【序章】長期インデックス投資家が、アンチエイジングについて書く理由

――長生きして、資産を最大化するために――

このブログでは、これまで長期インデックス投資を中心に書いてきた。S&P500、NASDAQ100。時間を味方につけ、複利を最大化するという、極めてシンプルな戦略である。世の中には長期インデックス投資についての情報はすでに山ほどあり、「市場に居続けろ」「売るな」「積み立てろ」といった基本的な考え方は、ほぼ出揃っている。

それでも、ずっと違和感があった。

長期インデックス投資の最大リスクは、相場ではない

長期インデックス投資の最大のリスクは、暴落でもインフレでも円安でもない。最大のリスクは、自分が市場に居続けられなくなることだ。大病をする、判断力が落ちる、生活が崩れる、早く死ぬ。こうした事態が起きた瞬間、どんなに優れた投資戦略も意味を失う。

長期インデックス投資は「時間」がすべてである。20年より30年、30年より40年。運用期間が長くなればなるほど、リターンは指数関数的に大きくなる。にもかかわらず、その「時間そのもの」をどう守るかという話は、投資の世界ではほとんど語られていない。

50代になって、時間の価値がはっきり見えた

自分は50代に入り、若い頃と同じ前提では生活も投資も成立しなくなってきた。無理をすれば翌日に残る。回復には時間がかかる。集中力も、かつてのようには続かない。これは悲観ではない。前提条件が変わった、という事実だ。

むしろ、この変化によって、時間の価値が以前よりもはっきり見えるようになった。まだ時間はある。しかし無限ではない。だからこそ、ここからの数十年をどう使うかを、より真剣に考える意味がある。長生きできれば、複利はまだ完成していない。ここからが本番だと考えている。

アンチエイジングは、美容ではなくリスク管理だ

そこで、このブログではアンチエイジングも扱うことにした。ただし、ここで言うアンチエイジングは、美容や若見えの話ではない。若く見られたいとか、モテたいとか、そういう動機ではない。市場から退場しないための、極めて現実的なリスク管理である。

酒を控える、魚を食べる、睡眠を削らない、無理な生活をしない。これらは健康意識ではない。長期インデックス投資を成立させるための延命策であり、運用期間を最大化するための戦略の一部だ。

なぜ、このテーマを自分で書くのか

長期インデックス投資の記事は無数にある。アンチエイジングの記事も無数にある。しかし、「長期インデックス投資家が、資産最大化のためにアンチエイジングを語る記事」は、ほとんど見たことがない。

ならば、自分で書くことにする。医者でも研究者でもない。インフルエンサーでもない。ただ、長期インデックス投資を信じ、時間こそが最大の武器だと理解し、その時間を失うことを最大のリスクだと考えている一人の投資家として、生活と選択を記録していく。

このブログにおけるアンチエイジングの位置づけ

このブログにおいて、主役はあくまで長期インデックス投資である。アンチエイジングは手段にすぎず、目的は資産の最大化と運用期間の確保だ。健康ブログにも美容ブログにもならない。すべての話は、「それは市場に長く居続けることにどう影響するのか」という一点に回収される。

序章としてのまとめと、次の章について

本記事は、このブログにおける「序章」である。ここでは考え方と前提条件だけを書いた。具体的な方法論や生活の細部については、ここから先で扱っていく。

次の章ではまず、「長期インデックス投資家にとって、なぜ長生きが有利なのか」という一点を、もう少し踏み込んで整理する予定だ。

アンチエイジングは目的ではない。長生きして、市場に居続け、資産を最大化するための手段である。この前提を忘れないために、あえて序章として書き残しておく。

長期インデックス投資家はなぜ暴落で動揺しないのか|選択と帰属の話

この記事を読むと、
「何を買うべきか」「どこを応援すべきか」という問いから降りられる。

代わりに、

・なぜ長期インデックス投資家は揺れにくいのか
・なぜ暴落しても「裏切られた」と感じにくいのか
・日常の小さな選択に、どう意味を与えればいいのか

その思考の土台が手に入る。

これは、
相場を当てるための記事でも、
世界を変えるための記事でもない。

「個人では世界は動かせない」と分かった上で、
それでも自分の立ち位置を失わずに生きるための話だ。

長期で居座るための、
静かな足場が欲しい人に向けて書いている。


スタバか?伊藤園のタリーズか?

