町内会の文書をコピーする為に最寄りのコンビニへ立ち寄って気がついた。
あれ?やってないな…おでん。
そう言えば、ここ数年、コンビニおでんの姿を見かけない。
冬のコンビニと言えば、中華まんとおでん。
おでんツンツン男なんて輩もいたな。
あれはあれでもちろん言語道断だけど、それでなくてもレジ横のおでん鍋、衛生の観点から見ればこの上なく不衛生であると言わざるを得なかった。
普通に喋っていたら当然飛沫混入していたはずだし、もしかしたら、小銭がポトンとダイブすることだってあったかも知れない。
それでも営業が成り立っていたということは、保健所の許可は下りていたということ。
そして消費者が寛容だったということ。
何より需要があったのは間違いない。
今考えれば、なんと平和で杜撰な時代だったのだろう。
因みに、私は一度も買ったことはない。
その昔、娘が某コンビニでアルバイトをしていた。
我が家の最寄りのコンビニ、夕方から午後10時までのシフト。
時は冬。
バイト娘はおでん鍋の管理をも任されていた。
おでんの管理=味見である。
煮詰まらないように、時間をみて味をみる。
そして水を足す?
多分、そんなようなことをしていたと聞いたことがある。
味をみる。
またみる。
またまたみる。
娘曰く、何度も何度も何度も味見して
「全然わからなかった」
そりゃそうでしょうよ。
私のごはんで育った娘。
もちろん自分で料理などしたこともなかった高校生である。
『美味しい』と『あまり美味しくない』は理解できても、おでん鍋のいい塩梅などわかるとは思えない。
…という15年前のお話。
今年もまた冬。
おでんの季節。
