FIREを目指すITエンジニア

湖国に住むITエンジニアが思った事を日記にまとめます。

IT業界の技術者派遣の闇

IT業界の技術者派遣の闇

IT業界ではお客様から「こういうシステムを作ってくれ」だとか「こんなアプリを作ってくれ」っと依頼を受けてシステムやアプリを作るわけですが、大規模なシステムやアプリを制作するとなった場合、社内に居る社員だけでは資源が足りず、SES(システムエンジニアリングサービス)という技術者を派遣してもらうサービスを使うことがあります。今日はそれについて語っていきます。

SESとは何か?

前述したように技術者を派遣するサービスです。SESを専門にする企業が増えてきてますが、これを専門にする企業を一般的にSES企業と呼びます。SES企業では技術者を正社員として雇用はしますが、働く場所はお客様先の企業となりますので、SES企業はパソコンやオフィスなどにさほどお金を掛けなくても企業する事が可能です。悪く言えば「人貸し企業」となります。

SESを使うメリット・デメリット

メリット

スポット的に人員を補充出来る

社内に無い技術を持っている人員を確保出来る

正社員ではないので、コスト削減出来る

デメリット

外部の人員に頼るため、社内にノウハウを蓄積しづらい

案件によっては、赤字となる場合もある

業務をこなせるレベルの人員でない可能性もある(ミスマッチ)

SESの闇

私自身もSES企業に勤めてたことはありますが、SESは結構、闇が深いです。

経歴詐称が横行

IT業界未経験者をかなり安い待遇で雇用した後、SES企業で2〜3ヶ月程度、未経験者のレベルに合わせてパソコンの基本的な使い方やプログラミングの基礎を教え込みます。そして、研修が終わった後は、その未経験者の面倒を見る先輩社員が居るお客様先などに配属されるのですが、未経験者にも関わらず、2年目と経歴詐称し、派遣させることが横行してました。お客様先も暗黙の了解的にわかっているのか特に問題になることは無かったのですが、先輩社員がその分の仕事を抱え込んだりしますし、そもそも、経歴詐称なんて、犯罪ですね。

商流というものが存在する

商流」というと、あまり聞きなれない人がほとんどだと思います。SES企業はSES企業同士の横の繋がりが強いのですが、大手企業と直接、取引しているところから人員を追加で要望されることもあるのですが、自社のSES企業で人員が不足してたり、要求されているスキルを持っている人員が居ない場合も当然ながら、あります。

 

この場合、そのSES企業が別のSES企業の営業に人員を要請し、技術者を確保してお客様先に配属されるのですが、要は、「多重派遣」です。A社のSES企業がB社のSES企業に声をかけて、さらにC社から人員が派遣されるなんてことも、ざらにあります。間に入っているだけで、5%だとか10%を中抜きされます。

まとめ

プロジェクトによって忙しい時期と暇な時期というものはあるので、技術者派遣が無くなることは無いですが、SES企業からすると、教育コストも、あまりかけずにお客様先に派遣する事で利益を上げられるわけですから、コストがあまりかからずにリスクも小さい良い商売だとは思います。

 

ただし、経歴詐称したり、お客様に対し、不義理を働くような企業はいずれは淘汰されると思います。