――長期インデックス投資家が「選択」と「帰属」に行き着くまで

AIは、これからだと思っている。
それは疑いようがない。

それなのに、株価はもうかなり上がっている。
「もう織り込んでいるのでは?」
「増えすぎでは?」

そんな素朴な疑問から、この思考は始まった。

資本主義は、なぜ右肩上がりなのか

考えてみると、AIは資本主義を押し上げるエンジンのほんの一部にすぎない。

人口。
生産性。
インフレ。
企業の淘汰。
制度。

AIは、その中の最新で目立つ歯車だ。

つまり、

資本主義が伸びるのはAIのおかげではない
AIがあるから、さらに加速しているだけだ

ここまでは、理解できている。

では、個人は何をすればいいのか?

そこで次の問いが生まれる。

AIを応援すればいいのか?
アメリカを応援すればいいのか?
スタバか?
それとも、伊藤園のタリーズか?

だが、すぐに現実にぶつかる。

私一人が何を選んでも、
経済に影響はない。

これは事実だ。

それは「選挙に行っても何も変わらない」と同じ構造

ここで、強い既視感がある。

選挙に行っても、1票で政権は変わらない。
だからといって、行かなくていい、とはならない。

消費も、投資も、同じ構造だ。

影響はない。
だが、意味はある。

この矛盾をどう説明すればいいのか。

ここで、「応援」という言葉が使えなくなった。

世界は「選択」で出来ている

少し視点を引き上げる。

この世の万物は、突き詰めれば選択の集合体だ。

どこで働くか。
何を学ぶか。
誰と付き合うか。
何を買うか。
どこに金を置くか。

すべては、大小の選択の積み重ねでできている。

選択一つ一つは、ほとんど無力だ。
だが、選択の方向性は、人生を確実に分ける。

だから私はずっと、
「選択は重要だ」と思ってきた。

選択は、結果を変えるためのものではない

ここで一つ、はっきりさせておく。

選択は、
世界を動かすためでも、
経済を動かすためでもない。

選択の本質は、ここだ。

自分がどの流れに身を置くかを決めること。

結果を操作するためではない。
立ち位置を固定するための行為だ。

応援ではなく、立ち位置の問題だった

世界を動かしたいわけではない。
経済に貢献したいわけでもない。

……いや、正直に言えば、
動かしたいし、貢献したい。

ただ、それが
個人ではびくともしない
ということも、分かっている。

動かしたいという意思と、
動かないという現実認識。

この2つは、矛盾しない。

影響ではなく、「帰属」を選ぶ

世界を変えられないからといって、
何もしないわけではない。

影響を与えられないからといって、
選択を放棄するわけでもない。

ここで必要だったのは、
影響力ではなく、帰属という考え方だった。

帰属とは何か

帰属とは、

自分の時間・金・注意力を
どのシステムに預けるかを決めること。

国家でも、企業でも、ブランドでもない。
システムへの帰属だ。

日本で暮らすこと。
米国指数に投資すること。

人は常に複数の帰属を持っている。
重要なのは、それを自覚して選んでいるかどうかだ。

長期インデックス投資家にとっての帰属

長期インデックス投資家にとっての帰属は、かなり具体的だ。

個別の勝ち負けや判断を放棄し、
文明レベルの成長に資産を委ねるという契約。

当てにいかない。
予測しない。
修正しない。

その代わりに、

判断しなくていい状態を、長期で買っている。

これが帰属だ。

なぜ、暴落しても動揺しないのか

帰属がないと、人はこう考える。

上がった。自分は正しい。
下がった。自分は間違った。

相場を、自分への評価として受け取ってしまう。

帰属があると、見え方が変わる。

私はこのシステムに属している。
システムには好不調がある。
今はそのフェーズだ。

ここには、自己否定も慢心も入り込まない。

帰属は「判断を外に出す」装置

帰属とは、

判断の責任を、
個人から構造へ移す行為だ。

個別株は自分の責任。
指数は構造の責任。
文明は歴史の責任。

スケールを上げるほど、心は安定する。

スタバか?伊藤園のタリーズか?

ここで、ようやく最初の問いに戻る。

スタバを選んでも、
伊藤園のタリーズを選んでも、
GDPも株価も変わらない。

それでも私はスタバを選ぶ。

理由は、経済効果ではない。

私はS&P500とNASDAQ100を保有している。
だから、同じ経済圏のプロダクトを使う。

これは信仰ではない。
自分の選択と帰属がズレていないかを確認する行為だ。

帰属がある人の強さ

帰属を選んだ人は、
上がっても驚かない。
下がっても慌てない。

それは冷静だからではない。

最初から、立ち位置が違うだけだ。

最後に

世界を動かしたいし、
経済にも貢献したい。

だが、個人ではびくともしない。
その現実も、はっきり分かっている。

だから私は、
世界を動かそうとしない。
経済を操作しようとしない。

その代わりに、
どの流れに身を置くかだけは、
自分で選び続ける。

だから今日も、淡々と積み立てる。
そして、スタバで朝食をとる。

スタバか?
伊藤園のタリーズか?

それは好みの話ではない。
帰属と選択の話だ。

【2025年11月4日】S&P500×NASDAQ100の現在地|総額1,703万円・評価益+533万円

2025年11月4日。
SBI証券を開いて、いつものように残高を眺めた。
総資産は1,703万円。含み益は533万円。
静かに積み上がっていく数字を見ると、少し気持ちが落ち着く。


最近はNASDAQ100を意識的に買い増して、
S&P500との比率を1対1に近づけている。
いまの内訳はこうだ。

  • S&P500:724万円(約42.5%)
  • NASDAQ100:623万円(約36.6%)
  • 全米株式:355万円(約20.8%)

全米株式はもう買っていない。
だからこれからは、ゆっくりと比率が下がっていく。


最終的には、S&P500とNASDAQ100を7:3の比率に落ち着かせる予定だ。
ただ今は、NASDAQ100を増やして1:1に近づけているところ
ハイテクの波を少し強めに取り込みたい時期だからだ。
この「ブースト期間」で得られる伸びを、
中長期の資産形成の土台にしていくつもりだ。


この二本を軸にしているのは、
結局ハイテク産業を信頼しているからだ。
アップル、マイクロソフト、エヌビディア。
世界を動かす企業たちが、どちらの指数にも含まれている。
だから、どちらも外さない。
ただ比率だけを、自分のタイミングで整えていく。


昔はチャートに一喜一憂していたけれど、
いまはもう落ち着いた。
値動きよりも、自分のリズムを優先。
焦らず、売らず、止めず。
ただ積み立てていくだけ。


全米株式が少しずつ薄まり、
S&P500とNASDAQ100の二本軸が際立っていく。
それが今のスタイルであり、これからの方向。

派手な動きはないけれど、
信じている企業の成長にお金を置いておく。
それだけで十分だと思える。

なぜ、みんな長期インデックス投資をしないのか?

短期で結果を求める心理こそ最大の敵

短期で結果を求める人間の心理は、投資の最大の敵だ。株価が上がれば「今がチャンス」と飛びつき、下がれば「もう終わりだ」と売ってしまう。だが、インデックス投資とはその真逆──“何もしない勇気”を持つ投資だ。多くの人は、その「静のリスク」を恐れる。

リスクを勘違いしている

投資のリスクとは「損をする可能性」ではなく、「値動きの幅」のこと。つまり、価格が上下するのは当たり前だ。ところが、50代になってから投資を始める人ほど、「下がる=失敗」と考えてしまう。短期的な値動きに一喜一憂するうちに、本来の目的──老後資産の形成──を見失ってしまう。

市場の短期ノイズに惑わされる

インデックス投資はシンプルだが、退屈だ。SNSやニュースで「この株が急騰!」と騒がれるたびに、自分も動かなければ損だと感じる。だが、市場の短期ノイズに反応するたびに、手数料と税金だけが確実に増える。結局、感情で動いた分だけ資産は減っていく。

50代に必要なのは「勝つ」より「残す」

50代の投資に必要なのは、「勝つ」ことではなく「残す」ことだ。S&P500とNASDAQ100の積立は、リスクを分散しながら世界経済の成長に乗る仕組みだ。派手さはないが、10年、20年という時間を味方につければ、複利の力が静かに効いてくる。

守りながら増やす、それが最も再現性の高い戦略

「守りながら増やす」──それが長期インデックス投資の本質であり、最も再現性の高い戦略だ。焦らず、騒がず、ただ淡々と積み上げる。その地味な継続こそが、50代からでも資産を築く最短ルートである。








