タキ6050形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 14:42 UTC 版)
「国鉄タキ6050形貨車」の記事における「タキ6050形」の解説
タキ6050形は、液体硫酸アルミニウム専用の35t 積タンク車として1964年(昭和39年)5月13日から1980年(昭和55年)6月4日にかけて6ロット8両(コタキ6050 - コタキ6057)が近畿車輛、汽車製造、川崎重工業の3社にて製作された。 記号番号表記は、特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。本形式の他に液体硫酸アルミニウムを専用種別とする形式には、タキ15900形(後述)の1形式のみが存在した。 所有者は、水澤化学工業の1社のみでありその常備駅は羽越本線の中条駅と羽前水沢駅であった。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「98」(有害性物質、腐食性のあるもの)が標記された。タンク体は普通鋼製(一般構造用圧延鋼材)であり内面にゴムライニングを施し使用された。荷役方式は、タンク上部の液入管からの上入れ、S字管を使用した液出管と空気管使用による上出し方式である。 車体色は黒色、寸法関係は全長は11,200mm、全幅は2,520mm、全高は3,743mm、台車中心間距離は7,100mm、実容積は26.9m3、自重は17.8t、換算両数は積車5.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41C又はTR41E-12とTR213Cである。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には車籍がJR貨物に継承されたが、1998年(平成10年)2月に最後まで在籍した7両(コタキ6050 - コタキ6052 ,コタキ6054 - コタキ6057)が廃車となり同時に形式消滅となった。
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