参院選を前に一部政党が掲げる排外主義的な主張に対し、非正規滞在で困窮する外国人と支援団体が10日、都内で記者会見し、「外国人がいなくなれば社会問題が解決するかのごとき主張は誤り」との声明を発表した。
◆「帰りたくても帰れない人が多い」
選挙戦では「外国人が優遇されている」などと、弁護士らが「デマ」と否定する情報が飛び交う。中でも、政府が在留資格を認めない外国人を「不法滞在者」として強制送還する取り組みを強化していることもあり、非正規滞在者への風当たりが強まっている。
これに対し、支援団体「反貧困ネットワーク」は会見で、非正規滞在者は母国で迫害されるなど「帰りたくても帰れない人が多い」と強調。それでも日本政府が難民申請を認めないなどして在留資格を失った人がいることに理解を求めた。
アフリカでの迫害から逃れて来日した女性は「子どもの手術が必要だが健康保険にも加入が認められず手術を受けさせられない」と、「優遇」などない苦境を説明。「私たちは犯罪者...
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