M-1グランプリの賞金はずっと1000万円。2001年からの価値を計算してみた

こんにちは、Trader Shin(トレーダー神)です。
冬になると、株価のボラティリティと同じくらい熱くなるのが――M-1グランプリ。
2001年から始まり、今では国民的イベントになった漫才の祭典です。

ところで、知っていましたか?
このM-1、賞金はずっと1000万円のまま。
……24年間、一度も変わっていません。

※ちなみに副賞としてスポンサー企業からの車やギフトなどもありますが、
今回はそれらを除き、「賞金1000万円」だけに焦点を当てて考えます。


2001年の1000万円は、今の1104万円

私が気になるのは、「お金の時間価値」です。
つまり、同じ金額でも、時間が経てば価値は変わるということ。

総務省のデータをもとに、2001年から2025年までの平均インフレ率(約0.4%)を複利で計算すると、

(1 + 0.004)の24乗 ≒ 1.104

つまり、物価は24年間で約10.4%上昇。
2001年の1000万円は、今の価値で約1104万円に相当します。


今の1000万円は、昔の905万円くらい

逆に言えば、
今の1000万円は2001年の905万円程度の価値しかありません。

賞金が名目上は変わらなくても、
実質的には10%以上目減りしています。
投資家の世界なら「実質リターンがマイナス」と言われる状態です。


もし物価に合わせて調整していたら?

もし運営側が賞金を「実質価値」で維持していたとすれば、
2025年の賞金は少なくとも1100万円に設定されていてもおかしくありません。

芸人たちは24年間、ネタと努力を積み上げ、
視聴率やSNSバズも24年前とは比べ物にならない規模になっています。
それでも賞金は据え置き。
これを企業に置き換えれば「売上が伸びても給与は据え置き」と同じ構図です。


変わらない“1000万円”が象徴するもの

それでも、M-1の「1000万円」は不思議なほど夢があります。
たとえ実質価値が下がっていても、
人生を一夜で変える額であることには変わりありません。

お金の価値は下がっても、
「1000万円を掴む瞬間の価値」は、むしろ上がっているのかもしれません。
それは数字ではなく、“物語”の価値だからです。


投資家の視点で見れば

私たち投資家も同じです。
手元の1000万円をどう使うかで、24年後の価値は大きく変わります。
M-1の賞金が減価したように、「動かさないお金」は目減りします。
逆に投資すれば、物語を作れる。

芸人が舞台で笑いを生み出すように、
投資家は市場で価値を生み出す。
どちらも、リスクを取る者にだけリターンがあるという点で、共通しているのです。


まとめ

  • 2001年→2025年で物価は約10%上昇
  • 2001年の1000万円 ≒ 2025年の1104万円
  • 実質的に賞金の価値は10%減少
  • ただし夢と物語の価値はむしろ上昇中

【2025年Spring】株価が下がっても売らない理由。長期インデックス投資、5つの確信

「自分は売って助かった。あなたは…大丈夫?」という視線

その同僚は、最近株式投資を始めたばかり。ある日、こんなふうに話しかけてきました。

「なんか下がってきたから売っておいたんだよね。そしたらそのあともっと下がったから。。。」

そのときの同僚の表情は、どこか誇らしげでした。
そして私に対しては、「売らずに損を抱えてるなんて、かわいそうに…」というような目を向けてきたのです。

私は笑って流しましたが、心の中ではこう思っていました。

「いや、そういう見方もあるけど、私は長期で持つことで得られるリターンを信じている。
今売ることが、必ずしも“正解”とは限らないんだ。」

株価は下がっている。でも、企業の成績が悪いわけではない

2025年春の調整相場は、多くの投資家にとって判断の難しい局面となっています。

まず誤解のないように言うと、今回の下落は企業の業績が急激に悪化した結果ではありません。

Apple、Microsoft、NVIDIAなどの主要ハイテク企業は依然として好調な決算を発表しています。ではなぜ株価は下がっているのでしょうか?

主な理由は、以下のようなマクロ的な要因による“期待の調整”です:

  • FRBの利下げが想定より遅れていることへの失望
  • インフレ再加速への懸念
  • ウクライナや中東情勢など地政学リスクの高まり
  • 2023〜24年にかけての急騰(AI相場など)に対する過熱感の反動

つまり、「企業が悪いから下がっている」わけではなく、今は市場の期待が少し剥がれているだけなのです。

長期インデックス投資を続ける5つのメリット

1. 複利の力を最大限に活かせる

長期投資の真の武器は「複利」です。
利益を再投資することで、利益がさらに利益を生む“雪だるま効果”が起きます。

たとえば年利7%で運用すれば、10年後に資産は約2倍、30年後には約8倍になります。
この複利の効果は「時間を味方につけた人」だけが最大限に受けられるものです。

途中で売ってしまえば、その連鎖がリセットされてしまいます。

2. 下落局面は「未来のリターンの仕込み時」

積立投資は、毎月定額を買うため、価格が下がっている時には多くの口数を自動的に買うことができる設計です。

つまり、今のような下落局面は「将来の利益の種をまく時期」でもあります。
安く仕込んで、高く育てる──このスタイルが、インデックス投資の本質です。

3. 株式市場は長期で見れば成長している

過去100年以上、米国株式市場は多くの危機(リーマンショック・コロナショックなど)を乗り越え、結果的に高値を更新し続けてきました。

その都度、「もう終わりだ」と言われながらも、数年後には回復しています。
今回の調整も、未来から見ればただの通過点となる可能性が高いと私は思っています。

4. タイミング投資は難易度が高すぎる

一度うまく売れても、「次に買い戻すタイミング」まで完璧に判断できる人はほとんどいません
短期的に見ればうまくいったように見えても、長期のトータルリターンで見ると「持ち続けていた方がよかった」というケースが非常に多いのです。

私は、自分が完璧なタイミングを見抜けるタイプではないと分かっています。
だからこそ、「何もしないことこそが最適解」だと感じています。

5. 新NISAは「長期で使う人」が最も得をする制度

2024年から始まった新NISAは、長期・積立・非課税運用を推奨する制度設計になっています。

【新NISAの主な特徴】

  • 売却した分の非課税枠は翌年以降に復活する
  • 非課税保有期間は無期限
  • 運用益はすべて非課税
  • 生涯投資枠は1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)

ただし、新NISAの非課税枠は保有残高ベースで管理されており、
枠を使い切ってから売ってもその年の再投資には使えず、翌年以降に復活します。

また、利益が出る前に短期で売ってばかりいると、非課税の恩恵も小さいまま枠を消費してしまうことになります。

制度を活かすには、非課税のまま長く運用を続けることがカギなのです。

まとめ:うまくやるより、続ける力が強い

たしかに、同僚のようにうまくタイミングを合わせて売れたことが「成功体験」になることもあります。
でも、それが毎回できるとは限りません。

私は、自分が未来を当て続けられるとは思っていません。
だからこそ、未来を信じて続ける投資を選びます。

「かわいそう」と思われても構いません。
数年後、「あの時やめずに続けていてよかった」と思える自分であるために、今日も私は、いつも通り積み立てを続けていきます。

2025年という年も、きっと将来「続けてよかった」と思える一幕になる。私はそう信じています。

長期・分散・積立で、人生もラクになる話

投資の世界には「長期・分散・積立」という鉄板の考え方があります。
この3つの原則は、一見するとお金を増やすための戦略のように見えるかもしれません。
でも実は、これって人生をもっと楽に、もっとしなやかに生きるためのヒントでもあるんです。


長期:目先に一喜一憂せず、時間を味方につける

株価が毎日動くように、人生も日々揺れ動きます。
良い日もあれば、うまくいかない日もある。
でも、長期投資家は「今日上がった、下がった」に一喜一憂しません。
なぜなら、大切なのは「今」ではなく「10年後」「20年後」だから。

人生だって同じ。
一回の失敗、一つのトラブルで終わりじゃない。
「今は準備期間」「これも経験」と思えるようになると、心に余裕が生まれます。
長いスパンで物事を見る癖がつくと、多少の不運も受け流せるようになります。


分散:リスクを分け合い、しなやかに生きる

投資の基本は“卵を一つのカゴに盛るな”。
一つの銘柄だけに集中投資すれば、そこがコケた時に全部がパーになる。
だから、業種・国・資産クラスを分けて投資することでリスクを減らす。

これ、人生にも通じる考え方です。
仕事だけに全力投球してると、仕事がうまくいかなくなった時に心が折れる。
でも、趣味や人間関係、健康、自分の時間…いくつかの「柱」があれば、バランスを取りながら生きていける。

