ラベル オーストラリア の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル オーストラリア の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

Zio Pino Pizzeria(ズィーオ ピーノ ピッツェリア)/Mascot(シドニー)

シドニー空港近くに滞在していた際、夕食を摂るタイミングを逃してしまって難民になりかけたところ(シドニーは夜が早い)、たまたま空いている店を見つけて飛び込んだ「Zio Pino Pizzeria(ズィーオ ピーノ ピッツェリア)」。イタリア語で「ピノおじさんのピザ屋さん」という意味でしょうか。
20時を過ぎていたのでゲストは我々を含めて3組のみ。すわ鍵閉めかと思いきや、その後も断続的にテイクアウト客が入ってきたりと、地元民に根強い人気がある模様。店内を見渡すと40周年の表記もあり、google mapのスコアも4.4と、思いのほか良いお店を引き当てたようです。
ビールは国内外のものが用意されていて、いずれも10ドル前後。グラスのワインも10ドルやそこらであり、ボトルだと30ドルから。くどいようですが、これは思いのほか良いお店を引き当てたようです。
ルッコラのサラダ。塩と酸味とオリーブオイルというシンプルな調味ですが、苦味のきいたルッコラに力強い歯ごたえのトマト、旨味たっぷりのチーズと王道の美味しさです。
「Garlic prawns」はシンプルにニンニクとオリーブオイルで炒めたものを期待していたのですが、完全にトマト煮込みのものがやって来ました。パスタと合わせて食べると良さそうですが、まあ、エビはエビなので美味しく頂きました。
ピザはドミノっぽいアメリカンテイストの雑なピザ。ピッツァではなくピザ。ひざ10回言うほうです。生地はザックリとした歯ざわりで、厚みがあって腹にたまります。フレーバーは「Vegetarian nightmare」という挑発的なネーミングのもので、その名の通り肉がふんだんに使われています。思いのほか辛味が強く、自然と汗が噴き出て来ます。
以上を2人でシェアし、それぞれ1杯だけ飲んでお会計はひとりあたり5千円。これだけ満腹になってこの支払金額はリーズナブル。かなり塩気が強めなので好みが分かれるところですが、ビールが進む料理であると私は好意的に捉えました。

当店のほかBotany Roadには手頃なレストランが点在しているので、空港近くに宿泊される方は散歩がてらパトロールしてみると良いでしょう。謎にケバブ屋が4-5店舗もあった。

食べログ グルメブログランキング

関連ランキング:イタリアン | シドニー国際空港周辺


人気の記事
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

東京最高のレストラン2024
価格:2,420円(税込、送料無料) (2024/1/6時点)

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

Citadines Connect Sydney Airport(シタディーン コネクト)/シドニー空港

クイーンズタウンからの乗り換えの都合上、シドニー空港近辺に1泊する必要があったので、「Citadines Connect Sydney Airport(シタディーン コネクト)」に宿を取りました。アスコット系のホテルグループであり、「シタディーン なんば大阪」など日本でも展開を進めています。
レセプションで予約名を告げパスポートを見せると瞬でチェックイン完了。余計な手続きを上手く排除しており、旅慣れたゲストに機能的な滞在を提供することに集中しているようです。
入室して驚き、想像以上に広々としています。確かに予約時にファーストクラスなんたらかんたらという部屋を指定したことは記憶していますが、それほど高いわけではないのにこの専有面積は助かります。
ベッド側から見たお部屋。どうです?広いでしょう。広い部屋の中央をテレビで区切っているあたり、「ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄(Hyatt Regency Naha Okinawa)」を彷彿とさせます。
リビングエリアにつき、家具類はシンプルなものですが機能性は充分。広々としたワーキングデスクも使い勝手が良く、ネットの速度も充分です。ネット上の口コミでは「飛行機の音がうるさい」というものが散見されますが、シドニー空港は23時から翌6時までは離発着を禁じているので、普通の時間に寝起きする方であれば気にならないでしょう。
クローゼットは最近のホテルに多いむき出し方。圧迫感が無いし、隣室のバタンバタン閉める音も聞こえないしで良いことづくめです。
ミニバーには牛乳が1本入っているだけで(オセアニアのホテルは何故か牛乳が入っていることが多い)、後は無料のお茶類のみといったところ。何もないと言えば何もありませんが、この台の高さがスタンディングデスク族にとって嬉しい誤算です。
ウェットエリアも広々としており、今夏(南半球では冬)の長いオセアニア滞在において初のバスタブ&ダブルベイシンです。アメニティ類がディスペンサー方式でないのも当館ぐらいです。
ただ、トイレもシャワーも全てひとつの空間に押し込められているのは残念。とは言え粗探しをしてこの程度です。
フィットネスセンターは取り敢えずあるといった風情ですが、それでもマシンの種類は頑張っており、空港の前後泊で利用するには充分な設備でしょう。
乗り換えの都合で寝に泊まるだけのつもりでしたが、思いのほか快適なホテルでした。市街地までは遠いので観光向きではありませんが、空港あたりに泊まる必要がある場合には使い勝手抜群。「シタディーン なんば大阪」と同様に、過剰なサービスは不要だが機能性に拘る、といった方にオススメです。

