynein】

読み方:だいにん

分子モーター一種鞭毛繊毛運動を担うもの(軸糸ダイニン)と、細胞内での分子移動細胞分裂を担うもの(細胞質ダイニン)がある。


だい‐にん【代人】

読み方:だいにん

本人に代わって事を行う人。代理人名代(みょうだい)。「—を立てる」


だい‐にん【代任】

読み方:だいにん

[名](スル)本人代わりに任務を行うこと。また、その人。「大使を—する」


だい‐にん【大人】

読み方:だいにん

おとな。→中人(ちゅうにん) →小人(しょうにん)

仏・菩薩(ぼさつ)のこと。

「—の覚知する所なり」〈正法眼蔵・八大人覚〉


ダイニン

英訳・(英)同義/類義語:dynein, Dyneins

微小管関連タンパク質一つで、微小管結合してモータータンパクとして機能する細胞質繊毛、軸糸等に広く存在する

代人

読み方:ダイニン(dainin)

近世江戸で代判


ダイニン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 04:37 UTC 版)

ダイニン (英語:dynein) は、分子モーターの一種で、ATPを加水分解して得られるエネルギーで微小管上を運動する蛋白質複合体である。真核生物鞭毛繊毛の運動を生み出す蛋白質として同定された[1]。このダイニンは現在では、軸糸ダイニン(axonemal dynein)あるいは鞭毛ダイニン(flagellar dynein)と呼ばれる。また後に細胞内での様々な分子の移動に関わっている種類も存在することが明らかとなり、このクラスは細胞質ダイニン(cytoplasmic dynein)と呼ばれる。

これまでで知られる全ての亜種が微小管のマイナス端方向に移動する。つまり、ダイニンは、鞭毛・繊毛内のintraflagellar transport(毛内輸送)では末端から細胞体に向けての逆行性輸送、細胞体内では中心体に向けた向心性輸送に関わる。鞭毛・繊毛内の軸糸ダイニンは、波打ち運動に関わる。

ダイニンの構造

ダイニンの機能単位は複数のポリペプチド鎖から成り、1-3の重鎖、数種の中鎖、および軽鎖から形成される。その形態は一般に2つの重鎖それぞれが形成する頭部と、頭部から突き出たストークと呼ばれる部位、さらに柄の部分が基本となり、中鎖や軽鎖は柄の部分に結合している。ダイニンはストークの先端で微小管に結合し、微小管上を運動すると考えられている。

重鎖

ダイニン重鎖はダイニンの骨格を形成し、かつATPエネルギーを運動に変化する機能を持つ。重鎖のアミノ末端が柄の部分となり、これはダイマー形成や、他のダイニン形成分子との相互作用を担う。中央部からカルボキシル末端にかけてはリング状の頭部を形成し、6個のAAA+ ATPアーゼファミリーに属するドメインと、一つのC末端ドメインが形成する7個のサブユニット様構造となる。AAA+ ATPアーゼドメイン4と5の間に存在する100アミノ酸残基程度の領域がストークとして突き出た部分となって微小管と作用すると考えられている。ATP が結合するのは6個の中でも始めの4個のAAA+ ドメインで、さらに始めの一つのドメインのみが ATPアーゼ 活性を持つとされる。

中間鎖・軽鎖

ダイニン重鎖に強く結合している分子量150~10 kDaの分子種は中間鎖および軽鎖と呼ばれる。これらの蛋白質はダイニンの構造蛋白質としての機能、あるいは細胞質ダイニンが輸送する分子との相互作用を担うと考えられている。

脚注

  1. ^ Gibbons I. R (1963). “Studies on the protein components of cilia from tetrahymena pyriformis”. Proc Natl Acad Sci U S A 50: 1002-1010. PMID 14082342. 

関連項目

キネシン-微小管のプラス端方向に移動する


「ダイニン」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



ダイニンと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダイニン」の関連用語

ダイニンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダイニンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2026 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのダイニン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS