ラベル カレー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル カレー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

明凛堂 中目黒本店(MEIRINDO)

目黒銀座商店街の「明凛堂 中目黒本店(MEIRINDO)」。たまたま近くを通りかかった際、グーグルマップで「高評価」フラグが立っていたためお邪魔してみました。中目黒駅から歩いて7-8分です。
入って後ずさり。店内はカウンター6席と3-4卓のテーブルが用意されていますが、ディナーのピーク時にも関わらずゲストはひとりも居ませんでした。それなのに容器のパックや段ボール箱が乱雑に積み上げられていたりと片付いていません。
お通し(?)として鶏皮チップが出てきますが、特に美味しくありません。衣が厚く、どこまでが皮でどこからが衣なのかがよくわからない。
券売機の目立つ位置に掲載されていた「ほろほろ肉塊 骨付きチキンカレー パクチースペシャルトッピング」を注文。1,600円と、カレーひと皿としては中々のお値段です。これに350円の「3種きのこ×ほうれん草」をトッピングして合計で1,950円。
「ほろほろ肉塊 骨付きチキンカレー」につき、確かに「ほろほろ肉塊 骨付きチキンカレー」ではあるのですが、チキンはスーパーの総菜レベルであり、カレーもレトルトのものと大差ありません。コンビニのカレーとケンタッキーを一緒に食べたほうが満足度は高いでしょう。
ライスは美味しくないを通り越して不味いですね。米粒は過剰な水分を孕んでおり、その輪郭と矜持を完全に喪失しています。噛むたびに口内に広がるのは米本来の甘味ではなく、蒸れた澱粉臭と敗北感。
350円のトッピング「3種きのこ×ほうれん草」は大学生の自炊のような味わいであり、スーパーの総菜コーナーで買ったほうが費用対効果は高いでしょう。また、後から気づいたのですが、チョロチョロしたパクチーとペロンとしたバターはそれぞれ200円という価格設定だったようで、音楽は止まり、宴は終わった。
カレーの部において、やっちまったぜ・オブ・ザ・イヤーかもしれません。グーグルマップの口コミ件数と高評価は何だったのか。これで1,950円。おつかれさまでした。つかれました。

食べログ グルメブログランキング


関連記事
カレーって美味しいですよね。インドカレーも日本カレーも大好き。ただしそれほど詳しいジャンルではなく、スパイスマニアには逆立ちしても勝てないので、意外性のあるオススメカレーをご紹介。
カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!

ポケットマーニー 首里本店/那覇

1983年に幕を開け、半世紀近くにわたって首里の胃袋を満たしてきた「ポケットマーニー 首里本店」。店名は「誰もが、特に近隣にある首里高校の学生たちが気兼ねなく立ち寄り、満腹になれる一杯を提供する」という使命感に基づくものでしょう。以前は沖縄県内に複数店舗を展開していましたが、いったん首里本店に集約の後、2025年10月に沖縄市胡屋に新店舗を開業したようです。
店内はカウンター席が10ほどに4人掛けのテーブル席がいくつか。おひとりさまからおふとりさままで幅広く対応できる座席構成となっています。オープンと同時に席の半分ほどが埋まり、人気のほどが伺えます。ゲストの殆どは学生や近隣住民・勤め人であり、観光客らしき方はひとりもいません。
当店での食体験を特徴づけるのがセルフサービスのシステム。客はまず、各テーブルに置かれた注文用紙に、カレーの種類・辛さ・ご飯の量・好みのトッピング等を自ら記入し、その用紙をカウンターに提出します。料理が出来上がると番号やアイコンタクトで呼ばれ、ゲストは再びカウンターへ向かい、自身のトレーを受け取ります。食事を終えると使用済みのトレーと食器を自ら返却口に戻し、その際に代金を支払う仕組みです。
飲み物につき、ビールは400円、コーヒーは150円と良心的な価格設定。また、ウーロン茶や紅茶などはセルフサービスで無料で提供されます。
私は700円の「チキンカツカレー」に80円の「ゆで卵」をトッピング。ボリュームはかなりのもので、一般的なカレー屋の大盛以上の食べ応えを感じました。費用対カロリーという意味ではココイチの倍はあると思う。
揚げたてのチキンカツ。王道中の王道の揚げ物であり、郷愁を誘う味覚です。カレーはの風味は独特で、複雑なスパイスというよりはニンニク一辺倒。とろみがあって家庭的でありつつも、決して家庭では提供されないフレーバーでしょう。辛さは調整可能で5倍までは無料、そこから先は有料です。今回は5倍を試してみたのですが仄かに辛いという程度。本物の辛味を目指す方は課金していきましょう。
ライスは一般的なジャポニカ米で、ココイチ的な安定感があります。ゆで卵は程よく半熟でルーのニンニクみを円やかに変化させる効果があります。
サラダは150円。キャベツ主体で人工的な味覚のドレッシングであるものの、コンビニなどで同量のものを買うことを考えれば良心的な価格設定と言えるでしょう。
「ゴカルナ(Gokarna)」「ヤマナカリー 別邸」など、スパイスカレー全盛の沖縄の中では独特のポジショニングであり、その味覚は強烈で、郷愁を誘い、心安らぐソウルフードといったところでしょう。加えて価格が安価なので、近所にあれば普通に鬼リピしそう。世代を超えて愛される、日常に溶け込んだノスタルジックなカレーでした。

食べログ グルメブログランキング


関連記事
寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

Spice Studio るゥ~/牧志(那覇)

那覇市牧志にあるスパイスカレー専門店「Spice Studio るゥ~」。国際通りの裏路地、かつての「のれん街」があったビルの裏手にあります。以前は所謂バーだったようですが、リブランドを経てランチタイムはカレー中心の軽食、夜は「おつまみ付きカレー」でお酒を楽しめる「スパイス酒場」として営業しています。
店内はテーブル席を中心にカウンター席が少々。トータルでは15席ぐらいでしょうか。スタッフは刺青バリバリ、壁面に酒瓶がズラリと並んでおり、一般的なカレー屋とは一線を画す雰囲気です。
初めてお邪魔したので、メニュー表のトップレフトにあたり、沖縄への頌歌たる「おきなわカレー(ラフテーカレー)」を注文。1,250円のところ、プラス100円でルーを大盛にしてもらいました。
カレーはシャバシャバを通り越してスープ状であり、その割に辛味は全く無いという不思議な味覚です。大ぶりな塊で海苔がトッピングされているのも斬新。沖縄の伝統的な豚の角煮であるラフテーが3切れ並んでいますが、特に美味しくはありません。
ライスはターメリックライスでしょうか、スパイスカレー屋さんでの定番の色合いです。プラス100円でルーを大盛にしてもらってもゴハンが余っちゃう程のバランス感覚なので、ルーを大盛にしなかったら殆ど大惨事かもしれません。
そこそこ美味しいですが値付けが高く、ルーが少ないカレー屋さんでした。これで1,350円は高いなあ。似たような金額を支払うのであれば「大道CurryChan(だいどう カリーチャン)」「ゴカルナ(Gokarna)」のほうが私はすち。ちなみに夜間であればカレーとツマミと2時間飲み放題が付いて税込3千円。昼よりも夜のほうがお値打ちという稀有な存在です。

食べログ グルメブログランキング


関連記事
カレーって美味しいですよね。インドカレーも日本カレーも大好き。ただしそれほど詳しいジャンルではなく、スパイスマニアには逆立ちしても勝てないので、意外性のあるオススメカレーをご紹介。
カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!

穀雨カレー(こくうかれー)/首里(那覇市)

久茂地で週に2日だけ現れる間借りカレーとして耳目を集めた「穀雨カレー(こくうかれー)」。現在は首里に根を下ろし、路面店として営業を開始しています。ゆいレールの首里駅から汀志良次町と歩を進めて数分、「てぃしらじそば」の斜向かいあたりに位置します。
店内はブラウンを基調としたカフェっぽい雰囲気で、実際「てぃらCafe」という施設に入居しているという位置づけのようです。