食べログ グルメブログランキング
人気の記事
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

東京最高のレストラン2024
価格:2,420円(税込、送料無料) (2024/1/6時点)

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

まだ北半球で消耗してるの?酷暑の日本を横目に極上のウィンターリゾートへ

以前の記事『「シドニーの物価は高すぎる!」のように嘆いている出羽守は、単に買い物が下手なだけだと思う』において南半球に長く滞在したと記載しましたが、人生で初めてニュージーランドを訪れました。

■クライストチャーチ(Christchurch)
ニュージーランドへ移住した先輩の所へ遊びに行きました。シドニーに比べると南に位置し3-4℃は低い印象。12月の東京の気候に似ています。気になる物価はシドニーよりも少し安いかなといったところ。相変わらずコーヒーが旨く、中目黒のスタバを凝縮したようなカフェが山ほどあって幸せです(写真は街いちばんのコーヒーショップ「C4 Coffee Co.」)。
食事もオーストラリアのそれと似ており、肉や野菜を基礎とし素材を活かした料理が中心です(写真は人気のダイニング「Strawberry Fare」)。アルコールはもちろんニュージーランド産のワインが最高です。
また、日本人にとっては馴染みがありませんが、ニュージーランドはビールの醸造も盛んであり、少し大きめのスーパーに訪れればクラフトビールが数十種類も売られています。
中心部には「Riverside Market」という小さなお台場みたいなエリアがあり、多種多様な料理をフードコート形式で楽しむことができます。
オセアニア地域の名物であるホットパイは必食。ここ「THE BUTCHER'S PIE SHOP」は地元の方も買いに来る人気店で、場面で行列が生じるほど。ギッチリと肉が詰まっているのですが、スパイスも効いていてあとひと口もうひと口と食べる手が止まりません。


■テカポ(Tekapo)
クライストチャーチから車で3時間ほどにあるテカポ湖。ミルキーブルーの湖の美しさに始まり、ニュージーランドで一番撮影されていると名高い「善き羊飼いの教会」、サザンアルプスの山並みと、話題の尽きない観光地です。
極め付きはその夜空であり、テカポは世界的に有名なスターゲイジングスポット。「星空の世界遺産」として世界で初めて地球を飛び出した何かを世界遺産しようというムーブメントまで活発なエリアです(写真は「Dark Sky Project」公式ウェブサイトより)。
肝腎の夜空につき、月がカンカンに照っていたので満天の星空を愉しむといった雰囲気ではありませんでしたが、それでもエアーズロックリゾートでの星空とはまた違ったニュアンスの星座を視認することができました。ちなみに写真右下の緑色の点は常に不規則な動きをしていたので恐らくUFOです。運が良ければオーロラも観測できるそうです。
とは言え日中の眺望も見事だし、とっても素敵なホテル「Grand Suites Lake Tekapo」にも泊まれたし(星空を見るために意図的に窓が多く誂えられている)、「湖畔レストラン(Kohan Restaurant)」「T.L.V. Restaurant & Bar」で地元のサーモン(マス?)をたっぷり楽しむことができたしで、満天の星空は無くとも大変素晴らしいリゾートでした。


■クイーンズタウン(Queenstown
避暑の〆は南島のウィンターリゾートの拠点であるクイーンズタウンへ。ワカティプ湖畔に位置し、雄大な山々に抱かれたランドスケープは、まさに女王にふさわしい景観です。
なのですが、この街にとって最も重要な観光スポットは「Fergburger(ファーグバーガー)」ではなかろうか。エド・シーランやジャスティン・ビーバーなど数々の有名人も訪れ、みな口を揃えてそのハンバーガーの美味しさを褒め称えます。あまりの人気ぶりに市が目の前の歩道を拡幅したほどです。
「Patagonia Chocolates」のアイスクリームも素晴らしいですね。夕食後の〆のデザートとばかりにリゾート客が押し寄せ、21時を過ぎても数十人もの大行列。元々はチョコレート屋さんなのかチョコ系のアイスの味わいが素晴らしく、ワッフルにコーティングするチョコレートの品質も目を瞠るものがあります。
寒さが足りない方はアイスバーへ向かいましょう。壁だけでなく、バーカウンターから机・椅子・グラスに至るまで、全てが氷でできています。スキー場と大して変わらんやろぐらいのつもりでお邪魔したのですが、想像以上に全く寒く、息を吐くたびに白い息がモクモクと広がり、まつ毛まで凍りつきそうになるほどの極寒の世界です。
雰囲気としてはワイキキに似た街かもしれません。スキー客が街に戻って来る夜が最も盛り上がり、パリピの陽キャが酔っ払いながら街を練り歩いており実に賑やか。オセアニアは全般的に夜が早いのに、クイーンズタウンのパーティーが終わらない。