人間関係も同じ。
一人に依存するより、いろんな人との関係を少しずつ育てていくほうが、人生は安定します。


積立:小さな行動を、継続する力に変える

積立投資は、毎月コツコツと一定額を投資し続ける手法です。
一回の大勝負ではなく、淡々と続けることが結果を生む。
市場が荒れていても、止めない。それが、長期で見ると大きなリターンをもたらす。

これも人生において、とても大事な考え方です。
筋トレでも、勉強でも、習慣でも。
一気に変えようとすると続かないけど、小さな行動を毎日積み重ねると、やがて大きな成果に変わる。

焦らず、止めず、コツコツやる。
それが一番、遠くまで行けるやり方なんですよね。


ビジョンを描け:ぼーっと生きてたら、積み上がらない

「長期・分散・積立」の考え方は、たしかに人生をラクにしてくれる。
けれど、それは“何も考えず、流れに任せて生きる”という意味ではありません。
むしろ、先を見据えて、意志を持って生きるための土台です。

自分は10年後、20年後にどうなっていたいのか。
どんな暮らしをしていたいのか。
どんな自分でありたいのか。
そういったビジョンを持たずに、ただ目の前のことだけを積み上げても、意味のある人生の成長にはつながらない。

「今」の判断は、すべて「未来」の自分に向けた投資。
だからこそ、日々の選択に意味を持たせるためにも、まずは遠くを見ること。
その視点があってこそ、「積み立てる価値のある今」が見えてくるのです。


Trader Shinの一言

相場にも人生にも「正解」はないけど、「軸」は持てる。
時間を味方にして、心は分散しすぎず、行動だけは積み立てていこう。


最後に

だから、長期投資——やってみたらどう?
お金のためだけじゃなく、自分の人生の歩き方を見つけるために。
意外と、未来へのヒントは相場の中に転がってるかもしれない。

「神10社」からの卒業──個別株を売却し、S&P500とNASDAQ100で2億円を目指す戦略

1. 序章:「神10社」からインデックス投資へ

かつて、私は「神10社」と呼ぶ厳選した個別株ポートフォリオを持っていた。

  • Amazon (AMZN)
  • Google (GOOG)
  • Apple (AAPL)
  • Starbucks (SBUX)
  • Microsoft (MSFT)
  • NVIDIA (NVDA)
  • Meta Platforms (META)
  • Visa (V)
  • Mastercard (MA)
  • Adobe (ADBE)

これらの企業は、成長性と安定性を兼ね備え、私の資産形成を支えてきた。しかし、2024年末、私はすべての個別株を売却する決断を下した。

なぜなら、目標額に到達するために、もはや個別株のリスクを冒す必要がないと判断したからだ。

2. 売却の理由:インデックスで十分な成長が見込める

この決断の背景には、GPTの提案があった。GPTは私の資産状況と市場データを分析し、次のように結論づけた。

  • S&P500とNASDAQ100の適切な比率で十分な成長が期待できる
  • 副業による入金力があるため、リスクの高い個別株に依存する必要がない
  • 個別株は銘柄リスクがあるが、NASDAQ100を活用すれば成長性を取り込みつつ分散投資が可能

これらの理由から、「神10社」から卒業し、S&P500とNASDAQ100を中心としたインデックス投資戦略へ移行することを決めた。

3. 投資戦略の核心:S&P500とNASDAQ100のバランス調整

私の最終的なポートフォリオの目標比率は以下の通りだ。

  • S&P500:60%(安定成長の柱)
  • NASDAQ100:30%(成長ブーストの要)
  • その他:10%(調整枠)

ただし、成長を加速するために、一時的にNASDAQ100の比率を40〜50%に引き上げる戦略を取る。

  • 成長が見込める時期にはNASDAQ100を増やし、リターンを最大化する
  • 一定の資産規模に達したら、S&P500の割合を増やしてリスクを抑える

個別株を持たずとも、NASDAQ100の比率を調整することで、神10社と同じような成長を狙えるのだ。

4. 60歳以降の戦略:積み立て終了、あとは寝かせるだけ

  • 60歳までは積み立てを継続し、ポートフォリオを完成させる
  • 60歳以降は新規購入をやめ、資産を運用するフェーズに移行
  • 72〜75歳まで保有し、複利の力で2億円を目指す