メニューにつき、単品のカレーやあいがけなども用意されているのですが、私はの日のメニューに並ぶ4種類全てのカレーと、全種類のトッピングが一つのプレートに盛り付けられた「The Universe(ザ ユニバース)」を注文。1,600円のところ、サラダの用意が無いため100円引きで対応して下さいました。
この日のカレーは「浅利と鶏むねのココナッツキーマ」「ポークヴィンダルー」「穀雨カリー」「バターチキンカリー」の4種。これに加え、「半熟卵のアチャール」を始めとする各種アチャール(インド風の漬物)にライスが付きます。「半熟卵のアチャール」は、ほんのり酸味の効いたタレに漬け込まれた半熟卵であり、黄身のまろやかなコク後を引く美味しさ。自宅の冷蔵庫に常備したいくらいです。
「浅利と鶏むねのココナッツキーマ」の部。浅利の豊潤な魚介の旨味と、ココナッツミルクのクリーミーで優しい甘さが絶妙に調和したキーマカレーです。どこか南国のエスニックな雰囲気を感じさせつつも、和の出汁文化にも通じるような、丁寧で優しい味わいです。
店の名を冠した「穀雨カリー」の部。南インドのスタイルをベースにしたチキンカレーだそうで、スパイスの華やかな香りを持ちつつも、どこか親しみやすく、万人が美味しいと感じるであろうバランス感覚。辛さは程よく、じんわりと汗がにじむ心地よい刺激が心地よい。
定番の「バターチキンカリー」。バターと生クリームが織りなす濃厚でクリーミーな北インドカレーの代表格。スパイス感はありつつも辛さは非常にマイルド。濃厚でありながら後味はしつこくなく、鶏肉の旨さが活きたひと品です。
ポークヴィンダルー 。豚肉の力強い旨味とビネガーが生み出すシャープな酸味、そしてガツンと効いたスパイスの辛さが一体となった、インド・ゴア地方発祥のカレーです。豚肉は長時間煮込まれているのか実に柔らかく、口の中でほろほろと崩れます。ただ辛いだけでなく、複雑なスパイスの香りと豚肉の甘い脂が溶け込み、酸味・辛味・旨味が上手く調和しています。
ライスは日本米なのか、ほどよい粘りと甘みが感じられ、サラサラとしたカレーソースとよく絡みながらも、お米ひと粒ひと粒の食感をしっかりと感じられるように仕上がっています。ターメリックと共に炊き上げることで、食欲をそそる美しい黄金色と、カレーの風味を邪魔しないほのかな香りを加えています。
美味しかった。「ゴカルナ(Gokarna)」「ヤマナカリー 別邸」など、スパイスカレーのレベルが妙に高い沖縄でカレー1本で勝負するだけあって、上質オブ上質なカレーでした。他店に比べてフレーバーが多く、色々楽しめるのも嬉しい。首里城観光の前後に是非どうぞ。

食べログ グルメブログランキング

関連ランキング:カレー | 首里駅儀保駅石嶺駅


関連記事
寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

咖哩アンダーソン(カリーアンダーソン)/田町

港区三田、札ノ辻交差点の脇にある「咖哩アンダーソン(カリーアンダーソン)」。和風出汁をベースにした独自の「東京だしカレー」を掲げるスパイスカレー専門店です。平日のランチタイムは近隣のオフィスワーカーが集中するため行列が常態化しており、加えて夏の炎天下や冬の寒さなど、厳しい屋外待機環境を覚悟する必要があります。
店内は明るくサラダボウルを提供するカフェのような雰囲気。カウンター7席のみの狭小店舗であり、また、スタッフの段取りが悪く学園祭の模擬店ノリなので、構造的に行列が長くなりやすいのでしょう。この日のゲストは女さんが多くずっと写真を撮りながらお喋りしているので、何だかなあというお気持ちです。
私は1,900円の「三種あいがけカレー」に350円の「かしわ天」をトッピング。合計で2,250円と、カレーとしては強気の価格設定です。

写真右下の茶色いエリアが定番の「アンダーソンチキンカレー」であり、なるほど和のニュアンスを感じさせる味覚。スパイスの鮮烈な香りを支えつつ口当たりを円やかに整えており、隠し味の八丁味噌が全体の味に深みとコクを与えています。他方、ガツンとくる辛さや分かりやすい旨味を求めるゲストには、出汁の繊細な風味が物足りなく感じられるかもしれません。
「かしわ天」は岩手県産の銘柄鶏「菜彩鶏」を用いています。パサつきがちな鶏肉がしっとりと柔らかく仕上げられており美味。ただ、これ1個が350円というのは割高に感じました。
新生姜とごぼうのポークビンダルー。お酢のキリッとした酸味と、突き抜けるような生姜の風味が特長的。それでもお出汁がきいていて、和のテイストに仕上っています。ゴロっと大ぶりにカットされた豚肉も食べ応えがある。
こちらは「バターチキンキーマカレー」。バターチキンの濃厚でクリーミーな甘みとコクと、鶏ひき肉の旨味が凝縮されたキーマカレーに融合させています。和風出汁に加えトマトの酸味とバターのまろやかさのバランスが良く、濃厚でありながら後味はしつこくありません。
ライスは新潟県産「こしいぶき」をベースにした雑穀米で、プチプチとした独特の歯ごたえが食感にリズムを与えます。副菜も4〜5種類の用意があり彩り豊か。それぞれを単体で楽しむのもよし、カレーと混ぜ合わせて味変するも良し。
全体として美味しいのですが、やはり30分待ちの行列と、高めな価格設定は色々とアレに感じました。ニューヨーク・タイムズ紙に掲載された「スズキーマ」に似た食後感。事前に電話で注文を済ませておけば待たずにテイクアウトできるので、どうしても手早く食べたい方はテイクアウト戦略で臨みましょう。

食べログ グルメブログランキング


関連記事
カレーって美味しいですよね。インドカレーも日本カレーも大好き。ただしそれほど詳しいジャンルではなく、スパイスマニアには逆立ちしても勝てないので、意外性のあるオススメカレーをご紹介。
カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!