食べログ グルメブログランキング
人気の記事
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

東京最高のレストラン2024
価格:2,420円(税込、送料無料) (2024/1/6時点)

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

「シドニーの物価は高すぎる!」のように嘆いている出羽守は、単に買い物が下手なだけだと思う。

ひと昔前は避暑のために北海道で過ごしたものですが、ここ数年間の酷暑は目に余るものがあり、避暑地が全くその役割を果たしていないため、今夏は思い切って南半球に長く滞在しました。シドニーの場合、日本との時差は1時間しかないのでワーケーションに向いています。
8月のシドニーは真冬のはずなのに、11月の東京ぐらいの気候です。日中は17-18℃ぐらいまで気温は上昇し、長袖シャツ1枚で過ごすことができます。夜はジャケットを着用しますが、厚手のコートは全く不要。とても過ごしやすい気候です。
朝早く夜も早い国民性なのか、21時には殆どの飲食店が閉まってしまいます。日本人より2時間早く起きて2時間早く寝るイメージ。そのため深酒をする機会が無く、身体の調子が良くなります。街のフィットネスクラブは朝の6時から開いている。
野菜と肉、コーヒーがとにかく美味しいですね。ここのところ「日本は物価安すぎ!買い叩かれて日本は終わり!」のような投稿を頻繁に目にしますが、東京の物価に比べたら、シドニーの物価のほうが私は安く感じました(写真は私イチオシのカフェ「Room Ten」)。

例えば日常の生活費はこんな感じです(1オーストラリアドルが100円として計算)。
老舗のカフェでコーヒー:500円
今ドキのお洒落カフェでランチ:1,800円
ビアバーで地元のクラフトビールを1パイント:1,300円
Uberに26分乗る:3,600円
ホテルのダイニングでカジュアルなディナー:6,000円

どうでしょう?それほど高くないですよね?肉や野菜、地元のワインやビールを中心に日々を過ごしてみると、質が高く量も多いため、東京よりもシドニーのほうが費用対効果に優れているように私は感じました。ちなみに地場のコーヒーのレベルが高すぎるため、日本では1,000店以上展開しているスタバがオーストラリアでは20店舗ほどしかありません。
ネット上の「海外ではラーメンが1杯2-3千円もする!」「おにぎりが500円もする!」みたいな物価高自慢は、極端な例を切り取って面白おかしく喧伝しているだけで、そりゃあ(オーストラリアからすれば)外国の料理を食べたら割高になるのは当たり前でしょう。日本でパッタイを食べたら千円するのと同じ理論です(画像はyahooニュースより引用)。

ジュースやお菓子、ファストフードなどは日本に比べると確かに高いですが、であればそんなもの買わなければよろしい。何でもかんでもコンビニで買う習慣を断ちなさい。買い物下手かよ。実際にオーストラリアは水筒持参率が異常に高い。現地の方のライフスタイルに倣えば良いだけのことです。
何が言いたいかというと、なんだかんだ言って海外旅行はとても楽しい。刺激もあって得るものが多いので、物価高や円安など出羽守らの脅しに屈せずに、みんなでドンドン遊びに行きましょう。日本円の復活に賭け、日本でアイドリングし続け時間を浪費するほうが、人生に対する負のリスクは大きいと私は思うのだけれど。
おまけ。シドニー空港のニュージーランド航空のラウンジは素晴らしいですね。サラダだけで4種類に野菜スティックも3フレーバーと、野菜にかける情熱が感じられます。チーズも豊富でラム肉の煮込みなども置かれており、日系のビジネスクラスラウンジとは一線を画すレベルの高さ。お酒も豊富で、ワインを中心にニュージーランド産のものが殆どなのが旅行者にとってはとても嬉しい。

食べログ グルメブログランキング
人気の記事
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

東京最高のレストラン2024
価格:2,420円(税込、送料無料) (2024/1/6時点)

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。