インデックス投資の最大の武器は時間と複利だ。 途中で売却せず、長期間寝かせることで、資産を効率的に増やしていく。

5. 結論:個別株を手放し、成長と安定を両立する戦略へ

今回の決断は、「神10社」を信頼してきた自分にとって大きな転換点だった。しかし、投資は感情ではなく、データと合理性で判断するもの。

  • 個別株を手放し、S&P500とNASDAQ100を活用することで、同等以上の成長を期待できる
  • NASDAQ100の比率を戦略的に調整することで、リスクとリターンのバランスを最適化できる
  • 目標額2億円に到達するために、入金力と複利の力を活用するのが最も合理的

個別株をやめたことで、投資の本質をより深く理解できた。 目標は明確、あとはこの戦略を淡々と実行するだけだ。

個別株はまるでカードゲームだ!神10社で作る究極の投資デッキとは?

はじめに:私の「神10社」を紹介

個別株投資をしていると、誰もが「これだけは外せない!」というお気に入りの企業に出会うものだ。私にとって、それが「神10社」と呼んでいる企業群である。これらの企業は成長性と安定性を兼ね備え、私のポートフォリオの核を担っている。そして、これらの企業は私の日常生活にも深く関わっているため、投資することで自然と安心感が得られる。

ここで、私が信頼する「神10社」を紹介しよう。

  • Amazon (AMZN)
  • Google (GOOG)
  • Apple (AAPL)
  • Starbucks (SBUX)
  • Microsoft (MSFT)
  • NVIDIA (NVDA)
  • Meta Platforms (META)
  • Visa (V)
  • Mastercard (MA)
  • Adobe (ADBE)

これらの企業は、私の日常生活に深く根ざしている。例えば、私は毎日Amazonで買い物をし、Googleで情報を検索し、Appleのデバイスで仕事をこなしている。さらに、スタバのコーヒーを片手に、これらの企業の成長を見守っているわけだ。こうした関係が、私の投資に対する信頼感を支えている。

そして、これらの企業を選んでポートフォリオを組むことは、まるでカードゲームのデッキを構築するような感覚に似ていると気づいた。

個別株投資はカードゲームのデッキ構築!

「神10社」を選び、ポートフォリオを組む行為は、カードゲームでデッキを組み立てるようなものだ。それぞれの企業を「カード」と見立て、攻撃力の高い成長株と、守備力に優れた安定株をバランス良く組み合わせることが重要だ。

例えば、カードゲームでは強力な攻撃カードばかり揃えると、守りが脆弱になり、簡単に崩されることがある。同様に、投資でも成長性ばかりを重視してしまうと、リスクが高くなる。逆に、安定株に偏りすぎると、大きなリターンを逃すこともある。したがって、成長と安定のバランスを取ることが、投資の成功には欠かせない。

また、Visa (V)Mastercard (MA) この2社はキャッシュレス決済の市場で強力な地位を確立しており、2枚揃えると、圧倒的な守備力と安定性をもたらす「コンボカード」となる。どちらか一枚でも強力だが、両方揃うことで、より高いパフォーマンスを発揮する。この組み合わせは、長期的な安定と確実な成長を期待できる強力なデッキの一部になるのだ。

神10社デッキを組むまでの逸話:Netflix vs. Mastercard

実を言うと、当初は「神10社」にNetflix (NFLX) を含めていた。Netflixはストリーミング業界で圧倒的なリーダーであり、高い成長が期待できたからだ。私もNetflixを日常的に使っており、投資先としても魅力的に感じていた。しかし、ポートフォリオ全体を見直してみると、テクノロジー関連の成長株に偏りすぎていることに気づいた。

そこで、私はNetflixを外し、Mastercard (MA) を加えるという決断を下した。Mastercardは、世界的なキャッシュレス化の流れに乗り、安定した成長を見込める企業だ。しかも、私は日常的にMastercardを使用しており、その信頼性も高い。この変更により、ポートフォリオ全体のバランスが大幅に向上し、リスクを抑えつつ成長を狙えるようになった。

私の「神10社デッキ」のレビュー

ここで、私が組んだ「神10社デッキ」を役割別にレビューしてみよう。

1. 攻撃力の高いアタッカー:成長株

成長余地が大きく、短期間で大きなリターンを狙える銘柄たちだ。

  • NVIDIA (NVDA):AIやデータセンターでの成長が期待される企業。攻撃力は非常に高いが、その分リスクも大きい。
  • Amazon (AMZN):ECとクラウド(AWS)という強力な成長エンジンを持つ。私も日常的に利用している。
  • Meta Platforms (META):メタバースはまだリスクがあるが、広告事業の成長力は非常に高い。

2. バランス型アタッカー:成長+安定

成長と安定の両方を備えた企業で、ポートフォリオの中核を支える存在だ。

  • Google (GOOG):検索エンジンと広告、YouTube、クラウド事業で多角的に収益を上げる。
  • Microsoft (MSFT):クラウド事業(Azure)とソフトウェア部門が安定した収益源。
  • Apple (AAPL):iPhoneやMac、そしてサービス部門の成長が続く。

3. 安定したサポーター:ディフェンス株

市場が不安定なときにも安心して持ち続けられる安定株だ。

  • Visa (V)Mastercard (MA):キャッシュレス決済のリーダー。2社揃えると守備力が大幅に強化される。
  • Starbucks (SBUX):世界的なブランド力で、特にアジア市場で成長が期待される。

4. スペシャルカード:ニッチな強み

特定の分野で強力なポジションを持つ企業だ。

  • Adobe (ADBE):クリエイティブ業界のリーダーとして、Adobe製品の圧倒的なシェアが安定した収益を生む。

まとめ:神10社デッキの強み

「神10社デッキ」は、成長と安定のバランスが取れた理想的なポートフォリオだ。成長企業としてのNVIDIAAmazonが強力な攻撃力を持ち、VisaMastercardが守りを固める。また、日常的に使う製品やサービスを提供している企業に投資することで、安心感を持ってポートフォリオを構築できる。

個別株はカードゲームと同じように、戦略的なバランスが重要だ。それぞれの企業の特性を理解し、適切に組み合わせることで、ポートフォリオ全体を強化し、市場を勝ち抜く力を手に入れることができる。私はこの「神10社デッキ」で、S&P500を超えるパフォーマンスを目指していく。

スタバに心を支えられ、株でスタバを支える:応援する投資の楽しみ方

投資は推し活?スタバに助けられた私が考える「応援する投資」

心が辛い日々を過ごしていた時、スターバックスに本当に助けられました。あの温かいコーヒーと居心地の良い空間が、私にとって心の癒しの場でした。もしスタバがなければ、もっと辛い状況になっていたかもしれません。今でも気分転換や癒しを求めてスタバに行くことが多いですし、今ではスターバックスの株主でもあります。

私にとって、スタバは単なるカフェではなく、応援したいと思える企業の一つです。そして、私はその応援の気持ちを「投資」という形で表現しています。S&P500に幅広く投資している一方で、応援したい企業については、個別株も積極的に保有しています。スターバックスのように、自分が信じる企業を「個別株で応援する」ことで、その企業の成長をより近くで感じられるのが私の投資スタイルです。

私の場合、投資は単なる利益追求だけでなく、「応援する」感覚が強いです。たとえば、スタバでコーヒーを飲むたびに、「これが自分の投資している企業なんだ」と思うと、ちょっとした誇りや喜びを感じます。投資先の企業の商品やサービスを利用することで、株価のチャートや決算書には表れないリアルな成長を肌で感じられることもあります。

もちろん、これはあくまで私のスタイルであり、他の人に押し付けるつもりはありません。S&P500に投資しているけど、ドトールのコーヒーを飲む人もいるでしょうし、それも全然OKだと思います。たとえば、ナイキの靴を履きながらアディダスのTシャツを着るように、何も考えないのも一つのスタイルです。

ただ、私自身は「応援したい企業は、できるだけ自分の日常生活でもサポートしたい」という気持ちがあります。スターバックスのように、自分が信じて投資している企業を日常で使い続けることが、投資家としての楽しみ方だと感じています。そして、その企業をしっかり応援したいときには、個別株を持つことでその成長をさらに近くで見守りたいと考えています。

まとめ

投資の世界では、S&P500のような幅広い投資も重要ですが、「この企業を応援したい!」と思ったら、個別株でしっかりとその成長を応援することが、私にとっては投資の醍醐味です。これからも、心を支えてくれたスタバをはじめ、応援したい企業を自分のやり方でサポートしながら、楽しく投資を続けていきたいと思っています。